むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

3月1日 大久保 くじら号、3月11日 五反田 ロッキー

2020年04月25日 15時39分24秒 | 舞台日記

なんだか今年の春はとても長く感じられます。いや。或いは 我々の元にまだ春はやって来てないんじゃないか というような気にすらなる。
それは、例年のように 爽やかな春の訪れを 世界中の人々が心から楽しむ事ができなかったからだと思います。皆が皆 未だ来ぬ春を待ち望んでいるのだ。

3月に入り、世の中 新型コロナウイルスに対しての危機感が急激に高まった。
そして あらゆるメディア上で ライブハウス という言葉を目にし耳にし、普段そこに出演する事を生き甲斐としている我々が 戸惑いを覚え始めるのもこの頃からだった。
全国どこのライブハウスも「会場入り口、手洗い場にアルコール消毒を用意致します 」「フロア内 マスクの着用をお願いします」「体調が優れない、熱がある場合はご来場をお控え下さい」「演奏転換中ドアを開け 換気をさせていただきます」 とアナウンスをし、感染防止対策に力を入れた。高額な殺菌マシンを導入するお店もあった。
この時点で我々は 相当な経営悪化状況に置かれているライブハウスに 少しでも力になりたい という思いで、決まっているスケジュールに関しては すべて出演という形をとっていました。


◎1日 くじら号
新宿 大久保駅前にこの度目出たくオープンするライブバー。その開店初日に あたし弾き語り出演のオファーをいただきました。
記念すべき初日のイベントにお誘いいただける事 自分にとってとても光栄で。こういう時期だけれど、ギター担いで気分よくお店へと向かった。
そして、まだレイアウト定まらない店内で お店の方 出演者 そしてお祝いに駆けつけた多くのお客さんと一緒に 手探りながらも空間を作り上げる事ができたのが本当に嬉しかった。
お会いした皆さん どうもありがとう。くじら号開店 おめでとう。


1. ひとつだけ
2. 愛の花園
3. 訣別
4. 道
5. 朝日樓
6. 不眠症の羊
7. 希望の花
8. 唇かみしめて
9. 青春の日々

今年の初めに 20年振りの主演映画「太陽の家」を劇場へ観に行って、再び剛熱が上昇していたあたくし。 この日大好きな Bye Bye というアルバムの中から 道 を徐に唄った。
それから 新宿区に新たなお店ができるという事で。生前 新宿PIT INNによく出演された浅川マキ。そして新宿と言えば・・花園神社で録音された演奏も 紀伊國屋ホールでの年越しコンサートの演奏も大好きな 朝日樓 かなぁ。と、この日お祝いにカバー曲をもうひとつ唄った。


終演後も、ご一緒させてただいたSIX1SIXのお二方と楽しく語らい合いました。
落ち着いたら、またぜひとも くじら号 にお邪魔したいです。


◎11日 Rocky
11日は毎月恒例「CAROとうたおう!」だった。
こういった時期ですが。お集りいただきました皆さん どうもありがとうございます。


<一部>
1. 一人で行くさ
2. ロマンス
3. 涙はいらない
4. 空中ブランコ
5. たんぽぽ
6. 一人にしないよ
7. 二人は友達
8. ロージー
9. やさしい詩を歌える人になりたい
10. 散歩

<二部>
1. 蒼いハイウェイ
2. 時の魔法
3. 君の誕生日
4. 鳥のように
5. 愛のない世界
6. 地球はメリー・ゴーランド
7. 一枚の楽譜
8. 吟遊詩人
9. 口笛ふいて
10. 暗い部屋

一部が終わった後 楽屋でTwitterを開き、 夜想 年内いっぱいでの閉店を知り。
マークさんとの思い出の場所でもう1度CAROやりたいね。と二人涙ながらに話しました。
もう1度、演奏しにゆけたらいいなぁ。

結局、この日以来モッキーとも会えず仕舞い。4月、5月の「CAROとうたおう!」は中止となりました。4月29日 昭和の日のネオフォークナイトも無論。


今度モッキーと、皆さんとお会いするときまでに。お家で目一杯GARO聴いておきます。

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2月23日 下北沢 CCO、2月27日 池袋 手刀

2020年04月04日 12時29分00秒 | 舞台日記

2月、らいむらいと 下北沢と池袋 2つの舞台で締め括りました。
この2日間の時点で、まだ一連の事態はさほど深刻化されていなかった(ように思われる)
会場内 平常通りの光景、そしてそこに居る皆が まだ平常通りの心持ちであった(ように思われる)
まずは お会いした皆さん、お集りいただいた皆さん どうもありがとう。


◎23日 BAR?CCO
やぶやん祐くんが前日から東京に出てきており。その前日 22日中目黒での山田晃士さんとのイベントにあたくしお邪魔し、彼らと昨年12月北海道以来の再会を果たした。
会場内でモッキーとも合流し、とてもハートフルなそのイベントを皆で楽しんだ。
そして、やぶやん祐くん東京2日目。昨年4月にモッキーが企画してくれた「ムードくんといっしょ!」今回も、ほぼその時と同じ顔ぶれで CCOで開催できた事が本当に嬉しい。

久し振りにお会いする岡崎ともくんは、舞台に立つなり開口一番「いま先程・・決めました。今日は、あるシンガーの曲しかやりません!」と、何とも潔い姿勢を見せてくれて。
SUPER STAR(無論 長渕剛)の熱唱から このイベントは始まった。
そして「師匠も1曲ご一緒しましょうよ!」という事で 最鋭輝 思い出の1曲 春待気流 を2人共演し終えたところで、すかさずモッキーが「お嬢も1曲!」と言うもんだから
「なぬ?おれも?」と舞台に向かう数秒間 考えに考えた挙げ句(親子ゲームの) SUPER STAR がぐるぐると頭の中リフレインされていたので 咄嗟に(親子ジグザグの)「ろ、ろくなもんじゃねえ お願いします!」とリクエストをし・・唄わせてもらいました。
何とも 下別府勇次の気分になれて 気持ちよかったです。。ありがとう。
ともくんのその後の剛の選曲も、無論素晴らしかった。今度、真剣に!!ともくんと一緒に 剛しか唄わないというイベント、やりたいなぁ。

続く やぶやん祐くんの舞台。2人とても息の合った演奏で、何ともリラックスした素敵な空気を 会場内作ってくれて。心和みました。

新しい音源からの選曲、とてもよかった!!

モッキーは、流石この日の立役者。貫禄のムード溢れる舞台を届けてくれた。
参加している皆が笑顔になりました。
こういう風に モッキーの元に素敵な仲間が集う というのは、偏に 彼の人となりにおけるところなのだろうなぁ。イベントを共にする度 こう思います。


1. 不眠症の羊
2. この世の果て
3. 希望の花
4. 散り際
5. 唇かみしめて

我々も、精一杯ムード込めてやらせていただきました。


駆けつけてくだすったPaddyさんと、皆で仲良く記念撮影。
わざわざ観に来ていただけて嬉しかった!!ありがとうございます!!

イベント終了後は やぶやんに我が家まで来てもらい。気がつけば 明け方までレコード聴きながらお酒酌み交わしていた。お疲れのところ、遅くまで付き合わせてごめん。。
ですが。この日 自分にとって本当によき一日となりました。


◎27日 手刀
2月最後の舞台は 池袋手刀にて。luin主催イベント「紡ぎ唄」への参加だった。
もう かれこれ長い付き合いになるluinメンバーのlucyくん。彼が立ち上げた新しいバンドとの初共演。あたしはこの日をとても楽しみにしていた。
それから 更に古い付き合いになるカラビンカの工藤くんもこの日一緒だったので、終始楽屋で フロアで 和やかな和気藹々とした時間を過ごせて、とても心地よかった。
ですがこの日の出演バンド、舞台を拝見しましたら どのバンドもやたら痛みを伴うような世界観で。ひりひりと心の傷口にしみた。


1. 堕落を憐れむ唄
2. 泥濘
3. 自己嫌悪
4. 散り際
5. 唇かみしめて


我々も、精一杯心の底の思いを吐き散らしました。聴いてくだすった皆さん どうもありがとう。
「紡ぎ唄」本当によいイベントだった。参加できて光栄でした。


3月に入り、世の中における事態の深刻化、それに伴う情報の氾濫が 日に日に大きくなってきた

そんな中 バンドの方針としましては お世話になっているライブハウスの経営悪化も深く考慮して、開催有無の判断は ひとまずお店、主催側に委ねようといったものでした。つまり、イベントが開催されるかぎり 我々からの辞退はなし。という考えでした。
ですがこの数日間 都から強い自粛要請が出され。我々のスタンスに対する周りからの忠告、反対意見もあり。 何より、自分自身 現状における 危機感の受け止め方が変わってきて。
3月27日ブラック&ブルーは メンバー1人欠く形での出演、4月1日エリアは バンドとしての出演辞退という形をとらせていただきました。 開催押し迫った 急な(ブラック&ブルーに至っては開演わずか数時間前)こちらからの申し出にも関わらず、両お店から「こういった状況ですものね。仕方ないです。」と返答していただき 誠に感謝しています。
それから、お店さんには勿論のこと 共演の皆さま、お客さまにもたいへんご迷惑をおかけいたしました。この場を借りて深くお詫び申し上げます。
しかしながらこの先も。状況をよく見ながら、我々のできる最善を熟慮した上での決断をしてゆこうと思っています。何卒ご了承くださいますよう、お願いいたします。

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