むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

10月29日 町田 プレイハウス

2017年11月26日 15時49分05秒 | 舞台日記
10月最後の舞台は町田プレイハウスにてらいむらいとだった。
お越し下さいました皆さんどうもありがとう。

この日は 日頃お世話になっているthe FOLKLESの鍵盤奏者E.M.Iさんのお誕生会。
先ず、らいむらいとをこうしためでたい場に呼んでいただけた事が本当に純粋に嬉しかった。
本来なら どの面下げて我々のような楽団が人様におめでとう!!って言える??
つくづくお祝い向きでない音楽性を抱えてしまってる事、このような場でいつも気付かされるのだ。

それで。今回我々にできる事ってなんだろう?? 不躾ながら、イベント数日前にご本人のE.M.Iさんに「何からいむらいとで聴きたい曲とかって ありますか?」とメールでお伺いした。
すると もう。有り難い事に「この世の果て、聴きたいです!」といったお返事をいただきまして。
本番「いつもの3割増しくらい心込めて この世の果て 唄います!」などと言ったが。
あたくしの精一杯の照れ隠し故、どうかご勘弁を。。
ほんとは嬉しくって嬉しくって。もう!!全力で心込めて唄わせていただいたのです。よ。


1. 訣別
2. 堕落を憐れむ唄
3. 愛の花園
4. この世の果て
5. 不眠症の羊
6. 希望の花

E.M.Iさんとは、我々らいむらいと 彼女がまだthe FOLKLESの鍵盤担当する前からの知り合いで。
そうだ。それこそ5年くらい前かなぁ。この世の果て というアルバム発売した頃などしょっちゅうお会いしていたように思います。
いつだったか。ミューブラにおけるthe FOLKLESの舞台であたしゲストで1曲 ルージュの「不思議な国のお話」を唄わせてもらった事があった。その時、同じ舞台で彼女と一緒に演奏するのがなんともそれこそ不思議な気持ちになったのも憶えてます。
そうした過去を思い巡らせながら、この日我々なりに精一杯お誕生日お祝いさせていただきました。


最後は、出演者の皆さんとデヴィッド・ボウイの曲をご一緒させていただいた。
それから転換中、DJのいかすミュージックがこのお誕生会に花添えていてとても素敵だった。
E.M.Iさんご本人が次に登場するバンドの紹介をしてくだすったり。
イベント終了後も時間許す限りフロアで皆さんとわいわい談笑したり。
会場に居る皆がこの場を全力で楽しんでいるのが伝わってくるようなイベントで、本当に素晴らしい空間でした。
我々のような楽団がこのようなイベントに参加させていただくの、改めて有り難い事であるなぁ。と思った。
お会いした皆さま、どうもありがとうございました。
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10月18日 五反田 ロッキー、10月21日 渋谷 ソングラインズ

2017年11月15日 21時07分46秒 | 舞台日記
10月。続いて五反田CAROと、灯りちゃんユニットでのミューズとブランチ出演でした。
ハロウィンが近いという事もあり、両日パーティーらしいイベントだった。
お越し下さいました皆さまどうもありがとうございます。
あ、いや。CAROの方は無理矢理モッキーと今日はハロウィンっぽくしよう!と、行きにTOCビルに寄りグッズを買い込んだのでした。

◎10月18日 五反田ロッキー

いつもよりも妖しげに登場して。さっそうと1曲目イントロ弾き終え いざ唄おうとしたら「これ・・無理!!」と。きばを床に叩きつける演出があほっぽくってよかったなと思ってます。


<一部>
1. 一人で行くさ
2. 木馬
3. ピクニック
4. 水色の世界
5. 白い日記帳
6. 地球はメリー・ゴーランド
7. ロマンス
8. 学生街の喫茶店
9. ガラスの涙はもういらない
10. 吟遊詩人
<二部>
1. 蒼いハイウェイ
2. 時の魔法
3. 愛のない世界
4. 君の誕生日
5. たんぽぽ
6. 人は生れて
7. ロージー
8. 涙はいらない
9. 風にのって
10. 散歩
11. 暗い部屋
12. FInd The Cost Of Freedom

前回リクエストいただいた ガラスの涙はもういらない を今回序奏部分も再現して演奏した。
マークさんの非常にセンチメンタルな心が表れているような曲で、あたくしも大好きです。
お客さまの中でもこの曲に思い入れ持つ方が多いように見受けられます。
モッキーと心込めて演奏しました。一緒に唄ってくだすってどうもありがとうございます!!
もう、これまでに幾度五反田でマークさんの曲を皆さんと共にしてきただろう。
ここ皆さんの思い出の場所ロッキーで きらきらとマークさんの曲は輝き放ちながら生き続けてる。
そんな風に思っています。

◎10月21日 渋谷ソングラインズ
そして。今年もミューズとブランチ10月恒例 夜のミューズとハロウィンに出演してきた。
残念ながら今回スネーキーが都合つかず、灯りちゃんと2人で。
10月も個人的にばたばたとしていたので、本番5日前に2人で「さて今回どういった曲にしょう?」と相談し、結局1日前の金曜日にスタジオで初めてきちんと音合わせした。


1. 愛の罪(LOVE ME DO)
2. メモリーグラス(堀江淳)
3. 危険なふたり(沢田研二)
4. 情熱の嵐(西城秀樹)
5. よろしく哀愁(郷ひろみ)
6. 南の島に雪が降る(LOVE ME DO)

我々2人 子供時分によく口ずさんだ所謂1970年代の歌謡曲を軸に、80年代中性的な容姿と声で人気を博した堀江淳の メモリーグラス をねじ込み。
あたまとおしりにLOVE ME DOの曲を配置した。
南の島に雪が降る この曲を自分なりのアレンジで今回やらせていただきまして。
当日 青木さんもいらしてたので内心「やばい!怒られるかも!」とどきどきしていたのだが。
結果、思ったよりご本人さまの反応悪くなく・・ほっと胸を撫で下ろしました。
あたしの秀麻呂メイクもあまり怒られなかった(笑)
そう言えばこの日、マーヴェくんもみっちゃんも応援に駆けつけてくれていたので「なんだ。LOVE ME DOほとんど揃ってるじゃないか。いいバンドだなぁ。」とほくそ笑むのであった。
案の定 久し振りにお会いした青木さんとは打ち上げの席で歌謡曲談義となり。もう、その話をし出したら2人止まらなくなってしまうので。そのうちロフトプラスワンあたりで公開歌謡曲談義なんぞをやらせてもらえないだろうか・・と、ちょっと企てみようかなぁとも思ってます。

そして。今回もマギーさんにたいへんお世話になりました。

百恵ちゃんオンリーで挑んだこの日のマギー☆フランソワの舞台。よかったなぁ!!
ミューズとブランチ。これまで何度もあたしお世話になっている。
出演する度に マギーさんのお客さんに対する気配り、それから一緒になってその場を楽しむという姿勢に感心するばかりだ。
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10月14日 武蔵新城 カフェ・ハット

2017年11月10日 23時12分39秒 | 舞台日記
今年も加藤和彦追悼イベントに参加してきた。
足を運んでいただいた皆さん、ご一緒させていただいた皆さん、お店の皆さん どうもありがとうございました。

この追悼会、昨年までは鳥井賀句さんのお店新宿ソウルキッチンで行われていた。
しかし残念ながら今年の春をもってソウルキッチンが閉店してしまったので。場所を変え、今年は武蔵新城にあるレストランでの開催となった。
駅南口から商店街を抜け 少し歩いたところに佇む今回の会場、とても清潔感漂う素敵なお店でした。パスタもとても美味しかった。

今年も出演者の皆さん、トノバンに向けた愛情たっぷりの演奏を聴かせてくれました。
安井かずみとの共作アルバムのひとつ「あの頃、マリー・ローランサン」からの洒落た選曲での弾き語り。作曲家として女性アイドル歌手やニューミュージックシンガーへ提供した曲を、鍵盤とカホンで明るく楽しく演奏された方々。
三味線、アコーディオンを用いた独自アレンジでの 帰って来たヨッパライ。フォークルをアコースティックギター2本とベースで素敵なハーモニーとともに届けてくれた方々。
更にはミカ・バンドのポップな面をアコースティックギター2本で爽快に聴かせてくれたり、カフェ・ル・モンドのメニュー の粋なジャムセッションも!


あたしは例年どおり フォークル解散後ミカ・バンド結成に至るまでに活動していた頃の曲を主に弾き語った。

1. 白い色は恋人の色
2. ブルージンの子守唄
3. 家をつくるなら
4. 僕を呼ぶ故郷
5. アーサーのブティック
6. アーサー博士の人力ヒコーキ
7. 花のかおりに

アーサーのブティック。昨年まではソウルキッチンで賀句さんが担当されていたのですが。賀句さんのすごく気持ちのこもったアーサーのブティック、とても好きで。
今年あたしが代わりに唄わせてもらった。
ソロとしてのファーストアルバムに収録されてるこの曲。並びに続編とも言えるセカンドアルバム「スーパーガス」での アーサー博士の人力ヒコーキ。
加藤和彦曰くこのアーサーというのは地球の事を意味してる。との事です。
なんとなく・・地球に住むにんげんの素晴らしさや愚かさみたいなのを噛みしめながら2曲唄った。


最後はこの日の出演者の皆さんと一緒に あの素晴しい愛をもう一度 を大合唱した。
小学校〜中学校の時の愛唱歌集で触れたこの曲、今もなお我々の愛唱歌集の中の重要な1曲であるような気がしました。


あたしが産まれるもっと以前から日本の音楽シーンの第一線で活躍されていた加藤和彦。
物心ついてから この方の作るメロディー、この方の優しい声、この方の生き方というものに何とも言えぬ魅力を感じた。
いまもずっと、あたしの中でその魅力は色褪せない。
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10月12日 渋谷 ラ・ママ

2017年11月05日 18時17分40秒 | 舞台日記
10月、続けてらいむらいと ラ・ママに出演してきた。
お越し下さいました皆さんどうもありがとう。

この日。珍しく自分的には自分たちを褒めてあげるような舞台になったような気がした。
と言うのも 14年間このバンドやってきて。
舞台下りた時に「おれたち最高だな!!」という気持ちになった事は、先ずない。
毎度全力でやるはやっているので、舞台下りた瞬間というのは ぜーぜー息切らしてメンバーと口もきけないほどの状態だけど。
ようやく息を整え やっと口に出す言葉というのが、今まで何100回舞台繰り返してきて九分九厘「こんなんちゃうやろ。こんなんやったらあかんやろ。ぜんぜん駄目。もう、いい。次の事考えよう。」こんな感じです。
この日は珍しく「いい舞台だったような気がする。。」という言葉をメンバーに発した。


1.えれじい
2. 泥濘
3. 堕落を憐れむ唄
4. どうしょうもなくブルース
5. 不眠症の羊
6. 希望の花





この舞台を迎えるにあたっての何度かのスタジオ練習で。みっちゃんのドラムプレイに関して 自分の思うところを幾らかぶつけた。
らいむらいと 14年間400回近く舞台で演奏してきて。仮にある曲を今まで100回演奏していたとする。
あたしは1回目その曲を演奏した時の感覚と100回目の時の感覚というのはまったく違うものになる。
歌詞も変わってゆくし、平気で曲の構成も変える。
やはり14年間での自分の声質の変化、それから日常生活の変化。当時あれだけ伝えたかった事なのにいまはうまく伝えられないという曲も多々あって。
なもので、その時々でドラムパートに関しても「この曲はいまはこういう風に叩いて欲しい」という注文をつけるのです。
その注文がいつも感覚的というか抽象的なものだから、みっちゃんをその度毎に悩ませてしまう。
「真っ暗闇で時計の針の音だけがチッチッ・・と鳴り響いてる感じで叩いて!」
「違うなぁー。その音。ぜんぜん悲しく聴こえない。もっと悲しい音にして!」
「日本の田舎のお祭りの寂しさを表現して!それだと海外の賑やかなお祭りみたいに聴こえる。」
「んー 畳み掛けるようにって言ったけど、金物で畳み掛けるんじゃない。低音の方で畳み掛けて!」
もう。言いたい放題。
だけど この日の舞台、いま自分が欲してる音というのが幾らかうまく表現できたような気がした。

昨日みっちゃんがめでたくまたひとつ歳を重ねた。
知り合ってもう何回目の誕生日だ??まぁお互いのお誕生祝いした事、今まで1度もないが。
思うのだが。
こうしてバンドの音に関してここまで「あーでもない。こーでもない。」と腹割って話せるのは、やっぱり14年共にしてきた三科孝夫という男だからこそなんだと思うのです。
彼はドラマーのくせに、素人のあたしからドラムに関してここまで細かな注文を突きつけられても嫌な顔ひとつしない。
彼はドラマーのくせに、練習であたしが久し振りに唄う曲の歌詞が出てこず悩んでいたら「こうでしょ」と教えてくれる。
まぁ。この先もこの男と共に らいむらいと やってゆくんだろう。
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10月9日 荻窪 クラブドクター

2017年11月03日 16時44分54秒 | 舞台日記
10月第1回目の舞台、荻窪にてらいむらいとでした。
お越し下さいました皆さんどうもありがとう。
我々 昨年辺りからこのクラブドクターに定期的にお世話になっているのだが。
余計な物がなく凄くシンプルな構造のライブハウスで気に入ってる。
登場の際、お客さんが入って来られる同じ入り口からお客さん掻き分けて舞台へと向かう。というのもプロレスの入場みたいでなんかいい。
大昔の話になるが。あたしオリジナル曲で初めて出演したライブハウスが大阪寝屋川市のヴィンテージ・バーというところでした。
そこもやっぱり出入り口が1箇所しかなく。いつもプロレス入場してました。
なんかクラブドクター出演する時、寝屋川でやってた頃の事思い出すのです。。


1. 訣別
2. 挽歌
3. 都会
4. 時計をとめて(ジャックス)
5. 自己嫌悪
6. 愛の花園
7. あ・り・き・た・り
8. 不眠症の羊
9. 希望の花
10. この世の果て


寝屋川でよくライブしてた頃、あれから色んな経験積んで幾らか自分も大人になったはずなのに。
あの頃と同じように網タイツで舞台に立つ。
そろそろ秋も深まり夜など肌寒く感じるようになってきたこの日 あたくし半ズボン穿いたのは、共演者の村男さんがいつも舞台で可愛い玩具と一緒に戯れているのがとても素敵で。それに共感するあたしなりの童心だったのかもしれません。

今まで何度か村男さんとご一緒させていただいた。
毎度拝見して思うのですが。この方のつくり出す世界というのがもう!!本当に素晴らしい。

アルバムも聴かせていただきましたが。素晴らしいです!!
舞台においても音源においても、極限までに削ぎ落とされた楽器音の中で非常に個性的な艶かしい声がゆらゆらと漂っていて。
その発する言葉たちが時には絵空事のような不思議な世界へと連れて行ってくれ、時には不条理な現実を叩き付けるかの如くぐさりぐさりと我々の胸を突き刺す。
あたしも大好きな当時のURCレコード・・例えば五つの赤い風船、休みの国、遠藤賢司だとか。あと 加藤和彦のファーストやジャックス等の所謂アシッド・フォークの世界観に通ずる。
↑ のアルバム、そういったレコードに紛れていてもまったく違和感ないもの!!

この日のイベント、有り難い事に 村男さんからの「らいむらいととまた共演したい」というお気持ちで実現しました。
また、今後も荻窪クラブドクターで お互いプロレス入場して共演を果たしたい。
今度は我々の方から誘わせていただこうと思っています。
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