テタンジェのもう一つのコンセプト？

先日のヌッフ行脚でのことですが、シャンパーニュをご馳走になって、
それがどういう代物か後ほど・・・となっておりました。

そのシャンパーニュは『ＮＶ　レ・フォーリー・ド・ラ・マルケットリー』なんですが、これが何と『これってテタンジェですか？』と思うほど、濃厚で力強い味わいなんですね・・・

テタンジェと言えば、『コント・ド・シャンパーニュ』に代表される、繊細で、泡のタッチもクリームのごとく、そしてトップの香りには白い花やライムやシトロンを感じさせるエレガンスが真骨頂！ですよね・・・

色合いは僅かにオレンジを帯び、立ち昇るアロマには熟したイエローのフルーツを感じます。
泡も弾けるタッチが予想外、味わいもメリハリが利いて、余韻も長い・・・

しかし、全体に漂う品格の調和はテタンジェのもの・・・

なるほど、『プレリュード』や『ノクターン』のコンセプトを思えば、
テタンジェのこの流れもあってしかるべし、と言うところでしょうか・・・

貴重なシャンパーニュを頂きました！