ホエー豚の豚丼＠OASIS（新日本海フェリー）

前日の23時に新潟港を出発したフェリー．
乗り込んですぐに大浴場でゆ～らゆら．
湯船のお湯がゆっくりと揺れています．
気が付かない程度で船は揺れている証拠．

その後，缶ビールを飲んですぐに布団の中へ．
何かと疲れがたまっていたので，ぐ～っすりと爆睡．

次の日の早朝に秋田港に寄港するが，その頃は完全にまだ夢の中．
秋田のことは全然覚えていません．



目が覚めると男鹿半島を超えて青森沖あたり．
本を読んだり，テレビを見たり，昼寝をしたりでゆったりした時間を過ごす．
船の中で，ぐ～たら生活．

午後には津軽海峡に入り，遠くに函館の恵山岬．



ぼんやりと駒ヶ岳も見えました．



お昼ご飯はフェリー内のレストラン「OASIS」へ．



カレーやラーメン，丼ものなどメニューはいろいろ．



花畑牧場のホエー豚の豚丼にトライ．
フェリーに乗るたびに，この豚丼に挑戦している気が・・・．



ホエーとはチーズを作るときに残る液体．
生きた乳酸菌や乳糖等の栄養分・ミネラルが豊富に残っている．
これによりホエー豚の肉質は，口当たりの良い不飽和脂肪酸を多く含み，保水力が非常に高いため焼いても蒸しても肉汁のジューシー感が残っている．
イタリア パルマでは伝統といわれるこの肥育方法は最高の豚肉を造るとともにエコロジーにもなる合理的な養豚方法．
（花畑牧場のHPより．）

人気メニューのひとつで，多くのお客さんがこの豚丼を注文していました．



醤油タレで甘辛く煮こまれた豚肉．
確かに柔らかでジューシィー．
ひとくち食べるとホエー豚だけに「ほえぇ～っ！」と思わず吠えたくなる美味しさ．



白髪ネギと青ネギが豚の甘味と対照的．
味をピリリと引き締める．
ネギはいい仕事をしています．



苫小牧東港で赤い稲妻と共にフェリーを下船．
目の前に今回の最大震度7の震源地近くの厚真へ向かう道路標識．



札幌方面へ向かう日高道は，ところどころ路肩にパイロンが並んでいる．
走行車線はそれほど被害を受けていないけれど，路肩は部分的にガタガタ．
通行止めにするほどではないにせよ，ちょっと危険かな？



道央道に入ると道路の被害はほとんどなく，スムーズに車は流れていた．
ちょい不良ゴーシュが到着したころには電力も回復し，信号機もすべて作動．
見かけ上はいつもと変わらない日常が戻って来たように見えました．