むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

9月30日 五反田 ロッキー

2017年10月28日 16時10分42秒 | 舞台日記
9月最後の舞台は恒例 五反田でのCAROでした。
お集り下さいました皆さまどうもありがとうございます。

この日も遠方からのお客さま見えられました。
凄いなぁと思うのは。
マークさん並びにGAROを当時応援されていた方が、いま我々の存在・・マークさんのサポートを務めさせてもらっていたという事を何らかの形で知ってくださり、こうして思い出の場所五反田ロッキーへと訪れてくれる。
幾枚もの数年間におけるマークさんとのライブ写真を所狭しと飾っている会場で、初めて訪れた方はその写真見ながら「こんないきいきとした顔でマーク、ここで音楽活動していたんですね!!」と喜びの笑顔を見せてくださる。
凄いです。素晴らしい。
全国からこうしてマークさんの残した音楽を求めて五反田に足を運んでいただける。というのは本当に自分にとっても嬉しい事だし、なんだか感動的な気持ちになる。
改めて、マークさんは偉大だなぁ!!と思う次第なのです。

この日もいつものように 一人で行くさ から始めました。

<一部>
1. 一人で行くさ
2. 時の魔法
3. やさしい詩を歌える人になりたい
4. 一人にしないよ
5. オールド・ファッション・ラプソディ
6. 地球はメリー・ゴーランド
7. 遠い春
8. 木馬
9. 愛のない世界
10. 吟遊詩人

丁度9月はトミーさんの命日の月なので、一部ではトミーさんの曲も演奏しました。
余談になるが。あたしマークさんのサポート務めさせていただく前、更にはモッキーと知り合う前から 一人にしないよ がほんと好きで、たまに弾き語ったりしていた。
その後 夢にも思わなかったMARK&CAROでの活動が始まり、どうせなら!って事で 一人にしないよ 或いはトミーさんメインボーカルの部分唄う際 物真似というわけではないけれど少しご本人っぽく寄せるようにしたんです。
すると、マークさんから直々に「えっ?あれ?に、似てる〜〜!!」という反応をいただいてしまい。嬉しくって、それからあたし調子にのってトミーさんっぽく寄せて唄うようになった。
マークさんが口癖のようにおっしゃっていた「トミーは本当にいい曲をかきますね。マークはいつもそれに嫉妬してました(笑)いつまでもトミーはマークの最高のライバルなんです。」「大昔、失恋で落ち込んだ時にトミーが弾いてくれたジャラーンっていうギターの音を聴いて まるで魔法のように元気になりましたよ!!」・・このお話、あたし大好きだった。それ聞く度 自分もなんとも幸せな気持ちになるのです。
この日もトミーさんに少し寄せてあたし唄わせていただいた。マークさんのそのお話思い出しながら。


<二部>
1. 蒼いハイウェイ
2. 涙はいらない
3. たんぽぽ
4. 花の伝説
5. 君の誕生日
6. ロマンス
7. ロージー
8. 風にのって
9. 散歩
10. ガラスの涙はもういらない
11. 暗い部屋
12. Find The Cost Of Freedom

散歩 を演奏し終え一礼した時に、有り難い事にお客さまから ガラスの涙はもういらない 聴きたい!というリクエストをいただき。急遽この日演奏しました。
往年のGAROの名曲だけではなく 2013年に発売された遺作「時の魔法」からの曲も聴きたいというお気持ち、とても嬉しかったです。
マークさんが舞台であまり唄う機会のなかった曲。それを残された我々で唄い継ぐ。
なんと素晴らしい事ではあるまいか!!
今後「時の魔法」からの曲も、どんどんレパートリーに加えていこうと思います。

今回のロッキーも、マークさんが残してくれた素晴らしい曲の数々を皆さんと共有する事ができた。
こうして毎月マークさんとの思い出の場所で演奏させていただける事、本当に有り難く思っています。
来月11月は、昨年同様 実現する事のなかった2014年10月末にマークさんがメールで送ってくれたセットリストで演奏します。
何卒よろしくお願いいたします。
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9月26日 本八幡 ルート14

2017年10月25日 22時27分56秒 | 舞台日記
9月、3本目のらいむらいとの舞台は本八幡にてでした。
お集りくださいました皆さまどうもありがとう。

最近頻繁にお世話になっているルート14。
お店のスタッフの方からいつも親切に対応していただき、清々しい気持ちで1日終える事ができる。
リハーサル時も納得ゆくまで一緒になって音決めを考えていただけるので、安心して舞台に上がれる。
普段ホームグラウンドとして出演しているラ・ママと同じく ここルート14はあたし20代の頃からお世話になっており。変わらぬお店の在り方がとても心地よいのです。
この日の共演者の皆さんですが。
以前にも何度かご一緒させていただいた事のある高木フトシさん、相変わらず圧倒的なうた世界と非常に存在感のあるギターの音色で思わず息をのむ事となったし。初めてご一緒させていただいた柏原森さんは、お若く見えるのにあたしの大好きなURCやベルウッド、エレックレコード等の70年代フォークの雰囲気があってとてもよかった。

我々も、自分たちの持ち味でありたいと願う 艶やかで切なく激情的な世界観を出せたら。という思いで舞台に上がりました。

1. えれじい
2. 堕落を憐れむ唄
3. 愛の亡霊
4. 都会
5. 自己嫌悪
6. 不眠症の羊
7. 希望の花


このところ再三、らいむらいとなんとか15年目を迎える事ができた。という言葉を発しているが。
いったいこの14年間でいくつの舞台に上がったんだろう。と ふと気になり、過去のライブ履歴をカウントしてみた。
すると この日の舞台が385回目でした。(みっちゃんとの2人ユニット赤提灯での出演やしゃちょうと2人での出演、少なくともバンドの2/3の人間がらいむらいとの楽曲を演奏したという事で今回それもカウントさせていただいた。あたし個人的にはCAROやその他諸々のユニット、また弾き語りでの履歴も数多く存在するので、この14年間でその倍近くの数の舞台に上がってるのだと思います。)
そうだ。数年前、G-arkでお世話になっているGARGOYLEの1000本記念のイベントをクラブチッタに観に行かせていただいた事があるが。
・・・凄いなぁ!!1000本!!
我々の1000回目の事考えると気が遠くなりそうだけど。
せめて500回。元気に唄えるよう、なんとか頑張りたいと思った。

本日、闘病生活を続けていたエンケンさんが亡くなられたというニュースを目にした。
あたしは 音楽を好きになってから そして大好きな音楽を生活とともに続けるようになってからこの数10年間。エンケンさんのレコード、CD、ライブで、本当に。何度も何度も何度も勇気づけられた。
またひとり大好きな憧れであるあたしのスーパースターが天国へと行ってしまった。
悲しい。
この先 自分がエンケンさんのようになるのはとうてい無理な話だとわかっているけれど。
せめて気持ちだけは エンケンさんのように、 純音楽家として全身全霊捧げて舞台に上がってゆきたい。と強く心に思いました。
そうだ、500回と言わず。死ぬまで精一杯音楽続けたい。
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9月15日 渋谷 ラ・ママ

2017年10月08日 10時44分54秒 | 舞台日記
9月15日。らいむらいと結成15年目第1回目の舞台だった。
お越しくださいました皆さまどうもありがとう。
20代の頃からずっとお世話になっているラ・ママで15年目を迎える事ができて嬉しかった。
そして。
日頃から尊敬の念を持ってお付き合いさせていただいている山田晃士さんとの共演が嬉しかった。

晃士さん「らいむらいと15年目。これはまさに奇跡です。」と舞台でおっしゃいましたが。
あたしもそう思います。
10代の終わり頃から髪伸ばしお化粧おぼえ、ギター抱えてライブハウスという小さな舞台に立ち始め。未だなにひとつ変わらぬ状況でその小さな舞台に上がり続けてる。それが先ず奇跡だ。
そんなあたしの20数年間の音楽人生。もうその半分以上はらいむらいととともに、という事になる。
だめだ。奇跡だ。

この15年目という節目を意識したときに、なんとなく昔の曲を唄いたくなった。

結成1〜2年目に、完全に自主制作として2枚のミニアルバムをこさえたのだが(まだ持ってらっしゃる方いるのかしら)
それに入ってる「都会」という曲を恐る恐る・・いまの気持ちで唄ってみると、とてもいい曲だった。

1. 訣別
2. 挽歌
3. 愛の花園
4. 都会
5. 不眠症の羊
6. 希望の花

14年以上同じバンドやってると なにがしか惰性を感じるようになってしまう事、ありますよね。
この現状を1度ぐっちゃぐちゃに壊してみたい!!という欲望と。それができない勇気のなさと。
そんな感情の狭間で今回「都会」を唄った。
ですが。
この曲を演奏してみる事で、いま また自分の中に新たな曲が少しずつ湧いてくるようになりました。
昔の曲に救われる事があるなどと 今まで思いもしなかった!!
長渕剛の「順子」のように、もうきっぱりと封印するつもりだったのに!!


15年目を迎え、昔の曲にすがるような思いを込めたのが 果たして正解だったのか間違いだったのか。この頃 ↑ の自分に問うのは止めよう。
奇跡がいつまで続くかどうかわかりませんが、この先も 精一杯やってみます!!
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