12月11日 町田 プレイハウス、12月15日 高田馬場 エリア、12月19日 五反田 ロッキー

2021年明けて、さて。2月以降も緊急事態宣言延長される兆し。
これまでどおりの時間帯で舞台に立てるのは、どうやらまだ少し先になりそうです。
昨年の12月悠長に舞台に立っていたのが 益々遠い昔の事のように感じられるが。またぽつりぽつり、記憶を手繰り寄せながら その時の思いを綴ってゆきます。


◎12月11日 The Play House
2020年12月 あたしにとって4本目の舞台は、らいむらいと町田プレイハウス出演だった。
コロナ禍で我々2度目の出演となるプレイハウスだが、ここも感染拡大防止対策しっかりと考えているお店です。入場時の検温、アルコールスプレー消毒徹底されている。
そうだ！前回10月プレイハウス出演。前日 食あたりであたし高熱出てたから、入場時に平熱に戻ってくれていて「ほっ」と胸を撫で下ろしたんだ。・・お店（ライブハウスに限らず）に入る際、検温が当たり前というような世の中になったんだなぁ。

ゆったりとした楽屋でゆっくりと準備を整え、なんとなく久し振りに鏡越しの自分を撮ろうとしたら。後ろで堀野くん 覗いてた。

舞台と客席との間には充分なスペースを設け、舞台上の各マイクには飛沫感染防止のため透明のシールドが取り付けられている。或いは天井から舞台床まで綺麗に吊り下げられた透明ビニールシート。そんな事も当たり前となってきたライブハウスですが。
感染拡大に関する恐れと警戒心を常に持ち、その中でお客さんに少しでも安心して楽しんでいただけるように。と、いまどこのライブハウスも様々な対策頑張っているように思います。あたし自身も、このご時世 やはり自分専用のマイクを毎回持ち込むようにしてる。

1. 挽歌
2. 自己嫌悪
3. 堕落を憐れむ唄
4. 唇かみしめて
5. 散り際

この日も 町田を拠点に活動されてる素敵な共演の方々と一緒に、徹底した感染拡大防止対策の元 目一杯プレイハウスの夜を楽しんだ。アットホームで あったかで とてもよき夜でした。
足を運んでくだすった皆さん どうもありがとう。配信ご覧になった皆さん どうもありがとう。


◎12月15日 AREA
12月 続いて、らいむらいとAREAへの出演だった。
残念ながら2021年12月で閉店となってしまうAREA。お店が入っている建物自体が老朽化のため今回取り壊しという事だそうなので、仕方がないと言えば 仕方ない事なのだが。
我々2019年の夏からわりとコンスタントにお世話になってきた。お店の長い歴史にしてみれば短いお付き合いではあったが。やはりそれでも思い出はたくさん。
出演ではなくお客としては。20歳の頃京都で結成 人前で初めてオリジナル曲演奏したバンドメンバーであった ドラマーひめくんが出演するイベントへ応援に行ったりと。結構古くから足を運んでいる。
ともあれ、長きに渡り営業されてきたライブハウスがその歴史に終止符を打つというのは 自分にとってやはり非常に寂しい事です。

お世話になったこの1年少しの事ぼんやり思い返しながら、この日も心込めて演奏した。

1. 散り際
2. この世の果て
3. 不眠症の羊
4. 唇かみしめて
5. 希望の花

聴いてくださいました皆さん どうもありがとう。
あと1年 あと幾度お世話になれるかわからないが。自分なりの思い持ってまたAREAに出演したい。


◎12月19日 Rocky
そして19日、2020年最後の CAROとうたおう！でした。
マークさんが旅立たれて、もうまる6年になります。
月日が流れるのは早い。本当にいまでも、ふと。携帯電話に可愛い絵文字いっぱいのマークさんからのメール、ふと届きそうな気がするのだ。
七回忌。会場の皆さんと GARO、MARKさんの曲 大いにうたって偲びました。

＜一部＞
1. 一人で行くさ
2. 虹色のラベンダー
3. 愛のない世界
4. ガラスの涙はもういらない
5. 涙はいらない
6. 一人にしないよ
7. たんぽぽ
8. 美しすぎて
9. ロージー
10. Pale Lonely Night
11. 吟遊詩人
＜二部＞
1. 蒼いハイウェイ
2. 君の誕生日
3. 鳥のように
4. 人は生れて
5. 花の首飾り
6. 二人は友達
7. 時の魔法
8. チララ！キララ！
9. 散歩
10. 暗い部屋

この日 マークさんの遺作となったアルバム「時の魔法」から、虹色のラベンダー、ガラスの涙はもういらない、Pale Lonely Night 等多く演奏した。実際マークさんご自身 虹色のラベンダー や ガラスの涙〜 演奏する機会あまりなかったから。
こうして、思い出の場所Rockyで 我々この先もこれらの曲うたってゆきたいなぁと思っています。
それから マークさんがMCの途中「実はマークね、GS大好きなんですよ〜」と言いながら徐に よく弾き語りされたタイガースの 花の首飾り。GS好きのマークさん懐かしみながら この日演奏しました。
勿論、モッキーがマークさん旅立たれた年のクリスマスに向けて思いを綴った チララ！キララ！も。
一緒にうたってくだすった皆さん どうもありがとうございました。

いやはや このコロナ騒動でたいへんな2020年になりましたが。（マークさんも天国でびっくりされてると思います）また、気兼ねなくここ五反田に皆さんが集れる日がきますよう。また、マスターの小粋な小咄で会場の皆さんがほっこりする日がきますよう。

2020年最後の天一をいただきながら「また何気ない日常が戻ってくるといいね」とモッキーとしみじみ語り合いました。

12月6日 荻窪 クラブドクター、12月9日 渋谷 ラ・ママ

2021年明けて 一旦らいむらいとの予定がすべてなくなってしまい「ああ、残念」と 幾分塞ぎ込んだ気分になっていたら。暫くして、左の目が絵の具で塗り潰したかのように真っ赤に充血してしまった。毛細血管が切れたのだろう・・公演予定もない事だし まぁ様子見るか。すると程なくして 、今度は右目の瞼が腫れ上がってしまった。「こりゃまずい」と眼科へ行くと、結膜炎と診断された。
緊張の糸が切れたのか？スケジュールが白紙になった途端に これです。
参った。当面ひとと会うのも許されず 更に寂しい気分になってしまっているので、日記かきます！！
（次の1月24日 弾き語りの舞台までには、目 完治させます）

◎12月6日 club Doctor
ROKIHIE and THE NAOKEYSに続き、12月2本目は らいむらいと club Doctorへの出演だった。
一連のコロナ騒ぎが始まって以来、ここにも我々久しく出演しておらず。
この日 お店のドアを開けると、なんだか懐かしい気持ちになりました。




1. えれじい
2. 泥濘
3. 散り際
4. 唇かみしめて
5. 希望の花
6. この世の果て

久し振りの舞台で 以上6曲、心込めて演奏した。お付き合いくだすった皆さん どうもありがとう。
共演のRyujiさん、The VIBRATIONSの皆さんとも 気がつけば古い付き合いになります。
共演者同士お酒酌み交わしながら、終始和やかな雰囲気だったこの日のDoctor。よき夜でした。

そう言えば、この頃から本格的な寒さが始まったような気がする。
本番前楽屋で待機していたら やけに身体が冷えてきて。震えながら 思わずコンビニへ使い捨てカイロ買いにゆきましたもん。確か この冬初めての購入でした。
あ。関係ないけど 我々の世代、寒くなってくると「ちゃっぷい。ちゃっぷい。どんとぽっちい。」と漏らしちゃいますよね。使い捨てカイロ買いに走る時など、当然の如く。
関係ない話ですいません。

◎12月9日 La.mama
12月3本目の舞台は La.mamaでの弾き語り。エゴタルのツアー・ファイナル出演でした。
神戸〜大阪と参加させてもらったイベント千秋楽。この日をあたくしとても楽しみにしていた。
エゴタルツアー、思えば数年前から 嶋田さんには本当にお世話になっている。
今年はコロナ禍という事もあり、こうして無事開催できた事が まずは嬉しい。
そして、12月9日という日は 我が師匠マークさんの命日。7回忌にあたる2020年 この日舞台に立てた事、心より嬉しく思っています。
ご来場くださいました皆さん どうもありがとう。配信ご覧になった皆さん どうもありがとう。

例によって、Jah-Rahさんと1曲セッションさせてもらった。
マークさんの命日であるので、どうしても 愛のない世界 ご一緒させていただきたく。本番数日前に音源お送りして、今回無理を聞いてもらいました。

1. 訣別
2. 白い夜
3. 愛のない世界
4. この世の果て
5. 希望の花

Jah-Rahさんのパーカッションが最高なのは 言うまでもなく。
2011年夏、まさしくLa.mamaの舞台上で マークさんからお誕生日プレゼントとして受け取ったこの曲。この日 2人で演奏できて感無量でした。ありがとうございます。本当に素敵な夜になりました。

そして、ツアー・ファイナルの 心の旅。自分にとって忘れられない 心の旅 となった。

この騒ぎが落ち着いたら、また全国 色んなところへ旅に出ようぜ！皆で誓い合った2020年12月9日。
いつかまた 気兼ねなく音楽やれる日が戻ってくると信じてます。

11月21日 神戸 どん底、11月22日 大阪 ポテトキッド、12月4日 赤坂 エムゼス

前回ここの日記の更新をして間もなく、今後のらいむらいとのスケジュールは白紙となった。
緊急事態宣言が再び出され。自分としては、一旦お受けしたスケジュール。開催の有無に関して とにかくお店、主催者側の方針に委ねるつもりでいました。勿論。政府の掲げる お店への営業時間短縮 及び、お酒の提供時間短縮要請に従うといった大前提の元でです。
しかしバンド内で「それでも。いまイベント出演は やはり気が引ける。」といった意見が出た以上、その考えは尊重せねばなりません。結局 今回我々、決まっているスケジュールすべて出演辞退という形をとらせていただいた。
急な出演キャンセル。お店、共演の皆さま、お客さまに大変ご迷惑をおかけしてしまった事、深くお詫び申し上げます。ごめんなさい。

そのような理由から、昨年10月に予定していた 一昨年台風のため無くなってしまった京都でのリベンジ・イベントも らいむらいと出演を辞退させていただきました。ごめんなさい。
また、CAROで予定していた北海道、京都遠征も 結局叶わぬ事となってしまった。
・・何とも寂しい悔しい思いの続く2020年。
晴れて11月。ようやくようやく 弾き語りで地方へと足を運ぶ事ができた。嬉しかった！！
再度緊急事態宣言発令されたいま。2ヶ月前の神戸〜大阪 エゴタル・ツアーが、何か 遥か遠い昔の事のように感じられます。


◎11月21日 どん底
2019年は残念ながらスケジュール都合つかず、今回実に2年ぶりの参加となったどん底。前日の吉祥寺GB公演明けて 翌朝早くにあたくし新幹線に乗り込み、わくわくした気持ちで神戸へと向かった。
お店に到着し リハーサル時。嶋田さんが「お嬢、今日のセットリストってどんな感じ？ 今回 直行もオカヒロくんもJah-Rahと絡むみたいだし・・せっかくだから お嬢もJah-Rah巻き込んでなんか1曲一緒にやんなよ！」と言ってくださり。
わぁお！！ではお言葉に甘えて と。急遽 時の過ぎゆくままに をご一緒させていただいた。
弾き語りにおいては、けっこうその場の空気に合わせ進行させるところあたしあるから。
思いがけないJah-Rahさんとのセッション、とても気持ちよく唄わせてもらいました。

1. ひとつだけ
2. 愛の亡霊
3. 黒い涙
4. 時の過ぎゆくままに（沢田研二）
5. 散り際


エゴタル恒例？最後に出演者総出のチューリップ 心の旅。
今回もほんとうに素敵な心の旅となりました。
三宮センタープラザ地下でお会いした皆さん どうもありがとう。

2年振りのどん底、あまりにもあたし楽しくて。本来なら参加予定ではなかった明くる日POTATO KIDでのエゴタル2日目。「明日、梅田まで応援しに行こうかなぁ！」とふいに嶋田さんに言ってみたら。「なんだよ。観にくるんなら 出ろよ（笑）」と返ってきて。


◎11月22日 POTATO KID
図々しくも2日目のポテキ あたくし参加させていただく事になりました。すみません。
そして更に図々しくもこの日 Jah-Rahさんに、またもや 竹田の子守唄 の演奏お願いしてしまいました。すみません。

Jah-Rahさんのパーカッション、両日最高だった！！

1. えれじい
2. 堕落を憐れむ唄
3. 不眠症の羊
4. 竹田の子守唄（赤い鳥）
5. 都会

聴いてくだすった皆さん どうもありがとう。配信観てくだすった皆さん どうもありがとう。

POTATO KID周辺。あたし20代前半 毎週すぐ近くのリハーサルスタジオでバンド練習していたのだ。
ほんとに懐かしかった。
入り時間前 ふらっとそのスタジオ（かつて練習した頃の場所とは違い、すぐ近隣に移転はしていたのだが）に寄ってみると、当時のオーナーの方がまだお店にいらして。
マスク外すと「おおおおー！！むっちゃ久しぶりやんー！！」とすぐに気付いてくださり。
約30年ぶりにお会いするというのに、ついこないだまでなんだかんだでお付き合いあったような気分になりました。「村井くん。きみらの事はほんまよう憶えてるでー！！」と言ってくださり。泣けてきました。

それこそ青春時代ですよ。そのオーナーの方に4曲入りのデモテープも録ってもらいました。
因にそのバンド、堀野くんも一緒だったんです。まだ2人とも大学生。
なんか。この頃の情熱みたいなのがまだ胸の奥にずっと残ってるから、自分はこうしていまもバンド続けてんのと違うかなぁ。今回の旅で そんな事思いました。

2020年 いろいろ厳しい年だったけれど。最後にこのような素敵な旅に出れて本当によかった。
どん底、POTATO KIDのお店の皆さん。嶋田さん、Jah-Rahさん、オカヒロさん、直行くん。携わってくだすったスタッフの方々。そしてこのツアーに参加してくだすった皆さん。どうもありがとうございました。


◎12月4日 MZES
2020年12月 自分としては計8本の舞台。最後の最後で、例年のようなスケジュールの埋まり具合となった。大変な1年だったけど、最後 何か清々しい舞台ができたらよいなぁって。
そんな心持ちで12月を迎え入れました。
1本目は4日 赤坂にてROKIHIE and THE NAOKEYS。
9月 HIROKIさんお誕生日イベントに向けての、当初は特別なユニットのはずだったんだけれど。
年内もう1本くらいやんない？と、再度 我々集結する事と相成った。

前回と同じく、赤坂にある 少し大人向けのライブ・スペースにおいて。
新たにレパートリー5曲を加え、終始リラックスした雰囲気の中 お客さんともコミュニケーションとりながら、とても気持ちよく演奏させていただいた。今回も よく飲みよく笑いました。

楽しかったなぁ。。

それから。HIROKIさんの作った dead pan brothersやdead branch brothers、MY LAST BREATHでも演奏されている so long... という曲「これは、お嬢に唄って欲しいんだ。」という事で、今回メインパートをあたくしが受け持った。
これが 非常によかった！！普段 フォーク、歌謡曲関連の古い曲を自分の意思でチョイスして唄う事はよくあるが、こういった形で新たな曲に挑戦する機会って、実はなかなかなく。
むつかしい曲だったけど、勉強になったし凄く刺激を受けた。結果 精一杯気持ち込めて唄えた。
音楽何10年もやってきて、未だ新たな感性と出会えるときがあります。
これからも、まだまだ新しい事に挑戦してゆきたい。だからやめられないのと違うかなぁ、音楽。


そして今回も カメラマンさんに素敵な写真を撮っていただきました。

2020年12月。大好きな仲間たちと大好きな音楽を分ち合う、とてもよい始まりとなった。
お会いした皆さん どうもありがとう。配信観てくだすった皆さん どうもありがとう。
残り7本の舞台も、よき夜となりますように。

11月1日 大久保 くじら号、11月13日 高円寺 ショーボート、11月20日 吉祥寺 GB

2度目の緊急事態宣言が出された。
せっかくこつこつと地道に積み上げてきたものが がらがらと目の前で崩れ落ち、また振り出しに・・というような気持ちにもなるが、不安なのは皆同じ。気を落ち着かせて もう少し踏ん張ってみよう。
以下、昨年11月の舞台日記。こつこつ積み上げている段階での記憶です。


◎11月1日 くじら号
10月31日五反田ロッキーの明くる日は、くじら号での弾き語りだった。
くじら号 2020年の3月にオープン、あたしそのこけら落としに参加させてもらいました。
その後直ぐに1回目の緊急事態宣言を受け やむなくお店は営業停止となってしまったが、6月の終わりからまたコンスタントにお世話になっている。自分にとって居心地のよい場所です。

新しいお店と言えど、やはりくじら号ならではの空気というのが存在する。自分にとってはそれが少しリラックスした気分になる、アットホームな空気感。
本番前にお酒いただくのも、このお店の出演者同士 いつも和やかな雰囲気によるところなのかもしれません。

1. 訣別
2. 自己嫌悪
3. 不眠症の羊
4. 散り際
5. 希望の花

この日もくじら号ならではのよい出会いがありました。
お会いした皆さん、どうもありがとう！！


◎11月13日 Show Boat
5月に予定されていたCOAL TAR MOON主催のVINTAGE ROCK NIGHT。
緊急事態宣言の期間中故に やむなく一旦は中止となってしまったが、この度 最大限感染拡大防止対策を行った上で 改めて開催される事と相成った。
このイベントへは らいむらいと過去に何度も参加させていただいており、こうして今回無事開催 また参加させていただける事に とても喜びを感じています。
個人的には 2月B-TICKでの出演以来のShow Boat。またお店が元気に営業再開されている事も凄く嬉しかった。よかった。。

1. 散り際
2. 堕落を憐れむ唄
3. どうしようもなくブルース
4. 風は知らない（ザ・タイガース）
5. 唇かみしめて
6. 希望の花

ジャックス、PYG、赤い鳥等 日本語におけるヴィンテージロックを 過去ピックアップ演奏してきた我々だが、今回はタイガースの 風は知らない を選んだ。岸部シロー追悼の意を込めて。
加橋かつみ失踪（実際は渡辺プロ主導によるものだったらしい）→ サリーの実弟である岸部シロー加入という、世間を騒がせたメンバー交代劇があってから間もなく発売されたシングル盤「美しき愛の掟」のB面曲なのだけど。
このシングル、実はトッポ在籍中にレコーディング既に完了されていた。なもので 急遽！岸部シローのコーラス録り直しが行われたみたい。結果 A面 美しき愛の掟 においては新メンバー岸部シローによるコーラス部分差し替えされてるのに、B面 風は知らない のコーラス部分は明らかにしっかりトッポの美声が聴き取れてしまう。この、なんとなくはっきりしない存在感 というのがいかにも岸部シローっぽくって・・敢えてB面曲を選びました。
それから 恐らく"GSブーム崩壊の時"を受け入れながら制作されたであろう、当時新たなブームを迎えつつあった所謂フォークソング調の「風は知らない」。華やかな時代が足早に通り過ぎていった儚い感じが表れていて あたし大好きな曲なんです。心込めて唄いました。

最後は出演者全員で、恒例の 悪魔を憐れむ歌 を。今回もよきVINTAGE ROCK NIGHTとなった。
参加できて光栄でした。会場に駆けつけてくださいました皆さん どうもありがとう。
そしてCOAL TAR MOONのお三方、Show Boatスタッフの皆さんに大変お世話になりました。
VINTAGE ROCK NIGHT、自分では もうレギュラーイベントだと勝手に思い込んでる。すみません。
密かに次回も楽しみにしています！！


◎11月20日 ROCK JOINT GB
VINTAGE ROCK NIGHTの翌週はらいむらいと、Blanket Cherryレコ発イベントにお邪魔してきた。
過去 Blanket Cherry主催イベントへは、緊急事態宣言前 2月Show BoatにB-TICKで、3月La.mamaにらいむらいとで参加させてもらってきました。
世の中まだまだ予断許さぬ大変な状況続くけれど、今回こうしてまた大好きなBlanket Cherryにお声かけてもらって参加できた事 非常に嬉しく思っています。
そしてレコ発祝いに会場へ駆けつけてくだすった皆さん どうもありがとうございます。

1. 訣別
2. どうしようもなくブルース
3. 自己嫌悪
4. 堕落を憐れむ唄
5. 不眠症の羊
6. 散り際
7. 希望の花

我々なりのお祝いとして、この日も魂こがして演奏しました。

最後はBlanket Cherryの皆さん、ゲストのONOCHINさんと、Deep PurpleのHushをご一緒させていただいた。アレンジはどちらかというとKula Shakerのカバーの感じ。
20代半ば〜後半くらいだろうか、あたしKula Shaker大好きで 夢中になって聴いていた。当時は毎月rockin'onを購入し そこのレビュー参考にして、新たにデビューしてくるバンド 気になるのは片っ端からチェックしてた。その中でもKula Shaker、圧倒的にかっこよかったなぁ。
最後のセッション とても気持ちよく参加させてもらいました。ありがとうございます。
そして 改めてBlanket Cherry、レコ発おめでとうございます！！

やはり今でもあたしは、ロックのダイナミズムに心踊らされる。
ロックの持つ 如何わしさ、かっこよさ、インチキ臭さ、危険な香り・・そして思いっきりロマンチックなところに心惹かれる。
COAL TAR MOON、Blanket Cherryの音源、とてもロックで最高だった。