２００８ 山崎ワイナリー シャルドネ 樽発酵 北海道

シャルドネ造りは、北は北海道から南は九州まで、全国津々浦々と言いましたけれど、
正しくその最北端の北海道で素晴しいシャルドネが造られていました。

北海道は三笠市達布の『山崎ワイナリー』！



家族５人のドメーヌ造り、今までに『ピノ・ノワール』『ケルナー』
『ツヴァイゲルトレーベ』を飲む機会がありました。

『盛岡ワイン・サンプリング・クラブ』では『安心院』『エーデルワイン』
『高畠ワイン』に続いて、４番目の登場です。

このワイン、色合いはやや薄めのイエローですが、
グラスに注がれて直ぐに、シッカリとした美しいアロマが立ち昇ります。

微かなミネラルに、適度な樽のニュアンス、
グレープフルーツや甘夏の柑橘アロマにレモン一滴・・・
さらにはグラスで待ちますと、トロピカルな香気も帯びてくる♪

一口含んでみますと、引き締った酸味がシャブリを連想させ、
その奥に忍ぶ奥行きのあるエキスがムルソーをも連想させます。
実にピュアーでビューティフルなフルーツ！

その日の８本のシャルドネの中では人気はＮｏ．１

おそらく皆さんは、ニッポンシャルドネの未来を、そのワインに見出したのでしょう。
価格帯は３０００円で『ヴィラディスト』『ドメーヌ・ソガ』よりも低位置！
コスパも程よくエティケットも美しい！

人気高まること間違いなし！
追い求めたいニッポン・シャルドネと言えるでしょう！