The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2005 ドルチェット・ダルバ ルチアーノ・サンドローネ

2012-12-13 23:21:08 | ワイン
とどのつまり、ピエモンテの造り手で好きな造り手は何ですか?と聞かれれば、
ボーイズだろうが、無かろうが、『ルチアーノ・サンドローネ』が最初に頭に浮かびます。

今日はK子さんが夕刻からジックリとトマトソースを仕込んでいるのを垣間見、



それをパスタで絡める寸法であることを小耳に挟み、
じゃあってことで、イイ感じでこなれて来た『ドルチェット』が、
セラーの奥底にあることを確認し、早速準備にかかりました。

その『ドルチェット』が表題のワイン!
で、2005年と言えば、いささか難しいヴィンテージであったとのことですが、
それが功を奏したのか、意外にイイ熟成具合を見せてくれまして、
実に美味しく飲めました。



一頃、蛸の口のように、口をすぼめて飲む羽目となったこのワインですが、
厳しい酸度は鳴りを潜め、アクマデモ優しく、
果実味重視の濃密系のドルチェトにメタモルフォーゼ!

ココだけの話、さすがのルチアーノ・サンドローネもドルチェットは2千円台で買えるので、
コレを複数本買いこんで、セラーで寝かせて、待てば海路の日よりあり!てな調子で、
楽しむのも良し!と考えるにいたったしだい・・・

もちろん、その日のラグー系パスタなどと抜群の相性を見せてくれました。
実に至福の時間!



イイ造り手の気軽なクラスを抱えて待つ!一つの選択です。