むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

5月13日 五反田 ロッキー

2017年05月26日 23時32分31秒 | 舞台日記
5月、2本のらいむらいとに続き13日は五反田にて恒例のCAROだった。
お越し下さいました皆さまどうもありがとうございます。
遠方からのお客さまも見えられました。いつも本当に恐れ入ります。

この日のCARO。めずらしく雨でした。
モッキーと2人で活動していた頃、CAROのイベントの日は決まって雨だったんですが。
MARKさんとご一緒させていただくようになってから、不思議と雨に降られる事がなくなった。
この日も演奏中に雨あがりました。
MARKさん、きっと五反田に来られてましたね。


<一部>
1. 一人で行くさ
2. GOOD VIBRATION
3. 愛のない世界
4. 曲馬団
5. ピエロの恋唄
6. 地球はメリーゴーランド
7. 銀河旅行
8. ロージー
9. 吟遊詩人

今回、アルバム「サーカス」から久し振りに曲馬団とピエロの恋唄を演奏した。
「サーカス」って GAROのキャリアの中で少し特殊な形式の所謂コンセプト・アルバムとして制作されたものなのですが。
MARKさん、舞台でわりと好んでこのアルバムから選曲される事多かった。
実際MARK&CAROでも1回の舞台で4〜5曲演奏する事ありました。
曲馬団は少しロシア民謡のような曲調で、サーカスというコンセプトに巧く花添えていて地味ながらとても大好きな曲です。
ピエロの恋唄もMARKさんのロマンチシズムが悲しく美しく表現されていて 本当に名曲。
・・そう言えば、この「サーカス」というアルバムに関して 自分のちょっとした思い出があります。
21世紀に入ってしばらくして、それまで活動していたロック・バンド(ANTIQUE JUAN)が解散した。
これからは、本来好きだったフォークソングをとりあえずギター1本でぽつりぽつり独りで唄ってゆこうかなぁと思っていた矢先。
いまやっているらいむらいとのメンバーであるみっちゃんから、新しいバンド立ち上げるからギンギラギンのグラムロックのボーカリストとして加入してくれ。との誘いを受けた。
あたしはもうロック・バンドをやるつもりはなかったので、丁寧にお断りさせてもらった。しかし、何度も話し合いの場を作ってくれて。
埒があかぬ。今日こそきっぱり断るぞ!と、ある話し合いの日。20世紀末に初CD化されたGAROの「サーカス」をポータブルCDプレイヤーにカチっとセットしてそれ聴きながら渋谷へと向かった。
あたしは「同じ長髪、シルクハットでベルボトムにロンドンブーツでも。このGAROのようなサウンドがやりたいんやぁ〜!」と言いたかったのです。
不思議なものだ。
あれから15年経ったいま、少なからずGAROからも影響受けたような音楽性のバンドをみっちゃんと一緒に続けてる。
更には、この15年でGAROご本人さまと舞台で「サーカス」の曲一緒に演奏するようになった。
何か、音楽に対する思いってひとすじ繋がってるものなんでしょうね。

今回もMARKさんからいただいた 愛のない世界とロージー、心込めて演奏させていただきました。

モッキー、むっちゃいい笑顔してるなぁ!!
体調もよくなってきているようで安心しました。


それから、この日もマスターの小噺を皆さんと一緒に楽しみ。

<二部>
1. 蒼いハイウェイ
2. 人は生れて
3. 君の誕生日
4. 美しすぎて
5. たんぽぽ
6. 時の魔法
7. 涙はいらない
8. 風にのって
9. 散歩
10. Ohio
11. 暗い部屋

二部も GARO、MARKさん、CSN&Yの曲で大いに盛り上がりました。
やはり名曲は色褪せない。
自分はGAROがデビューした頃に生まれましたが。物心ついてからGAROを好きになり、もう何十年もこうやって曲と向き合っていて飽きる事がない。
寧ろまだまだ沢山の発見、驚きがあり、興趣尽きる事がない。
当時からGAROを応援されていた方にとっては、更にもっともっと感慨深い音楽なのでしょう。
これからも、こうして毎月五反田に集まって皆さんとGAROの名曲を一緒に唄っていきたいなぁと思っています。
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5月6日 本八幡 ルート14

2017年05月19日 00時39分19秒 | 舞台日記
5月、続いて本八幡へらいむらいとで演奏しに行きました。
駆けつけてくださいました皆さまどうもありがとう。

今年2度目となる本八幡でした。
あたし生まれも育ちも関西なので、東京各地を 子供の頃に観たテレビドラマのロケ地のイメージで捉える事が多い。
例えば吉祥寺だと「俺たちの旅」の井の頭公園を真っ先に思い浮かべるし、そこを歩く度に主題歌口ずさんでしまう。
新宿だと「傷だらけの天使」。西口スバルビルの辺り、今も雰囲気変わらないですよね。
渋谷だったら「探偵物語」かなぁ。あと映画になるけど「太陽を盗んだ男」で札束バラまくシーンとか、東急デパート付近通る度屋上を見上げる。
昔小田急線沿線に住んでいてよく成城学園前に立ち寄ったんだけど。石立鉄男のドラマで使われたお家、どの辺りなんだろう・・って閑静な住宅街ぷらぷらしたりもした。
足立区だと堀切駅周辺の「金八先生」や「親子ゲーム」に映し出された東京下町の感じだとか。いいですよね。荒川河川敷見ると、もう金八先生シリーズの主題歌が頭から離れなくなります。
普段バンドで演奏しに行くところって渋谷や中央線沿線が多く、東京の東側へ行く機会あまりない。
本八幡へ行く際は、車にしろ電車にしろ 隅田川越して荒川越して江戸川越して。つまりルート14の行き帰り あたし金八先生シリーズを必然的に思い出すのだ。
本八幡って千葉県だけど小岩過ぎたらもうすぐそこだし、何となくあたしは東京下町のイメージで捉えてしまう。
今度駅周辺をぷらぷらと探索してみよう。
きっと素敵な町並みと出会えるはず。


ルート14、もうかれこれ20年以上お世話になっているライブハウスです。
今回も最後まで気持ちよく演奏させていただいた。
1. 訣別
2. 挽歌
3. 夜明けのうた
4. 青春の日々
5. 不眠症の羊
6. 希望の花

「青春の日々」心込めて唄いました。


それから。この日は久し振りに滝さんとご一緒させていただいた。
相変わらず ギター1本でもバンド編成に負けない力強いハートのあるうたを聴かせてくれました。
カバー曲も なぞるのではなく完全にご自分のものにされていて、本当に素晴らしかった!!
楽屋でも近況報告がてら色々とお話させていただいて。楽しかったなぁ。
更にこの日は開演時間が早く、それに伴い終演後少しまとまった時間がありました。なのであたしはビールを何杯かいただいた後 焼酎のお湯割りに変えさせてもらって。
滝さん交えて最終列車近くまで、よく飲み よく喋った!!
本八幡という場所で、とても充実した時間を過ごす事ができました。
お会いした皆さまどうもありがとう。

また、今後 隅田川越して荒川越して江戸川越して ちょくちょくルート14に演奏しに行きたい。
30数年間 変わらぬ佇まいで営業を続けるライブハウス。今後もお世話になりたいし 応援していきたい。です。
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5月3日 東高円寺 U.F.O.クラブ

2017年05月15日 13時28分29秒 | 舞台日記
5月に入り、先ず最初の舞台は東高円寺にてらいむらいとだった。
久し振りのU.F.O.クラブ。お越しくださいました皆さまどうもありがとう。


1. えれじい
2. 泥濘
3. 堕落を憐れむ唄
4. 青春の日々
5. この世の果て
6. 希望の花


あたし。毎年5月の舞台は、若くして死んでしまった大阪での最初のバンドメンバーの事思ってあげる時間にしている。
薄情なもんで。日々こうして時間に追われながら音楽続けるくらしの中で 実際は自分の事でいっぱいいっぱいで、昔の事忘れてる時間の方が多くて。
「すまん。。でもこうして今も唄おうとするのは やっぱりお前の分も背負ってやってゆこうとしてるところあるねんで。」と、一言謝ってから5月は舞台に立ってます。


最後まで聴いていただきどうもありがとうございました。

この日ご一緒させていただいた皆さん、普段から仲良くさせてもらってる方ばかりだった。
先日名古屋でもお世話になった丹野創輔バンド、らいむらいとを立ち上げて間もなく仲良しになったアゲハビスケッツ。それから堀野くん本業の楽団であるナショヲナル。
どのバンドもやはり個性極めてるという印象で、拝見していて思わず唸りました。
初めてご一緒させていただいたthe RADsは勢いの中にも物凄く誠実さが見てとれる舞台で、とても清々しい気持ちになった。
そしてこの日はYASUがDJ担当してくれた。その場の空気を的確についてくる 紛れもない素敵な選曲で、心躍りました。
YASU、やけにこの空間が板に付いてるなぁ。と思ったら それもそのはず。
10年以上前 彼と知り合ったのがここU.F.O.であるし(当時 定期的にLADY STARDUSUTというイベントが行われていてあたしよく足を運んだ。YASUはそこでの専属DJで、更にDAVID BOWIEトリビュートバンドなんかで舞台にも立ってた。)
あ。らいむらいとも何度かLADY STARDUSUTに出演させていただいた。懐かしい。。
更に。らいむらいと初めてのワンマンがU.F.O.クラブで、そん時もYASUがDJやってくれたのだ!!
そりゃ板に付くはずだ。

この日は 東京で知り合った仲間と気兼ねなく終始楽しいひとときをご一緒させてもらった。
そんな中で堀野くんは唯一大阪時代からの仲間。
舞台で冗談混じり「ナショヲナルのお客さんの前で堀野くんって言っていいのか?・・まぁ。20代の頃から堀野くんって言ってるから今更ホーリーとはあたし呼べないけど!」などと言ったが。
普段、彼もあたしの事 村井くんって呼んでいて。考えてみると東京のこの業界でいつも「村井くん」って呼ぶの堀野くんくらいではなかろうか。
なかなかホーリーと呼べなくてすみません!!でも。これがよいのだ。

なんかねぇ。でも仲間っていいよねぇ。
あたしはこの20数年間。音楽をとおしての仲間が本当に沢山増えて。
皆と本音ぶつけ合いながら。冗談も言いながら。そして皆に助けられながらいまも音楽やっていられるのだと思います。
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4月24日 荻窪 クラブドクター

2017年05月05日 14時45分14秒 | 舞台日記
4月、最後の舞台は荻窪にてらいむらいとでした。
お越し下さいました皆さまどうもありがとう。

24thDecemberと2組でのイベント。月は違うが・・丁度24日にご一緒させていただける事、前々から楽しみにしていた。
3年前、今後らいむらいとがドラム対アコギ+うたの一騎討ちという編成でやってゆこうとした時に やはり24thDecemberの事を意識、参考にしましたし。彼らの潔い表現力を見習おうとも思った。
いま 我々は堀野くんの協力を得て、大抵は+ベースを交えた音での活動を行っているが。
今回、3年前 我々この2人で腹括ってやってゆこう!とした時の気持ちを思い出してこの場に挑んだ。


1. 雨降り
2. 愛の亡霊
3. 泥濘
4. 自己嫌悪
5. 不眠症の羊
6. この世の果て
7. 夜明けのうた
8. 希望の花


愛の亡霊、この3人で初めて演奏した。
みっちゃんと2人になってからはCDの音源とは違うボサノバ風のアレンジでしかやってなかった。この曲、エレキギターのカッティングが要だと思っていたので。
今回 事前にスタジオで両方のアレンジを試してみたのだが。やはりベースが加わると エイトビート、ボサノバ 両方いけるなぁと感じた。
改めて、堀野くんの力がいま我々の表現にとって大きな存在である事を再確認しました。
本人から「どちらのアレンジでも大丈夫っすよ」と言ってもらい。何だったら当日、場の空気によってどちらのアレンジでいくか考えてもいいか。ってくらい 余裕あった。
結局本番はエイトビートのアレンジでやったのだが、久し振りにざくざくした演奏の上にのせる艶かしい愛の亡霊がとても気持ちよかった。


そうだ。普段 本番中にストラップの紐がゆるんでギターから外れてしまう事ってまずないのだけど。恐らく14年やっていて初めて 今回演奏途中に外れてしまった。
ですが このアクシデントも所謂らいむらいとのどんづまり感の表現の一部と捉える事ができて。特に「やっちゃった。。」という焦りもなく平然とやり抜きました。
まぁ、多少逞しくなったのだと思います。14年もやってるから。

24thDecemberの舞台は 相変わらず彼らにしか表現できないひりひりとした緊張感のある演奏と、曲間における彼らの・・照れたりすかしたりぶっきらぼうだったり。その絶妙なバランスがよくって。
こちらも思わず息をのんだり、ほっこりしたり。今回も色んな感情揺さぶられました。
それから、ソウルキッチン等でよくお世話になった平野カズさんがこの日観にいらしてくれて、久し振りにお話できて嬉しかった。
更に、ドクターの姉妹店である 同ビル4階で営業しているドクターズ・バーにはこの日夜の涯のヴァルツが出演されていて。
終演後顔を見合わせ「なんと、びっくり!!」のような感じになって、終電車ぎりぎりまで皆さんとお酒いただきました。
夜の涯のヴァルツもカズさんも、MUREさんのお店スモーキン・ブギ通して知り合ったから。
なんだか仲良いともだちが大集合したみたいな感じで。楽しかった。
よい夜だった。

明くる日、夜の涯のヴァルツがU.F.O.クラブに出演するというので観にゆきました。

以前何度かご一緒させていただいた時のバンド編成ではなく、ガットギターひとつで マイクもシールドも一切使わない舞台。
この方も。いざご自分のうたを唄い出すと ひりひりとした緊張感に包まれて、観ている側は思わず息を止めてしまう。
だけれども曲間、お喋りするとね。とても誠実な・・やさしさ溢れるひとが同じ舞台に現れるのです。
24thDecemberとやはり共通する部分あるなぁ、と感じた。
ガットギターと自分の声による表現も バンド編成の時とはまた違った潔さを感じ、他にいったい何の装飾がいる?とまで思わせてくれる。
素晴らしかった。

らいむらいと14年やって、そこで知り合った方々はいつも自分に何らかの刺激を与えてくれる。
感情揺さぶられる時間を与えてくれる。
そして、普段ともだちとして仲良くさせていただける。音楽をとおして知り合った仲間は皆やさしいやつばかりだ。
こんな素敵な事はない。
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