The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

センチュリオン シラーズ115年の古木!

2010-02-25 07:28:23 | ワイン
オーストラリアン・ワインの品種でシラーズは外せません!



その味わいはフランスはローヌの北部主要品種とは一線を画します。



その代表例が『グランジ』って事になるのでしょうが、



先日115年の驚くべきヴィエ・ヴィーニュ、



リチャード・ハミルトン社の『センチュリオン』を開けました。



濃厚なヴァイオレットの色合いでヴァニリンのトップが心地よし!



ビターチョコとカカオの香りが満載で、



加えてカシスとマラスキーノチェリーのアロマで目が覚めます!



味わいには強いアルコールとグリップを感じますが、



タンニンはエグミが無く飲み口良いわけですが酸度の引き締めから開放されて



外向きのヴォリュームを意識します。



このワインはP-ロートのご紹介!



このコストでコレだけ集中したシラーズを頂けるのなら文句は言いません!

真央さん、上出来でクリュ・モンプレジール開ける!

2010-02-24 22:46:04 | ワイン
日中見逃したフィギュア女子の演技を見直しながら



AOCボルドーにして若きマルゴーのテロワを漂わせる



クリュ・モンプレジールを開けました!



たしか07’だったかな?



このワインは3代に渡ってシャトー・マルゴーの醸造に携わってきた



グランジュール家の所有しているシャトーで注目されておるんですが・・・



まあまあ、そんな大それた事では無しにマルゴーの風味と味わいを備えた



AOCボルドーの佳作と考えるべきでしょう!



しかしながらそのアペラシオンでは見事な出来映えでして



ボルドー系のデイリーとしては押さえておくべきでしょう!



ところでホーム・デシジョンて言葉がありますが、今日の採点どう思いました?



確かにKム・ヨNも見事でしたが真央さんとの間の5点の差?



コーチのブライアン・オーサーがカナダの英雄でYナ選手も本拠地が殆んどカナダ!



ソコへ持ってきてカナダのRシェットの得点も異様に高かった・・・



なんて言いますと、マタマタ身びいきと言われかねませんが



ハッキリ言いまして、ワタクシは真央さんがヨカッタと思います。



嬉しいやら悔しいやらでモンプレジール開けたってワケです!



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07’のココが最安値↓


3月のワイン会の事など・・・

2010-02-23 20:28:42 | ライフ
北東北にも春の風が流れ込み日中は10度Cを越えたようです!



その暖かさに誘われて、本日帰りは久しぶりやの歩きを敢行致しました。



気がつけば今週過ぎれば3月ですよね・・・



軽やかで風の香りのするグリュナー・フェルトリナーなどを飲みつつ



季節のサラダを頬ばりたい、そんなキモチです!



さて3月はワイン会が続きます・・・



まずは3月7日の日曜日は第123回目の『オテル・ドゥ・ヤマダ』なんですね♪



『闇なべ』終えての今回はボルドーはメドック特集!



もちろん熟成したプルミエール・グラン・クリュ・クラッセも出しますです!



春風に乗せての凛としたカベルネ・ソーヴィニオンの香り・・・



堪能致しましょう!



続いて3月13日の土曜日は第53回目の『ワインとキュイジーヌの夕べ』であります!



コチラの会はレストランの流れ・・・



泡に始まり白ワインとアミューズをマリアージュ♪



中盤は本格的な北部のニュイ・・・特にもジュブレイ近辺の美味しい所を!



そして最後はボルドーは右岸の熟成組をメインディッシュと楽しみます。



そしてもう一つのワイン会は『ボン・ションス』!



日程は未定ですが3月も中盤以降に開催予定!ご期待ください!



てな事で、ワイン会満載の3月ですが・・・



ハタシテ気持ちよく駆け抜ける事が出来るでしょうか?











クエルチャベッラはアトランティック通勤の賜物?

2010-02-22 20:45:29 | ワイン
今や押しも押されぬグレヴェ・イン・キャンティの洗練されたアジェンダの一つで、



特徴的なエティケットが印象的なキャンティ・クラシコを造る



クエルチャベッラにワタクシは興味深々!



先日のキュイジーヌの会のタクシー待ちの時間に



2006年物のキャンティ・クラシコを開けました!



てゆーか、開いた物をお裾分けって感じでしたでしょうか。



このアジェンダの看板ワインは



シャルドネとソーヴィニオンを半々に混ぜた濃厚で充実の白ワイン『バタール』と



サンジョベーゼ系を8割とカベルネ系を2割混ぜたトスカーナIGTの『カマルティーナ』



なわけですが、ここのキャンティは中々の優れもの・・・



そのキャンティの素晴らしさは濃厚さの中にも申し分のないバランス感が存在します!



ですから、バリックの風味やら色合いの硬さ加減やらでこれは閉じてるな!



と第一印象で身構えはするのですが、実は若くして飲めるコナレがあるわけです!



そうそうソウ言えば、モノの本で仕入れた情報ですが



ココの当主は元々イタリア系のアメリカ人のジュゼッペ・カスティリオーニという方



(マフィアか?)



この方の夢がイタリアに戻ってワイン造りをする事だったらしく



何とこの方、始めのうちはワインのために大西洋を渡って通勤していたらしい!



(スケールが違います!)



その後80年代後半からは名手グイド・デ・サンティが専門エノロゴになるわけですが



いずれ現在のクエルチャベッラの隆盛も当主のこの力の入れようが



大きな原動力になっている事は間違いないでしょう。



イタリア的なクラシックさとアメリカ的なコナレが絶妙なバランスで



クエルチャベッラの不思議な魅力となっているのでしょうか?



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07’クエルチャベッラはココが最安値でしょうか?




待って何ぼのシャンパーニュでしょう・・・

2010-02-21 10:49:48 | ワイン
シャンパーニュついでにもう一つ・・・



先日のT商店プレゼントのスタート・シャンパーニュは素晴らしかった!



実はこのアイテムは昨年11月の『オテル・・・』に登場したものなんですね♪



それは1978年物のポール・バラ ブリュット!



で今回今少し待っての登場で一段と素晴らしく変貌しておりました!



柔らかでソフトな泡立ちの心地よさはもちろんですが



マンダリン・オレンジを蜂蜜に漬け込んだかのような妖しの風味も気持ちよし!



そして濃密な滋養が退廃の果実に溶け込んで



ソレはもう熟成の高原部を過ぎて禁断の不可蝕領域に入り込んだかのような浮遊感!



待って何ぼのシャンパーニュって事でしょうか?