The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2010 シャンテYA マスカット・ベリーA プラス ダイヤモンド酒造

2012-12-22 06:17:58 | ワイン
昨夜は家飲みで、またニッポンワインの登場とあいなりました。

今年は特にもニッポンワインに始まって、ニッポンワインに終始した一年でしたが、
ナゼにそんなに?とギモンを持たれる御仁も多いかと思われますが、
それはワタクシにとってのニッポンワインは、一言で言えば『発見』という事なんですね。

マアこんだけワインを飲んでいて、灯台下暗しじゃあないですが、
御膝もとのニッポンで、これだけ普段の料理に合い、これだけ飲み手を喜ばす、
ワインが出来ていたという事に、気がつかなんだ!

ですから、ここ数年間、とくにも勝沼行脚を始めた3年前ころからのニッポンワインは、
ワタクシにとっての新しい、そして興味津々の、世界と言う状況なんですわ!

で、『ダイヤモンド酒造』さんの『マスカット・ベリーA』のシリーズはその象徴的なワインでして、
昨晩御相伴に与った『プラス』は、一番標準となるワインなんですね・・・



しかも、漏れ聞く話では、2010年は勝沼にとって、難しいヴィンテージだったようでして、
さてどうでしょう?と思いながら開けましたが、そんなこと関係なしに素晴しかった♪

まるで、濃い目のブルピノと見紛うばかりの、香りに品格を持ち、実に味わいにも深みがある!
しかもお出汁系のエキストラクトは、その日の『御造り(真鯛、帆立、ネギトロ)』でもOK!
加えてナゼか登場した、『自家製麻婆豆腐』にも十分に合わせることが出来ました。



ということで、またまたニッポンワインの登場!

これもそもそも、ワタクシのB型、こだわり気質が一因かとは思いますが、
巷でもソロソロそんなブームの影響が見て取れてきましたので、仲間も増えてくるのか?
ソウ考える今日この頃です・・・

2006 ドメーヌ・サン・ニコラ キュヴェ・ジャック 

2012-12-20 15:10:37 | ワイン
運動不足を解消すべく、昨晩も仕事帰りは猫バス!
さすがにこの日は、乗り違えも無く、順調に大通り近くで下車。

最近読み始めた『花村萬月』の『百万遍 青の時代』の毒気がきつく、さすがに読むのを中止!
一つ前に読んだ『笑う山崎』『なで肩の狐』までは良かったが、今回ばかりは降参。

で、サワヤに寄って、お口直しの『浅田次郎』を一冊買い込み、
腹が減っては、戦は出来ぬ!と『わかば』で軽くニギリをビールで流し込んだんですね・・・



やっとこさ、腹も落ち着き、21時には寿司屋も出て、
久しぶりやの『ミス・J』にお邪魔を致しました。

その日は珍しく、大阪弁のおっちゃんやら熟年夫婦と思しき二人などの客筋で、
カラオケタイムが始まりますと、ワタクシも何時の間にやらマイクを握り、
陳腐な曲ですが2曲ほど歌ってしまいました!

そうこうしているうちに、ママ登場して表題のワインを出したわけ・・・



それが意外と言っては、そのワインに失礼ですが、
本当に意外にも美味しかった♪

ナゼに意外かと言いますと、VDQSフィエフ・ヴァンディアンと言う、
聞き慣れない地区のワインで、しかもミュスカデ地区の南方とのことなんですね・・・

ミュスカデ地区でピノも造られているのか?と俄かには信じられずとも、
まずは疑いのマナコでそれを一口飲んでみたわけなんですわ。

どうやらビオ系の造り手(モノの本では98’からとのこと)らしい。
オヨヨ!コレは・・・

セパージュはピノ・ノワール90%、カベルネ・フラン10%とのことで、
色合いはルビーよりはむしろガーネットへと濃厚さを湛えています。

香りは濃密な黒系果実の煮詰め感を漂わせつつ、そこには熟成の香りも伴います。

しかも、しかもだ・・・果実の味わい、そして酸味、加えてそれを支えるタンニンが、
ものの見事にカレイドスコープのごとく構成され、実にバランス良く保たれているんですね・・・

旨い、美味しい、もってけ泥棒!と来たもんだ!
コスパも良くて、飲んでよし、食事と合わせてよしのオールラウンド!

見つけたら、このワインは買い置くべし!と見た!!

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ココで買えます↓

2012 アブソルート・エゴ グリ・デラ ヒトミワイナリー

2012-12-19 04:08:47 | ワイン
昨日のことですが、朝はクルマで都南大橋を渡り、見えた景色はほぼ快晴!
南昌山の山並みはハッキリと見えて、雨は降らないだろうと推測!



で、昼は一旦家に戻った訳ですが、その帰りは送ってもらい、
仕事が終わっての帰宅は『猫バス』乗り継いでの帰宅と致しました。



ところが、乗るべきバスに乗らずに、間違ってイオン経由に乗ってしまい、
実に15分以上の遠回り・・・

それでも、乗り慣れない『猫バス』も一興で、結構楽しんでの帰宅となりました。

19時過ぎに帰るよ!との連絡から遅れること15分、
帰ってみますと『蕪とベーコンとパルメッジャーノの塩系パスタ』はもうすぐ出来上がるところ!



ワタクシ、じゃあってことで、表題のワインの準備にかかります。
『アブソルート・エゴ』!!今回もヒトミさんらしい、素晴しく意味深な命名です。

醸造責任者の岩谷さんは津軽のご出身とのことで、訳しますと『じょっぱり』とでも言うのでしょうか?

国内産デラウエア100%のこのワインは、オキテ破りの『クール・マセラシオン』
『ヴァン・ナチュレ』『ノン・フィルトレ』の造り・・・



結果、ラブラスカ種の野暮ったさと独特の風味は姿を消し、品の良い、深みのある、
まるでフリウリのグラヴネルの『リッボーラ・ジャーラ』もビックリのお味でありました。

そうなると、『蕪とベーコン・・・』などのイタ食にも絶妙のマリアージュを見せまして、
実に楽しい食事となるわけだ・・・

世の中には色々なデラはあるけれど、こんなデラは唯一無二!
マタマタ『ヒトミワイナリー』さんはヤッテシマッタ!

次の挑戦も楽しみになりました。


日曜日、選挙の日・・・

2012-12-18 12:53:40 | ワイン
前日は忘年会で『ムラマツリ』さんで、3本のワインを空け、
朝はチョットばかりキツーございましたが、『ナノ水素水』を飲んで快復す!

3本のワインは以下の通り↓



で、昼過ぎに投票するべく、投票所へと赴きましたが、
駐車場が満車で『右から左へ受け流す・・・』、
じゃあってことで、まずは買い物のアッシー君となったわけ!

買い物が終わって、なぜか岩山展望台へと向かう・・・
初冬のきりっとした快晴は、盛岡の中心部を大パノラマで見渡さす!
ヒジョーに満足!



で、それも終わって、2時半ころに投票所を通ってみますと、
今度はガラッガラ、そこで所期の目的を果たすことが出来ました。

夕刻から早めの食事を取って、数日前から開いていましたワインを飲みながら、
刻々と報じられる選挙報道を注視し、夜半まで・・・



自民大勝利で、民主大敗北の結果、さて日本はどうなる?
物事を決められない政治は、ひとまず終わるはず・・・

しかしながら、本当に性根をすえて、上昇ニッポンの舵取りは出来るのか?
政治家主導の密度の濃い政策はだせるのか?

これからが、スタート!
まずはお手並み拝見というところでしょうが、停滞している時間は無い!

ロケット・スタートで一気呵成に行ってほしい!

『奥野田ビアンコ』⇒『みわくぼ メルロ&プティ・ヴェルドー』

2012-12-16 13:52:50 | ワイン
もちろん、コノ流れは『想いZけ』さんでのことでした。

その日は、遅番でバス乗り継いで、大通りで降り、20時過ぎに到着です。

まずはビールで喉を潤しつつ、いつものように『先付け盆』で肩慣らし!
そこへ『真鯛の潮汁』が登場し、冷えたカラダを暖めます。



コレで一安心をしながらも、次なるアルコホルを物色す!
旬の『たらきくポン酢』と『下仁田ネギと鶏の陶鍋焼き』と続くとのことで、
幾つかのニッポン白から『奥野田ビアンコ』を所望する!



コレが実に美味、しかも絶妙のマリアージュを見せてくれまして、
ここでニッポンワインのアイデンティティーを確認するわけだ・・・

で、『下仁田・・』は、ニッポン赤へとバトンタッチして、
『08’みわくぼ メルロ&プティ・ヴェルドー マルサン葡萄酒』ともマリアージュして、
後半のお料理へと繋ぎます。



『マグロ中トロのヅケ』『牛タン塩スープ』が登場し、その日の食事の大団円!



で、以前にも増して『みわくぼ・・・08’』は、実に美味しくなっておりました。
本格的なボルドー系列の風格を残しつつ、一方ではお出汁が効いて和食に良く合うんですわ・・・

先の勝沼行脚で、ここの11’も調達し、ハタシテどんな造りをしているのか?も楽しみです。

『想い・・』さんのイイ流れにまずは感謝!
躍進著しいニッポンワインにも大感謝!

まだまだコノ流れは続きそうです。