むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

7月8日 代々木 ザーザズー

2017年07月30日 12時30分31秒 | 舞台日記
七夕さんの明くる日は代々木ザーザズーにてらいむらいとだった。
七夕に雨降らないのって珍しいの?
明くる8日もからりと晴れたたいそう暑い1日でした。
そんな中代々木まで足を運んでくださいました皆さまどうもありがとう。

あたし夏生まれだからか、けっこうこの季節平気なんだけどね。
エアコンのない家庭で20年弱過ごしたし、学校はすべて公立だったから無論教室にもエアコン設置されてなかった。
ですが、年齢重ねてきて・・このうだるような夏の暑さに最近まいるようになってきた。
奈良と京都の盆地で育ったから 夏どんとこい!くらいの気持ちなんだけど。アスファルトの照り返し強い東京の夏も過酷です。

しかし相変わらず我々。そんな蒸し暑い夏の夜でも暑苦しい恰好で舞台に立つ。

溶けて柔らかくなった紅を、それでも塗りたくる。
この日もいつもどおりやらせてもらった。
1. えれじい
2. 泥濘
3. 堕落を憐れむ唄
4. 挽歌
5. 不眠症の羊
6. 希望の花
7. 青春の日々


有り難い事に 希望の花 演奏後、アンコールをいただいた。
本来なら、この世の果て のような曲(この世の果て も華やかな曲というわけではないが)で締めるべきなのだろうけど。
ですが昨年末にアルバム「希望の花」を出して、それ以降ザーザズーには出演していなかったので。
最後。アルバムに入ってる 青春の日々 をやらせてもらった。
舞台でも言いましたが。
らいむらいとの曲ってよく絶望讃歌だとかどんづまりのうただとか。
救いのない曲のように例える事多いけど。
まぁ。生きていて、実際あたしは 苦悩だったり憤りだったり嘆きだったり。そんな感情を持つ事の方が多い。喜びを感じる事なんてほんの極わずかしかない。
でもいざ昔を振り返ってみた時に、綺麗な思い出というのがそこには沢山あって。がむしゃらに生きている時にはそれになかなか気付かないのだ。
青春の日々 という曲は、自分にとってそんなとてもとても綺麗な思い出の曲です。
綺麗な気持ちで演奏しました。
聴いてくだすった皆さん どうもありがとうございます。

それから、この日は久し振りにHershey'sとご一緒させていただいた。

新しい曲。タイトル見た瞬間「もしや。。」と思ったが。にやりとする箇所が存分に盛り込まれた、あたしの期待を裏切らない胸キュンそんぐだった。(最近のひと 胸キュンとか言わないか。古い人間ですみません)
あいちゃんのやらんとする事は、ともすればらいむらいとと真逆のように思われるかもしれないが。
しかし あたしは知り合ってから常に彼にはシンパシー・・親近感みたいなの感じていて。
それに、会うと妙に落ち着いたりもする。同じ時代をお互い長く京都で過ごしたのに、知り合ったのはここ最近というのもなんだか不思議だ。
また、是非とも。ご一緒させていただく機会 待ってます。
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7月1日 亀有 キッドボックス

2017年07月23日 15時07分12秒 | 舞台日記
7月に入り先ず最初の舞台は、亀有での弾き語りだった。
昨年いくつかの舞台でご一緒させていただいた山崎怠雅さんからのお誘いで、この日をあたしとても楽しみにしていた。
お集り下さいました皆さまどうもありがとう。

亀有という場所での演奏も初めてであるし、知り合って彼の音楽性をとても好きになったあたしは何よりまたご一緒させていただく事が嬉しかった。
怠雅さんは 自身のバンドでもアコギを担当している伊藤昭彦さんとのデュオで出演されると言う。
以前クラブドクターでのイベントで、終演後 怠雅さんと伊藤さん、そしてあたしとでGAROを数曲ご一緒させてもらった事があります。
なもので、今回終わってからまた数曲一緒にやりましょうよ!って話になり。実は、スタジオでこの日の為の練習までして最後の3人演奏会を目論んでいた。各々やりたい曲を持ち寄り、GARO4曲、アルフィー2曲を演奏させていただく事となった。
お二方の作り出す音楽性、それから音楽に対する情熱は本当に素晴らしいもので。
そんな彼らと一緒にスタジオで練習したり、その後お酒のみながら音楽談義するのはあたしにとってとても楽しい時間だった。


怠雅さん、伊藤さんの素晴らしい演奏を聴き終え。いざあたくしの弾き語りの場となったのだが。
初めてのKID BOX。もうほんの1メーター先にはお客さんが座ってらっしゃるという密閉された空間で いつもの目ん玉ひんむいて髪振り乱す演奏ができず・・まぁ。この空間にあたし負けてしまった。
要は照れちゃったんでしょうね。
悔しいので、またここにあたし勝負しにゆきたい。そん時は目ん玉ひんむいてやろうと思ってます。
1メーター先のお客さんに。
1. 訣別
2. 挽歌
3. 白い夜
4. 八月の濡れた街
5. 不眠症の羊
6. 希望の花


最後は3人で
1. 四葉のクローバー
2. 時の魔法
3. 無言劇
4. 挽歌
5. 遠い春
6. 暗い部屋
を。
やはり3声は気持ちよい!!今回事前にけっこうGAROの原曲聴き込んでハモリ音程やギター奏法を見つめ直したんですが。怠雅さんも伊藤さんも凄く研究熱心なので、刺激を沢山もらいました。
アルフィーはね。やはり我々の年代からすると当時GAROよりも身近な存在であったのは事実で。
そう言えばらいむらいとに 挽歌 って曲あるし、この日演奏しなかったけれど 堕落を憐れむ唄 のブレイクしてアコギだけの演奏になる部分まったくもって無言劇パクってたりします。
そして、アルフィーがGAROに影響を受けたグループなのは有名なお話だし、MARKさんソロのバックを務めた事もあるくらいだし。。
今回GAROとアルフィーを同時に演奏して、改めて2つのグループの繋がりなども意識できました。
ブレイクする以前のアルフィー、やはり瑞々しくてよいですよね!!
また最近、夜な夜なアルフィー聴き直してます。


用意していた曲演奏し終えても 何やらまだまだ唄い足りないといった感じの3人。
とても楽しい夜だった。
また、いつかご一緒させていただく日があるといいなぁ。

遅くまでお付き合いくださいました皆さまどうもありがとうございました。
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6月24日 五反田 ロッキー

2017年07月11日 22時57分55秒 | 舞台日記
6月最後の舞台は 恒例 五反田でのCAROだった。
お会いした皆さまどうもありがとうございました。
この日も遠方からお客さまが見えられました。いつも本当にありがとうございます!!


<一部>
1. 一人で行くさ
2. 銀河旅行
3. やさしい詩を歌える人になりたい
4. ロマンス
5. 時の魔法
6. 二人だけの昼下がり
7. さよなら恋人
8. 小さな恋
9. 愛のない世界
10. 吟遊詩人

梅雨真っ只中(この日まったく雨降りませんでしたが)「このシーズン、やはりこの曲でしょう!」という事で、久し振りに 小さな恋 を演奏しました。
実はこの曲 今までMARKさんとご一緒させていただく機会なかったのですが、MARK&CAROとして活動し始める前にモッキーと2人で演奏した事はあるのです。確か2010年秋に青い部屋で、無謀にもGAROファーストアルバムを頭から最後まで曲順通りに演奏した。
それで今回7年振りにやってみて、以前に比べより細かなニュアンスを掴めたような気がしました。
天国のMARKさんに「これで合ってますか?」と声をかけて練習したからかなぁ。今の我々なりに納得ゆく演奏になりました。

それから、二人だけの昼下がり も久し振りだった。(この曲は3人で何度も演奏しました)
この曲、個人的に子供の時分からとても好きな曲でした。大ヒットしたロマンスのB面なのですが。
長調と短調が入り乱れるちょっとセンチメンタルなメロディもさる事ながら、歌詞における ”恋人同士の優雅な昼下がりの情景” に何とも言えない憧れを抱き。いつかこういう恋愛してみたい!とドキドキしながら聴いてたのです、子供のあたしは。少女漫画のようなGAROの世界に憧れた。
四畳半フォーク大流行の時代で「君はピアノ弾いてるよ。またショパンか。あきたよ。」などというフレーズ、GAROにしか唄えなかったように思います。
だいいち四畳半の部屋にピアノ置けないだろ。。とか。
ですが10数年後、あたしも年齢だけはいっぱしの青年となり。実家を出て一人暮らししながら大学に通う頃にはもう男と女の関係もすっかり済ませ。気がつけば、子供の頃GAROの歌詞に憧れた優雅な昼下がりの情景とはほど遠い生活をしていました。髪まっきんきんにしたりまっかっかに染めたり。3万円の狭いアパートで暮らし、ほとんど大学へは行かず夜な夜な仲間と悪さばかりしました。組んでるバンドはビジュアルメタル。
だけども。GAROの曲の良さだけはずっと心の中に残っていた。
先日お家で書類整理していたら、22〜3の頃にやり始めたグラムロックバンドのお客さん向けのプロフィールみたいなのが残っており。びっくりした。

好きなアーティストってところに真っ先にガロ挙げてた!!

それで、今回CAROのオリジナル曲 さよなら恋人 も久し振りに演奏したのですが。

実はこの曲、グラムロックバンドやっていた22〜3の頃に作った曲なのです。GAROの 二人だけの昼下がり をむちゃくちゃ意識した曲(笑)
やっぱりね。髪まっきんきんにしてガーターベルトに網タイツっていう恰好で舞台に立っても。夜どおし乱痴気騒ぎするような暮らししてても。部屋にピアノ置いてなくても。GAROだけは大好きだったんでしょうね。


<二部>
1. 蒼いハイウェイ
2. ひまわり
3. たんぽぽ
4. 君の誕生日
5. どこまで行けば
6. 木馬
7. ロージー
8. 風にのって
9. 散歩
10. 暗い部屋

この日マスターがお風邪をひかれ、残念ながらいつもの小噺はなかったのですが(次回楽しみにしています!!)
二部も会場の皆さまと一緒に唄い、大いに盛り上がりました。
今回CAROのオリジナル曲も沢山やりました。どこまで行けば、やさしい詩を歌える人になりたい。モッキーのやさしさや苦悩がとてもよく表れていて大好きな曲です。
ひまわり では黄色い紙テープが飛んできて嬉しかった。

また、今月もまたその次の月も。我々なりの思いを持ってGARO、MARKさんの曲、そしてCAROのオリジナル曲を歌ってゆきたい。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
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