むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

6月1日 荻窪 ドクターズバー、6月5日 吉祥寺 ブラックアンドブルー、6月11日 五反田 ロッキー、6月12日 町田 プレイハウス

2022年08月28日 13時11分08秒 | 舞台日記

6月前半の舞台日記書きます。
6月は7度舞台に立った。ここ数ヶ月 ようやく従来の活動ペースに戻りつつある。
しかし 最近の感染者数増加を見ていて、イベント終わる度に「何事もなく済んでよかった」と 胸を撫で下ろすような気持ちにもなる。まあ、いつどこで感染してもおかしくないような状況だろうから、こうした唄う場に限らず 普段の生活においても何か常にすっきりしない心持ちでいるのだけれど。
大手を振って皆が思い切り楽しめる日。いつか戻ってくるとよいな。


◎6月1日 Doctor's BAR
6月最初の舞台は、Doctor's BARでの弾き語りだった。
長らくお休みしていた平野カズさんが復帰され。昨年9月に企画していてやむなく中止となってしまったイベント、この度 めでたく再演する運びとなったのです。
久し振りにお会いしたカズさん、以前よりも健康そうに見えた。煙草もこれを機に止められたそうです。この日会場入りして、お元気そうなお姿拝見して こちらも嬉しくなりました。

1. 雨降り
2. どうしようもなくブルース
3. 自己嫌悪
4. なにもない
5. 青春の日々
6. 唇かみしめて

あたくし 弾き語りの時は、何を唄うか大抵舞台に立ったその場で決める。
なんとなく今回、いまの自分の心境を曝け出すようなうたたちを 徐に唄い始める事にした。
カバー曲挟まず ひたすら自分の曲を感情剥き出しで唄うのが、この日 平野カズさん 長谷川雄二さんとの再会の場に相応しい気もしたのです。
カズさん、長谷川さんの舞台。自分には兼ね備えてない 男の美学 がそこには紛れも無く存在し、身の引き締まる思いだった。泣けた。おれも お二方のようないい男になりたい!って思いました。


そして最後は、3人仲良く カバー曲演奏しました。
お送りしたのは ある雨の日の情景(よしだたくろう)、あの人の手紙(かぐや姫)、嵐の季節(甲斐バンド)・・カズさんも長谷川さんも この辺りの日本のフォーク、ロック関連に凄く精通されているので、こちらも非常に安心して 身を委ねながら演奏できる。気持ちよかった。
この夜、とても素敵な「シン・ミツドモエ」となりました。お会いした皆さん どうもありがとう。


◎6月5日 BLACK AND BLUE
続いて、BLACK AND BLUEにらいむらいとで出演してきた。およそ1年振りのBLACK AND BLUE、この日はアマニタ パンセリナのレコ発イベントだった。
数年前、高円寺グリーンアップルでのRichard Strange (Doctors Of Madness) 来日公演に我々参加させてもらった際に知り合ったバンド 行方不明のメンバーさんが、今度 フレンチ・ポップや歌謡ガレージロック等のエッセンス織り交ぜた アマニタ パンセリナ というバンドでCDを出す。と言う。
行方不明さんには 数年前のクリスマス近くに「サンタ狩り」というイベントでお世話になりました。そして、今回のレコ発は「キノコ狩り」 中島らもの書を彷彿とさせるこのイベントへの参加 あたくしとても楽しみにしていた。

1. えれじい
2. 散り際
3. 不眠症の羊
4. なにもない
5. 唇かみしめて
6. 希望の花



この夜、アマニタ パンセリナのCD発売を祝うべく 多くのお客さんがお見えになり。ぎゅうぎゅう詰めの会場で、我々いつもどおり演奏させてもらった。
お祝い向きとは言えない我々の舞台、最後までお付き合い下さいまして誠にありがとうございます。
それから有り難い事に。我々の音源も この夜多くの方にご購入していただきました。嬉しかった。

この日参加されたバンド、アマニタ パンセリナは勿論の事 どのバンドもそれぞれ独自の世界観醸し出していて観応えありました。久し振りにお会いしたピート七幅さんのDJも最高でした!
我々もこの場に参加させてもらえた事 とても光栄に思っています。
そして 主催者のご好意により、我々お酒を沢山ご馳走になってしまい(普段滅多に飲まない堀野くんもこの夜ばかりは飲んで 頬赤らめていた)誠にありがとうございました。
BLACK AND BLUEは 今まで夏に出演する事多かったと思うのだが、このお店のきんきんに冷えたビールがとても美味しかった。ごちそうさまでした。


◎6月11日 Rocky
続いて、毎月恒例の「CAROとうたおう!」だった。
このところ コンスタントにRockyでのイベント続けられていて嬉しい。モッキーとふたり 帰りの天一打ち上げに至るまで、大いにこの日を楽しむ事となりました。

<一部>
1. 一人で行くさ
2. ロマンス
3. たんぽぽ
4. 木馬
5. 愛のない世界
6. 時の魔法
7. 小さな恋
8. 二人の世界
9. 吟遊詩人

<二部>
1. 蒼いハイウェイ
2. 君の誕生日
3. ピクニック
4. GOOD VIBRATION
5. 鳥のように
6. 地球はメリーゴーランド
7. 涙はいらない
8. ロージー
9. 風にのって
10. 散歩
11. 暗い部屋

6月。梅雨の時期に演奏したくなる 小さな恋、二人の世界、久し振りに演奏した。
元来マークさんは晴れ男だったそうで。過去 我々幾度となくマークさんとご一緒させていただいた日々、思い返すと雨降りだった記憶が殆どない。この夜も なんとか雨に打たれる事なくイベント終える事ができました。きっと、マークさんが見守ってくれていたんだろうなぁ。
おかげさまで 今回もとても素敵な「CAROとうたおう!」になった。モッキーJr.にもたいへんお世話になりました。五反田にお集り下さいました皆さん どうもありがとうございます。


◎6月12日 The Play House
CAROワンマンの明くる日は、町田にて 灯りちゃんバースデーイベントでした。
初の試みなのだが。ロマンチック飛行船、この度 バンド形態での出演となった。
実は 前々から灯りちゃん、ロマヒコの曲をバンドでやってみたい!とよく言っており。どうやら彼の頭の中では バンドサウンドとしての楽曲 既にできあがっていたようです。
「今度キャバクラ奢るから」とお声かけさせてもらった堀野くん、勇人、ともっけと総勢5人 本番までに何度かスタジオ入りしたのだが。8曲のアレンジを構築させてゆく作業は、非常にスピード感があり充実していた。流石!もう付き合いの長くなる3人なので、曲に対する理解力 頼もしい限りだった。


最終スタジオリハで 厳しくも愛あるジャッジメントくだすった青木さんと、本番前。

1. 時計仕掛けのLOVE SUMMER
2. かくれんぼ
3. 春の雨
4. 追憶のセレナーデ
5. さよならもう一度 迷うならもう二度と
6. 七つの海と空
7. 二つの空
8. LONDON CALLING

いざ本番・・バンドの初舞台としては、なかなかの手応え感じた。灯りちゃんも いつになくのびのび楽しそうに唄っていたように思います。横で演奏していて こちらも嬉しくなった!
最後は、出演者全員で西城秀樹の 情熱の嵐 を。皆で目一杯こぶしきかせて永遠をきざみました。
お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。配信ご覧になった皆さん どうもありがとう。


終演後 イベントに出演したロマンチック飛行船5人組、千の神のお二方、直行くん。それから駆けつけてくだすった青木さん、マーヴェ。いつもお世話になっている店長のユウジくんと。
この夜、賑やかに灯りちゃんのお誕生日をお祝いする事ができてよかった。仲間ってよいな。
とても素敵な「灯り53祭〜B型の極み」になりました。改めて、お誕生日おめでとう!!

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5月18日 高円寺 クラブルーツ、5月22日 大久保 くじら号

2022年08月04日 21時50分35秒 | 舞台日記

5月後半の舞台日記書きます。
前回の日記で 5月は己を叱咤する時期という風に言ったが。今年もいろんな事をぐるぐると考えた。
そうこうしている間に 先日またあたくしひとつ歳を重ね。あぁ またあいつと歳がひとつ離れてしまったんだなぁ と、思い耽るのでした。あれから24年か。
先日、久し振りに演奏旅行で大阪まで行き 京橋の辺りを車で通った時は。当時 彼が借りていた京橋駅近くのアパートでバンドの構想ああでもないこうでもないと練った事、まるで昨日の事のように思い出された。今でも 彼の人懐っこい声があたしの耳元にこびりついている。
最近。その人懐っこい声で「むらちゃん、遅いわー。もう待ちくたびれてしもたでー。」と あいつが痺れ切らしてるのではないか?という気になる時がある。
・・ごめんな、もうちょっと待っといて。おれ、もうちょっとだけこっちで音楽がんばろう思ってる。


◎5月18日 Club ROOTS!
18日、らいむらいと 高円寺 Club ROOTS!に出演してきた。
この日の参加に関して わりと急遽決まったのだが。ブッキング担当者の「過去に企画していた思い入れあるイベントを、もう一度ここROOTS!で再現してみたい!」という熱いお気持ちをお聞きし、我々「それならば是非とも」と応えさせてもらったのだった。



1. 雨降り
2. 自己嫌悪
3. なにもない
4. 青春の日々
5. 希望の花



本番。担当者の熱い思いに 果たして我々充分にお応えできたのかどうか。
ですが、この夜 自分的にはいくらか納得いく形で舞台を終える事ができた。
らいむらいとの舞台って、まず 十中八九満足する事がない。終演直後は誰とも口を聞けないくらい「だめだ、こんなんじゃ・・」と落ち込む事が常なのです。
この夜。向こうで痺れ切らしているあいつに 青春の日々 精一杯唄ってあげる事できたような気がする。したら「そうやね。もう少しそっちで唄っていて!」って言って返してくれたような気がする。
お付き合い下さいました皆さん、配信ご覧になった皆さん どうもありがとう。

それから、サリーちゃんやくじら号のゆかりさんがこの日応援に駆けつけてくれました。嬉しかった。
くじら号でよくお名前お聞きしていたシブタヒロユキさんとも、今回の共演を機に仲良くさせてもらう事ができた。仲間ってよいな。多くの出会いに感謝です。


◎5月22日 くじら号
5月最後の舞台は、もう毎月のようにお世話になっている くじら号での弾き語りでした。
お集り下さいました皆さん どうもありがとう。
いつもここでご一緒させていただくサリーちゃん、今回は24thDecemberでの参加だった。それから 最近よく共演させていただく長谷川雄二さん。
5月も 気心知れた皆さんと大久保の夜を共にできた事、とても嬉しく思っています。



1. えれじい
2. ひとつだけ
3. なにもない
4. TIME GOES AROUND(長渕剛)
5. 青春の日々
6. 唇かみしめて

あたくしの時間。恒例の長渕剛含め 6曲唄わせてもらった。
昨年の5月 ここくじら号での 青春の日々、声掠れてまともに唄う事ができなかった。この夜はどうだったんだろう。無事 彼の元に届ける事ができただろうか。
青春最中で旅立ってしまった 最初のバンドメンバーのあいつの分まで。あたしはまだこの先 声枯れてしまってもいいから精一杯唄っていたい。

そして最後に、出演者の皆さんと一緒に数曲セッションやりました。
先ずはMUREさんと G.D.FLICKERSの AGAINST THE WINDを。


1987年 高校生だったあたくし。奈良の実家から最も近い大阪の繁華街が天王寺だった。
当時 天王寺駅近くのアポロビルというアミューズメントスペース内に、三木楽器が運営するレコードショップが存在した。同ビルには シンコーミュージック系列のBLACKというロックブティックも入っており、ロックに猛烈な憧れを抱くうぶな高校生のあたしは よくそこに足を運ばせた。そして、自主制作盤をわりと数多く取り揃えているこのビルのレコード屋さんに入り浸っては、東京で賑わせているインディーズバンドの音源 貪るように探り当てた。
G.D.FRICKERSの この派手なジャケットを目にした時は、とても興奮しました。どんだけグラマラスでデンジャラスなサウンドが詰め込まれているんだろう?と、どきどきしながら それ抱えてレジに向かったのを憶えている。
この夜、このレコードに針を落とした瞬間の気持ち まだ忘れていない自分がいる事に驚いた。
MUREさんと 半ば興奮気味に AGAINST THE WIND やりました。


そしてサリーちゃんとは「これやんなきゃ終われない」くらいの勢いで剛の 勇次 を熱唱し。
最後は長谷川雄二さんも巻き込み 俺らの家まで を大合唱しました。よき夜だった。


今年も、5月 いろいろな事思い倦ねたが。あたしは まだまだ青春の最中にいるのだろう。
天王寺でG.D.FLICKERSのレコードを目にした時、歪くんと京橋のアパートで語り合った時、あれからなんら変わってない自分。結局これが自分の中での答えなのかもしれません。
ともあれ もう少し、此処でもがいていようかと思っています。

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