昨年7月中盤の舞台日記書きます。
梅雨明けしていよいよ夏本番、ロマンチック飛行船で大阪遠征してきた。ここ数年、あたくし 灯りちゃん 嶋田さんという組み合わせで この時期に関西へと足を延ばすのが恒例となっているが。今回 嶋田さんはバンドでイベント参加するとの事なので、2024年夏 斯くして ロマンチック飛行船+THE MONOLITH 総勢男6名での賑やかな大阪演奏旅行と相成った。
そう言えばあたくし 丁度大阪へと発つ数日前に食あたりを起こしてしまい、実はこの遠征なかなかに大変な状況だったのだ。先日 FJ‘sの楽屋で口にしたコンビニで買ったおいなりさん「ちょっと酸っぱかったかな」のが原因だと思われるのだが。とにかく2泊3日 整腸剤服用しながら乗り切り、何とか無事に帰って来れてよかった。・・と打っていて、あたし此処の日記で 風邪ひいたり火傷したり腰痛になったり 毎度のように体調不良報告している事に気付かされた。情けない。自分の身体の弱さにほとほと嫌気が差す。いっそ、剛のように逞しい身体手に入れる為 剛のように肉体改造を試みるか!
◎7月20日 Mariana CAFE
今回もイベント出演の前日 前乗りという形で我々東京を発った。灯りちゃんとヒロッキーとあたし 住んでる所が近いので 早朝三多摩某所に集まってレンタカーを借り 嶋田さんセニョさん篤生くん住む街へ、先ずは3人で車を走らせた。そうしてめでたく6人合流し いざ西へと出発!となった際 プシュっと皆無言でアルコールの缶開けるものだから、お酒飲めない灯りちゃんが今回も運転手の役割を受け持つ事となってしまった。本当にすみません。。しかし道中 男6人の会話というのはとんでもなく楽しい時間であり、自分のお腹の具合忘れる程によく笑った。
夕方 大阪に到着するとTHE MONOLITHチームはラジオ番組出演があると言うので、一旦あたくしと灯りちゃん 心斎橋周辺をぷらぷらと徘徊する事に。先ずはアメリカ村に立ち寄ってみた。高校生の頃 休みの日になるといつも心斎橋アメリカ村へと繰り出し、そこで様々なロックアイテム購入しては 自分も少しだけロッカーに近付いた気分になったものだ。現在も現役で履いてるROBOTのラバーソールも 当時此処アメリカ村のロックショップで購入したんです。(幾ら何でも物持ち良すぎるだろ)
思い出いっぱい詰まったアメリカ村 三角公園で数十年振りに食べた甲賀流たこ焼きがとても懐かしく その後灯りちゃんと2人 心斎橋〜なんばを練り歩いたのだが、真夏の大阪の夜はとてもとても暑かった。そうこうしている間にTHE MONOLITHチームそろそろラジオ収録終わるというので 我々現場まで出向き ロマンチック飛行船も後半少しだけ番組に参加させてもらい、夜遅く 明日イベント行う茨木市へと6人で再び車を走らせた。
一夜明け、20日朝。嶋田さん 篤生くん 灯りちゃんと茨木のお好み焼き屋さんへ。
やはり大阪へ来たらば粉もんでしょう!という事で 朝っぱらからビールかっくらいながらいただくお好み焼きは格別だった。
お腹の具合悪いのも忘れて 目の前のたこ焼きに至極嬉しそうな顔するおれ。
実は この度あたくし初めて茨木でイベント出演するのだが、大阪市内ではない所謂 少し地方感漂う街って心落ち着くんです。初めてオリジナル曲で出演したライブハウスは寝屋川VINTAGE BARだったし、その頃あたし京都で暮らしていたから 活動拠点である大阪との中間地点という事で高槻の練習スタジオ利用する事もしばしばだったのだ。今回 車で茨木市駅前を通った時、灯りちゃんと「なんか久米川の雰囲気に似てるなー」と言い合いました。
そんな 大阪市のベッドタウンとして捉えられる茨木市の駅前で経営されているMariana CAFE。お料理もお酒も美味しく、とても居心地の良いライブバーだった。
「僕がいなくて寂しくないの?」過去に らいむらいと、お嬢で幾度もお世話になってきたイベントなので今回 前座としてあたしの弾き語りの時間作っていただく事となり、梅雨明けした真夏の大阪 茨木市で先ずは 八月の濡れた街、この世の果て 心込めてお届けしました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。
次に ロマンチック飛行船の舞台。
1. かくれんぼ
2. セピア
3. さよならもう一度 迷うならもう二度と
4. ロマンチック飛行船
5. 未来永劫
6. 挽歌
7. 二つの空
8. Bloom of Youth
9. ドラマティック ロマンティック
このところバンド形態でのイベント出演が続いていたような気がするので、考えてみれば久方振り?2人仲良くアコースティックギター抱え 9曲お送りいたしました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。未来永劫 では嶋田さんにも参加していただき・・こういうのって2組カップリングツアーの醍醐味みたいな部分ありますよね、なんかグッとくる演奏となった。
THE MONOLITHの舞台 アコースティック編成で何やら大人のムード溢れ、洒落たMariana CAFEの雰囲気に溶け込んでいて最高だった!そしてここでは GLITTER 我々2人参加させて貰った。前日から6人ずっと時間を共にしているが故の 和気藹々とした和やかさ溢れ出ていたように思います。楽しかったぁ。イベント終了後 アフターパーティとしてお客さん交え飲食しながら談笑する時間もあり、初日 とても素敵な夜となった。どうもありがとうございました。
◎7月21日 club MERCURY
茨木での「僕がいなくて寂しくないの?」翌日、堺筋本町へと向かう途中 我々またしても大阪某所のお好み焼き屋さんに立ち寄り。今度は 6人揃って粉物をいただく事となった。あたしのお腹も旅の後半では随分と良くなってきてくれて、この日もビールと一緒に美味しくペロリと平らげるのでした。そして到着した堺筋本町club MERCURY。2年前の同じく7月(昨年は確か京都祇園で開催されたのだ) この場所で同じく「萬屋学人 生誕感謝祭」に参加させてもらった我々、かつて知ったる此処の空間を楽しむ事できた。
1. Bloom of Youth
2. 二つの空
3. セピア
4. 南の島に雪が降る
5. 未来永劫
6. サマータイムブルー
7. ドラマティック ロマンティック
夏っぽい選曲がいいよね?と、らいむらいとの サマータイムブルー 含め7曲 2人アコースティックギター抱え精一杯演奏させていただいた。南の島に雪が降る も、儚げな雰囲気醸し出してくれてよかった。青木さん作詞作曲によるこの曲 あたし大好きなのです。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。
この夜、伊集院明朗さんがイベント観に来られていた。伊集院さんが80年代後半に活躍されてたバンドROSY PUSSYZ、そのドラマーである遠山Cherry英俊氏がROSY PUSSYZ解散後に立ち上げたバンド スケコマシであたし数年間ギター弾いてた時期があって。その事伝えますと「ちょっと連絡してみよか」と徐に遠山さんに電話かけて下すったのだ。伊集院さんご自身も久し振りに会話するみたいで「元気?」と話されていて「ちょっと、変わるな」と 伊集院さんの携帯お借りして何10年か振りに彼と会話する事ができた。嬉しくて涙出そうになりました。
90年代初めに活動していた スケコマシ。その時の同じメンバーである堀野くんとは 今も一緒にバンドやっているのだから、いつか!大阪で この4人集まって演奏できたら素敵やろうなぁ。などと 夢みたいな事考えたりするのだった。
こうして2024年も 萬屋学人さん生誕記念イベントに参加できた事 とても嬉しく思っています。萬屋さんのお誕生日お祝いすべく多くのミュージシャンお客様がこの日この場所に集結し、終始賑やかであたたかなひとときとなりました。改めて お誕生日おめでとうございます!それから今回のツアー、毎年お世話になっている関根さんに搬入搬出 物販等手伝っていただき 本当に感謝しています。いつもありがとうございます!
2日間におけるイベント無事終了 荷物を全て車に積み終えた時、嶋田さんの「最後にラーメン食べようぜ」という言葉に 6名満場一致し。堺筋本町から程なく近い西長堀の天下一品で旅の締めを執行した。
言うまでもなく、2日間やり切った身体に染み渡るこってりなのであった。
その後 灯りちゃんの運転で我々6名無事 東京へと戻り(本当に本当にお疲れ様でした!)レンタカー戻した後は あたしの車でヒロッキーをお家まで送り届け、こうして 2024年大阪遠征完了と相成った。改めて「仲間って良いな」そう実感する真夏の旅になりました。2025年、今年もまた賑やかに大阪で時を過ごせるだろうか。過ごせたら、いいな。