2月の舞台日記書きます。
2024年2月。あたくし らいむらいと、弾き語り、CAROで 3度舞台に立った。ここ数年の活動ペースにおいて、月に3本の公演というのは かなり絞った本数であるような気もするが、というのも。翌月の3月5日に「らいむらいと 20周年記念リサイタル」振り替え公演を控えていたため、本番までの1ヶ月 敢えて予定を詰め込み過ぎないようにしたのだ。堀野くんに至っては「この1ヶ月はあまり外出歩かないようにします」などと言っていたほど。あたしは昨年9月のイベント延期させてしまった張本人なので、やはりこの時期 相当ナーバスになっていた。「今度体調崩してリサイタル出来ないような事態になったら もう首縊るしかない」くらいに思っていました。とにかく体調管理に気をつけていたのだ。
というわけで、2024年2月 3度の舞台の事振り返ってみます。
◎2月4日 GEMINI Theataer
先ずは らいむらいと 二子玉川初上陸だった。過去 弾き語りで2度お世話になっているGEMINI Theater。その2度の舞台 とても気持ちよく演奏させてもらったので、今回バンドとしてのイベント参加 自分自身とても楽しみにしていた。
1. えれじい
2. 散り際
3. なにもない
4. 自己嫌悪
5. 赤い青春
6. 希望の花
7. 唇噛みしめて
今までに出演した事のある目黒鹿鳴館や高田馬場AREA、かつて映画館や寄席だったスペースをライブハウスとして機能させた空間というのがあたしは好きで。そういったライブハウスって 案外らいむらいとと相性よいのではないか?と勝手に思い込んだりもしていた。なので、GEMINI Theaterの舞台 非常に気持ちよく演奏する事ができた。音響も照明も素晴らしかったです。今回らいむらいとで此処の舞台に上がれたの 本当に嬉しく思っている。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。
実は この日のイベント詳細、お誘い受けてから二転三転あり。当日、急遽Magical Sixxと我々 2組でのイベントとなった。それで、前日Magical Sixxサイドから「せっかくなんで何か一緒にやらない?キャロルの ルイジアンナ 歌える?」と連絡もらい 最後に出演者全員で ルイジアンナ 演奏しました。舞台上で Matty氏 ダイナマイト☆ナオキ氏と 30年前 知り合った頃の思い出話などをしたり、和気藹々といった雰囲気がとても心地よかった。彼らと知り合って、もう30年にもなるんだなぁ。今もこうして同年代の仲間が元気に音楽続けているのは 自分にとって大きな励みになります。
Magical Sixx らいむらいと2組によるイベント、結果 充実したよき夜となった。普段 THE MONOLITHの現場でよく顔合わせる篤生くんも一緒で、とても楽しい時間でした。
先日、GEMINI Theaterオーナー ダディ竹千代さんの訃報を目にした。あたしは 新橋ZZ時代 ダディさんにとてもお世話になった。らいむらいと 何度もイベント出演したし 2010年の暮れに「わんまん・こんさぁと」もやらせていただいた。弾き語り、悪魔のようなやつら、CHEAP STARホーリーとのユニットでも出演させてもらった。年越しオールナイトイベントにも参加したし、お店が移転する直前 吉田ブギーくんと2組による弾き語りイベントやったのは 今も深く心に残っている。あたしは いつも終演後 カウンター越しにダディさんとお酒飲みながら終電間際まで音楽談義するのが大好きだった。二子玉川に移転してからも何度かイベントのお誘いをいただいていたのだが なかなかタイミング合わず。昨年の暮れ「来年2月4日、久しぶりに出てくれないか?頼む」とLINEあり、ようやくタイミング合いお受けする事となった。「ありがとう。久しぶりに観れるの楽しみにしてる」のご連絡が最後となってしまった。2月4日当日 ダディさん体調優れず 結局お会いする事できなかったのだが、また今度GEMINI Theaterで再会するのを あたしは凄く楽しみにしていた。
ダディさん。今まで色んなお話をさせていただき本当にありがとうございました。2人ハイライト深く吸い込みながら音楽談義した時間、今あたしが音楽続けてゆく上で 大きな糧となっています。一先ず ゆっくりお休みになって下さい。そして、いつの日か またあちらでハイライト咥えながら色んな音楽のお話させて下さい。
◎2月11日 くじら号
2月二つ目の舞台は くじら号での弾き語りだった。この日もマルキ・ド・サリーちゃんとあたくしとが最後に長渕剛セッション行うのを大前提とした「くじGIG」。今回 剛セッションに参加していただけるのは長谷川雄二さん、河原敬介さん。長谷川さんは 今までくじら号で何度もご一緒させていただいてきた 70年代フォークロックを熟知されている尊敬する大先輩だし、河原さんは 以前Soul Kitchenにおける加藤和彦追悼イベントで一緒になったり、平野カズさん企画 フォークソング歌謡曲カバーイベントで長谷川さんと共にご一緒させていただく大先輩。そんな頼れる兄貴たちと一緒に「くじGIG」が今回開催されるの、あたしはとても楽しみだった。
1. なにもない
2. 白い夜
3. 外は白い雪の夜
4. 散り際
5. 赤い青春
あたしはこの日 拓郎の 外は白い雪の夜 を唄った。丁度GEMINI Theater出演の明くる日だっただろうか、東京でも雪が積もったのだ。東京に出てきてからおよそ25年、この時期に雪が降った時の事を色々と思い出し 少し感傷的な気分に浸りながら大好きなこの曲を唄った。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。
今回の剛セッションは 順子、巡恋歌、Don't Cry My Love、とんぼ、勇次 となった。長谷川さん 河原さん、流石これらの曲たちを非常にツボ押さえたギターフレーズで絡めてきてくれて、また 打ち合わせなしのうたハモりも抜群だった。サリーちゃんも凄くリラックスして唄ってる。よき時間でした。
最近 改めて、くじら号というお店は自分にとって何か特別な場所のように感じたりしている。サリーちゃんとの付き合いはもう随分と長くなるが、丁度4年前 くじら号で一緒にイベントやり始めるようになってから一気に距離が縮まった。恐らく この場で長渕剛を好きだった事 打ち明けた瞬間から、お互い 飾らない素の自分でいられるようになったのだろう。この先も、サリーちゃんとのこうした関係をあたしは大切にしてゆきたい。
◎2月23日 Rocky
2月最後の舞台は 五反田Rockyにて「CAROとうたおう!」だった。3月一杯でマスター チーフが引退されるという事で、今回 現体制での最後のイベントとなりました(残念ながら3月は お店、我々のスケジュール摺り合わせたところ イベント組める日が見つからなかったのだ)。お集まり下さいました皆さん どうもありがとうございます。
<一部>
1. 一人で行くさ
2. 時の魔法
3. ピクニック
4. 愛のない世界
5. 四葉のクローバー
6. たんぽぽ
7. 遠い春
8. 地球はメリーゴーランド
9. 吟遊詩人
<二部>
1. 君の誕生日
2. 蒼いハイウェイ
3. 二人は友達
4. 涙はいらない
5. 鳥のように
6. ロージー
7. 木馬
8. 風にのって
9. 暗い部屋
10. Find The Cost Of Freedom
後半 涙はいらない 演奏していたら此処での様々な思い出が頭の中ぐるぐると駆け巡り、モッキー 涙堪え声にならなくなってしまった。横で演奏していたあたくしも それで感極まってしまい、鳥のように は会場の皆さんと一緒に泣きながら演奏する事となった。2013年1月から2014年10月までのおよそ2年弱、毎月(月に2度やってた時期もあった)行った MARK & CAROワンマンイベント。マークさん亡き後も、最鋭輝と2人 毎月「CAROとうたおう!」として継続させてもらった。そしてこの11年間 お店には必ずマスター チーフがいらっしゃって、お二方の人柄が常に我々をあたたかな気持ちにさせてくれた。コロナ以前の マスター小噺コーナーはとても和やかでほっこりする時間だったし、それを楽しみにしていたお客さんも多かったと思います。それからチーフの賄い料理、毎月 開演前の楽しみでした。そんなRockyが今回で最後だと思うと やはり寂しくはあるが。4月以降 新たな体制でお店の看板守ってゆくという事を受け止め、またこの先も我々 Rockyにお世話になりたいと思っています。
マスター、チーフ、長い間 本当に本当にお世話になりました。お疲れ様でした。また気が向いた時はお店にお顔見せに来て下さい。今まで どうもありがとうございました!!
2月は マークさんトミーさんの誕生月、今年も皆で盛大にお祝いしました。また来年以降も 此処でお祝いできるとよいなぁ。こうしたあたたかな空間であるRockyというお店が あたしは大好きだから。