むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

8月28日 荻窪 クラブドクター

2017年09月21日 23時08分41秒 | 舞台日記
8月最後の舞台は28日 荻窪にてらいむらいとだった。
我々なりの物悲しい夏の終わりの旋律を奏でました。
最後まで聴いてくだすった皆さんどうもありがとう。

確か去年この時期、賀句さんのお店ソウルキッチンでの井上陽水トリビュートイベントに出演したのを憶えてます。お誕生日が8月30日なのだ。
あたしは陽水の 夏の終わりの何とも言えぬ寂しさや、狂ったように暑い夏のけだるさをうたった曲がとても好きで。「夏まつり」や「かんかん照り」を弾き語りしたのだった。
一般的には80年代の玉置浩二とのデュエット曲「夏の終わりのハーモニー」、90年代に映画の主題歌として大ヒットした「少年時代」等が 陽水の夏の曲と言えば。という捉え方をされてると思うが。
勿論それらの曲も郷愁感漂っていたり切なさが表現されていたりしてとても素晴らしいのだが。
しかし、あたしはポリドールレコードからデビューした頃の 喪失感、倦怠感、更には狂気をも感じさせるような陽水の夏の曲が好き。
装飾された豪華なバックサウンドを極力抑えた 基本アコースティックギター1本で淡々と演奏する楽曲というのも、あたしの感性に刺さってくるところなのかもしれません。
今回「夏まつり」を3人で演奏したのだが。始まりと終わり部分にどうしても ちんちりりん・・ちんちりりん・・といった風鈴のような音を入れたくって。
本番直前 みっちゃんに無理言って、それを表現するような鐘を買ってきてもらい。本番、その鐘で尚一層この曲に何とも言えぬ寂しさを注入しました。
堀野くんのベースも寂しく悲しい音を奏でてくれました。
というわけで 陽水の「夏まつり」を挟んだクラブドクターでの演奏会をもって我々の夏は終わりを告げたのでした。


1. 八月の濡れた街
2. あ・り・き・た・り
3. 訣別
4. 夏まつり(井上陽水)
5. 自己嫌悪
6. 不眠症の羊
7. 挽歌
8. 希望の花
9. 堕落を憐れむ唄



久し振りの共演者ELKさんは 今回ウッドベースを加えたユニットでの出演だった。
この編成初めて拝見させていただきましたが、弾き語りの時とはまた違った音の幅や奥深さが出ていて良かった!!
しかしELKさんの唄は いつも聴く側と同じ目線の位置で語りかけてくるので、やさしさや力強さが胸にすっと入り込んでくる。
揺るぎないELKさんの言葉とメロディーが存在するから、どんな楽器編成であっても伝わってくる部分というのは変わらない。
凄いなぁ。。。素晴らしい。
あたしも、例え弾き語りであってもみっちゃんと2人の一騎討ちであっても。らいむらいとの曲を奏でれば 何ら変わらぬ揺るぎない言葉とメロディーを皆に届ける事ができるようになりたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする