むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

4月21日 五反田 ロッキー、4月28日 大久保 くじら号

2024年08月15日 07時50分49秒 | 舞台日記

4月後半の舞台日記書きます。


◎4月21日 Rocky
4月21日、毎月恒例 五反田での「CAROとうたおう!」だった。(長年お世話になった)マスター、チーフお二方で営業されていたRockyは3月末で終了し 今回 新たなスタッフで再スタートさせたお店への初出演という事で、我々 若干緊張した面持ちで現場へと足を運ぶ事となった。
この日を迎える数日前にモッキーから「喉を酷使し過ぎて声が出なくなりました。申し訳ないのですが、うたはお嬢にお願いしてもいいですか?」と連絡があり。昨年末 あたしも同じような喉の症状でご迷惑お掛けした事あったので「お互いさま。無理せず、持ちつ持たれつでいきましょう」と、兎に角いつものようにイベントを進める事にした。



<一部>
1. 一人で行くさ
2. 学生街の喫茶店
3. 愛のない世界
4. 四葉のクローバー
5. たんぽぽ
6. 一人にしないよ
7. ロマンス
8. GOOD VIBRATION
9. 吟遊詩人

<二部>
1. 君の誕生日
2. やさしい詩を歌える人になりたい
3. オールド・ファション・ラプソディ
4. 涙はいらない
5. 鳥のように
6. ロージー
7. 風にのって
8. 散歩
9. 暗い部屋
10. Find The Cost Of Freedom

今回 うたのメインパート全てあたしが受け持つ事になったが。流石に ロージー に関しては 、元来の曲の世界に及ばず仕舞いだったと思っている。改めて 確立された最鋭輝のオリジナリティを再認識する事となりました。それから。マークさんモッキーに代わり この日 会場の皆さんが終始素晴らしいハーモニーで演奏に参加して下すった事、とても嬉しかった。やはり「CAROとうたおう!」は会場全体で成立するものなのだなぁ!つくづくそう思いました。本当にありがとうございました。

余談になるが、8月3日 町田The Play Houseでのロマンチック飛行船の舞台を終え 程無くしてあたしコロナ感染してしまった。日頃 免疫力高めようと気をつけて生活していても、結局は感染してしまうんやな。今回、声帯を然程傷める事なく軽症で済んだのがせめてもの救いだった。という事で あたしもモッキーもすっかりいい歳になってきたので、お互いフォローし合ってこの先やってゆかなければ。思い返すと10数年前 最鋭輝と一緒にGAROを唄っていこうとした際 そのユニット名を考えるのに「2人共 我が強くない事を強調させて、GをCに変えるのはどうかな?」と、CAROが誕生したのだった。この先も この譲り合いの精神忘れず、お互いを気遣いながら CARO 続けてゆこう。


新体制でのRocky、マスターとチーフのいないお店というのが 我々にとって少々寂しくはあったが。一先ずこの日の帰り 身体の免疫力高めるための天一こってり、忘れずに食しました。


◎4月28日 くじら号
4月最後の舞台は 大久保にて毎月恒例「くじGIG」弾き語り出演だった。今まで幾度 此処くじら号で このイベントをやってきたのだろう。我々(お嬢、マルキ・ド・サリー)+毎回1組のシンガー或いはユニットが加わり、最後は皆で長渕剛を大合唱するといったイベント。何故に最後 剛セッションするようになったのか?もう それすら憶えてなかったりするが。しかし、サリーちゃんとあたくし 互いの音楽人生において「くじGIG」がいま必要不可欠な時間となっている。何かそんな気がするのだ。



1. 桜吹雪
2. 愛の花園
3. どうしようもなくブルース
4. 希望の花
5. なにもない
6. 赤い青春

3月5日 らいむらいと20周年で沢山の曲と向き合う機会があったので、この夜 久し振りに古い曲を幾つか唄ってみる事にした。それで サリーちゃんの「おれはラブソングしか唄わねぇ」というスタンスに対抗すべく、自分なりの 過去における色恋沙汰の中から産れてきた曲のみを唄ってみようと思った。各曲の注釈については この夜くじら号で語ったので この場では省略するが。まあ自分の場合 恋愛感情剥き出しにして曲を作っても、結局は“苦悩のうた“になってしまうようだ。そう改めて気付き可笑しかった。しかし 曲を作ったその時の感情というのは今もぐさり胸の奥に突き刺さっており、どの曲も唄っていて悲しかった。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。



最後。例によって あたしとサリーちゃん、そしてもう1組のユニットinconel(この日はふたりアコースティックという形態での出演)からJohnny Jetさんと一緒に TIME GOES AROUND、俺らの家まで、恋人時代、女よ,GOMEN、しゃぼん玉 等 剛の曲を大合唱して 今回の「くじGIG」もお開きとなった。なんなんでしょう、此処でしか味わえない・・剛を通して湧き起こるこの連帯感というのは。そこにいらっしゃる全てのお客さんをも巻き込み 最後にとても清しい気持ちになれる時間、やはりあたしの音楽人生において「なくてはならぬもの」のような気がします。

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4月12日 吉祥寺 ブラックアンドブルー、4月20日 町田 プレイハウス

2024年08月09日 22時07分54秒 | 舞台日記

4月中盤の舞台日記書きます。
2024年3月5日「らいむらいと 20周年記念リサイタル」終え、一先ず「バンド活動 丸々1ヶ月はお休にしよう」というメンバー3人での話し合いになった。我々それを確実に守るべく 計ったかのように丁度1ヶ月経った4月初めにスタジオ入り、4月12日 吉祥寺BLACK AND BLUEのイベント参加から またバンド活動再開し始めた。20年間 1度も立ち止まらずやり続けて来たんだから、今回 1ヶ月間 それよりもっと長く休んだってよかったのになぁ。正直そんな思いもあるが。よくよく考えると、およそ4年前に始まったコロナ騒動の中で 余儀なく4ヶ月近く活動できぬ事態もありました・・余程 らいむらいと というバンドが好きなんでしょうかね、この3人は。


◎4月12日 BLAK AND BLUE
20周年終え 先ず最初のイベント出演が、BLACK AND BLUEでよかったなぁと思っている。この日の共演バンド 我々初めてご一緒させていただく2組であったし、1年に1度位のペースで出演させてもらっている吉祥寺のライブバーというのが 何となくバンド リスタートの場に相応しい気がした。

1. えれじい
2. 散り際
3. 自己嫌悪
4. なにもない
5. 赤い青春
6. 希望の花
7. 唇かみしめて



「20年目以降の らいむらいと またぼちぼちやり始めるか」と、非常にリラックスした心地で この夜 舞台立たせていただいた。らいむらいとって 聴く側にとってちょっとしんどくなるような苦悩のうたが多いのに、何故に あたしはそれらを唄ってリラックスするのだろうか。見放されても 裏切られても 叶わなくても 望まれなくても、あたしは こうしてこの先も舞台で声を枯らし 苦悩ぶち撒けてゆくのだと思います。この夜 希望の花 唄いながら、小さな覚悟みたいなものを感じる事となった。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。

共演の豊川座敷の夜敷=タイトなバンド演奏と何処か屈折したうた世界 あたしにとって非常にシンパシー感じるような舞台で、とても良かった。中村アリーとTIG-HUGS=中村アリーさんの 唄う事の喜びをあの小さな身体全身使って表現する舞台 拝見させてもらい、自分が忘れていた気持ち呼び起こしてくれた。とても良かった。この2組のバンドと交流関係の深い山﨑怠雅くんも観に来てくれていて、皆と一緒にわいわいお酒飲み交わすひとときも凄く楽しかった。そして。この夜のイベントタイトル「清濁併せ呑む」の如く、我々らいむらいとの“苦悩のうた“もこの夜お会いした皆さんに少しでも受け入れて貰える事ができていれば あたしはとても嬉しい。

BLACK AND BLUE出演の後 珍しく何の予定もない1日が ふとできたので、お家の近くをぷらぷらとお酒飲みながら散歩した。

すると 有り難い事に桜がまだ散らずに残ってくれていて、ほんの少しだけ幸せな気分に浸れました。今年も、こうやって のんびり桜を眺められる時間があってよかった。


◎4月20日 The Play House
続いて4月20日、町田The Play Houseにて らいむらいと。流石に、この頃には桜の花 もう散ってしまっていたかもしれません。ですが、そろそろ重いコート脱いで出掛けられるような気候に あたしはまたほんの少しだけ幸せを感じるのだった。

この日リハーサル終え 少し空き時間できたので、お店の周りを1人ぷらぷらと探索してみる事にした。

そして、最初のThe Play Houseの前で(あたしは過去に出演する事はなかったが)何か非常に感慨深い気持ちになるのだった。因みに この同雑居ビルの1室にGOOD ROCKIN'というロカビリーショップがあって、10年程前にエドワードジャケットを最鋭輝とお揃いで発注した事があるんです。この日 久し振りにお店に立ち寄ってみようとしたら、どうやら現在は営業されていない様子。楽屋に戻り、共演のボランドール劇団 座長に聞いてみると、GOOD ROCKIN' 少し前にお店での販売を止め 今はウェブショップのみ営業をされているとの事だった。「これも時代なのだろうなぁ」また更に、あたしは感傷に耽るような気持ちになるのでした。

1. この世の果て
2. なにもない
3. 都会
4. 不眠症の羊
5. 希望の花
6. 赤い青春



今年の5月で開店なんと41周年を迎えたThe Play House。我々の20周年など到底及ばぬ歴史の中で、らいむらいと 節目節目で此処The Play House にお世話になってきた。そして現在も、様々なイベントであたしは此処にお世話になっている・・ほんとに有難いなぁ。そんな思いを噛み締めて、この夜 精一杯演奏しました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。

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