むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

6月9日 町田 プレイハウス、6月10日 渋谷 ラ・ママ

2017年06月24日 13時18分01秒 | 舞台日記
9日と10日、らいむらいとの舞台でした。
今月のらいむらいとは珍しくこの2本だけだったので、両日 気持ち集中させて場に臨んだ。

先ず9日はプレイハウス。

1. 雨降り
2. 愛の花園
3. どうしようもなくブルース
4. 自己嫌悪
5. 不眠症の羊
6. 青春の日々
7. 希望の花
8. この世の果て

周りの多くのひとが6月9日を「ロックの日」と呼称する中、例に漏れずあたしもみっちゃんも堀野くんも もう何10年となくロックバンドと共に生活してきてるので。果たして3人 今日の日を何らか意識して舞台に立ったのか、どうか。
本番中にも言いましたが。
あたしも幼い頃からその時々によって色んな事に夢中になってきたけれど。例えば、寝ても覚めてもランボルギーニ カウンタック乗るのを夢みた時代(スーパーカーブーム世代です。)少年漫画があまりにも好きで無謀にも漫画家目指した時代(ジャンプが大流行する少し前で、どちらかというと小学館のサンデーや少年ビックコミックを耽読してた。)プラモデルに狂って狭い部屋でシンナー塗れになりながら大掛かりなジオラマなども制作した時代(社会現象にもなったガンダムのプラモデルよく買いました・・ホビージャパンっていう模型雑誌も同時に買ってた。)テレビに出るようなアイドルになりたくてバク転必死に練習した時代(意外かもしれぬがあたし10代の頃バク転できた。)という風に。
ですが。どれも「なんであれほどまでに夢中だったんだろう」と、冷静に振り返ってみて後で可笑しくなったりするんです。
しかしロックだけは。10代の頃から髪を伸ばし始めてギターの練習して、お化粧の仕方もおぼえて。そこからもう何10年。いまも夢中になってるって、凄いなぁ。。と思う。
逆に「なんで未だ夢中になってるんだろう」って可笑しくなります。
みっちゃんも堀野くんも。そしてあたしの周りにいる同世代のバンドマンも、みんなこんな風に思ってんのかな。だとすると6月9日は、もうロックの記念日でいいか。

明けて10日はラ・ママだった。

1. 訣別
2. 愛の亡霊
3. 泥濘
4. あ・り・き・た・り
5. 堕落を憐れむ唄
6. 青春の日々
7. 不眠症の羊
8. 希望の花

6月10日、最鋭輝とはもう長い付き合いになるのでこの日はもう「ムードの日」以外考えられず。
らいむらいとも 過去に何度も6月10日最鋭輝主催イベントにお世話になった。
なので、この日 厳粛にムード込めて演奏しました。我々なりに。

ラ・ママは今までらいむらいとが最も数多く出演してきたライブハウスです。我々のやろうとしている部分を1番理解してくれてる。
今回も音響、照明ともに我々のムード作りに大いなる手助けをしてくれました。ありがとう。
この日の主催であるJOKERも、ムードを非常に大切にしているバンドといった印象を受けた。

今回は我々出番が早かったので、終わってからゆっくりと拝見させていただきました。
機会ありましたらまたご一緒させていただきたいです。お世話になりました。

という事で9日、10日。色んな事考えながら濃密な2日間過ごす事ができた。
お会いした皆さまどうもありがとう。
来月のらいむらいとの舞台は、梅雨も明けてそろそろ夏本番という頃だろうか。7月の頭だとまだか。
夏にお似合いのバンド・・といったところを見せつけてやろうかと思ってます。・・冗談です。
ともあれ何卒よろしくお願いいたします。
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6月3日 川越 大黒屋食堂

2017年06月17日 00時44分13秒 | 舞台日記
6月に入り、先ず第1土曜日。川越で唄ってきた。
初めて川越という土地を訪れたのだけど、とてもよいところでした。

蔵造りの建物が並ぶ通りにほどよく近い場所に佇む大黒屋食堂という、素敵な空間で皆さんとご一緒させていただいた事 とても嬉しく思ってます。どうもありがとう。
あたし奈良〜京都で子供時分から20代終わりまで暮らしたので、古い町並みをわりと身近に感じていたりもしたのだが。川越のレトロ感って 奈良、京都とはまた少し違った趣きだった。
現在の町並みの中にふいに飛び込んで来る残された古い建物は、どこか素朴で懐かしさを感じ。心安らぐ何か不思議な感覚だった。
土曜日という事もあり、街はその景観を楽しむ多くの人で賑わっていました。

古い付き合いのどるたんがこの川越の食堂でのイベントにあたくしをゲストに呼んでくだすって。
今年2月にどるたんお誕生日会でもご一緒させていただいたしゃあみんさん、ひづめ☆つかささんとともに昭和のうたについて語り、唄い、楽しみました。

あたしにとってGSの名曲 オックスの「ガールフレンド」や、よしだたくろう、チューリップといったフォーク〜ロックの名曲を皆さんと一緒に。
更に、お店のほんの目と鼻の先に大正浪漫夢通りがあるというのならこの曲演奏しなくては。って事で「赤色エレジー」を4人で演奏した。しゃあみんさんのバイオリンがとても大正浪漫風味利かせていて素敵でした!!
あと各々昭和のアイドルの曲を唄うという事で、あたしは幼い頃大好きだったあいざき進也を唄った。つかささんは偶然にもデビューが近かった城みちるを。どるたんは80年代のシブがき隊を演奏されました。70年代から80年代へと時代が進むにつれてアイドルの楽曲でも 音使い、アレンジの変革ってレコード聴くと凄く大胆でわかりやすいのだけど。今回伴奏は弦楽器のみ。それも電気を使わず生音、生声でそれらの曲を表現する事で、歌謡曲の秀逸なメロディというのは時代問わずよいものだなぁ!!などと改めて思いました。
そうそう。ここでは電気一切使わず 生声生演奏というのが、またよかった。

一部後半は 現在元古井戸の加奈崎さんと一緒に活動をされているつかささんと、元GAROのMARKさんのサポートをさせていただいてたあたしとで GARO、古井戸の名曲をいくつか演奏しました。
GARO、古井戸って 同じ70年代を全国駆け回ったグループ。それが40年という年月経て2014年。MARKさん天国に行かれる間際に加奈崎さんとユニット立ち上げてらしたんです。ツアーも計画されていたんだけど実現せず、そんな経緯も踏まえながら心込めて演奏した。
つかささんの素晴らしいギターとともに唄わせてもらった「ポスターカラー」、個人的にとても心に染みました。
古井戸って悲しい曲多いですよね。泣けました。。


電気使わず生声生演奏・・にも関わらずお化粧はきちんと施したあたくし。
二部のどるたん+しゃあみんさんによる胸に突き刺さるオリジナル曲を今回もじっくりと聴き終えて、三部はお嬢の世界という事で舞台に立たせていただいた。
恐れ多くもあたしなんかをクローズアップしていただいた上で、今回何を提示するべきか??と。当日の朝まで答え出ぬままでしたが。
どんづまり叩きつけて はい終了。がお嬢としては理想なのかなぁ??とも思いましたが。
結果。とてもあたたかな気持ちで、ゆったりと自分の好きな昭和のうた交えながら演奏しました。
それは当日お会いした皆さんの 場を楽しんでくだすっているそのお気持ちが本当に嬉しく。お店の方の 初めてお会いした時からやさしい笑顔で接していただいたそのお気持ちが本当に嬉しく。どるたん、しゃあみんさん、つかささん、それから関係者の皆さんがほんととてもあったかくって。
自ずとそういう舞台になったのだと思います。
どんづまりのうたさえもおだやかな気持ちで唄えました。
どうもありがとう。

1. ひとつだけ
2. 愛の花園
3. モナリザの微笑(ザ・タイガース)
4. 時計をとめて(ジャックス)
5. 赤い風船(浅田美代子)
6. ざんげの値打ちもない(北原ミレイ)
7. 順子(長渕剛)
8. 赤い花白い花(赤い鳥)
9. 希望の花


最後は これこそ昭和の名曲 ザ・キング・トーンズの「グッド・ナイト・ベイビー」を皆さんと唄い、お開きとなった。
そして、ふいに観に来ていただいたスランキーサイド、HURDY GURDYのトトキさんとも一緒に終演後 食堂の美味しい料理をご馳走になりながら楽しい時間を過ごしました。

今回のイベント、川越という街があたしにとってとても心安らぐ事となったし 企画してもらったどるたん始め 皆さんのやさしさが本当に嬉しかった。
今後も2ヶ月に1度偶数月の第1土曜日に音楽食堂開催されるとの事なので、ふらっと川越の街を楽しみがてら そして美味しい料理と音楽を楽しみがてら またお店に足を運ぼうと思ってます。
とても充実した1日でした。
この日お会いした皆さん、どうもありがとうございました。
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5月20日 渋谷 ソングラインズ

2017年06月14日 22時41分18秒 | 舞台日記
遅くなりました。
5月最後の舞台は、らいむらいと久し振りのミューズとブランチだった。
お越し下さいました皆さんどうもありがとう。

堀野くん初参加のミューブラ。そして6周年記念というめでたい回への我々出演でありました。
6周年特別企画だから?この日はいつものお昼ではなく、夜の公演。
演奏の最中に周りの景色が徐々に薄暗くなってゆくというシチュエーションの元 我々いつもどおり演奏させていただいた。


1. えれじい
2. 泥濘
3. この世の果て
4. 青春の日々
5. 不眠症の羊
6. 希望の花

今年。昨年末出した新しいアルバムに収録されてるって事もあって 例年よりも数多く青春の日々、様々な所で唄ってる。
この曲唄うと 終演後たまにお客さんから「泣かれて・・ました?」と聞かれるのだが。
「あ。いや。こっそりと。」と応えてました。

今回撮っていただいた写真見ると。
え!!むっちゃばれてるやん!!といった顔をあたししていて。焦りました。
でも、まぁ。美しい涙という事にしておこう。
何年やっても何度唄っても感極まる瞬間があるというのは。それはとても幸せな事なのだと思います。

それからミューズとブランチ6周年、今回色んな事思い出した。
マギーさんから「今度、お昼にサンドイッチ食べながら演奏会しようと思うんだけどさぁ。」と電話もらった時の事あたしもよく憶えていて。
6年前って丁度この世の果てという曲を作り上げた頃で。お昼にどんづまりの唄ってどうなんだろう?と思いながら、それでも最初の1〜2年はほぼ毎月のように参加させていただいてました。
このイベントで多くの方と出逢い。ミューブラきっかけに仲良くなった方も大勢いる。そして、ミューブラには自分の中で別れの思い出も存在します。
今後らいむらいとのメンバーが1人欠けると確定した直後にミューブラへの出演があり。その日大雪だったんだけど。演奏中窓越しに雪見ながら「これでらいむらいと終わりにしてもいいかもなぁ。。」などと感傷に耽った。
何故だかその大雪と別れがあたしの頭ん中ミューブラとともに結び付いてしまってる。
とにかく!!あたしにとって思い出いっぱいのミューズとブランチなのだ。

この日、出演者の皆さんと一緒にデイ・ドリーム・ビリーバーを唄い終え。

初参加の堀野くんのお化粧落とした顔見て「あれ?素顔、もしかして武豊に似てる?」とマギーさん言ってるところ。
このような他愛もない会話が、後で思い出し笑いに繋がるミューズとブランチ。
偏に マギーさんの人を楽しませる事が本当に大好きなところが、人気イベントとして6年以上続いた所以なのだろうなぁ。
かくいうあたくしも毎度心から楽しませてもらってる。
相変わらず我々絶望を賞賛するようなバンドですが。また、今後もちょくちょくお世話になりたいと思っています。
今回誘っていただきどうもありがとう。そして、6周年おめでとう
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5月15日 渋谷 ラ・ママ

2017年06月04日 16時17分38秒 | 舞台日記
5月4本目の舞台は、La.mamaでらいむらいとだった。
5月はLa.mamaが開店した月で、あたし毎年このオープン記念月間のイベントに何らかの形で参加させていただいている。
今年35周年を迎えるそうです。記念すべき35周年イベントに参加できてよかった。
足を運んでくだすった皆さまどうもありがとう。

ROCK CHANSONNIERと題されたこの日のイベント。
普段みっちゃんがお世話になってるカブキロックスの氏神さん主催だったのだが。
なんとなく。10年前によく出演していた青い部屋でのイベントの雰囲気を想像して渋谷に向かった。
この日初めてお会いした共演者の皆さまは普段からシャンソンを唄ってらっしゃるスペシャリストであるし、氏神さんも最近ご自身の曲以外に日本語のシャンソンを唄われているという。
以前らいむらいとも ひとつの舞台においてシャンソンのみを演奏するという自らの企画打った事ありますし、個人的に雪が降るやアムステルダムなんかは弾き語りでもわりと頻繁に唄っていた。
青い部屋で我々流の愛の讃歌演奏した事もあって。歌詞も付け足してアレンジもいじくりまわして。それでも戸川さんから「素敵じゃない。シャンソンは自由でいいのよ。もっともっと唄いなさい!!」と言っていただき本当に嬉しかったのを憶えています。
ですが今回は。らいむらいとの楽曲の中から シャンソンやフレンチ・ポップをモチーフにして作った曲、或いは青い部屋に出ていた頃 戸川さんの人間像に影響されて作った曲を我々は演奏しようという思いに至りました。
結果・・あたし自身は潔い舞台になってよかったと思っています。


1. 屋根の上の猫
2. 黒い涙
3. 愛の花園
4. ひとつだけ
5. 愛の亡霊
6. 希望の花

黒い涙の間奏部分、以前しゃちょうと3人だった頃 あたしがくっと崩れ落ちて「行かんといて。。」とすがる演出をしてた。
堀野くんと3人になってから久し振りにやってみたのだけど、この感じというのが 自分が思い描く非常にシャンソンたる部分なんだと思います。
美輪明宏の唄うシャンソンって、メロディに歌詞を当てはめるだけではなく感情を台詞にして表現する事多いですよね。
感情をその曲に過剰に込めるというのが なんとなくあたしなりのシャンソンです。
戸川さんから言っていただいた言葉を忘れず、これからもあたしなりにやって行きたい。





最後は出演者の皆さんでカンツォーネのケ・サラをご一緒させていただきました。


La.mamaでこうしたシャンソンをテーマにしたイベント 自分自身凄く新鮮でしたし、逆にLa.mamaならではという気もしました。
グランドピアノも常備されているライブハウス。
いつかピアノが弾けるようになったら素敵だろうなぁ。ピアノ弾きながらシャンソン唄いたいなぁ。
気分は西田敏行です。
ともあれこの日。La.mama35周年をお祝いする事ができて光栄でした。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
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