むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

6月9日 渋谷 ラ・ママ

2018年06月30日 17時38分02秒 | 舞台日記
6月9日、La.mamaにてらいむらいとだった。
お会いした皆さんどうもありがとう。

昨年に続き、6月梅雨時期 JOKER主催イベントへの参加だったのですが。
前回出演させていただいた時に。唄い手TAROさんの舞台におけるパフォーマンス、詞世界。更にはバンド楽曲、照明や音響作りに至るまで ムードを大切にトータル的なアプローチなされてるところが自分自身とても共感を覚えたので、今回の参加 前々から非常に楽しみにしていた。
そう。前回のイベントで 闘牛士 をカバーされていたのを記憶している。
闘牛士ね、Charのデビュー時におけるシングル盤の中で あたし子供の時分 特に大好きな曲だったので。La.mamaの空間で聴けて嬉しかった。
それで、今回我々も 所謂あの時代のムード溢れる歌謡ヒット曲 ひとつ何か演奏したいなぁと思い。
この梅雨時期、好んでよく弾き語りしたりもするオフコースの 眠れぬ夜 を取り上げる事にした。
折しも、数日前に我らが昭和歌謡界の英雄 西城秀樹の訃報を目にし。
秀樹がカバーした 眠れぬ夜 もあたし、子供時分ほんとうに大好きだったので。
らいむらいと流アレンジで この日心込めて演奏しました。

1. 雨降り
2. 泥濘
3. 自己嫌悪
4. 眠れぬ夜
5. 夜明けのうた
6. 不眠症の羊
7. 希望の花


↑ この日の曲の並びなんですけど。
眠れぬ夜 も勿論そうなんですが。1曲目〜5曲目まで曲中 雨をモチーフとして取り入れてるんです。
JOKER見習って なんとか我々なりにトータル的アプローチ狙ってみたのだが。どうだったのだろう。
しかしらいむらいとの雨の曲、まだ他にもいくつかあって。
「おれ、実は雨の情景って 好きなのかな??」と、今回改めて気付かされたりして可笑しかった。
またこの先、色んな角度からアプローチ考えて舞台に立ちたいなぁ。
こういった・・ひとつの舞台の進行考える楽しさを JOKERのイベント通して我々教わったような気がします。
今年もお世話になりました。どうもありがとうございました!!
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5月26日 高円寺 彦六

2018年06月15日 21時10分21秒 | 舞台日記
5月最後の舞台、久しぶりに弾き語りでのイベント出演だった。
お集まり下さいました皆さまどうもありがとう。

本当は今年の1月13日に予定されていたイベントだったのですが。
年が明けて間もなくして父が他界し、暫くの間あたくしも京都に滞在する事となった為 やむなくこの日の出演をお断りさせていただきました。
本番押し迫った時期の急な出演キャンセル、主催者さま 共演者さま お客さま お店の方々にはたいへんご迷惑をおかけしました。その節は誠にすみませんでした。
・・にもかかわらずです。
主催者さまから「仕切り直しして、また是非ともご参加お願いします!!」と非常にあたたかなお言葉をかけていただき。
5月26日、あたくし晴れて「スナックえみこ」への初参加と相成ったわけです。
ほんとに。皆さん。再度この場を作っていただき、ほんとにありがとうございます。

あとは、自分自身この日を思う存分楽しもうと思った。

滅多に経験する事のない畳の上 靴を脱いでの演奏。
そうだ。レコーディングの際、あたし裸足になって唄う事あります。何か妙な開放感を得て、素直な気持ち込めれるようになるから。
普段の舞台においてはたいてい踵の高いパンプス履いてマイクに向かう。それはそれで気が引き締まるところあるのだが。

今回裸足で演奏してみて、やはり開放感があってとても気持ちよかった。
靴下まで脱いだのは、さだまさしのうたの如く "自信たっぷり唄おうとしたらば おれの靴下に穴がぽかりん。あわてておさえたけどしっかり見られた" となるのを恐れたため。

弾き語りにおいては 今までわりと歌謡曲、フォークソング、シャンソン・・手当たり次第思い付くままにやる事多かったのですが。
この日は自分が影響を受けたフォークソングという事でまとめてみた。
1. ひとつだけ
2. この世の果て
3. 祭りのあと(よしだたくろう)
4. 夏祭り(長渕剛)
5. 長いのぼり坂(長渕剛)
6. 一本道(友部正人)
7. 手紙(岡林信康)
8. カレーライス(遠藤賢司)
9. 今僕は倖せです(沢田研二)

中学生の頃 初めて憧れ抱いた音楽家って。自分のおこづかいでレコード買い コンサートへ行って熱狂し、更には自らギター弾くきっかけを与えてくれた音楽家って。(この際正直に言うけど)紛れもなく長渕剛でありまして。
剛と一緒のヤマハのエレアコを 奈良三条通りに佇む小さな小さな楽器屋で購入して、長渕剛モデルのハモニカホルダー肩からぶら下げて、剛と同じトンボのブルースハープ吹いて。剛のようになりたくて スリーフィンガー、日夜一生懸命練習しました。
もう包み隠さずに言うけど。20歳の頃、腰まで髪の毛まっきんきんやショッキングピンクになってしまってる時期もバンドメンバーに内緒でこっそり剛のコンサート行ってた。
そんな剛自身が影響受けた音楽家というのが友部正人であり。あたし 一本道 という曲、実は当時の剛の言葉から知ったのです。
裸足で唄う事で、こんな 今まであまり人に喋ろうとしなかった過去まで曝け出しました。
つまりは、この日あたし自身この場を凄くオープンな気持ちで楽しめた。
聴いてくだすった皆さんどうもありがとうございました。


最後は 共演者のイーガルさんと 赤色エレジー、時の過ぎゆくままに をご一緒させていただいた。
その場の流れで殆どぶっつけ本番だったのだけれど。とても楽しいひとときとなりました。
それから。主催者えみこさんの手料理、どれもとっても美味しかった。
彦六というお店の 昭和の古き良き趣き残す雰囲気と相まって 美味しいお料理いただきながら皆さんと素敵な空間を共にする事ができ、最後まで本当に心地よい時間でした。
機会ありましたら、また是非とも参加したいなぁ。
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5月19日 町田 プレイハウス、5月23日 代々木 ザーザズー

2018年06月02日 16時29分24秒 | 舞台日記
5月19日町田プレイハウス、23日代々木ザーザズーにらいむらいとで出演してきた。
お越し下さいました皆さんどうもありがとう。

5月前半我々、今年の終わりに発売予定している新しい音源制作に向けて スタジオに籠りプリプロ作業に明け暮れていた。
6日 連休の最終日にようやく作業が一段落したので、その夜3人で高円寺路上へ演奏しに向かった。
実は作業完了後、「おれ。今からギター持ってふらっとスタジオそばの公園で唄ってくるわ」そのような流れにしていたのだが。
現に、この時期公演予定ない年は 1人ギター担いでふらっと渋谷や高円寺に唄いに来ていた。
30年近く前に大阪で初めてオリジナルのバンド組んだ その時のメンバーの命日が7日なのです。いつも「新しい曲、できたよ」と声かけて唄いに来ていた。
しかし今回、堀野くんもみっちゃんも「付き合うよ」と言ってくれて。
バンドってあったかいな・・と思いました。
そういう事なので、今回の路上演奏 事前に告知せずにごめんなさい。
意外にもその後、「今度いつ路上ライブやるんですか?」「間に合いませんでした。。無念です」「ちゃんと告知してください」「またやってください」といった声を方々からいただいたので。
またいつか企画したいと思ってます。その時はちゃんと告知するので、原宿ホコ天におけるジュンスカくらいに盛り上げてください。

そして、らいむらいと5月2本の舞台。心込めてやりました。




5月19日 町田 The Play House
1. えれじい
2. 愛の花園
3. 堕落を憐れむ唄
4. 青春の日々
5. 不眠症の羊
6. 希望の花




5月23日 代々木 Zher the ZOO
1. 堕落を憐れむ唄
2. 挽歌
3. 自己嫌悪
4. あ・り・き・た・り
5. 青春の日々
6. 希望の花
7. 不眠症の羊

今年に入ってあたりから、唄う事に関しての捉え方が何となく自分の中で変わってきた。
勿論今までも 精一杯 試行錯誤しながら そして無我夢中で「唄う」事をやってきたつもりなのですが。
例えばここ数年 あたしの舞台での立ち振る舞いというのは、お客さんとの距離感を敢えて意識してつっけんどんだったり。終始女性に徹したイメージを作ったり。結局はお客さんに気にかけてもらいたい かまってもらいたい一心でそういった苦肉の策を講じていた。
そして舞台に上がる間際「上手に唄わなきゃ」「今夜ちゃんと綺麗に唄えるだろうか」と、いつもいつもその事に脅かされて気持ちも顔も身体も強張っていた。いつでも 。いまでもそうです。いざ舞台に上がってみても強張りが解ける事はない。
だけど、上手に演奏する、綺麗に演奏する、その事が自分にとって本当に大事なのかなぁ・・と最近思い始めた。らいむらいと15年やってきて15年目にしてちょっとおかしいなぁ・・と気付き始めた。
ひとの心を動かそうする前に、自分のうたで先ずは自分が心動かされなきゃ!
唄っていて 髪の毛くしゃくしゃになって 汗も涙も鼻水もよだれも出てしまってかまわない!
要は、本気のうたを唄いたくなってきたのです。
5月2つの舞台。相変わらず強張ってがくがく震える気持ちまだ完全に解ける事はなかったが。
ですが、舞台でのその瞬間瞬間。いくらか自然と身を委ねる事ができたような気がします。
聴いてくれた皆さんどうもありがとうございました。
コメント (2)
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