むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

3月11日 五反田 ロッキー

2017年03月24日 23時35分02秒 | 舞台日記
3月11日、五反田にお集り下さいました皆さまどうもありがとうございました。
遠いところからお越しになった方々もいらっしゃいました。本当にありがとうございます。

この日忘れられない1日になった。(これまで、記憶に残っていない舞台はひとつもないのですが)
というのは 自分の身体がリペアセンターから戻ってきて間もない舞台だったので、正直・・途中で唄えなくなってしまう事も、ある程度想定してあたし五反田へと向かったのです。
ですが、モッキーはじめ皆さんのお気遣いあって。そして本番前チーフの心こもった料理をゆっくりとご馳走になり。結果、最後まで元気に唄い通す事ができました。
MARKさんも見守ってくれていたと思います。
本当によかった。本当に。どうもありがとうございました


<一部>
1. 一人で行くさ
2. 口笛ふいて
3. 四葉のクローバー
4. ロマンス
5. 人は生れて
6. たんぽぽ
7. 銀河旅行
8. ロージー
9. 愛のない世界
10. 吟遊詩人


久し振りにマスターの小粋な小咄もあり、皆さんと和やかな時間をともにして。
ロッキー13周年のお祝いもしました。おめでとうございます!!

<二部>
1. 蒼いハイウェイ
2. 甘いお酒
3. 学生街の喫茶店
4. やさしい詩を歌える人になりたい
5. 君の誕生日
6. 花の伝説
7. 時の魔法
8. 涙はいらない
9. 風にのって
10. 散歩
11. 暗い部屋

二部では、新たなレパートリーとしてMARKさんの初ソロアルバムから「甘いお酒」を披露しました。
GARO時代の「踊り人形」やソロ2枚目の「エナメルの靴のシンデレラ」と同じく オールディーズをモチーフにしたような軽快で非常にポップな曲。
最近思うのです。
我々、決してうたもギターも上手じゃない。
GAROの曲 研究に研究を重ねて完全再現できるようなタイプじゃない。
ですが。恐らく2007年以降 MARKさんご自身もそうだったように、聴きに来てくださっている方と一緒に その時その一瞬を目一杯楽しむという事が何より嬉しくてこの活動を続けている。
よくMARKさん、ふいに「モッキー、お嬢、この曲の前にこういったイントロ試しに付けてみましょうかー。ついて来て下さいねー!!」と、思いもよらぬ構成を本番中に考えたり。「ここは皆さんが主役ですからねー!!」と、お客さんにうたを任せたり。
つまり。あの頃のGAROの完全再現を試みるのではなく、まさにその時その一瞬をお客さんと一緒に楽しまれていたように思うのです。
いま 我々唯一取り柄があるとしたならば、「甘いお酒」のような曲をけろっと取り上げるところなのかもなぁ と、考えたりします。
そして、もしMARKさんと一緒にこの曲を演奏する機会があったとしたら。どういった楽しい零れ話 我々に聞かせてくれただろうなぁ・・と色々想像したりもします。
今回も、一緒に「甘いお酒」唄っていただき 本当にありがとうございました。
また、こうしたスタンスで我々活動を続けていきたいと思っています。
至らぬ点も多いですが、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月5日 渋谷 ソングラインズ

2017年03月18日 16時45分43秒 | 舞台日記
3月に入りました。もうそこまで春がやってきているというのにまだまだ寒い日が続く。
この日は比較的穏やかな気候だったと思うが・・5日、ソングラインズにてらいむらいとでした。
お越し下さいました皆さまどうもありがとう。

久し振りに山田晃士さんとの舞台。個人的にこの日をとても楽しみにしていた。
晃士さん、ソングラインズにおいてはいつも「独り舞台」という事なので。
我々も、今回は初心にかえってみっちゃんと2人一騎討ちという形で参加させてもらった。


1. ひとつだけ
2. 愛の亡霊
3. 愛の花園
4. 桜三月散歩道(井上陽水)
5. 自己嫌悪
6. あ・り・き・た・り
7. 不眠症の羊
8. 希望の花

イベントタイトル「Udagawa-cho Acoustics」に準じて、いつもより少しばかりアコースティックなアレンジで演奏しました。
桜三月散歩道、大好きな曲なんですが。確か らいむらいと立ち上げて真っ先に取り上げたカバー曲だったのではなかろうか。
数年振りに2人で演奏してみて、やはりよい感じだった。
陽水の「氷の世界」というアルバム。
今までにもう何100回聴いたのかわかんない。子供の頃からほんとに大好きなレコードです。
それから。
実はここ数ヶ月における自分の身体のメンテナンスの一環で、このイベントの翌日 大きなリペアセンターに我が身を預ける事になっていて。あたし。
というわけで前日の夜からほぼ絶食してる状態だったのですが。しかしパワーなくともアコースティックらしい繊細な表現ができたような気がして 自分的には納得ゆく舞台になった。
終わってから皆で乾杯できないのが、少し寂しくはありましたが。


最後は、3人で一緒に演奏させていただきました。あたしの提案でチューリップの「心の旅」を。
数年前にやはりソングラインズで「あの素晴らしい愛をもう一度」をご一緒した事があるのだけど。
晃士さんのあの声でこうした曲を唄っていただくというの、密かなあたしの楽しみでもあったのだ!!
結果 とても和やかで楽しいひとときとなりました。ありがとうございます。

終演後「らいむらいと、進化してるねぇ」と晃士さん言ってくだすったけれど。とんでもない。
常に進化しているのは晃士さんです。
フルアコボディのギブソンをリバーブかけてアンプ通して鳴らすその音も。鍵盤での弾き語りも。圧倒的な世界観を よりドラマチックなものにしていて 拝見しながらぞくぞくした。
やっぱり晃士さんは凄い!!
そうだ。近いところで、また4月もラ・ママでご一緒させていただきます。楽しみ(*´ω`*)
我々も名古屋〜大阪から帰って来て いくらか数歩だけでも進化できていればなぁ・・と思ってます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月25日 新宿 スモーキン・ブギ

2017年03月10日 22時43分13秒 | 舞台日記
2月最後の舞台、新宿2丁目スモーキン・ブギにてらいむらいとだった。
お越し下さいました皆さんどうもありがとう。
「この世の涯」というタイトルのイベント、今回第2夜ということでしたが。
前回同様 夜の涯のヴァルツ、24thDecember、ポコンチサイトウさん。更に初めてお会いする智之助さんと共に。 とてもあたたかな夜を過ごせた。
この世の涯であるにも関わらずあたたかな気持ちになれたのは、前回も思った事なのだが 出演者の皆さん本当にやさしい方ばかり。
絶望の崖っぷちで混沌とした感情を吐き出すような唄は どこかやさしさをあたしは感じ取ってしまうし、そのような唄をあたしはやはり好きなのかもしれません。
共演させていただいた皆さんの演奏聴いてそう思いました。


我々が今回お送りしたのは
1. 黒い涙
2. 泥濘
3. えれじい
4. 愛の花園
5. 自己嫌悪
6. 希望の花
7. 夜明けのうた
だった。

実はこの7曲、すべて3拍子のリズムによる楽曲なのです。
厳密に言うと完全なる3拍子でない曲もあるが。しかし所謂ロックバンドが最も得意とするエイトビートを1曲も組み込ませる事なく舞台に立ったのは初めてです。
らいむらいとの楽曲に3拍子の曲が多い事 薄々とは感じていたのだが、まさかひとつの舞台まるまるやれる程揃っていたとは自分でもびっくりだった。
探せばまだあると思います、らいむらいとの3拍子の曲。
今回久し振りに夜の涯のヴァルツとの共演だったので。サウンドもさることながらあたしはこのグループ名をとても好きになったのだ!!
ヴァルツの由来は何なのか知らぬまま・・しかしヴァルツの綴りは恐らくWaltzであろうと。
で、今回3拍子のみの楽曲で挑みました。


我々のワルツ、最後まで聴いてくだすってありがとう。

行き場のないどんづまりで叫び散らす者の美しさみたいなのが この夜にはあった。悲しさとか儚さだけでなく、美しさや逞しさ。それから、やさしさ。
また こういった気持ちになれるようなイベントとして、「この世の涯」続けていって欲しいです。


24thDecember の新しい音源、お家帰ってから早速聴きました。
自虐的な部分叩き付けてくる中で、限りないやさしさをあたしは感じ取ってしまう。
やっぱり好きだなぁ。このバンド。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月17日 阿佐ヶ谷 ハーネス

2017年03月04日 15時21分03秒 | 舞台日記
2月も半ば過ぎ。17日は友達であるどるたんのお誕生日イベントに参加してきた。
思えばどるたんとも古い付き合いになります。
・・・最初に出逢ったきっかけって何だったろう。
それこそ10年程前だ。らいむらいとでギター担当していたしゃちょうがどるたん主催によるミック・ロンソン・トリビュートイベントに参加してたのだ。
あたしもちょくちょくそこに顔出していて。で、仲良くなったんだ。
お話させていただくにつれ 好きな音楽共通してる部分多い事がわかり、嬉しくなって。
以前神楽坂でバー営業されていた時、そこにギター持って唄いに行った事もあります。懐かしいなぁ。
今回のお誕生日イベント、そんなどるたんの音楽仲間が大勢集まって唄って演奏してお祝いするといった 本当に素敵な時間でした。


あたしはらいむらいと3曲を(お祝いに相応しくないとは思いつつ)先ず唄って。
この日はふらっと遊びにゆくという風に捉えていたので、ギターお借りしてお化粧もなしで。
それから最後に拓郎の「外は白い雪の夜」をご一緒させていただいた。
どるたんからのリクエストだったのだけど、あたしがライブ・リハーサルの時にこの曲をサウンドチェックでよく唄っていたのを憶えてくだすってたらしい。
今回 男性側と女性側の歌詞をそれぞれ2人で分け合って唄いました。なもので、いつもより感情入ったうたになったかも。
見つめ合いながら唄うのも・・少し照れましたが、なんだかよかったです。


お祝いにかけつけた皆さんそれぞれ独特の世界観持ってらっしゃる方ばかり。素晴らしい演奏だった。
それから 会場全体で最後まで一緒になってこの場を楽しむといったイベントでよかった。演奏する順番もオープンしてからじゃんけんで決めたり。飛び入り参加の方がいらしたり。本当に素敵なお誕生会でした。
どるたんの人となりだなぁ。あたしも参加できた事ほんとに嬉しく思います。
どうもありがとうございました。

終演後、どるたんと拓郎のお話になったのだけど。
「実はおれ、剛が前座で出て、例の帰れコールがおこった・・あの79年の篠島のコンサート行ってるんだよね!」との事。
もう。なんとも羨ましい限りで。

羨ましすぎて、お家帰って久し振りにレコード聴きまくりました。
昔から。このレコードを聴いては、ずっとこの時代の拓郎に思いを馳せていました。拓郎だけじゃなく、この時代のレコードは あたしの・・何と言うか心の支えだった。
先日、拓郎とも非常に縁の深かったかまやつさんが亡くなられました。
マークさんもデビュー前からたいへんお世話になったひとです。
あたしは、あの方が70後半になっても現役でばりばり活動されてるお姿を見る度「あたしなんてまだまだひよっこだな。あんな大先輩がいきいきと音楽を楽しんでらっしゃるのだから。あたしもっともっと頑張れる。」といつも思ってた。
またひとつあたし自身ひよっこでなくなってしまった。さみしい。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする