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むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

7月20日 大阪 マリアナカフェ、7月21日 大阪 クラブマーキュリー

2025年03月09日 19時15分13秒 | 舞台日記

昨年7月中盤の舞台日記書きます。
梅雨明けしていよいよ夏本番、ロマンチック飛行船で大阪遠征してきた。ここ数年、あたくし 灯りちゃん 嶋田さんという組み合わせで この時期に関西へと足を延ばすのが恒例となっているが。今回 嶋田さんはバンドでイベント参加するとの事なので、2024年夏 斯くして ロマンチック飛行船+THE MONOLITH 総勢男6名での賑やかな大阪演奏旅行と相成った。
そう言えばあたくし 丁度大阪へと発つ数日前に食あたりを起こしてしまい、実はこの遠征なかなかに大変な状況だったのだ。先日 FJ‘sの楽屋で口にしたコンビニで買ったおいなりさん「ちょっと酸っぱかったかな」のが原因だと思われるのだが。とにかく2泊3日 整腸剤服用しながら乗り切り、何とか無事に帰って来れてよかった。・・と打っていて、あたし此処の日記で 風邪ひいたり火傷したり腰痛になったり 毎度のように体調不良報告している事に気付かされた。情けない。自分の身体の弱さにほとほと嫌気が差す。いっそ、剛のように逞しい身体手に入れる為 剛のように肉体改造を試みるか!


◎7月20日  Mariana CAFE
今回もイベント出演の前日 前乗りという形で我々東京を発った。灯りちゃんとヒロッキーとあたし 住んでる所が近いので 早朝三多摩某所に集まってレンタカーを借り 嶋田さんセニョさん篤生くん住む街へ、先ずは3人で車を走らせた。そうしてめでたく6人合流し いざ西へと出発!となった際 プシュっと皆無言でアルコールの缶開けるものだから、お酒飲めない灯りちゃんが今回も運転手の役割を受け持つ事となってしまった。本当にすみません。。しかし道中 男6人の会話というのはとんでもなく楽しい時間であり、自分のお腹の具合忘れる程によく笑った。
夕方 大阪に到着するとTHE MONOLITHチームはラジオ番組出演があると言うので、一旦あたくしと灯りちゃん 心斎橋周辺をぷらぷらと徘徊する事に。先ずはアメリカ村に立ち寄ってみた。高校生の頃 休みの日になるといつも心斎橋アメリカ村へと繰り出し、そこで様々なロックアイテム購入しては 自分も少しだけロッカーに近付いた気分になったものだ。現在も現役で履いてるROBOTのラバーソールも 当時此処アメリカ村のロックショップで購入したんです。(幾ら何でも物持ち良すぎるだろ)



思い出いっぱい詰まったアメリカ村 三角公園で数十年振りに食べた甲賀流たこ焼きがとても懐かしく その後灯りちゃんと2人 心斎橋〜なんばを練り歩いたのだが、真夏の大阪の夜はとてもとても暑かった。そうこうしている間にTHE MONOLITHチームそろそろラジオ収録終わるというので 我々現場まで出向き ロマンチック飛行船も後半少しだけ番組に参加させてもらい、夜遅く 明日イベント行う茨木市へと6人で再び車を走らせた。 

一夜明け、20日朝。嶋田さん 篤生くん 灯りちゃんと茨木のお好み焼き屋さんへ。

やはり大阪へ来たらば粉もんでしょう!という事で 朝っぱらからビールかっくらいながらいただくお好み焼きは格別だった。


お腹の具合悪いのも忘れて 目の前のたこ焼きに至極嬉しそうな顔するおれ。

実は この度あたくし初めて茨木でイベント出演するのだが、大阪市内ではない所謂 少し地方感漂う街って心落ち着くんです。初めてオリジナル曲で出演したライブハウスは寝屋川VINTAGE BARだったし、その頃あたし京都で暮らしていたから 活動拠点である大阪との中間地点という事で高槻の練習スタジオ利用する事もしばしばだったのだ。今回 車で茨木市駅前を通った時、灯りちゃんと「なんか久米川の雰囲気に似てるなー」と言い合いました。
そんな 大阪市のベッドタウンとして捉えられる茨木市の駅前で経営されているMariana CAFE。お料理もお酒も美味しく、とても居心地の良いライブバーだった。



「僕がいなくて寂しくないの?」過去に らいむらいと、お嬢で幾度もお世話になってきたイベントなので今回 前座としてあたしの弾き語りの時間作っていただく事となり、梅雨明けした真夏の大阪 茨木市で先ずは 八月の濡れた街、この世の果て 心込めてお届けしました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。



次に ロマンチック飛行船の舞台。

1. かくれんぼ
2. セピア
3. さよならもう一度 迷うならもう二度と
4. ロマンチック飛行船
5. 未来永劫
6. 挽歌
7. 二つの空
8. Bloom of Youth
9. ドラマティック ロマンティック

このところバンド形態でのイベント出演が続いていたような気がするので、考えてみれば久方振り?2人仲良くアコースティックギター抱え 9曲お送りいたしました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。未来永劫 では嶋田さんにも参加していただき・・こういうのって2組カップリングツアーの醍醐味みたいな部分ありますよね、なんかグッとくる演奏となった。

THE MONOLITHの舞台 アコースティック編成で何やら大人のムード溢れ、洒落たMariana CAFEの雰囲気に溶け込んでいて最高だった!そしてここでは GLITTER 我々2人参加させて貰った。前日から6人ずっと時間を共にしているが故の 和気藹々とした和やかさ溢れ出ていたように思います。楽しかったぁ。イベント終了後 アフターパーティとしてお客さん交え飲食しながら談笑する時間もあり、初日 とても素敵な夜となった。どうもありがとうございました。


◎7月21日 club MERCURY
茨木での「僕がいなくて寂しくないの?」翌日、堺筋本町へと向かう途中 我々またしても大阪某所のお好み焼き屋さんに立ち寄り。今度は 6人揃って粉物をいただく事となった。あたしのお腹も旅の後半では随分と良くなってきてくれて、この日もビールと一緒に美味しくペロリと平らげるのでした。そして到着した堺筋本町club MERCURY。2年前の同じく7月(昨年は確か京都祇園で開催されたのだ) この場所で同じく「萬屋学人 生誕感謝祭」に参加させてもらった我々、かつて知ったる此処の空間を楽しむ事できた。

1. Bloom of Youth
2. 二つの空
3. セピア
4. 南の島に雪が降る
5. 未来永劫
6. サマータイムブルー
7. ドラマティック ロマンティック

夏っぽい選曲がいいよね?と、らいむらいとの サマータイムブルー 含め7曲 2人アコースティックギター抱え精一杯演奏させていただいた。南の島に雪が降る も、儚げな雰囲気醸し出してくれてよかった。青木さん作詞作曲によるこの曲 あたし大好きなのです。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。

この夜、伊集院明朗さんがイベント観に来られていた。伊集院さんが80年代後半に活躍されてたバンドROSY PUSSYZ、そのドラマーである遠山Cherry英俊氏がROSY PUSSYZ解散後に立ち上げたバンド スケコマシであたし数年間ギター弾いてた時期があって。その事伝えますと「ちょっと連絡してみよか」と徐に遠山さんに電話かけて下すったのだ。伊集院さんご自身も久し振りに会話するみたいで「元気?」と話されていて「ちょっと、変わるな」と 伊集院さんの携帯お借りして何10年か振りに彼と会話する事ができた。嬉しくて涙出そうになりました。


90年代初めに活動していた スケコマシ。その時の同じメンバーである堀野くんとは 今も一緒にバンドやっているのだから、いつか!大阪で この4人集まって演奏できたら素敵やろうなぁ。などと 夢みたいな事考えたりするのだった。

こうして2024年も 萬屋学人さん生誕記念イベントに参加できた事 とても嬉しく思っています。萬屋さんのお誕生日お祝いすべく多くのミュージシャンお客様がこの日この場所に集結し、終始賑やかであたたかなひとときとなりました。改めて お誕生日おめでとうございます!それから今回のツアー、毎年お世話になっている関根さんに搬入搬出 物販等手伝っていただき 本当に感謝しています。いつもありがとうございます!

2日間におけるイベント無事終了 荷物を全て車に積み終えた時、嶋田さんの「最後にラーメン食べようぜ」という言葉に 6名満場一致し。堺筋本町から程なく近い西長堀の天下一品で旅の締めを執行した。


言うまでもなく、2日間やり切った身体に染み渡るこってりなのであった。

その後 灯りちゃんの運転で我々6名無事 東京へと戻り(本当に本当にお疲れ様でした!)レンタカー戻した後は あたしの車でヒロッキーをお家まで送り届け、こうして 2024年大阪遠征完了と相成った。改めて「仲間って良いな」そう実感する真夏の旅になりました。2025年、今年もまた賑やかに大阪で時を過ごせるだろうか。過ごせたら、いいな。

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7月6日 大久保 くじら号、7月16日 中目黒 FJ’s

2025年02月11日 10時06分37秒 | 舞台日記

久し振りに日記書きます。
実は。あたし 昨年末に軽度の腰痛を抱えてしまい、痛み止め処方して貰いながら 何とか日々凌いでいたのだが。今年に入り 丁度 成人の日の翌る日です。左お尻の上部 激痛に襲われ、そこから下 左足ふくらはぎ辺りまで痺れて 全く歩けなくなってしまった。「どうしよう」と、お家からほんの数百メーター先の整形外科まで 相当な時間かけて どうにかこうにか辿り着き。そこでブロック注射や電気治療していただいたのだが 然程効果無く。仕舞いには 座っていても立っても横になっても激痛と痺れが伴い 何も手を付けられないという有り様。ある夜は余りの痛みに ベッドの上で救急車を呼ぼうか?と思った程・・どうやら重度の坐骨神経痛を患ってしまったようなのだ。現在 理学療法のリハビリテーションを受けながら骨盤の歪み整えてゆき 改善を試みているところです。そのリハビリが効果あったのか、お陰様でようやく歩けるようになり こうして座ってパソコン作業も行えるようになりました。
この数週間。いやはや我ながらポンコツな身体だなぁ!といった情けない気持ちと共に、足引きずりながらも何度かギターを抱え舞台に上がり 公演予定全うし「その身体でよくやったな」と自分を褒めてあげるような気持ちにもなりました。というわけで、歩けなくなるなど夢にも思わなかった 昨年夏の舞台日記書きます。


◎7月6日 くじら号
7月は「くじGIG」から始まった。
毎月お世話になっている 大久保駅から歩いてすぐの場所にあるLIVE BAR。今まで幾度 中央線〜総武線に揺られ大久保駅に降り立ち、そこから少し路地を進み 古い雑居ビルの地下に佇む此処くじら号のドアを開けたのだろう。ドアを開けたらば「今日もお世話になります」と言ってビールを注文し、店主のゆかりさん サリーちゃんと世間話交わしながら やがてオープンの時間となる。この和やかなひとときも くじら号において自分には必要不可欠なのです。



先日の「くじGIG」で。「もう流石に足出して唄うのは無理だな」くらい思っていた自分が、ショートパンツに網タイツという出立でマイクの前に立った。そして「くじら号は自分にとって実験室なんです」と言い放ち、自由奔放な表現をあたし自身が楽しんだ。
実験室・・そういえば くじら号では普段の弾き語りであまり取り上げない曲を唄う事も多い。7月6日この日は、中学生の頃 夢中になって聴いた長渕剛の「HEAVY GAUGE」というレコードの中の1曲 おいで僕のそばに を唄った。テレビドラマ「家族ゲーム」で役者として活躍し始めた頃の剛のアルバム。あたしは このレコードの中の剛に、ドラマの主人公である“吉本剛“をダブらせた。大好きだったのだ、剛が演ずる 高校受験を控えた中学生の勉強受け持つ暴力家庭教師 吉本先生!(あまり勉強好きじゃない 同じく2年後に高校受験控える身の自分だったので、このテレビドラマに強い思い入れ持ったのだと思います)そうだ。今度「家族ゲーム」の挿入歌として使われた -100°の冷たい街 も唄ってみよう。

1. えれじい
2. 自己嫌悪
3. 不眠症の羊
4. おいで僕のそばに
5. なにもない
6. 希望の花
7. この世の果て

斯くして この日の「くじGIG」も、7曲 思うがまま精一杯唄わせていただきました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。

最後。初めて共演させていただく渡辺伸一さん、お馴染みのサリーちゃんと一緒に 電信柱にひっかけた夢、JEEP、お家へかえろう の3曲を熱唱しました。くじら号でのセッションって、事前に選曲の打ち合わせする事無く 大抵 行き当たりばったりで繰り広げられる。この日も 入り時間〜オープンまでの和気藹々とした時間の中で「渡辺さん、剛 お好きでした?どの辺りの剛 好きでした?」と あたし軽く探りを入れ したらば渡辺さん「JEEPっていうアルバム好きだったなぁ」という返答だったので、サリーちゃんと顔見合わせ「よし。じゃあ今日はこの3曲!」と半ば強制的に曲が定められ ぶっつけ本番のセッションへと傾れ込むのであった。この くじら号ならではのセッションというのが 自分にとって本当に心地よいのだ。今回も非常にエキサイティングしたイベント・クライマックスになりました。



この夜、一足早い あたくしのお誕生日祝いもしていただきました。嬉しかった。
自分のにとって正しくホームタウンのような存在のくじら号。此処くじら号で、また今後も様々な実験を繰り返してゆきたい。


◎7月16日 FJ's
7月ふたつめの舞台は 中目黒FJ‘sにおいての弾き語りだった。2023年7月7日 エミ・エレオノーラさんとご一緒させていただいたイベント「月夜のダンス」。その夜「また来年 七夕でお会いしましょうね」と、エミさんと約束をし。2024年 晴れて 織姫と彦星の如く 再びエミさんと共演できるのが本当に嬉しかった。今回は七夕さん少し過ぎての開催だったが、2度目の「月夜のダンス」とても素敵な夜となりました。


「記念に この日の看板撮っておこう」と携帯取り出し撮影をしていたら。


カメラ向けるあたしを また撮影するエミさんがいらっしゃいました。。



この夜 相当久しぶりに あたし足を晒した。前述において「もう足出すのは無理だな」などと言っている自分ですが、このイベントに関しては 何の躊躇いも無く網タイツ着用できた。恐らく 昨年拝見させて頂いたエミさんの素晴らしい舞台表現に触発されての事だと思うのです。

1. えれじい
2. ひとつだけ
3. なにもない
4. 八月の濡れた街
5. やさしくしないで
6. ヤマトより愛をこめて
7. 赤い青春
8. 希望の花
9. 唇かみしめて



昨年同様、惑星ヘビーメルダーは天の川の一体どの辺りに存在するのだろう・・と思い馳せながら 機械伯爵の恋人リューズ奏でる やさしくしないで 心込めて唄いました。そして今回 映画「さらば宇宙戦艦ヤマト」の主題歌 ヤマトより愛をこめて も選曲に加えた。松本零士の漫画に夢中だった子供時分のあたし。沢田研二 担当する宇宙戦艦ヤマトの主題歌というのが 更にまた心にずきずきと響いたのだ。目一杯 松本零士追悼、ジュリー・リスペクトの意を込め お送りいたしました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。
余談になるが、松本零士関連の映画でちょっとした思い出話がある。小学校6年生の春休み 大阪旭区 千林大宮のあばあちゃん家に遊びに行っていたあたし。おじいちゃんが「映画連れてったる」と言うので、弟と3人 森小路駅前の映画館へと足を運び「さぁ、何観る?」とおじいちゃん。あたしは声高らかに「1000年女王!」と叫んだ。すると 少し間ができ。次に おじいちゃん「なんや!早う言い!」と、あたしの手を引っ張りながら 映画館脇にある公衆トイレへと進んでゆくではないか。一瞬頭の中「???」だったのだが、 暫くして おじいちゃん「1000年女王」を「洗面所」と聞き捉えた事を理解した。それで3人 大笑いした思い出があるのです。今から思えば 子供の映画によく付き合ってくれたなぁ。優しいおじいちゃんやったなぁ。泣けてくる。余談ですみません。。



そして 2024年「月夜のダンス」も、最後にエミさんと ウルトラマンA  Space Oddity ご一緒させてもらった。Space Oddityでお客様に振っていただいたペンライト、凄く綺麗でした。今回もペンライト、エミさんがご用意して下すったのです。どうもありがとうございます!



今年2025年も、七夕時期にどうかエミさんとご一緒できますように。その夜を、あたしは今から楽しみにしいる。

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6月15日 下北沢 440、6月19日 阿佐ヶ谷 ハーネス、6月22日 荻窪 トップビートクラブ、6月23日 大久保 くじら号、6月30日 西荻窪 フリーダ

2024年12月29日 10時01分55秒 | 舞台日記

おおよそ半年の遅れを取ってしまっている日記、性懲りもなく「自分の生きた証」残す為 またつらつら綴る事にします。今回は6月後半の舞台、急ぎ足で思い返してみます。

◎6月15日 440
6月第3土曜日のお昼、ロマンチック飛行船 ミューズとブランチに出演してきた。有難い事に ロマンチック飛行船もこうして1年に1度くらいお声かけていただき、それがあたしはとても嬉しい。ミューズとブランチ 何となく自分の中でアコースティックイベントというイメージ(確か渋谷SONGLINESでイベント始めた頃はそのような趣旨だったと記憶している)であるので、今回は灯りちゃんと2人フォークギター抱え参加させてもらった。

1. セピア
2. Bloom of Youth
3. 僕等のダイアリー
4. 夏祭り
5. 未来永劫
6. ドラマティック ロマンティック

お家が近い灯りちゃんとは時折 近所のカラオケ屋さんにギター担いで入り、夜な夜なフォークソング談義 並びにフォークギター練習したりしているのだけれど。まるで放課後における部活動のような時間  あたしにとっては凄く大切なのです。今回その部活の成果をお見せするべく H2O 長渕剛のカバー曲織り混ぜ、終始アコースティックに拘ったアプローチでお送りいたしました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。





前回ロマンチック飛行船がミューズとブランチに参加したのは昨年の8月。その日、あたしコロナ感染してしまっていてうんともすんとも声が出なかった。奇しくも今回 その時と同じ顔ぶれによるイベントという事で、マギー☆フランソワ、銀幕一楼くんとの再共演を 声の出る喜び噛み締めながら心より楽しんだ。最後のセッションは灯りセレクトによる 傘がない でした。従来ミューブラのテーマであったアコースティックイベント思い起こさせるような、梅雨時期に相応しい よき締めとなりました。その後 王将ではなく沖縄料理屋さんで打ち上げしたんだ、確か。それから灯りちゃんと地元に戻り、地元のお店でもまた機嫌よくお酒飲んだような気がします。ミューズとブランチへの参加、あたしにとって やはりとても嬉しい出来事なのだろう。


◎6月19日 harness
続いて6月19日、阿佐ヶ谷のライブバーで弾き語り出演だった。



10年程前になるだろうか。毎朝 あたし阿佐ヶ谷に通う時期があって。それで、業務終了したらば 駅前の飲み屋街へと繰り出し夜毎お酒を煽っておりました。そのよく足を運んだ飲み屋さんの目と鼻の先にあるharness 無論存じ上げていたし、そう言えば1度 お友達の どるたんお誕生日イベントにゲスト参加させていただいた事がある。今回 成瀬昭さんからお声かけてもらい、久し振りにharnessのドアを開けましたら 店主の鎌田さん「以前、出演されましたよね?」とあたしの存在を憶えて下すっていた。嬉しかった。成瀬さんとの2組による弾き語りイベント、久し振りに此処で演奏させてもらえるのも嬉しかった。

1. 訣別
2. 堕落を憐れむ唄
3. 不眠症の羊
4. 屋根の上の猫
5. 一本道
6. 赤い青春
7. 希望の花

あたし成瀬さんの愛猫のうた大好きで「実は 自分にも1曲だけ猫が主人公のうたがあるんです」 と、昔 奈良で猫と一緒に暮らしていた頃の事を思い出しながらこの夜 屋根の上の猫 を唄った。成瀬さんも 猫のマック 唄ってくれた。あたしは成瀬さんの滲み出る優しさみたいなところが好きなんだろうな、聴いていて心和らぎました。そして阿佐ヶ谷と言えば、友部正人の 一本道 が頭から離れず。「僕は今阿佐ヶ谷の駅に立ち 電車を待っているところ」ハモニカホルダーぶら下げ 心込めて唄いました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。


この日を迎えるにあたり、成瀬さんから「甲斐バンドとかジュリーとか、お嬢の好きな曲 最後に1曲一緒にやろうよ」と言っていただいていて。で、2人で唄うなら PYGの 花・太陽・雨 がよいかなぁ。と提案させてもらうと、成瀬さんも「実は俺もその曲考えてた〜」という事で・・最後2人で 花・太陽・雨 お送りしました。阿佐ヶ谷harness、アットホームでよき夜になりました。ありがとうございました。


◎6月22日 The Top Beat Club
続いて6月22日、荻窪で らいむらいとだった。
MILKY SWEET主催によるイベント「TRANSEXUAL BOOGIE SHOW」今まで吉祥寺GB〜代々木Zher the ZOO〜渋谷La.mamaと場所を変え、最近では荻窪The Top Beat Clubで定期的に開催していると言う。GBの頃からもう何度出演させてもらったか憶えていない位、我々このイベントにはお世話になってきたのだが。The Top Beat Clubでの「TRANSEXUAL BOOGIE SHOW」らいむらいと初参加だったので、この日をとても楽しみにしていた。

1. 不眠症の羊
2. なにもない
3. 赤い青春
4. 希望の花
5. 唇かみしめて

今回の「TRANSEXUAL BOOGIE SHOW」地下でのバンド演奏が終了すると、転換時 一階飲食スペースにおいて弾き語りライブが行われ、お客さんは終始 地下と一階を行ったり来たりといった感じ。ダニーさんやケイさんやSEKAIくんも弾き語りで参加していて、イベントの合間に皆と談笑したり とても心地良い時間でした。バンド出演していたスウィートミザリーショウのヨージィくんともアリス談義ができて嬉しかった(彼は若いのに何故かアリス狂なのです)
本番。らいむらいと、いつものように自分たちの世界を叩き付けるような舞台になったのではないか?精一杯やりました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。
The Top Beat Clubでの「TRANSEXUAL BOOGIE SHOW」随所に色々なアイデアが盛り込まれ、非常に洗練されたイベントであるように感じた。長く主催を続ける上で、毎回決して予定調和にならず こうした 常に新たな刺激を追い求めてゆくような姿勢、正に「恐れ入った」という思いです。素敵なイベントに参加できて嬉しかった。よき夜でした。


◎6月23日 くじら号
続いて6月23日、大久保くじら号にて「くじGIG」だった。
サリーちゃんとの「くじGIG」本来なら最後 いつも剛を大合唱して終わるのだが。Devilさんとご一緒させていただく時ばかりは剛を一旦封印する。Devilさんが剛を苦手というわけじゃあなく。実はDevilさん 若い頃ジュリーの大ファンだったという事をお聞きした瞬間から もう自分の中のジュリー好きに火が付いてしまったのだ。なので あたしはこの日はジュリーの曲しか唄うまい。とイベントの日取り定まった時からそう心に決めていた。

1. 時の過ぎゆくままに
2. 船出の朝
3. 今、僕は倖せです
4. 気になるお前
5. ある青春
6. 恋は邪魔もの
7. 追憶
8. ママリンゴの唄

結果 この夜あたしは、1975年 時の過ぎゆくままに 発表するまでの(自分が思うところである)ジュリーが1番美しかった頃の曲だけを唄う事にした。それらが収録されているレコードも全て持参し、1曲毎 拙い解説付きでお届けしました。ジュリーが制作、企画、構成、作詞、作曲 全て手掛けた3作目のアルバム「今、僕は倖せです」より 久し振りにそのタイトル曲唄ったのだけれど。唄う事の喜び、改めてこの曲から気付かされたような気がしました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。


最後は勿論、3人で 危険なふたり、勝手にしやがれ 誰もがご存知の大ヒット曲をお送りした。恥じらいも無く皆で「ジュリ〜」と声を上げれて興奮しました。そうなのだ。沢田研二をリスペクトする際 誰もがTBS久世ドラマ「寺内勘太郎一家」における ポスターの前で「ジュリ〜」と悶絶する樹木希林のような気持ちになってしまうのだ。
この夜も 遅くまでジュリー談義に花が咲き、よきひとときとなった。Devilさんのピアノによる 時の過ぎゆくままに も、サリーちゃんの コバルトの季節の中で も最高だった。また この3人での「くじGIG」あたしは今からとても楽しみにしている。


◎6月30日 FRIDA
6月最後の舞台は、西荻窪にて弾き語り出演でした。
実は あたし西荻窪で唄うのって この長い音楽人生で初めての事であった。なもので、清々しい気分で 小雨降る中 西荻窪へとギター背負って向かった。


到着したFRIDA。此処のお店は本格テキーラ専門店らしく、テキーラに合うメキシコ料理なども提供される 普段弾き語りするお店とは一風雰囲気の違ったお店だった。内装も素敵でした。

1. 散り際
2. この世の果て
3. 不眠症の羊
4. 竹田の子守唄
5. 希望の花
6. 唇かみしめて
7. 赤い青春

今回、以前に荻窪Doctor‘s BARにおけるロマンティコ・エル・ジェット主催イベントで初めてご一緒させてもらったマギーパルチザンさんとの再び3組によるイベント。その後 マギーさんが会津で経営される鉄板焼き屋さんでのロマンティコ・エル・ジェット主催イベントにもあたくし出演させてもらったし、今年9月は その「アングラ鉄板焼き マギー」7周年記念イベントへもロマンティコさんと共に参加させていただいた。マギーさんの音楽は勿論の事 そのあたたかい人柄にあたしは惹かれ、今回もこうして共演できるのがとても楽しみだった。
この夜、自分が育った関西は京都の古くからの民謡 竹田の子守唄 含め 心込めて精一杯演奏いたしました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。


ロマンティコさんとも随分長い付き合いになるが、いつもあたしの体調の事気に掛けてくれて こうしてイベントのお誘いちょくちょくしていただき 本当に有難い限りです。
「BALLROOMS OF MARS」よき夜でした。またこの3組で東京、会津にて共演できる日を 今から楽しみにしている。そうだ。いつの日か、自分の生まれ育った関西で あたしがお二方をご招待するようなイベント組めたら 素敵だろうなぁ。

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6月1日 西早稲田 ブラーブラーブラー、6月7日 下北沢 CCO、6月8日 町田 プレイハウス、6月9日 池袋 手刀

2024年11月24日 10時56分39秒 | 舞台日記

大変です。日記 およそ半年間分も溜まってしまいました、どうしましょう。このところ時間の余裕を殆ど持てなくなったのを理由に、いっそ 此処もう止めてしまおうとも考えたのだが・・いや待てよ。何の取り柄もないあたしが 唯一情熱を傾ける事のできる時間というのが音楽奏でる場なので、せめてその時々の記憶を「自分の生きた証」として書き留めておきたい・・と思い至る事となりました。往生際悪くてすみません。しかし不思議と 音楽活動の記憶というのはいつまでも自分の心の中に残っていて。その日 何を考えながら会場へ向かったのか、舞台でどのような感情ぶち撒けたのか、そしてどんな人たちと触れ合ったのか、結構憶えているものなんです。夕べ何を食べたか、何時に床についたのかすら もう憶えてないというのに。
なので 今回も「生きた証」つらつらと綴ってみようと思います。


◎6月1日 BLAH BLAH BLAH
今年3月に初めて訪れた西早稲田にあるアコースティック・ライブスペースBLAH BLAH BLAH。清潔感あるお店でスタッフの皆さんとてもあたたかく 料理もお酒も凄く美味しかったので また是非とも出演したいなぁと思っていたところ早速お声かけていただき、先ずはこの素敵なお店での弾き語りから あたしの6月は始まった。「せっかくなので、お嬢さんと雰囲気の合う方たちとの組み合わせが良いですよね」と、もう長いお付き合いになる竜二さん、ハロルドさん、そしてウラキユズルくんとの共演を企画していただきました。気心知れた皆さんと一緒に また此処の舞台で唄えるのがとても楽しみだった。

1. 自己嫌悪
2. 泥濘
3. 雨降り
4. モナリザの微笑
5. 青春の日々
6. 赤い青春
7. 唇かみしめて

6月 そろそろ梅雨のシーズンなので 1曲目「降り出した無情の雨」と唄い終え。そして「あの人を殺した夜 しとしと雨が」「君は傘も持たずに走り去った」と 雨をモチーフにした2曲を畳み掛けるように続けた。ならば 更にもういっちょ雨のうた唄ってしまえ。と ザ・タイガースの モナリザの微笑 その次にねちっこく演奏しました。弾き語りは 思い付きで自由に曲をチョイスできるのがよい。結局のところ この日雨は降ってくれませんでしたが。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。青春の日々 も心込めて唄えてよかった。


最後「なにか 皆でやろう」と、時の過ぎゆくままに を急遽ご一緒させていただきました。竜二さんもハロルドさんも沢田研二リスペクトされているの あたし前々から存じ上げていたので、こうして舞台でジュリーの曲 共に歌える事が嬉しかった。
この夜 竜二さんが唄った ロンリー・ウルフ 言うまでもなく最高だったし、ハロルドさんとのユニットというのは最初意外な気もしたが 拝見して 非常によいコンビネーションだなぁ!と思った。ウラキユズルくんの感情振り絞るようなうた世界も 変わらず胸に響いた。皆さんと美味しいお酒いただきながら、2度目のBLAH BLAH BLAH とてもよき夜になりました。


◎6月7日 BAR?CCO
続いて 下北沢でCAROでした。実は CAROにとって此処CCOは非常に思い出深い場所なのだ。というのも 我々がマークさんのサポートを務めさせてもらうようになって暫くしてから、マークさん体調崩されて一度入院をし。2012年・・そうだ、丁度6月の初め!その時期に退院されて、リハビリも兼ねて CCOでのCAROのイベントにシークレットでゲスト参加してもらった事があるんです。調べたら、2012年の6月6日でした。まだ本調子ではないでしょうからと 2〜3曲だけご一緒させていただく予定だったのが、結果 元気にほぼフル参加されたの 今でもよく憶えてる。あれから丸12年経ったのか。。

1. 一人で行くさ
2. 学生街の喫茶店
3. ロマンス
4. たんぽぽ
5. 愛のない世界
6. ロージー
7. 吟遊詩人
8. 散歩

そんなマークさんとの思い出を胸に抱きながら、この夜 最鋭輝と2人 精一杯演奏させていただきました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとうございます。


イベントオーガナイザー ダイゴさんには CARO、らいむらいと、弾き語りで 今まで幾度となくお世話になってきており。今回、古くからお付き合いさせてもらってるボランドール劇団のお二方 それに敬愛してやまない山田晃士さんとイベント組んで下すったのは 自分にとって非常に嬉しい事だった。晃士さん、ボランドール劇団 素晴らしい舞台でした!!
そうそう この夜も最後「なにか 皆でやろう」と、徐に演奏し始めたのが 時の過ぎゆくままに だった。やっぱりジュリーは皆の憧れなんやなぁ。下北沢BAR?CCO「トキメキ★スリーマンショー」とてもよき夜になりました。


◎6月8日 The Play House
明けて8日。The Play Houseにて「灯り55祭 B型の極み」灯りちゃんバースデー・イベント、今年も 賑やかに華やかに開催されました。昨年は会場のスケジュール空きがなかなか見つからず 8月に行われたんだ、確か。今年はお誕生日直後のイベントとなってよかった。

1. Bloom of Youth
2. ロマンチック飛行船
3. セピア
4. LONDON CALLING
5. 春の雨
6. 二つの空
7. 未来永劫
8. ドラマティック ロマンティック

今回 新たな2曲をレパートリーに加え、またロマンチック飛行船の世界が広がった。バンド編成も 回重ねる毎いい具合に馴染んできた。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。
そういえばここ数年、ロマンチック飛行船 The Play Houseに出演する機会がわりと増えた。灯りちゃんとは家が近いので、行きは車で灯りちゃん拾い そこからいつも二人で町田へと向かうのだが。すると車中 まあ取り留めの無い会話を我々いつも繰り広げるわけです。この日 灯りちゃん「お嬢ってさぁ。前世 何だったと思う?」って聞くから「んー、何やろ。おれ海とか川とか池とか 水辺あると興奮するから・・」と返し 即座に二人「河童やろな」と声合わせ笑った。灯りちゃんは「おれ人相悪いから きっとチャイニーズマフィアだな、前世」だそうで、本番「チャイニーズマフィアと河童の名コンビでお届けします」みたいな事 隣で言ってたのが何とも可笑しかった。こうした他愛ない会話というのも ロマンチック飛行船のグルーヴ生み出すにあたり必要不可欠となってるんやろな。


出演者全員で最後に村下孝蔵の 初恋、松山千春の 長い夜 を奏で、皆で灯りちゃんの55歳をお祝いしました。改めて、お誕生日おめでとう!!


The Play Houseでの集合写真って、なんかいつも皆よい顔してる。


そして、帰りに地元近くで食べたラーメンがなかなかにヘヴィでした。


◎6月9日 音処・手刀
3日間連続イベント出演 最終日は手刀で らいむらいとだった。この度 世界システムのドラマー翔くんからイベントのお誘いを受け、その時に「らいむらいと、また白塗りで出ないですか?」と打診あったのだが。詳細いただくと 明らかに“白塗りフェス“的なイベント内容だったので「そりゃやらないわけにはいかないだろ」というわけで、久し振りに顔を白く塗りたくりました。2008年〜2010年頃 実は らいむらいと白塗りして舞台に上がっていた事がある。らいむらいと立ち上げて間もなくして へどらのめ というアングラフォークユニットと知り合い、唄い手の二丁目ゴールドさんにあたしは多大なる影響を受け、2007年の夏以降(亡きゴールドさんの意志を受け継ぐ思いが 無意識にあたしの中に有ったのかもしれません)らいむらいとを 今まで以上にアングラに拘るバンドへと持ってゆこうとした。その時期 頻繁に出演していたライブハウスが 此処 手刀でした。この夜 様々な当時の事が脳裏を駆け巡り、胸張り裂けるような思いになった。

1. ひとつだけ
2. 泥濘
3. この世の果て
4. 散り際
5. 希望の花

本番=昔を懐かしむ感情というより、また新たな挑戦をしているのだ という気持ちが自分の中にあった。つまり、あの当時とは違う 現在のらいむらいとの世界を白い顔で表現する事できたような気がするのです。なので 今回の白塗りフェスへの参加、個人的には 今後らいむらいと続けて行く上での大きな刺激となった。そして。共演させていただいた楽団拝見して あたしは更に刺激を受けました。このような機会与えてくれた世界システムの翔くんに感謝です。
それから 共演者の中村椋くんが以前に音源で 散り際 をカバーしてくれたのだが、あたしはそれが凄く嬉しくって この夜 目一杯感情込めて「散り際なんぞ何処にもない」と叫び上げた。 
外丸さんも応援に駆けつけてくれて、多くの事に有難い気持ちになる夜でした。お会いした皆さん どうもありがとう。参加できてよかった。

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5月16日 渋谷 ラ・ママ、5月25日 駒沢 モーメントベース、5月26日 大久保 くじら号

2024年10月26日 16時28分26秒 | 舞台日記

日記、全然書けてなくてすみません。
前回も言ったが、2ヶ月程前から自分の生活環境が大きく変わり 時間の余裕みたいなものが殆ど無くなってしまった。大袈裟かも知れぬが 日々気絶しながら生きてる 今そんな感じなのだ。できる事ならば 寿命もっと短くなってもよいから1日に48時間位欲しい・・そういうわけで、先日ふらふらになりながら夜中に帰宅し「夕食、今日はもうインスタントでええか」と 滅多に買わない(1年に1度買うかどうか)カップヌードルに熱湯注ぎ。「疲れたなぁ」とソファーに腰掛けた際 その容器倒してしまい 中身全て足の甲部分にぶち撒け、大変な大火傷を負ってしまった。駄目ですね。ずぼらして夕食をインスタント麺で済まそうとするからこういう事になるのだ。いや、違う。そもそも寝ぼけながらご飯を食べようとした自分が悪い。食べ物を粗末にしてしまって本当にごめんなさい。
実は、火傷した直後 包帯して何度か舞台に立つ機会あったのだが。本番 不思議と痛み忘れ唄い通す事できた。何とか 今ようやく痛みも軽減してくれているので、5月後半の舞台日記書きます。5ヶ月前の事 急ぎ足で思い返してみます。


◎5月16日 La.mama
3月5日「らいむらいと 20周年リサイタル」以来のLa.mamaだった。
此処は らいむらいとがこの20年で1番数多く出演してきた場所なので、やはり非常に安心感持って舞台に上がる事できる。尚且つ、舞台に上がる間際 他のライブハウス出演時には然程感じる事ない 何とも言えぬ緊張感をも毎度毎度持ってしまう。何故なのか。恐らく、20代前半 関西に居たあたしがこの舞台に憧れ 言わばLa.mamaに出演する為に音楽活動を続けていた、その頃の思いが未だ心の奥にへばりついているからなのだと思います。

1. えれじい
2. この世の果て
3. 雨降り
4. 青春の日々
5. 赤い青春
6. 希望の花

今回も、安心と緊張を抱え舞台に立つ事ができた。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。我々の事気にかけていただいてる外丸さんも応援に駆け付けて下さり とても心強かった。差し入れ、いつも本当にありがとうございます。
そして 青春の日々 今年も心込めて唄う事ができてよかった。


この日はLa.mama Cocks主催によるイベント。そうなると、HIMAWARIとも会えるから心落ち着く。お互い忙しくて、最近はこういったイベントの時にしかなかなか顔合わす事できないけれど。いつの日か お互いの地元である奈良で一緒にイベントできたらよいなぁ。あ。ふと今思い付いたのだが。我々の出身高校の講堂なんかでイベントやれる日が来れば、どんなに素敵だろうなぁ!これから生きていく上での 密かな楽しみにしておきます。

5月。お店 開店記念の月に今年も出演できた事 とても嬉しく思っています。La.mama Cocksの皆さん、共演バンドの皆さん、La.mamaスタッフ、関係者の皆さんに大変お世話になりました。「all that rock and roll」よき夜となった。どうもありがとうございました。
この先もずっとあたしは、独特の緊張感抱えて此処の舞台に上がってゆくのだろう。


◎5月25日 moment.base
ここ数年 駒沢、六本木、神戸等で 所謂フォークソングをテーマとしたイベントを幾度となくご一緒させていただいている山本直樹くん。今となっては 自分にとって音楽のよき相方と言わせてもらってもよい程の存在であるNaoくん。 そんな彼が51歳を迎えるお誕生日の前夜 ご本人から「一緒にGAROやりません?」といったお話を頂戴し。5月25日 駒沢moment.baseでの「Nao:50歳、最後の夜を“ガロ“トリビュート」なるイベントに参加して参りました。
過去 フォーク関連イベントで度々GAROのレコード取り上げたりして、今年の3月から この2人で結構な曲数を実際演奏するようにもなった。あたしは、こうして色んな方と一緒にGAROの素晴らしさを分かち合い 数々の名曲をイベント会場の皆さんと共有してゆくのに とても幸せを感じており。今回お話いただいのも、自分にとって非常に嬉しい事だった。



1. たんぽぽ
2. 地球はメリーゴーランド
3. 学生街の喫茶店
4. 四葉のクローバー
5. 時の魔法
6. 個人的メッセージ
7. 吟遊詩人
8. 暗い部屋

今回、新たに 地球はメリーゴーランド、暗い部屋 をレパートリーに加え。翌日お誕生日のNaoくんに向けて 君の誕生日 唄ったりもしました。「学生街の喫茶店 くらいしか聴いた事なかった」というお客さんも多数いらっしゃり。2人の演奏やトークで、少しでもGAROの魅力をこの日 会場の皆さんにお伝えできていたのなら 自分としては嬉しい限りです。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。


Naoくんのお誕生日前夜祭、多くの皆さんにお越しいただき、終始あったかな時間となった。改めて、51歳のお誕生日 おめでとう!!


そして終演後、いつものように2人 天一で打ち上げ。50歳最後の食事を天下一品こってりにさせてしまってすみません。。


◎5月26日 くじら号
駒沢 GAROトリビュートの翌日は くじら号での弾き語りだった。
この夜、いつものようにマルキ・ド・サリー(サリーちゃんも 今や自分にとって音楽のよき相方と言ってもよいのではないか)そして 3度目の共演となる兵頭芳和さんとの3組による「くじGIG」・・考えるとここ数年、あたし土曜日に何らかのイベントに出演し 明くる日曜日はくじら号で弾き語り といったパターンが多く。で。くじら号の入り時間 扉開けた瞬間「夕べ飲み過ぎてしまいましたー」「気付けにビール下さい」と言って二日酔いの身体に先ずアルコール注入するのが大体の流れ。この日も 前日Naoくんと結構飲んだので“気付けのビール“先ずいただき、これから始まるイベントに胸躍らせた。

1. 訣別
2. 雨降り
3. 不眠症の羊
4. 夏祭り
5. 道
6. 青春の日々
7. 赤い青春

あたしこの日、夏祭り やり終え もう1曲 剛唄いたいなぁと、徐に 道 を続けて演奏し始めた。確か、2020年3月くじら号の柿落としに出演した際 これから始まる新しいお店への応援歌としてこの曲唄った記憶がある。実はこの曲に関して、ちょっとした思い入れがあるんです。あたしはザ・ベストテンで 順子 聴いて長渕剛の存在を知り「家族ゲーム」で役者し始めた頃にはもう剛に夢中で、待ち侘びたように新譜レコード買うようになった。しかし中学生のお小遣いでは そうそう過去にリリースされたレコード買える筈もなく。すると、友達のお兄ちゃんが「乾杯」と「Bye Bye」のカセットテープをあたしに譲ってくれたのだ。ダビングしたテープではなく正規販売された物(当時 レコードと合わせてカセットテープも発売されていた)を です。それで、そのカセットテープを毎日飽きる事なく繰り返し繰り返し聴き 中でも「Bye Bye」に入っている 道 という曲があたしは凄く心に残り「自分もギター弾いてうたを唄ってみたい」という衝動に駆られたというわけなのだ。そんな御託も並べながら この日「くじGIG」に参加する事となりました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。


最後 久しぶりに俺は泣いたんだ、ファイティングポーズ、Myself、勇次 をサリーちゃん、兵頭さん、それからお客さんと共に大合唱して「くじGIG」はお開きとなった。お陰さまで 今回も非常にあたたかな空間となりました。一緒に唄ってくれた皆さん どうもありがとう。現時点で、次に控えている「くじGIG」は11月17日の日曜日 4度目、またこの3人での共演となる。前日16日は下北沢でお昼と夜 2公演イベント参加するあたくしなので、また この日くじら号の扉を開けた瞬間「昨日飲み過ぎましたー」と言う事になると思うが。今からその日が楽しみだ。


というわけで。この先 何とか時間見つけてぼちぼちこの日記も更新してゆきたいなぁと思ってます。そして火傷の傷が完全に癒える頃、季節は凍てつくような寒い冬になってるんやろな。

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