むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

3月26日 渋谷 ラ・ママ、3月27日 吉祥寺 ブラックアンドブルー

2020年05月23日 17時35分22秒 | 舞台日記

3月の終わり、らいむらいと 2つの舞台を終えた。
4月に入ってからは 我々イベント出演辞退させていただいたり、イベント自体中止、延期がいまも尚続いているので。この状況の中、お客さんの前で演奏する最後の機会となりました。
26日、27日と。お会いした皆さんどうもありがとう。


◎26日 La.mama
2月のB-TICKに続き、大野英樹さん率いるBlanket Cherry主催イベントへの参加。
先日七面鳥での弾き語りからほどなくして 今度はお互いバンドでご一緒できるのが非常に楽しみであったし、らいむらいと立ち上げて間もない2005年以来・・実に15年振りになるGOLDとの共演も 個人的にとてもわくわくした気持ちでした。


3月の後半にもなると 世の中一段と自粛ムード漂い始め出していた頃だと思うが。この日 舞台から見えるフロアの景色、いつもどおりだったような気がします。真ん中の大きな柱を取り囲むように 大勢のお客さんで賑わう、いつもどおりのLa.mama。
嬉しいというより、何か 落ち着いた気持ちにさせてもらえました。
いつもと変わらぬLa.mamaで Blanket Cherry、GOLD両バンドも、とてもあたたかな演奏を聴かせてくれた。凄く凄くよかった!!

1. えれじい
2. 堕落を憐れむ唄
3. 不眠症の羊
4. 唇かみしめて
5. 希望の花
6. 夜明けのうた

我々も。我々なりに。
この状況の中 精一杯希望託す思いで、最後 夜明けのうた 演奏しました。
聴いていただきました皆さん、どうもありがとう。


◎27日 BLACK AND BLUE
La.mama明けて
27日、久し振りに吉祥寺BLACK AND BLUEへの出演。
この日お店に3人集合した時点で、みっちゃんが突如 本日不参加の意を示した。
世の中こういった状況なので、出演キャンセル等 何があってもおかしくないとは思うのだが。
それにしても 開演2時間前というあまりに押し詰まった時間だったので、堀野くんと とにかく今回は2人で出演しよう。という結論を出した。
重たい荷物背負ってお店を出て行くみっちゃんの後ろ姿見送りながら・・さて。この形態での演奏 何せ初めての事であるので 2人若干の戸惑い不安は隠せなかったのだが。


1. ひとつだけ
2. 桜吹雪
3. 白い夜
4. 愛の花園
5. 唇かみしめて
6. 希望の花

何とか無事演奏し終えました。
この度 お客さま、共演の皆さまには大変ご迷惑をおかけしました。
それから 急過ぎるほど急な出演形態の変更、快く受け入れてくださいましたBLACK AND BLUEスタッフの皆さま 本当にありがとうございます。

実際2人 初めてこの形態で演奏してみて、意外と違和感なくやれた事に驚いた。
勿論殆どぶっつけ本番。各々アレンジ探り合いながらの演奏であっただろうけれど。
しかし自分としては嬉しかった。
らいむらいとの世界観というのは、こうした急なアクシデント巻き起こった際も なかなか容易くひるがえらない。それがわかっただけで意味のある舞台だったし、本当に
純粋にそれが嬉しかった。


結局、この日を最後に 今後のらいむらいとの公演予定はすべて無しとなった。
メンバーとはこの日以降 顔を合わせていない。
それで、公演予定白紙の間 バンドで何か発信できるものはないか?と考え。
1年程前から堀野くんが舞台上から(時にはフロアから)撮り溜めていたライブ動画を、編集していくつかあげてみようか。という話になった。
結構な数の動画を改めて観て 色々と感じるところもあったし、毎週土曜の夜。編集した1曲をYouTubeにアップロードするというのは、自分にとってわりと楽しい作業だった。
土曜日近づいてきたら 堀野くんと「次、どの曲がよいかね?」「こんな感じで編集してみたんだけど」とやりとりしたのも、自分にとって楽しい時間でした。
次 我々が舞台に立つの、果たして何時になるかわからないけれど。
ひとまず6週に亘ってあげた動画。よろしければ お時間ある時に観てみてください。→こちら。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月15日 渋谷 七面鳥、3月21日 横浜 マギースタジオ、3月23日 渋谷 ラ・ママ

2020年05月09日 10時29分44秒 | 舞台日記

3月半ば、この頃になるとライブハウスにおけるイベント 出演キャンセルされる方も多くなってきた。
イベント自体 中止、延期も ぽつぽつと表れてきた。
しかしあたくし個人としては、イベント開催される限り。今までと方針変わらず、出演断る事はなしでいこう。と頑に思っていました。


◎15日 七面鳥
昨年秋に 初めてバンドで出演させてもらった渋谷のアコースティック・バー。
その清潔感漂う白を基調とした店内で、再び演奏できるのがとても嬉しかった。
今回は弾き語りでの参加。過去 色んな形で共演させてもらった大野英樹さんも一緒という事で、更にあたしはこの日を楽しみにしていた。


1. ひとつだけ
2. 堕落を憐れむ唄
3. 白い夜
4. カレーライス
5. 一本道
6. 唇かみしめて
7. 希望の花

かつて70年代中頃 エンケンさんが 道玄坂で「ワルツ」というカレー屋さんを営んでいた事があったそうで。道玄坂のどの辺りにあったんだろう。ひょっとすると 七面鳥のあるこの辺りだったのかもなぁ。。と思いを馳せ、この日 カレーライス を唄った。
それから。自分が音楽をやるようになって その節目節目で勇気づけられてきた友部正人さんの 一本道 をこの日唄った。世の中このような状況で、自分も含め 皆不安を抱えながら暮らす毎日。音楽という空間の中で、もう一度自分を奮い立たせたくなったのかもしれません。
自分が 一本道 という曲を知るきっかけとなった長渕剛(80年代初めに出版された 自身のエッセイ集「俺らの旅はハイウェイ」で、この曲に強く影響されたと言っていた)
その剛のデビュー当時の数曲を「お嬢を喜ばせようと思って」と、この日 音響担当の曽我さんが転換中BGMにしてくれたのもなんだか泣けました。終演後、友部正人のアルバム「にんじん」も流して下さいました。 泣けた。
ご一緒させていただいた大野英樹さん、今泉沙友里さんの舞台。拝見して またお二方もご自身を奮い立たせるうたを唄ってらっしゃるような印象受け、とても心に響いた。
この日、参加できてよかったです。お会いした皆さん どうもありがとう。


◎21日 ミューズとブランチ
マギー☆フランソワ・プロデュースによる 毎月第3土曜日 お昼恒例のミューズとブランチ。第106回目を迎える2020年3月21日、我々にとって久し振りのこのイベントへの出演。
だったのですが。やはり 世の中この状況では開催は少し厳しいかも。やむなく今回はイベント中止にしましょうか。と、マギーさんご本人と一時はそういうやりとりしていたのです。しかしある日「ひらめいちゃった!」と あばれはっちゃくの如く連絡あり。その内容というのが マギー氏ご自宅にあるプライベートスタジオにて この日無観客配信ライブにしちゃいましょう。というものだった。
転んでもただでは起きぬ。そうしたマギーさんの心意気に、こちらも二つ返事で「是非。やりましょう!」と言えました。

ちょっとした旅行気分で、我々横浜のマギースタジオまで足を運び。
何せ配信ライブ 今回初めての試みだったので、出演者の皆さんスタッフの皆さんと「ああでもないこうでもない」と知恵出し合いながらセッティングを進めたのが、何となく学園祭の催し物の準備に取りかかっているような気分になり 楽しかった。

我々は この日カメラに向かい、
1. 挽歌
2. 愛の花園
3. 白い夜
4. 唇かみしめて
5. 希望の花
を演奏しました。


終演後、撮り終えた動画を皆で観ながらピザをつつき・・また学園祭での打ち上げのような雰囲気で、心和みました。楽しかった。

2011年5月にオーガナイズし始めてから9年間、1度も休む事なく続いてきたこのイベント。これまで もう幾度となく我々もお世話になってきた。今回世の中の状況をみて 初めて無観客動画配信という形を取り入れ。そこに参加できた事、とても嬉しく思っています。
マギーさんはじめ、ご一緒させていただいたDaISUKE DARK SIDEさん、Naoさん、HIROKIさん、ハタイクさん、それからミューブラスタッフの皆さんと とても素敵な時間を共有できました。
そして、御視聴いただきました皆さん どうもありがとう。


◎23日 La.mama
横浜での動画配信の帰り際、エンジニアスタッフとして来られていた山影さんから「お嬢、23日空いてる?」と声をかけられ。「日中予定入ってますが、夜は身体空いてますよ」と返事しますと。「じゃあ ギター持って適当な時間にラ・ママ来て」との事。
それで、当日19時半を回った頃だろうか。ギター担いでぷらぷらとラ・ママに入ると。
舞台上に弾き語りできるようなセッティングがされており。そこに集った皆が、順番に数曲づつ演奏する。という場ができあがっていた。


あたしは 先日の七面鳥に続き、剛が影響を受けた曲 斉藤哲夫の されど私の人生 を徐に唄った。
この曲も 一本道 と同じく、自分の音楽人生の節々でとても勇気づけられた曲です。

あとは、皆さんと一緒にセッションするのをひたすらに楽しんだ。
お酒いただきながら、過去にラ・ママで何度もご一緒させていただいた 滝さん、長谷川さん、武田さん、竜二さん、直行くんと「これ一緒にできる?」と入れ替わり立ち替わり。楽しかった。


3月23日。この日辺りは、まだ「ライブハウスの灯を消さないでいよう」といった気持ちが皆の中に大きくあったように思います。
勿論 入り口やトイレには消毒スプレーが置かれ、ラ・ママにおいては強力な殺菌マシンも常備されていて。「お客様同士の間隔をなるべくお離し下さい」と随時アナウンスもして。
その後、事態は大きくなってゆき お店は完全に営業停止となってしまうのですが。
イベント中止でぽっかり穴の空いた1日を何とかしてあげたい という思いでこの日集った皆さん。
あたしは。この時点で山影さんに声をかけていただき ラ・ママに駆けつける事ができたのは、いまも嬉しく思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする