The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2006 ドメーヌ・サン・ニコラ キュヴェ・ジャック 

2012-12-20 15:10:37 | ワイン
運動不足を解消すべく、昨晩も仕事帰りは猫バス!
さすがにこの日は、乗り違えも無く、順調に大通り近くで下車。

最近読み始めた『花村萬月』の『百万遍 青の時代』の毒気がきつく、さすがに読むのを中止!
一つ前に読んだ『笑う山崎』『なで肩の狐』までは良かったが、今回ばかりは降参。

で、サワヤに寄って、お口直しの『浅田次郎』を一冊買い込み、
腹が減っては、戦は出来ぬ!と『わかば』で軽くニギリをビールで流し込んだんですね・・・



やっとこさ、腹も落ち着き、21時には寿司屋も出て、
久しぶりやの『ミス・J』にお邪魔を致しました。

その日は珍しく、大阪弁のおっちゃんやら熟年夫婦と思しき二人などの客筋で、
カラオケタイムが始まりますと、ワタクシも何時の間にやらマイクを握り、
陳腐な曲ですが2曲ほど歌ってしまいました!

そうこうしているうちに、ママ登場して表題のワインを出したわけ・・・



それが意外と言っては、そのワインに失礼ですが、
本当に意外にも美味しかった♪

ナゼに意外かと言いますと、VDQSフィエフ・ヴァンディアンと言う、
聞き慣れない地区のワインで、しかもミュスカデ地区の南方とのことなんですね・・・

ミュスカデ地区でピノも造られているのか?と俄かには信じられずとも、
まずは疑いのマナコでそれを一口飲んでみたわけなんですわ。

どうやらビオ系の造り手(モノの本では98’からとのこと)らしい。
オヨヨ!コレは・・・

セパージュはピノ・ノワール90%、カベルネ・フラン10%とのことで、
色合いはルビーよりはむしろガーネットへと濃厚さを湛えています。

香りは濃密な黒系果実の煮詰め感を漂わせつつ、そこには熟成の香りも伴います。

しかも、しかもだ・・・果実の味わい、そして酸味、加えてそれを支えるタンニンが、
ものの見事にカレイドスコープのごとく構成され、実にバランス良く保たれているんですね・・・

旨い、美味しい、もってけ泥棒!と来たもんだ!
コスパも良くて、飲んでよし、食事と合わせてよしのオールラウンド!

見つけたら、このワインは買い置くべし!と見た!!

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