むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

5月6日 町田 プレイハウス、5月7日 五反田 ロッキー

2023年07月29日 09時24分51秒 | 舞台日記

5月前半の舞台日記書きます。
今回は 6日町田でのらいむらいと、明けてゴールデンウィーク最終日である7日五反田でのCAROの事 思い出して綴ります。このところなんだかんだと忙しく、日記 つい滞ってしまっていた。自分の活動のお知らせといった部分は、らいむらいと公式サイトの公演予定 随時更新する事に重きを置くようにしているのだが。こうしたブログなどは(大袈裟に聞こえるかもしれぬが)「自分の生きた証」をとにかく残しておきたい といった心持ちであたしは続けている。要は。誰かに向けて発信するでなく、只 自分の勝手気ままな独り言といったところなのですが。しかし それもなかなか手付かずである現状、子供の頃の宿題である絵日記がすっかり溜まってしまっていて「どうしよう・・」と 若干焦るような気持ちにもなっています。なんか、それも夏休みっぽくっていい。


◎5月6日 The Play House
5月6日、町田にて らいむらいとだった。普段プレハへは あたくし車で向かう事が多い。この日 さあ車出そうとしてキー差し込んだらば、ん??エンジンがかからない。どうやらバッテリーが完全に上がってしまっているみたい。ここ数年 日常で車出す機会が極端に減ってしまった事が原因で、どうやら交換時期が思ったよりも早くにきてしまったようだ。JAFを呼んでいる時間はないので、電車で向かうよう移動手段を変更させた。まぁ、これで今日は 終演後気兼ねなくお酒が飲める。

1. 唇かみしめて
2. 不眠症の羊
3. 赤い青春
4. 青春の日々
5. 希望の花



この夜 青春の日々 心込めて唄う事ができてよかった。らいむらいと結成してすぐに作り上げたから、20年近く この曲5月に必ず演奏している事になる。今年も無事 彼の元へと届ける事できただろうか。一緒にバンドやってた頃 20歳そこそこだった俺たち。あれから30年近く経った2023年 相も変わらずお化粧をして舞台に立っているのがなんだか不思議で、可笑しくて、そして素敵な事なのかもなぁと いま素直に思えます。お付き合い下さいました皆さん、配信ご覧になった皆さん どうもありがとう。

Dollsが前回のLa.mamaに続き 残念ながら今回も出演キャンセルとなってしまったのだが。普段から色々な場所でお世話になっているオノチンさん、以前La.mamaでよくご一緒させてもらったアポロンくん(昨年末のLONDON BOOTS NIGHTではホストバンドの一員として大活躍だった)、それからLOVE MISSILEのベーシストであった大谷さんがこの日の共演者。近況報告がてら、皆さんと楽屋でわいわい談笑させていただき 非常に楽しい時間を過ごせた。お酒も沢山いただきました。The Play House オープン40周年記念の「Maximum Machida Magic」我々も参加できてとても光栄でした。いつか、またDollsの皆さんとも ここでご一緒させていただきたい。その日を心待ちにしています。


◎5月7日 Rocky
続いて7日、五反田にて「CAROとうたおう!」だった。
3月10日に予定していたイベントが中止となり 4月もお休みだったので、およそ3ヶ月振りのCARO。マークさんとの思い出沢山詰まったこの場所で、マークさんが残された名曲の数々 また皆さんと共有できて嬉しかった。マスター、チーフもお元気そうでよかったです。

<一部>
1. 一人で行くさ
2. 涙はいらない
3. 幸福
4. ピクニック
5. 遠い春
6. たんぽぽ
7. 愛のない世界
8. ロージー
9. 地球はメリーゴーランド
10. 吟遊詩人

<二部>
1. 蒼いハイウェイ
2. 君の誕生日
3. 美しすぎて
4. 鳥のように
5. 木馬
6. ロマンス
7. 風にのって
8. 忘れていたもの
9. 散歩
10. 暗い部屋
11. Find The Cost Of Freedom

3〜5月生まれの方のお誕生日まとめてお祝いしましょうと、3ヶ月分の 君の誕生日 心込めて演奏した。この3ヶ月にお誕生日を迎えられた方、やはり多くいらっしゃいました。用意していたバースデーカード 無事行き渡ってよかった。やさしくてあたたかなひととき、皆さんとまた共にできた事 とても嬉しく思っています。五反田Rocky。マークさんが我々に残してくれた大切な場所なんだなぁ といま改めて実感している。お集まり下さいました皆さん どうもありがとうございます。


イベント終演後、いつものようにモッキーと2人 天一で乾杯した。
30年前 青春の日々 の主人公である美歪くんと一緒にバンドやっていた頃 自分は京都のアパートに暮らす大学生で、堀川丸太町の喫茶店でアルバイトをしていました。0時にお店を閉め それから後片付けし、西大路九条のアパートに戻ってくるのはいつも夜中2時近くになっており。お腹ぺこぺこのあたしは アルバイト仲間と一緒に毎回のように天下一品 西大路九条店でこってりラーメンをすすった。先日 横浜のイベント観に来てくれたHIMEくんと「そういえば 1番最初にデモテープをレコーディングした帰り、天一で打ち上げしなかった?」「そうや!憶えてる!」のような会話をしました・・正に 天一はあたしにとって青春の味なのでしょう。こうして現在もモッキーと五反田の帰り こってりラーメンすするの、自分にはこの上ない幸せな事なのだ。いつまでもこの青春が続きますように。。

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4月29日 六本木 リアルディーバス、5月3日 大久保 くじら号

2023年07月09日 22時43分00秒 | 舞台日記

前回ここで4月最後の舞台日記書いたつもりだったのだが、4月29日昭和の日にもう1舞台 あたし弾き語りやっておりました、すみません。というわけで。世間では2023年ゴールデンウィークの始まりとなるこの日 六本木での弾き語りと、5月3日憲法記念日 大久保での弾き語りの事 振り返ってみます。


◎4月29日 REAL DIVA'S
普段 駒沢でよくご一緒する山本直樹くんからお声かけていただき、六本木にあるREAL DIVA'Sという素敵なミュージックバーで「さみしいよる」と題した2人の弾き語りイベントをさせてもらう事となった。六本木、日頃あたしなかなか足を運ぶ機会がない。しかし考えてみると らいむらいと結成して1番最初にライブやったのが六本木、残念ながら2020年11月に閉店してしまったmorph-tokyoだった。オープンして間もないmorphの舞台に バンドの具体的なアプローチ定まらぬまま この3人でとにかく人前で演奏してみない?くらいの気持ちで立ったの、つい昨日の事のように憶えている。あれから20年か。本当に久し振りに六本木という地で唄えるのが、何か感慨深かった。

1. 訣別
2. 白い夜
3. なにもない
4. 八月の濡れた街
5. 赤い青春
6. 希望の花

この20年間で 自分が表現しようとする音楽にどのような変化があっただろう。六本木のライブハウスで(見切り発車的に)初めて らいむらいとの曲披露した時もやはり さみしいよる を表現したかったのではないかなぁ。ぼんやりそんな事考えながら この夜6つの曲を演奏させていただきました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。配信ご覧になった皆さん どうもありがとう。
この日Naoくんも「自分のキャリアの中で 暗い曲ばかり唄う、恐らく初めての場です」と言いながら さみしいよる に相応しい心に響くうたを届けてくれました。泣けた。


前日Naoくんから「明日、最後に数曲一緒にやりません?」とLINEあったので(むっちゃ急だけど)「ぜひ!やりましょう!」とお返事させてもらい 朝日樓、帰らざる日々、灰色の瞳、赤色エレジー といった昭和の名曲を イベント最後に2人で演奏しました。Naoくんとは駒沢でもう何度も何度も一緒にセッションさせてもらっているので、この夜も安心して非常に気持ちよくやらせてもらう事ができた。例によって お酒ちびちび飲みながら「さみしい曲やー!言うてんのに、2人やと なんか楽しいなぁ」などとお喋りも交えつつ。2023年昭和の日に、我々にとって思い入れ強い 大好きな昭和のうた唄えてよかった。Naoくん、誘ってくれてどうもありがとう。よき夜になりました。
今回初めて出演したREAL DIVA'S、お店のスタッフ親切な方ばかりで嬉しかった。お酒もとても美味しくいただきました。機会あれば、六本木という地で さみしいよる また表現したい。


◎5月3日 くじら号
続いて 正にゴールデンウィーク真っ只中の5月3日、くじら号での「くじGIG」に参加してきた。ここの日記でも今まで再三言ってきたと思うが、あたしにとって 5月というのは特別な月。30数年前  大阪で結成した初めてのオリジナルバンドのメンバーであった美歪くんが1998年5月7日に他界し。彼の事を思って作った 青春の日々 今年も心込めて唄う事ができてよかった。



1. えれじい
2. なにもない
3. 赤い青春
4. 青春の日々
5. この世の果て

ここ数年 弾き語りにおいてはわりと普段着でお化粧も殆ど施さず舞台に立ってきたが。30数年前 真っ黒なレースを身に纏ってよく舞台に立っていた事を思い出し、この日 レース地の入った真っ黒な服を着てくじら号の舞台に立った。お化粧も丹念に施した。踵の高いパンプスも履いた。なんか、歪くんに「おれ 今もあの時と変わらずやってるで」と声かけたくなったのだ。


およそ30年前のおれ。
前述したとおり、20年前らいむらいとやり始めた時と現在と 表現しようとする音楽に然程違いはないように思います。しかし流石に30年前のバンドは 今とは全く違う音楽を追求していた。只ひとつ 30年間ずっと自分の中で変わらないのは、お化粧施して着飾ってこうして舞台に立つ事が生き甲斐って事なんでしょうね。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。


いつもくじら号でご一緒させていただくサリーちゃんと 初めてご一緒させていただくタケシーローズのお二方と、この夜も剛の 君は雨の日に、SITTING IN THE RAIN、勇次 を最後に演奏しました。


演奏終わって流れてきたBGMの剛に合わせ おれたちまだ唄い止める事なく、お客さんをも巻き込んで大合唱の時間が続いた。斯くして 今回の「くじGIG」も素敵なひとときとなった。くじら号。いつも自由で エナジーに満ち溢れていて、そしてあったかくてやさしい空間。こうした くじら号のような場があるから、あたしはまだまだ音楽を心から楽しんでゆける。マルキ・ド・サリー、タケシーローズのお二方と5月の「くじGIG」ご一緒できて本当に嬉しかった。ありがとう。

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4月9日 会津若松 マギー、4月16日 渋谷 ラ・ママ、4月26日 荻窪 トップビートクラブ

2023年07月02日 10時13分52秒 | 舞台日記

4月後半の舞台日記書きます。


◎4月9日 アングラ鉄板焼きマギー
駒沢でのラジオ公開番組ゲスト出演の明くる日、会津若松へとあたくし足を運んだ。
今年の1月に荻窪Doctor's BARでご一緒させてもらったマギーパルチザンさんからこの度お声かけていただき、マギーさん経営される鉄板焼き屋さんでの弾き語りイベントに参加する事となったのだ。
朝 我が家を発ち、およそ4時間後のお昼過ぎにはもう会津の地に降り立っており。初めて訪れる会津「案外近いんだな」という印象だった。ですが 4月とは言えこちらまだまだ寒さ厳しく。会津若松駅からお店まで歩く間 ライダース1枚では凍えそうだったので、思わず上からコート羽織る事となった。


お店までの道すがら ふと巨大なキカイダーが目に留まり。え。なんでこんなところに??と どきどき気になってしまい(やっぱり自分も石森章太郎関連の特撮シリーズが大好き)後でマギーさんに聞いたらば どうやら昔から営業している喫茶店の名物モニュメントだそう。早速明くる日 ここでモーニング珈琲をいただく事となりました(イベント当日の日曜日は定休日だった)。それから、今回あたし予め宿を予約しておらず。イベント終了後 インターネットカフェみたいなところ探せばどこか見つかるだろ くらい悠長に構えていたのだが。しかし!あまりの寒さに とりあえず先に宿だけは確保しておかねばと、お店の周り見渡し。すぐ近くにあったビジネスホテルへ「今夜、泊まれますか?」と駆け込むと「お部屋 空いてますよ」との返答。これでほっと一安心。。部屋の鍵握りしめながら、いざ アングラ鉄板焼きマギー のドアを叩く事と相成った。

1月の荻窪でのイベントを主催してくれたロマンティコ・エル・ジェットさんとあたくしが関東から。会津に程近い地から マギーさんのお知り合いの大門照さん、そして 店主マギーパルチザンさん。この4人が再びイベント「地下世界のダンディ(會津編)」を執り行う事となった。
アングラ鉄板焼きマギー=とても素敵なお店で、あたくし瞬時に気に入ってしまいました。



1. えれじい
2. ひとつだけ
3. なにもない
4. 竹田の子守唄
5. 赤い青春
6. 希望の花
7. 唇かみしめて

この日お店に集って下すった皆さん 優しく親切な方ばかりで、とても気持ちよく演奏させてもらう事ができた。1月に東京でマギーさん 会津磐梯山 唄ってくれたので、あたしは 故郷である関西は京都の古くからの子守唄をこの夜唄わせていただいた。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。

初めてご一緒させていただく大門照さん。暗闇の中を這い 遠く彼方の一筋の光を見出す というような自分が表現したい音と非常に近い世界持ってらっしゃると、おこがましくもシンパシーを感じました。素晴らしかった。マギーパルチザンさん、ロマンティコ・エル・ジェットさん、両者共に人間の深み感じさせてくれる舞台で これもまた素晴らしかった。


会津での「地下世界のダンディ」とても素敵な夜となった。またこの4人で 必ずやこのイベントやりましょうぞ!と誓いを立て、終演後はマギーさんの手料理いただきながら 夜遅くまで皆で人生論語り合いました。手料理、どれもむちゃくちゃ美味しかった。。ご馳走さまでした!!
イベントお開きとなり ほろ酔い気分でビジネスホテルへと向かい。あたたかなベッドに潜り込み 会津で受けたひとのあたたかさ噛みしめたらば、ぽろぽろと涙が溢れ出てきた。


明くる朝は 寒さも幾らか穏やかになってくれました。野口英世青春通りをぷらぷらと徘徊し、前述した キカイダー像が名物の喫茶店で珈琲をいただき。


その後、東京では忙しくてゆっくりと眺める事のできなかった桜を 缶ビール片手に拝む事もできた(会津は 丁度桜咲き始めという時期でした)。久し振りにのんびりした時間過ごせてよかった。

今回 見知らぬ地へひとりギター1本担いで出向く事となったが、ひとのあたたかさに触れる とてもよき旅となった。会津若松〜郡山間の在来線乗車中においても 名も知らぬ人とのちょっとしたふれあいがありました。嬉しかった。また、こういったひとり旅 ぷらっとしてみたいと思う。会津でお会いした皆さん どうもありがとう、大変お世話になりました。


◎4月16日 La.mama
続いてLa.mamaにて らいむらいとだった。
丁度この頃から 2023年9月5日「らいむらいと 20周年記念リサイタル」お店と話進めさせてもらうようになり、La.mamaに対し尚一層の思い抱きながら この日舞台に立つ事となった。
それから。共演を予定していた あたし10代の頃から憧れのバンドであるDolls、メンバー体調不良の為やむなく出演キャンセルとなってしまった(5月6日のThe Play Houseも 同じく共演の予定だった)。万全の態勢整い またご一緒させていただける機会を心待ちにしながら、とにかく我々は渾身の思い込めて此処で演奏する他ない!3月は 堀野くんが体調不良起こし、お嬢弾き語りという形でのLa.mama出演でした。今回 3人揃ってLa.mamaの舞台に立てる事が、嬉しくもあった。

1. 堕落を憐れむ唄
2. なにもない
3. 自己嫌悪
4. 赤い青春
5. この世の果て
6. 希望の花
7. 唇かみしめて


らいむらいと結成以来 約20年間お世話になりっぱなしのLa.mama。3人 精一杯やらせてもらった。La.mamaで唄う 赤い青春 何か感慨深い気持ちになりました。久し振りの共演 マルベリーズ、我々普段よくご一緒させていただくLa.mama CocksやUedandとは また違った植田さんの魅力溢れる Shimoda,Cathy & Shyderの舞台、共に素晴らしかった。そして Dollsのメンバー白石さんもわざわざ応援に駆け付けて下さり、胸が熱くなった。「chemical drive」よき夜になりました。参加できてよかった。お会いした皆さん どうもありがとう。


◎4月26日 The Top Beat Club
4月最後の舞台は、荻窪The Top Beat Clubにて らいむらいとだった。
3月にロマンチック飛行船でも出演させてもらったThe Top Beat Club。個性際立つこの真っ新なお店で、果たして らいむらいと どのような形で表現できるのか?この日 自分自身非常に楽しみでした。

1. えれじい
2. なにもない
3. この世の果て
4. 自己嫌悪
5. 赤い青春
6. 希望の花



我々流の音世界、レンガで囲まれた広々とした空間全域に亘り この夜真っ直ぐ届ける事ができていれば嬉しい。実際リハーサル時の音決めの段階から、他のライブハウスとは一線を画す独特の響きを舞台上であたし自身も感じる事となった。本番 とにかく観ていただく方々に少しでも思いが伝わるよう、いつもに増して緊張感持って演奏しました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。
共演のMagical Sixx、Blanket Cherryの舞台。ロックバンドが本来持つダイナミックなサウンドがこの空間で非常に巧く溶け込んでおり、拝見していてぐっときた。 恐らくビンテージな音を意識したこのライブスペースなのだろうけれど、如何なるバンドも 従来のライブハウスでの演奏とはまた違った魅力を引き出してくれる 此処はそんな独自の空間なのだと思います。2度目3度目と出演してゆく毎に The Top Beat Clubならではの表現、我々自身 試行錯誤しながら楽しめるような気がしている。 今後とも 何卒よろしくお願いいたします。

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