The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2010 ドルチェット・ダルバ ジュゼッペ・リナルディ

2013-01-03 06:24:16 | ワイン
1月2日は大荒れの日となりまして、朝から3度の雪掻きをしましたが、
更に降り積もっているようです。

しかも気温が上がり気味で、湿った雪は掻き出すのがやっかいで、
明日からの雪掻きも思いやられます。



さてそんな中、夕飯時になったわけですが、家に居た3人は、どうやら同じ意見となりまして、
出来るだけ消化器系に負担の少ないものを食べましょう!てなことに・・・

で、『マグロのやまかけ』『蒲鉾と伊達巻、スモーク・サーモン』などを出して、
それには『2011 セミヨン シャトー・ジュン』を合わせました。



11’のセミヨンは樽熟成の無いスタイルとのことで、
06’と比べて果実が前面に出た、素直な味わいの、早飲み系のセミヨンで、
これがまた、その日の和食系の御つまみと良く合いました。

そんなことで一段落して、TVなどを見ていましたが、
やはりコレだけじゃあ、納まらない感じになったわけ・・・

じゃあってことで、『生ハムとアーリオ・オーリオ・ペペロンティーノ、塩系パスタ』を出してもらい、
到着以来気になっていました『2010 ドルチェット・ダルバ ジュゼッペ・リナルディ』を合わせたんですね。



それが、意外や意外・・・このドルチェットは既に飲めるような状態だったんですね!
フックラ果実で、汁気が多く、香りものっけから楽しめます。

さすがに酸度はドルチェット仕様ですが、パスタで流し込めば全然気にならず、
むしろタンニンはしなやかで、小一時間でワインだけでもイイ感じになるんだわ・・・

いや、このドルチェットはある意味全方位外交で、待ってもよし、今飲んでもよしってことです。
飲むたびに印象が変わる・・・コレもワインですよね!