NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

圧縮付加法

2006年05月13日 23時46分06秒 | メンター

船井幸雄さんの手法に圧縮付加法というのがあります。
これを僕は開校当時から意識して教室の雰囲気作りをしています。
簡単に言いますと、教室(売場)をできるだけ圧縮させて密度を濃くします。
そうすれば自然とそこに生徒(お客さん)がやってくるという内容です。

生徒数が少ないときはとにかく教室をガラーンとした雰囲気にしないように
例えばわざと大きな観葉植物を飾ってみたり、机の上にPCを置いてごちゃごちゃさせたり
して、殺風景さを出さないようにしました。

物理的に殺風景さをなくしても生徒が少ないうちはそれでも限界があります。
そんなときは間仕切りを用いて、あたかも個室でも作ったようにその生徒を
指導していました。とにかく殺風景さをなくし、圧縮することで密度を濃くしている
うちに、生徒が増えてきました。

どうしてそうなるのか理屈はわかりません。
船井さんの実践に基づくルール化された1つの法則です。

付加法というのは圧縮したものを開放し、また同じように圧縮し・・・と
くりかえすことです。ぜひお試しください。