むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

8月13日 東高円寺 U.F.O.クラブ

2017年09月15日 11時57分47秒 | 舞台日記
9月も半ばとなった。
最後の力を振り絞って蝉がまだ鳴いてます。夏の余韻がまだそこかしこに残ってる。
1ヶ月も前の事となったが、今年のお盆はU.F.O.クラブのアングラカーニバルへの参加だった。
お集りくださいました皆さまどうもありがとう。

アングラカーニバルというイベント、前にも1度参加させていただいたのだが。
様々なアングラという解釈の表現があるものだなぁと毎回考えさせられる。
アングラ音楽。元々は京都の大学生だった加藤和彦、北山修らのフォーククルセダーズというグループが卒業解散記念?にと作ったレコードの中の1曲「帰って来たヨッパライ」が大ヒットし。
今までに聴いた事ないような 実験的なアレンジを繰り返すその曲が、「これぞあんぐらフォークの決定版!」みたいに騒がれ・・その辺りからアングラ演劇、アングラ映画、アングラ族、アングラ喫茶等、日本の所謂アングラブームがじわじわと浸透していったみたい。
アンダーグラウンドの略だから、既存する音楽と一線を画すものといった意味で「帰って来たヨッパライ」をそういう風に例えたのでしょうね。

我々、アングラをテーマにした楽団という強い志しを持っているわけではないのだけど。
高度経済成長末期の独特の日本文化に得も言われぬ魅力を感じてるところはやはり大いにあって。
この日。お店の鈴木さん、YASUがDJで流してくれた あの時代の素晴らしい音楽と共に、真っ赤にペイントされたU.F.O.クラブの妖しい地下空間でアングラカーニバルを楽しんだ。



1. この世の果て
2. 愛の亡霊
3. 愛の花園
4. 13階の女(あんぜんバンド)
5. ひとつだけ
6. 希望の花
7. 夜明けのうた
8. 不眠症の羊


2日前の本八幡での淡いブルーの照明とは対照的な、ゆらゆらと蠢く真っ赤なライトの中で我々らしく演奏しました。

それともうひとつ。
お盆である8月14日という日は、あたしの中で現代における素晴らしいアングラフォーク楽団として認識している へどらのめ の唄い手 二丁目ゴールドさんの命日。
らいむらいと結成後間もなくして知り合い、2007年の8月14日に他界してしまったので とても短いお付き合いだったが。
今でもその素晴らしい音楽とパフォーマンスは くっきりとあたしの頭と胸にこびりついている。
毎年このお盆の時期は、二丁目さんに話しかけながら舞台に上がる。
生前よくカバーされていた 13階の女 を心込めて演奏しました。


2007年5月 最後にご一緒させていただいた手刀の楽屋での写真。
あれからもう10年になるんですね。
らいむらいと、相変わらず続けてますよ。
また新しい曲ができたら 聴いてください。
コメント
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