むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

2月20日 大久保 くじら号、2月28日 池袋 手刀

2022年04月29日 22時08分39秒 | 舞台日記

2月後半の舞台日記書きます。
体調も この頃には少し落ち着いてきてくれていたような気がする。


◎2月20日 くじら号
くじら号、2022年初唄いだった。
2年前の開店当初から、幾度となくお世話になってきたあたくし。
今年も また此処で弾き語りできる事が嬉しかった。



1. えれじい
2. 挽歌
3. どうしようもなくブルース
4. なにもない
5. 希望の花

やはり、いまの自分の心情 というのが選曲にどうしても現れる。昨年末から心身が衰弱してしまっていたあたくし。そんな自分がいざギターぶら下げてマイクの前に立つと、このような選曲になる。
らいむらいとの曲ってどれも哀しいうたばかりだが、この夜も 唄っていて非常に哀しかった。
生涯そんな曲しか作れないんだろう、あたしは。
お付き合いくださいました皆さん どうもありがとう。


この夜は サリーちゃん+MUREさんのアコースティック24thDecemberと、MILKY SWEETアコースティック(ギターSNAKY、パーカッションLAGER)との共演。かつて知ったる仲間ばかりだったので、とても居心地のよいひとときだった。勿論 皆の演奏、とても刺激的でした。
久し振りにSNAKYとも会えた。コロナ禍でなかなか一緒に飲みにゆけてないけれど、元気そうでよかった。また 今度ゆっくり飲もう。


◎2月28日 手刀
2月最後の舞台は、らいむらいと。
手刀におけるカラビンカ定期公演「池袋与太郎哀歌」への参加だった。
カラビンカが何らかの趣旨を掲げて毎月大切に続けているであろうこのイベントに 我々も誘っていただけた事、とても嬉しかった。
最鋭輝隊は言わずもがな、初めてご一緒させていただく魚住英里奈さんも強烈な個性を放っており。流石 カラビンカの企画するイベントというのは独特の場であるなぁ。という気がした。



1. 散り際
2. 挽歌
3. 自己嫌悪
4. なにもない
5. 希望の花



我々この日 意識したわけではないが、曲間におけるお喋りが皆無という舞台になった。
いつにもましてひりひりした30分間となってしまったが。カラビンカ主催のイベント参加、ぶっきらぼうな舞台というのが我々流 彼らに対しての礼儀であったようにも思います。
お付き合いくださいました皆さん どうもありがとう。

最近 らいむらいとの舞台で殆どお喋りをしなくなったのは、端的に言うと「伝えたいことは曲の中に全部あるから」なのだが。あとは らいむらいとの曲ってどれもわりと尺が長いため、1曲でも多く演奏したい という思いが強い。ワンマンや2組でのイベントといった ゆったりとした演奏時間与えられた場でない限り、登場SEを用いる事もなくなった。
以前 毎回衣装を変えたり、演出に何かと工夫を凝らしたりと 色々やっていた時期もあるのだけれど。しかし15年以上このバンドを続けてきて、やっぱり曲をひたすら叩き付ける事が我々にとって1番重要。と思えるようになった。
ぶっきらぼうなバンドでごめんなさい。

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2月11日 調布 ラットホール、2月12日 渋谷 ソングラインズ

2022年04月19日 21時37分02秒 | 舞台日記

ようやく2月の舞台日記に辿り着きました。更新が遅くてごめんなさい。
2月第2週目を過ぎたあたりだろうか。モッキーから「PCR検査の結果 陽性反応が出てしまい、11日のイベント 出演不可能になってしまいました。」との連絡があった。
それで3人で何度も協議し合い。Royal Straight Flash Show ~やぶやん35周年~ 今回は矢吹恭一、お嬢 2組でのイベントとして決行しましょう。という事になった。


◎2月11日 RATHOLE
自分も術後2週間少しといった時期。主催者が欠けてしまうイベントに まだまだ自由の利かぬこの身体で、果たして参加し得るのか? 会場へ向かう途中 不安が何重にもなって襲いかかってきた。
けれど 会場に着きやぶやんの顔を見た瞬間、その不安は何処かへ消えていってしまった。
真冬の東京 コート着込んで手袋はめて背中丸めて現地入りしたあたくし。一方 ライダース一枚羽織り「東京はやっぱあったかいねー!」と背筋しゃんと伸ばし はるばる北の国からやって来たやぶやん。そんなやぶやんと再会を果たした途端、自分も不思議と力が漲ってくるような気がしたのだ。



1. 訣別
2. 挽歌
3. 自己嫌悪
4. どうしょうもなくブルース
5. なにもない
6. 散り際
7. 希望の花

おかげさまで以上7曲。どうにか唄い切る事ができました。
お付き合いくださいました皆さん、どうもありがとう。
あたくし昨年末から体調崩し始め 体重も8キロほど落ちてしまい、更に 術後は著しい食事制限も行っていたので。今回与えられた45分という時間 唄い切れなさそうであれば、苦手だけど なんとかお喋りで繋いでしまおう。いや、45分間とにかく倒れずに舞台に立っていよう(海道卓との世界戦 リング上の堀口元気のように)。本当にそのくらいの気持ちでいたんです。
結果、大丈夫だった。巧く唄えたかどうかはわからないが。これまでと同じように、もしかすると今まで以上に感情込めて 前を見据えて唄うことができたような気がします。嬉しかった。

やぶやん、流石35周年の貫禄を随所に感じさせてくれる舞台で最高だった!!モッキーの サヨナラの前に も急遽やってくれました。
そして最後に。せっかくだし1曲一緒にやろうか!って事で 時の過ぎゆくままに を2人で唄いました。以前 北海道でやぶやんとジュリーやった事あるし、山田晃士さんとやぶやんと一緒にジュリー演奏した事もある。やっぱり我々の世代、ジュリー大好きなんです。打ち合わせなしですぐやれちゃう。
本当はこの日、昨年6月に出したCD「Songlines」の3曲を3人で再現する予定だった。
いつの日か 矢吹恭一、最鋭輝、お嬢揃って そのセッション実現できますように。


この夜 Paddyさんが応援に駆けつけてくれました。むちゃくちゃ嬉しかった!!
モッキーの分まで なんとか2人でイベントやり終える事ができたのも嬉しかった!!

この度あたくし体調崩してしまい 多くの方々にご心配ご迷惑をおかけしてしまったが。やぶやん、Paddyさん、関係者の皆さん、そして足を運んでくれた多くのお客さんから、この日 元気を沢山いただきました。本当にありがとうございます。
そして。3人揃って Royal Straight Flash Show またここ調布RATHOLEで開催できる日が訪れる事を願って。その日を心待ちにしています。


◎2月12日 SONGLINES
調布での弾き語りの明くる日は ロマンチック飛行船の舞台だった。
灯りちゃん、千の神の嶋田さんオノチンさん、菅直行くん。お馴染みのメンバーと一緒に またSONGLINESでイベントできる事が嬉しかった。
前日 弾き語りで45分という時間唄い切れた事で、大いに自信をつけてしまったあたくし。
体調不良は忘れて この日、仲間たちとひたすら楽しみを分かち合おうと思った。



1. 南の島に雪が降る(LOVE ME DO)
2. 春の雨
3. 幸せのメロディ(LOVE ME DO)
4. さよなら(オフコース)
5. さようならもう一度 迷うならもう二度と
6. なごり雪(かぐや姫)
7. かくれんぼ

事前のリハーサル なかなか根詰めてできない状況だったので、灯りちゃんが気を利かせて「無理せんでええから。今回はお嬢のやりやすい曲でええから!」と言ってくれて。それでまぁ LINEのやりとりでほぼ選曲決めてしまったという感じだった。
身体の事も凄く心配してくれて「体調どうや?困った事あったらいつでも言ってええんやで!」と頻繁に電話もくれた。このところ あたくしとのやりとりはすべて関西弁口調となっている灯りちゃん。へんてこな関西弁の時も多々あるけど・・本当に有り難かった。


最後は、出演者全員でCheap Trickの 甘い罠 を。
ここでもまた嶋田さんが気を利かせてくれて「ほら、英語苦手っていうひといるから!」と、大槻ケンヂの日本語カバー詞で皆唄いました。なんだかほっこりして あったかくて とても楽しい時間だった。
イベントに参加してくれた皆さん、どうもありがとう。
駆けつけてくれた関係者の皆さん、どうもありがとう。


バレンタインデー近し。帰り 沢山のチョコを抱え家路に向かう事となった我々。
撮影スタッフの方に、この色男ぶりを収めていただきました。
また このようなあったかなイベントを、大好きな仲間と一緒にやってゆけたらよいなぁ。


というわけで。あたくし 術後間もなくしての2日に亘るイベント出演だったのだが、非常に清々しい気持ちで両日終える事ができました。
1月末、不本意ながら予定ひとつ飛ばす事になり。それをツイッターで報告したらば 即座に「どうした? 何があった? 大丈夫か?」と連絡くれた灯りちゃん、やぶやん 、モッキー。有り難かった。泣けてきた。・・そんな心やさしき連中と携わった2日間。
あたしは友だちに本当に支えられている。だから、清々しい気持ちで2日間やり過ごせたのだと思う。これからも こういった素晴らしい仲間との関係を大切にしてゆきたい。

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1月10日 駒沢 エムズカンティーナ、1月15日 下北沢 440

2022年04月05日 22時16分39秒 | 舞台日記

◎1月10日 M's Cantina
2022年に入り 弾き語り、らいむらいとの初舞台を終え。続いて、東急田園都市線 駒沢大学駅近くに構えるお店 M's Cantinaでの音楽イベントにゲスト出演してきた。
月光パラノイア等で活躍する山本直樹くんがオーガナイズするこのお店でのイベント、あたくし昨年の秋頃からちょくちょくとお世話になっている。
今回は 自分の生い立ちや音楽遍歴を赤裸々に語る「音楽夜話」でなく。お客さんからのリクエストに応じ その場で即興演奏する「うたぼんリクエスト☆ナイト」でなく。「Naoと12人の歌歌い」と題して 2022年毎月1人のシンガーを招き入れ、Naoくんがそのシンガーのイメージに沿った楽曲を演奏。更に2人でコラボレーションライブも行う。といった企画でした。
1月 栄えある第1回目のゲストとしてお声かけていただき、とても嬉しかった。
ご本人から「お嬢さんといえば やっぱり暗いどろっとした曲のイメージやからなぁ。2人で演奏する曲も、恐らくじめじめしたものになるんやろなぁ。」と前もって言ってもらっており。その期待裏切る事なきよう どろっとしたセッション曲、今回あたくしいくつか用意させてもらう事となった。

当日。先ずは、Naoくんが胸に突き刺さってくるようなうたを数曲披露してくれてイベントは始まった。アリスの 帰らざる日々 も唄ってくれました。泣けた。
あたくしは らいむらいとの・・仰せの通りその暗い楽曲をいくつか演奏させていただきました。

1. えれじい
2. ひとつだけ
3. 白い夜
4. なにもない

お付き合いくださいました皆さん どうもありがとう。

休憩を挟み、いよいよコラボレーションの時間となった。
2人の共演に関して、前述したどろっとした曲というより 邦楽洋楽問わずトラディショナルな曲がええのでは?と、イベント間近になって急に思い付き。結果 朝日樓(朝日のあたる家)、竹田の子守唄、灰色の瞳、恋はみずいろ なんかをご一緒させてもらいました。これらの古い曲をこの2人でやるの 自分自身とても興味が湧いたし、実際演奏してみて凄く気持ちがよかった。
あと いま置かれている自分の心に響くうた という事で、中島みゆきの ファイト!を演奏した。この曲 実は過去に一度も唄った事がなく。今回 2人で初めてやれたのも凄く嬉しかった。
Naoくんは如何なる時でも、非常に感情こもったギターを弾く。こちらも安心してそのギターの音色に身を委ね 詞の世界にどっぷり入り込んで唄う事ができます。よき時間でした。


また2人でなんかやりたいですね!と、次のイベントの青写真も描きつつ・・イベントはおひらきとなりました。(結局 次回「駒沢フォークジャンボリー」というイベントとして既に決行され、これもとっても楽しかったので 更にその先も予定企てている)
山本直樹くん、M's Cantina、駆けつけてくださいました皆さん どうもありがとう。


◎1月15日 440
らいむらいと、久し振りにミューズとブランチに参加してきた。
2011年から長らく続くこのイベント。コロナ禍にある2022年も、こうして我々お声かけていただけるのが非常に有り難かった。



1. えれじい
2. 挽歌
3. 不眠症の羊
4. 唇かみしめて
5. なにもない
6. 散り際


昨年から 弾き語りでは幾度となく唄ってきた なにもない という曲。今回バンドで初披露となった。
弾き語りだと感情の込め方ひとつで表現できてしまう曲も、いざそのアレンジをバンドで構築してゆくとなると やはりそれなりに時間を要する。
しかし思い返せば。バンドで新たな曲を人前において初めて演奏するの、このミューズとブランチでの席が多かったような気がするなぁ。ひとつ前に作った 唇かみしめて も、確かミューブラ100回記念 江ノ島の時に初披露したように記憶している。
この10年ちょっと、本当にお世話になり続けてきたミューズとブランチ。なにもない も、ここで初めてバンド演奏できた事がとても嬉しい。
聴いてくださいました皆さん、配信ご覧になった皆さん どうもありがとう。


デビッド・ボウイー 6年目の命日を迎えた2022年1月。最後は 皆で声高らかにStarmanを大合唱し。そして マギー☆さんのお誕生日を皆でお祝いしました。
大袈裟でなく、この10年 あたしはほんとにミューブラと共にあったように思っている。
泣いたり笑ったり。どん底に叩き落とされたり這い上がろうとしたり。この10年の自分の様々な記憶というのは、ここに出演した時の景色と折り重なって刻み込まれている。
懲りずに、この先もまた我々 ミューズとブランチにお世話になってゆきたい。今後とも どうかひとつよろしくお願いいたします。


それから。ミューブラ出演終え 暫くしてから、あたくし体調を崩してしまった。
この度は多くの方々にご心配おかけしてしまい、本当に申し訳なく思っています。実は 数年前に一度手術を受けている腸が悪化してしまい、急遽また手術という事になったのだ。
それで、術後 間もなくして控えている下北沢での弾き語り公演 今回は泣く泣く出演辞退という形を取らせてもらった。お店、主催者、関係者の皆さん、お客さんに大変ご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ございませんでした。。
この30年間のバンド人生において 自分の意向でイベント出演辞退させていただくの、後にも先にも 2018年1月 父親を見送る諸用と重なり やむなくキャンセルさせてもらった1回こっきりだったのに。過去、40度の高熱の中 座薬ぶっこみながらも舞台に上がったあたくしだったのに。悔しい。
頭上がらぬ思いだが。主催者さまから また6月に同じイベントのお誘いをいまお受けしている。
その日は、1月の分も合わせて 精一杯心込めて唄わせていただくつもりでいます。詳細出ましたらまたここでもお知らせします。何卒 よろしくお願いいたします。

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