10月中旬、演奏旅行をしてきました。京都〜愛知と、ロマンチック飛行船で。
イベント両日ご一緒させていただく嶋田さん、そして灯りちゃんと、今回3人 車での旅となった。
16日の朝早くに 某所に集まり。これから始まる「旅」への期待に胸膨らませながら出発する感じが、なんだかとても心地よかった。
◎10月16日 音まかす
道中 雨に降られたりもしたが、いざ京都に着く頃には10月というのに汗ばむくらいの気温 好天に恵まれ。初日、京都の夜を期待せずにはいられなかった。
三条少し下った 木屋町通りと河原町通りの間にある音まかす。あたくし今回初めて訪れたのだが、20代の頃 それこそ夜毎わちゃわちゃ遊んでいた辺りなので 凄く懐かしかった。
本番前、ひとりでお店の周りをぷらっと徘徊したのだが。あの頃と変わらないお店もまだいくらか存在していて嬉しくなりました。
1. LOVE ME DO(LOVE MISSILE)
2. 永遠のラブリーデイ(LOVE ME DO)
3. 青春の日々(らいむらいと)
4. 南の島に雪が降る(LOVE ME DO)
5. 春の雨
6. さようならもう一度 迷うならもう二度と
7. かくれんぼ
我々ロマンチック飛行船にとって初の地方公演。果たしてその意気込みなるものが 良い風に出たのかどうか? ですが。この夜会場に集ってくれた大勢のお客さんのあたたかい笑顔と拍手に包まれながら、我々最後まで本当に気持ちよく演奏する事ができました。
30年前に京都で結成したバンドの 若くして亡くなってしまったメンバーの事をうたった 青春の日々。この辺りで一緒に散々遊び倒したそいつの事思い出しながら、心込めて演奏しました。お付き合いくださいました皆さん どうもありがとう。
今回ロマンチック飛行船として参加させてもらったイベント「音密同心」ですが。
実は 嶋田さんのエゴタルツアーの時に知り合った萬屋さんから、2年前の10月に同イベントのオファーを らいむらいと として受けていて。しかし残念ながら そのイベントは台風の影響により中止となってしまったんです。その振替公演として昨年10月に再びオファーいただき らいむらいと出演予定をしていたのだけど、ウイルス感染拡大の影響鑑み ぎりぎり直前で辞退させてもらいました。
そして今年も らいむらいと としてオファーを受けていたのだが。バンドとして、今は動けない。
なので あたくしの弾き語りとしての参加に切り替え、最初萬屋さんにはお願いをしていました。
で。ある日 灯りちゃんとのふとした会話から「そのイベント、ロマヒコで出るのどうかなぁ」と、話が発展する事になったのです。・・嬉しかった!!心強い友と一緒に旅ができる。
こうして翌日愛知でのイベントも、当初あたくしの弾き語りでの参加予定であったのを ロマンチック飛行船へと変更してもらいました。
両イベントの主催者さま 急な出演変更を快く聞いて下さり、本当に感謝しています。
おかげさまで京都初日。お声かけてくだすった萬屋さんはじめ、共演者の皆さん。各地から足を運んでくれたお客さん。それから関係者の皆さん、お店のスタッフさんに囲まれ、とても素敵な夜と相成りました。ありがとうございます。大変お世話になりました。
夕飯は 心強い2人の友とスーパーでお惣菜を購入し(夜も更けた時間、やはり飲食店殆ど営業していなかった)宿の1室で乾杯して、いただきました。これも、またよかった。
◎10月17日 ダイナマイト
翌日。再び3人車に乗り込み、今度は愛知県 東海市へと向かった。
道中 景色を楽しみながら、初めて訪れる東海市。我々また期待に胸膨らませるのだった。
到着した会場、東京ではなかなか見かけないような 広々とした店内で。そこにヴィンテージな装飾品、インテリア、更にはヴィンテージな古着、楽器が所狭しと置かれていて。古き良き時代のアメリカン・ダイニングバーのような雰囲気が、直ぐさま我々をわくわくした気分にさせてくれた。
外の駐車場スペースでは、このイベント主催者 小松さんの玩具関係のフリーマーケットが開催されており。秋の心地よい気候と相まって、幼心に帰るような 懐かしい気持ちになった。
1. LOVE ME DO(LOVE MISSILE)
2. 永遠のラブリーデイ(LOVE ME DO)
3. この世の果て(らいむらいと)
4. 悲しみよそばにいて(LOVE ME DO)
5. こわれたオモチャ(LOVE MISSILE)
6. 春の雨
7. さようならもう一度 迷うならもう二度と
8. かくれんぼ
9. 南の島に雪が降る(LOVE ME DO)
終演後、灯りちゃんと顔見合わせて「なんだか落ち着いてのびのびと演奏できたよ。これまでのロマヒコで一番落ち着いた演奏だったかも。」などと話したのだが。
このイベント企画していただいた小松さん、共演させていただいたKS Soundのお二方。お店の皆さん、関係者の皆さん。そして集ってくだすったお客さんが この夜とてもあたたかく我々を迎え入れてくれたからだと思います。忘れられないひとときとなった。どうもありがとう。
一緒に旅した嶋田さんと、最後。岸田智史の 重いつばさ と、おぼたけしの 美しき狼たち をセッションしました。先日 駒沢での「音楽夜話」に顔出してくれた嶋田さん。アフタートークの時間 持ち込んだレコード聴いてるうちに「今度の旅で、この2曲やろうぜ!!」と、急遽チョイスしてくれたのだ。
この、思いつきと閃きで 話が前へ前へと進む感じが、何とも心地よい。
2日目、愛知での乾杯も格別だった。
お会いした皆さま、ありがとうございます。大変お世話になりました。
考えてみれば、灯りちゃん嶋田さんとこんなにも長い時間を共にするのは初めての事だった。
普段話せないような事も、色々とこの旅で話せた。益々2人を好きになりました。
この旅で得た3人の絆。これからも大切にしてゆきたい。