むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

4月13日 五反田 ロッキー

2019年05月15日 00時34分40秒 | 舞台日記
4月も、無事CAROの舞台終えました。
五反田まで足を運んで下さいました皆さま どうもありがとうございます。
この日も 皆さんと一緒にGARO、マークさんの名曲の数々を大いに唱い 楽しみました。

我々CARO、毎月できる限り何か新たな事に挑戦しよう。と今までやってきた。
最近ではGAROのアルバム1枚丸ごと再現したり、少しずつではあるけれど 生前マークさんとご一緒する機会のなかった曲 我々なりに取り組んでみたり。
前回 マークさんの愛したDONOVANのLalenaを演奏したのも、自分たちにとって凄く勉強になりました。で、実はその日の帰り。電車の中で「次回のロッキー、GAROっぽい恰好に挑戦してみない?」とモッキーからひとつアイデアの提示があった。
モッキーは普段リーゼントがトレードマーク。「いまの最鋭輝のスタイルからGAROっぽい恰好って・・難易度高くないですか??」とあたしは幾分心配にもなったのだけれど。
しかしその後LINEのやりとりで 帽子、づら、ラッパズボン、ロンドンブーツ。すべて用意しました!との連絡を受け、彼の意気込みに感服。当日がとても楽しみになった。



<一部>
1. 一人で行くさ
2. 風の館
3. 涙はいらない
4. ピエロの恋唄
5. たんぽぽ
6. 学生街の喫茶店
7. Mrs.Robinson
8. ロージー
9. 吟遊詩人
10. 君の誕生日



<二部>
1. 蒼いハイウェイ
2. ピクニック
3. 愛のない世界
4. 美しすぎて
5. 鳥のように
6. 地球はメリー・ゴーランド
7. GOOD VIBRATION
8. 風にのって
9. 散歩
10. 暗い部屋

というわけで、久し振りにラッパズボンにロンドンブーツという出で立ちで 2人ロッキーの舞台に上がりました。モッキーはタレサンもして。あたしは金髪部分後ろで束ねて隠して。

何と申しますか、たかがファッション。されどファッション!!
自分個人の事を取り上げると、大学卒業する頃から らいむらいと 立ち上げるまで ぎんぎらぎんのグラムロックのバンドをあたしはやっていて。
それこそ英国の当時のロックスターのピンナップを飽きもせずに眺めては、そのロックスターが着用しているものと近い 裾の目一杯広がったラッパズボンにロンドンブーツ、色んな形の山高帽、毛皮のコート、光沢のあるジャケットにフリルブラウスなど・・古着屋さんで探し出しては購入した。
外道、村八分、Rouge、ミカバンドなど日本のロックグループ。更にはチューリップ、甲斐バンド、ジュリーや野口五郎、あいざき進也といったフォーク、歌謡曲界までもグラムロックの影響受け当時そういうファッションしていて、どれも参考にしました。
言わば 70年代初め 誰もがラッパズボンにロンドンブーツ、サテン地のジャケット着てたんですね。。かぐや姫やアリスまでもがそうした恰好してるの 見た事あります。そんな中でGAROは「ロンドンブーツ履いてない写真、殆ど知らない。」っていうくらい常にグラムロックっぽいファッション徹底していて。センスよくって。写真見る度「かっこいーー!!」と、興奮しました。
あたし らいむらいと 立ち上げてからも数年間、普段からロンドンブーツ履いてた。
車の運転も、そのブーツで慣れちゃうと 逆にスニーカーでペダル踏む方が違和感あった。
最鋭輝と知り合ったのもその頃です。2人とも普段からラッパズボンにロンドンブーツだった。だから最初の会話で「もしかしてGARO、好き?」とお互い探り合ったのではないだろうか。
それがCARO誕生へと繋がるのだから。やはり たかがファッション、されどファッション ですね。
この日、2人出会った頃の恰好で演奏して 少しだけGAROに近づいたような気がしました。

今回 洋服に関してばかりのお話になってしまったが。
GAROリスペクト、ファッションもまた然り。という事で。
次回 五反田も、クローゼットの中から古着引っ張り出し バッグに詰めて向かおうと思っています。





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4月5日 高円寺 ショーボート、4月11日 池袋 手刀

2019年05月06日 11時31分24秒 | 舞台日記
4月。東京も桜の花が咲き始め、日中散歩するのにほどよい気候となってきた頃でしょうか。
そんなおだやかな4月の始め、らいむらいとの舞台が続いた。
お越しくださいました皆さんどうもありがとう。

◎5日はShow BoatにてVINTAGE ROCK NIGHT。
COAL TAR MOON主催による 2年前から開催されているこのイベント。3回目を迎える今年も呼んでいただき とても嬉しかった。
回を重ねる毎に 60年〜70年代の音楽に より色濃く焦点を当てた内容のイベントになってきてるなぁ。と、個人的に感じました。
転換時 スクリーンに映し出されるサイケデリックな60年代のミュージックビデオも凄くイベントの雰囲気に合っていて、高揚感掻き立てられた。

らいむらいと ここでは日本のビンテージな音楽をお届けしよう。と、第1回目は所謂当時ニューロックと呼ばれる音楽に情熱をぶつけたGS残党メンバーによるPYGの 花・太陽・雨 を。2回目は ニューロック以前、フォークもジャズもアングラもGSも関係ない。生きていくのにただ歌うだけだ。といったスタンスで活動を続けたジャックスの 時計をとめて を演奏した。
さて今回、第3回目は何をお届けしようか?と考えた時。なぜ らいむらいと が頑に日本語にこだわってやってんのか?というところに行き着き・・自分がロックやフォークを知るずっとずっと以前。ばあちゃんが枕元で歌ってくれた子守唄なんかが 自分にとって1番最初の音楽に対するめざめだったんではなかろうか?と勝手にそこまで頭膨らませ。今でも あたしライブハウスでのサウンドチェックの時にうたう 竹田の子守唄 を演奏しよう!という結論に至りました。
無論 70年はじめに美しいハーモニーで大ヒットさせた赤い鳥の 竹田の子守唄 も大好きでしたし。今回VINTAGE ROCK NIGHTでの選曲なので、後期にはYMOのサポートギターでも活躍した大村憲司さんや村上"ポンタ"秀一さんも加わり ロック的なアプローチをも展開した 赤い鳥 のアレンジを参考にして。


1. 桜吹雪
2. 堕落を憐れむ唄
3. この世の果て
4. 竹田の子守唄(赤い鳥)
5. もどらない日々(PYG)
6. 散り際
7. 希望の花

子守唄、ビンテージ過ぎるよな。そもそもこのイベントの趣旨をちょっと履き違えてるかな。と参加数日前考えていた矢先 ショーケンの訃報を知り。急遽この日PYGの もどらない日々 を選曲に加えた。
5年前 賀句さんのお店ソウルキッチンで井上堯之さんの前座を弾き語りで務めさせていただいた時にも唄った事のある曲なのですが。
VINTAGE ROCK NIGT第1回目でPYGの曲取り上げた事もあるし、何より。役者としての道を歩こうとしたショーケンが最も信頼して「太陽にほえろ!」「青春の蹉跌」「傷だらけの天使」「前略おふくろ様」諸々・・堯之さんに音楽任せたわけだから。その堯之さんがショーケンの歌い手としての魅力を余す事なく引き出した名曲だと思うのです。もどらない日々。
もう堯之さんもショーケンもこの世にはいない。
心込めて唄いました。


最後はCOAL TAR MOONの演奏で、井上陽水の 氷の世界、ジュリーの 気になるお前 を唄わせていただいた。 氷の世界ではちゃんとハープも吹いて。
あたくしの事を考えていただいての事か。すみません!!英語での選曲でなくて 少し気が楽でした。
昨年 すべての若き野郎ども も一昨年 Suffragette City もとても気持ちよく参加させていただいたが、今回の選曲もとても気持ちの良い演奏の中で唄わせてもらいました。ありがとうございます!!


そして昨年に続き今年も 締めはストーンズの 悪魔を憐れむ歌 を。
久恵& DADA BANDの久恵さんとご一緒させていただき、華やかでとても楽しい時間となった。

VINTAGE ROCK NIGHT。参加する皆それぞれが色んないにしえの音楽(ロック)に影響を受け リスペクトし、その各々の思いがまた色んな角度で見えてくる とても素敵なイベントだと思います。
今年も参加できてよかった!!


◎4月、次の週は池袋手刀にてらいむらいとだった。
毎回ここ手刀のイベントタイトルのセンスが素晴らしく。今回は「平成最後の新社会人応援プレミアムパイプ椅子天国」・・イカす!!


このタイトルに応えるよう、恥じないよう、尻込みしないよう、精一杯心込めて 新社会人に向けて応援歌を唄いました。


1. えれじい
2. 桜吹雪
3. 自己嫌悪
4. 散り際
5. 希望の花
6. この世の果て

この日ご一緒させていただいた ヴィジュアル系演歌歌手TAKASHIさん、西邑卓哲さん Shinpei Morishigeさんお二方、アネモネの皆さん、蜂鳥あみ太=4号さん 大須賀聡さんお二方 もう。。どの舞台も最高だった!!
新社会人にエールを送るイベントに 正しく相応しい出演者の面々だったのではないでしょうか。
楽屋においても、本番と寸分変わらぬテンションで皆と談笑し。
手刀に出演される方特有と言ってもいいのかなぁ。人となりみたいなのが自分にとってとても有り難く。最後まで本当に楽しい時間を過ごす事ができた。ありがとうございました!!


最近ご一緒させていただく機会の多いTAKASHIさんですが。
楽屋でお話させていただいていて、ふとした会話の中からTAKASHIさんも教員免許持ってらっしゃる事が発覚。あたしは小学校教員免許。TAKASHIさんは中学、高校の教員免許。しかも二人とも専攻が美術だとわかり、驚愕した!!
ますます親近感わいて 嬉しくなりました。
音楽仲間と話していて、音楽以外の事で ふいに何か繋がりを持つ事ってちょくちょくあります。例えば出身地が近かったり、いま住んでるところが近かったり。例えば以前同じアルバイトをしていたり。子供の頃同じアイドルのファンクラブに入っていたり。しかし今回の繋がりはちょっとびっくりした。
ですが こういう事って、只舞台を共にする。という関係だけでは 知らずじまいになりますよね。
何か。手刀の楽屋というのは、ついついとりとめもない会話で盛り上がり ついつい笑みが溢れる 不思議な空間だなぁって思います。
だから手刀、好き。
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