むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

10月16日 京都 音まかす、10月17日 愛知 ダイナマイト

2021年11月23日 17時18分25秒 | 舞台日記

10月中旬、演奏旅行をしてきました。京都〜愛知と、ロマンチック飛行船で。
イベント両日ご一緒させていただく嶋田さん、そして灯りちゃんと、今回3人 車での旅となった。
16日の朝早くに 某所に集まり。これから始まる「旅」への期待に胸膨らませながら出発する感じが、なんだかとても心地よかった。


◎10月16日 音まかす
道中 雨に降られたりもしたが、いざ京都に着く頃には10月というのに汗ばむくらいの気温 好天に恵まれ。初日、京都の夜を期待せずにはいられなかった。
三条少し下った 木屋町通りと河原町通りの間にある音まかす。あたくし今回初めて訪れたのだが、20代の頃 それこそ夜毎わちゃわちゃ遊んでいた辺りなので 凄く懐かしかった。
本番前、ひとりでお店の周りをぷらっと徘徊したのだが。あの頃と変わらないお店もまだいくらか存在していて嬉しくなりました。


1. LOVE ME DO(LOVE MISSILE)
2. 永遠のラブリーデイ(LOVE ME DO)
3. 青春の日々(らいむらいと)
4. 南の島に雪が降る(LOVE ME DO)
5. 春の雨
6. さようならもう一度 迷うならもう二度と
7. かくれんぼ

我々ロマンチック飛行船にとって初の地方公演。果たしてその意気込みなるものが 良い風に出たのかどうか? ですが。この夜会場に集ってくれた大勢のお客さんのあたたかい笑顔と拍手に包まれながら、我々最後まで本当に気持ちよく演奏する事ができました。
30年前に京都で結成したバンドの 若くして亡くなってしまったメンバーの事をうたった 青春の日々。この辺りで一緒に散々遊び倒したそいつの事思い出しながら、心込めて演奏しました。お付き合いくださいました皆さん どうもありがとう。

今回ロマンチック飛行船として参加させてもらったイベント「音密同心」ですが。
実は 嶋田さんのエゴタルツアーの時に知り合った萬屋さんから、2年前の10月に同イベントのオファーを らいむらいと として受けていて。しかし残念ながら そのイベントは台風の影響により中止となってしまったんです。その振替公演として昨年10月に再びオファーいただき らいむらいと出演予定をしていたのだけど、ウイルス感染拡大の影響鑑み ぎりぎり直前で辞退させてもらいました。
そして今年も らいむらいと としてオファーを受けていたのだが。バンドとして、今は動けない。
なので あたくしの弾き語りとしての参加に切り替え、最初萬屋さんにはお願いをしていました。
で。ある日 灯りちゃんとのふとした会話から「そのイベント、ロマヒコで出るのどうかなぁ」と、話が発展する事になったのです。・・嬉しかった!!心強い友と一緒に旅ができる。
こうして翌日愛知でのイベントも、当初あたくしの弾き語りでの参加予定であったのを ロマンチック飛行船へと変更してもらいました。
両イベントの主催者さま 急な出演変更を快く聞いて下さり、本当に感謝しています。

おかげさまで京都初日。お声かけてくだすった萬屋さんはじめ、共演者の皆さん。各地から足を運んでくれたお客さん。それから関係者の皆さん、お店のスタッフさんに囲まれ、とても素敵な夜と相成りました。ありがとうございます。大変お世話になりました。
夕飯は 心強い2人の友とスーパーでお惣菜を購入し(夜も更けた時間、やはり飲食店殆ど営業していなかった)宿の1室で乾杯して、いただきました。これも、またよかった。


◎10月17日 ダイナマイト
翌日。再び3人車に乗り込み、今度は愛知県 東海市へと向かった。


道中 景色を楽しみながら、初めて訪れる東海市。我々また期待に胸膨らませるのだった。

到着した会場、東京ではなかなか見かけないような 広々とした店内で。そこにヴィンテージな装飾品、インテリア、更にはヴィンテージな古着、楽器が所狭しと置かれていて。古き良き時代のアメリカン・ダイニングバーのような雰囲気が、直ぐさま我々をわくわくした気分にさせてくれた。
外の駐車場スペースでは、このイベント主催者 小松さんの玩具関係のフリーマーケットが開催されており。秋の心地よい気候と相まって、幼心に帰るような 懐かしい気持ちになった。


1. LOVE ME DO(LOVE MISSILE)
2. 永遠のラブリーデイ(LOVE ME DO)
3. この世の果て(らいむらいと)
4. 悲しみよそばにいて(LOVE ME DO)
5. こわれたオモチャ(LOVE MISSILE)
6. 春の雨
7. さようならもう一度 迷うならもう二度と
8. かくれんぼ
9. 南の島に雪が降る(LOVE ME DO)

終演後、灯りちゃんと顔見合わせて「なんだか落ち着いてのびのびと演奏できたよ。これまでのロマヒコで一番落ち着いた演奏だったかも。」などと話したのだが。
このイベント企画していただいた小松さん、共演させていただいたKS Soundのお二方。お店の皆さん、関係者の皆さん。そして集ってくだすったお客さんが この夜とてもあたたかく我々を迎え入れてくれたからだと思います。忘れられないひとときとなった。どうもありがとう。


一緒に旅した嶋田さんと、最後。岸田智史の 重いつばさ と、おぼたけしの 美しき狼たち をセッションしました。先日 駒沢での「音楽夜話」に顔出してくれた嶋田さん。アフタートークの時間 持ち込んだレコード聴いてるうちに「今度の旅で、この2曲やろうぜ!!」と、急遽チョイスしてくれたのだ。
この、思いつきと閃きで 話が前へ前へと進む感じが、何とも心地よい。


2日目、愛知での乾杯も格別だった。
お会いした皆さま、ありがとうございます。大変お世話になりました。

考えてみれば、灯りちゃん嶋田さんとこんなにも長い時間を共にするのは初めての事だった。
普段話せないような事も、色々とこの旅で話せた。益々2人を好きになりました。
この旅で得た3人の絆。これからも大切にしてゆきたい。

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10月2日 渋谷 ラ・ママ、10月3日 荻窪 クラブドクター、10月6日 駒沢 エムズカンティーナ

2021年11月14日 15時53分11秒 | 舞台日記

10月は七度舞台に立った。緊急事態宣言も解除され、久し振りにらいむらいとも3人揃う事となった。
そろりそろりと、また本来の活動に近づけるようになったとは思うが。気を抜かず 慎重に物事を捉え、とにかく前を向いてゆこう。そんな面持ちだった。


◎10月2日 La.mama
今年4月に「卯月の海賊たち」と題されたイベントが決行され、同じ場所 同じ面子で「神無月の海賊たち」としてこの度再び開催される事となった。今回もらいむらいとで参加を果たしました。こんな状況下なので、4月にご一緒させてもらったThe Broken Heartedzは 残念ながら今回欠席となってしまったが。12月にはまたLa.mamaで共演を予定しているので、今から楽しみにしている。
THE MONOLITH。コロナ禍で結成され そのギラついた目でしっかり前を見据え躍進してゆく様を、我々 終始隣で見てきた。そして今回の出演者 各々沢山の思いが詰まった場所 La.mamaで、こうしてまたご一緒できる事が何よりも嬉しい。


本番前 楽屋で我々あたふたと準備をしていると、hironoさんが「いいの撮れたよ!」と 携帯で撮った画像をその場で送ってくれた。「なんかコンサートツアーのパンフレットに載ってるような雰囲気の写真ですね!ありがとうございます!」と 皆で笑い合ったのだが。
そんな和気藹々とした空気が、これから始まるこのイベントを より心地よいものにしてくれた。


1. 訣別
2. 自己嫌悪
3. 不眠症の羊
4. 唇かみしめて
5. 散り際
6. 都会


強者の海賊たちに交じりながら、精一杯らいむらいと節を この夜叩き付けました。
お付き合いくださいました皆さん、配信ご覧になった皆さん、どうもありがとう。


THE MONOLITHもMild Julian Oneも最高だった!!
遊びに来てくれた灯りちゃん、直行くんも一緒に 最後皆で記念撮影しました。
やはりLa.mamaは、自分たちにとって何か特別な空間なんだなぁ。とても清々しい気持ちになった。
またここでいつか 皆とご一緒できる事を、夢みています。


◎10月3日 club Doctor
La.mama明けて3日は、久し振りに 鳥井賀句さんイベント「歌謡曲番外地」への出演だった。
数年前、同じくclub Doctorでの「歌謡曲番外地」に弾き語りであたし参加させてもらった事あるのだが。賀句さんのマニアックかつ壺を抑えたDJ選曲、そして出演される方の歌謡曲への愛着心、執着心が手に取るように感じられる、とても素晴らしいイベントなのです。
今回らいむらいととしてこの場に参加できること、あたし前々から非常に楽しみにしていた。


1. ひとつだけ
2. 愛の亡霊
3. この世の果て
4. ある青春(沢田研二)
5. 希望の花
6. ママリンゴの唄(デイヴ平尾)


事前に「お嬢の得意なジュリーとか、歌謡曲のカバー何か挟んで演奏お願い!」と賀句さんから伺っていたので。少しマニアックな選曲になるが、大好きな ある青春 というジュリーのアルバムタイトル曲(シングルにはなっていない)をやらせてもらった。
そして いっとき新宿歌舞伎町のSOUL KITCHENに毎月レギュラーのように出演していた頃によく唄った ママリンゴの唄 を。昔を懐かしみながら 最後に心込めて唄った。
歌謡曲というのは 何となく自分の中で・・昭和のあの時代 あの頃の独特の空気、あの頃の匂いに思い馳せる といった感情がある。そうした気持ち、恐らく 賀句さんとこれまで強く共感し合ってきたのだと思うのです。ママリンゴの唄。唄っていて 泣けました。

新生PEACOCK BABIESも 共演の皆さんの舞台も、歌謡曲への拘りというものが 拝見していてとても心に響いた。DJの選曲も抜群でした。参加できて本当によかった!!
「歌謡曲番外地」でお会いした皆さん、どうもありがとう。


◎6日 M's Cantina
続いて6日、トークイベントにゲストとして出演してきた。
周りの仲間がこのところ頻繁に出演している、駒沢大学駅近くのM's Cantinaというスペース。あたし今回初めてここに足を運んだのだが、とても居心地のよいお店でした。
丁度コロナが騒がれ始めた昨年春。横浜のマギー☆スタジオで初めて生配信という形でミューブラを試みた時にご一緒させていただき、それから仲良くさせてもらっている山本直樹くん企画への参加。
実は その横浜での配信イベント終わり、直ぐさま幾度かM’s Cantinaでの企画にお呼ばれしていたのだけど。なかなかこのような世間の状況でタイミング合わず。今回晴れて参加できる事となり、この日を前々からとても楽しみにしていた。

「音楽夜話」なるこの企画。呼ばれたゲストが生い立ちや過去の音楽遍歴などを赤裸々に語る。といったものなのだが。自分の音楽遍歴など30分もあれば事足りるぞ。残りの時間一体どうしよう・・と、苦し紛れに子供の頃好きだったレコードを沢山持ってゆき。それから一応、幼少期〜高校生〜大学生の頃の写真、過去にやっていたバンドの写真10数枚用意したりもしたのだけど。
トークイベントに関して、あたし履き違えてました。お喋りって こんなにもあっという間に時間過ぎてゆくものなんですね。。結局 今回は自分がギタリストであった頃の遍歴までしか紹介できず。正に現在置かれている唄うたいとしての自分を語るに及ばず、となってしまいました。次回 続きよろしくお願いします。という風にイベントは終了したのだが。 結局その後、山本直樹くんとは お客さんのリクエストにその場でお応えして即興で唄い演奏するといった「うたぼんナイト」でご一緒させていただいたり。それから年明けて2022年1月、ふたりのコラボレート企画を企てたり。今後色々とまたお世話になる機会増えそうなので、楽しみ。


ふらっと遊びに来ていただいた嶋田直樹さんも交えて、最後記念撮影しました。3人なおき。
嶋田さんに自分の遍歴聞いてもらうの ちょっぴり恥ずかしかったけれど、嬉しかった。
トークイベント、滅多にない機会でしたが 楽しかったです!!
よき夜になりました。お会いした皆さん、どうもありがとう。

追伸。
「音楽夜話」での最後 何か1曲ご一緒しましょう、と。今回唄い手としての遍歴紹介できなかったので、自分の音楽人生においてとても重要であるマークさんとの出会い噛みしめながら 学生街の喫茶店 ふたりで演奏しました。
翌日、その作曲者である すぎやまこういちさんの訃報を目にしました。
この日 演奏できて本当によかった。

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9月10日 新松戸 ファイヤーバード、9月25日 大久保 くじら号

2021年11月07日 10時30分47秒 | 舞台日記

9月は二度舞台に立った。予定していたイベントが相次いでキャンセルとなり、8月より また更に少ない人前で唄う機会となってしまった。けれども、この頃の東京の感染者数を考えると イベントが無事終了してくれた事に いまほっと安堵する。
お店側も、徹底した感染拡大防止対策に余念無かった事と思います。このような状況の中、両日お会いした皆さん どうもありがとう。


◎9月10日 FIREBIRD
今年7月 新松戸FIREBIRDに弾き語りで初出演して、とてもここの雰囲気を気に入ったあたしは、この日もギター1本担いで 清々しい気持ちでまた会場へと足を運ばせた。
共演が 7月にもご一緒させていただいたカジハラタカシさん、道太郎さん。
そして俵田ジュンくん。ジュンくん主催「シナモンナイト」で毎回ご一緒させていただいているヨースケくん、カワノジュンイチロウくん。
そしてCAROの相方 最鋭輝という事で・・自分にとって、新松戸という土地で皆と会えるだけで もう嬉しくてたまらないといった気分だった。


タイトル「男の生き様」なるこの日のイベント。素晴らしき男たちに交じり、自分の生き様 とにかく精一杯叩き付けるしかない。前を向いて舞台に立ちました。

1. 訣別
2. 自己嫌悪
3. 散り際
4. 一本道(友部正人)
5. 希望の花

一本道。自分の人生の節目節目で 聴けばいつも奮い立たされるような そっと寄り添ってくれるような そんな気持ちにさせてきてくれたうたなので、この日 心込めて唄わせてもらった。
無論 自分の曲においても、自分にしか表現できない生き様 少しでも感じ取っていただけると嬉しい。そんな思いで 魂込めて唄った。
お付き合いくださいました皆さん、どうもありがとう。


イベント最後は、最鋭輝とふたりで CAROの生き様も披露できてよかった。
吟遊詩人、この1曲に思いぶつけました。
そしてこの日、共演の皆さんの生き様 すべて拝見させてもらったが。本当に素晴らしかった。
素敵なイベントにお声かけていただき、とても光栄でした。ありがとうございました!!


◎9月25日 くじら号
9月も 大久保くじら号にて弾き語りをさせてもらいました。
先月のくじら号の日記でも言いましたが。昨年オープンして以来、ここはあたしにとってホームグランドのような場所。お店のドアを開けた瞬間、何かほっとするような気持ちになります。


店主のゆかりさんに素敵な写真撮っていただきました。

1. ひとつだけ
2. 訣別
3. 自己嫌悪
4. 不眠症の羊
5. 都会

この夜も、自分の心の底を曝け出し 精一杯声枯らし唄った。
お付き合いくださいました皆さん、どうもありがとう。


8月、Club ROOTS!でご一緒させてもらったシュウジゲンノウズさんと、くじら号でいつもご一緒させていただけるSIX1SIXのお二方と。よき夜でした。
音楽をとおして、この日この時にしか存在し得ない素敵なひとときを 素敵な仲間と分かち合う。
自分の人生においての宝物だ。忘れない。

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