The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ゴールデンウィーク!いかがお過ごしでしょうか?

2008-05-04 23:28:07 | ライフ
仙台に姿をくらました者2名、韓国旅行へさっさと出かけた者1名・・・
東京の86’娘は帰って来ず、我が家は久しぶりに2人だけになりました。

昨晩は、T氏の帰ったすぐその後に、「ヌッフの尻尾」にお邪魔をしました。

まずは砂肝のコンフィに海老のオイル漬けをアミューズに・・・
そして、刺身を御摘みにビールと日本酒を頂きました。

日本酒は『酔右衛門の特別純米酒、吟ぎんが』に『くどき上手』を・・・
刺身は関さば、赤むつ、ホタテ、鰹などなど・・・
関さばはもちろん美味♪驚きは油の乗った最高の赤むつなんですね!

その後は仕上げの赤ワインときたわけですが・・・
これが懐かしい代物が登場いたしました。

イトウゾ神父がウヤウヤシク差し出しましたそのワイン・・・
やや薄めのルビーですが、エッジにはわずかにアンバーなニュアンスが見られます。
トップにはハーヴィーなニュアンスとプラムの果実香!
グラスに注ぎたては、余韻が短くストンと切れる感じでしょうか?
舌先に絡むタンニンは嫌味にならない程度・・・
バランス的には土っぽい、それなりの、ビオの範疇に入るブルピノ?

さすれば、ボーヌか?ニュイか?と聞かれ・・・
先に言ったボーヌを指名!
なんて・・・総体的なバランスの和らぎでそう言ったんですよ♪マジで・・・

グランクリュか?プルミエか?村名か?
の問いには、出題者の名誉の為にグランクリュを指名・・・

なんとこのワイン

1998 Corton Clos Des Meix Contes Des Senard

この造り手は、ビオではなく、1988年からレバノン人の醸造家ギイ・アッカの造りに手を染めはじめた訳なんですね・・・

アッカは1991年に退任したそうですが、その後の何年かはテロワそっちのけのピノらしくない濃縮ピノを生産し続けたわけであります。

1998年はその呪術から解放されたヴィンテージ!
モノポール「クロ・ド・メ」の繊細なテロワを見て取れました。

実はこの「クロ・ド・メ」今を去ること13年前に、87’~92’の6ヴィンテージの垂直やりました♪

まあそのころはワタクシも、アッカの造りのガチンコ・ピノ・ノワールでも、
平気で飲めるだけの体力も充実していたと言うことでしょう。

さて、本日連休中の街中の珍しい情景をひとつ発見!
それは『盛岡3大麺』の店舗では軒並みお店の前に列を成していたんですね・・・

実際の話、美味しいお店も、美味しくないお店も・・・

考えてみれば、逆に旅先でのワタクシもそうな訳でして・・・
その旅先の知り合いとの情報収集がまずは先決ですよね!