The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

噂のサン・レオナルドはどうなの?

2010-03-10 21:19:21 | ワイン
これが2本目のブラインドでした・・・



事前ヒントで書き込みました通り、実はこれを出した理由は『飲みたかったから♪』



つまり個人的なアピタイトの封じ込めのために



今回皆さんに付き合ってもらったという訳です!



でもどうでした皆さん!



素敵なワインでしたよね、ヤッパリ開けて良かった!満足できました!



さて 2003 サン・レオナルド はイタリアはトレンティーノ・アルト・アディジェ



で生産されるボルドー系の赤ワイン!



トレンティーノの名家グエリエーリ・ゴンザーガ公爵家が所有のアジェンダで



エノロゴは当初はご存知ジャコモ・タキス♪



その後は2000年より鬼才カルロ・フェリーニに変わっています。



セパージュはカベルネ・ソーヴィニオン60%、フラン30%、メルロ10%の



左岸の本流セパージュなんですね・・・



で、何がどうして飲まずにいられなくしたか?ってことですが、



このイタリア北部の弱小州(チョット失礼ですが・・・)で



10年も連続してガンベロ・ロッソのトリ・ビッキエーリを獲得している



とのことなんですね・・・



しかも、王道のセパージュと来て、どうなんだい?ってことになるわけです!



飲んでみて驚きましたのは、とにかく美味しい!



それは充実した、目の詰まった果実があって、



それに見合う酸味の下支えが絶妙なグッドバランスなわけです!(フェリーニ凄いです!)



開けたてからの濃密なブラックカラントのアロマには



ブラックオリーブのネットリした芳香に僅かに焼いたピーマンのアクセントを感じます!



当然半分のワインヒートの皆さんはボルドーと言いました。



スーパー・タスカンならぬスーパー・トレンティーノてことにしておきましょう!



さてここで問題が一つ・・・



このワインはプルミエール・グラン・クリュ・クラッセよりはコナレタ値段ですが



リリースしたての中位のクラスのメドック第2級に匹敵する値段なんですね・・・



コレをお得と言えるかは難しい所でしょう・・・



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ここは在庫一掃セールでポイント10倍のようです!オヨヨ!




春の宴のラインナップは?

2010-03-10 20:43:17 | ワイン
そうそうウッカリしておりましたが、第123回目のワインのラインナップは



未だ報告していませんでしたね。



ホームページの『オテル・ドゥ・ヤマダ』のバナーからは



ワインリストと写真集をご覧になれますが、まずはここで報告しますと・・・



1.2006 Elisabeth Tradition Nikolaihof WachauAustria-Blind-



2.2006 Clementin du Ch. Pape Clemant Pessac Leognan



3.2003 San Leonard Vigneti delle Dolomiti Carlo Guerrieri Gonzaga Itaiy-Blind-



4.2000 Ch. Lynch Bage Pouillac



5.1996 Roc de Comb Cote de Bourg-Blind-



6.1986 Ch. Grand Puy Lacoste Pouillac



7.1975 Ch. Laffite Rothchild Pouillac



8.2003 Oculus Mission Hill Family Estate Okanagan Valley Canada-Blind-



という流れでした!



ある程度熟成の高原部に入りつつある96’ロック・ド・カム、



86’グラン・ピュイ、それとトリの75’ラフィットは上手にコナレテ



芳香も心地よし、もちろん満足でき得るもの♪



若く濃厚系のボルドー外のカベルネ2種は濃密で目が詰まってはいるものの



甘くタンニンが柔らかく若くして美味しく飲めました。



てことで、詳しくは個別に報告いたします!



ではまた!!