ジオリスに旧大陸の調和を見た！

まあ、大リーグもそうなんですが、あの連中はちょっと力を抜いてという事がありません！カリフォルニアのワインもチョット前まではそうでした。

特にも、メルロなどのボルドー品種に限っては、そこではスケール感や凝縮性がイノチ♪なんですね・・・

ですから、調和の取れた、いわゆるフィネス系のキャル・ワインを発見すると、
驚きを隠せないわけであります！

先日・・・もう一週間も前の事になりますが、
業界の集まりの後、『キッチンK』で軽い食事をとりました。
その時に頂いたカリフォルニアはモンタレーのメルロ！
それが『ジオリス』なんですね・・・

この造り手は、どうもモンタレーの人里はなれた秘境に、
かのシャトー・ペトリュースのクローンを植えたらしいんですね・・・
ペトリュースですよ！ペトリュース（俺もけっこうミーハー？）
それが、１９８１年ですから・・・樹齢２７年目になるのでしょうか？

ここにきて、しっかりとした、バランスのいいメルロが取れ始めたわけだ！

その味わいは、ボルドーの風味とニュアンスを湛えつつ、
最後の納まりはブルゴーニュのフィネスともいえる調和を持っています。
もちろん、本家本元のペトリュースよりは明解で分かり易いんですね！

その上のクラスの『ジオリス・クロ・デ・ムートン』の存在は気になるところ！
ヌッフ店長あたりは持っていないのかな？

蝦夷じかとマルサネ？

昨日はなんと！周りに誰もいなくなりまして、日中ワタクシ一人・・・
午前１１時ころまでは、家で野暮用をこなし、
その後、歩きやすい靴を履き、久しぶりのウォーキング三昧です。

どれくらい歩いたでしょうか？
８キロ？
昔でいえば、一里ほどでしょうか・・・

まずは自転車道路をテクテクと歩き、山賀橋から中津川の河川敷へ降ります。
そこを少しスピードを上げ、市役所裏手まで一気に踏破！
紺屋町の森家の白壁を眺めつつ、ベンチで一休みであります。

息が整ったあと、大通りに出て酒屋巡りを敢行です。
『Aッシュ・ど・B-』から『キャッツ＆Dックｓ』もちろん徒歩ですので、
この日は買わずじまいなんですが・・・

まあ、C.クレルジュのグランクリュの９９’ものが、
セラー外にゴロンと置いてあったのには驚きましたが・・・

そこから、『ジュンK堂書店』を一周し、近くで遅めの昼ごはんの冷風麺をぺロリ！このタイミングじゃあ、全部体脂肪に付きそうですよね！

さてどうする？と考えた挙句に、本町方面へウォーキング開始！
いつものように、遠征中で店主のいない『機Y』でいっぱいのコーヒーをすすります。

なんとも繊細なオールドケニヤ・・・
さりげないソヴァージュと酸味の裏打ちが、歩き続ける体に染み渡ります。

そこを出て、本町のI銀行前で、絶妙のタイミングで追いついたバスに乗り込み家路に着きました。
カテドラル到着は午後の４時ジャスト！
何するわけでもありませんが、フラフラと散歩・・・
ワタクシにとりまして、それは何よりなわけであります

夕食には車で遠出をしていた全員が集合！
早速、のっぴきならない方からいただいてきた『蝦夷じか』をグリルをし、
０３’ジョセフ・ロティのマルサネとマリアージュ！

０３’のロティはマルサネで十分！
チェリーリキュールの果実香たっぷりで、溌剌としたフルーツが爆発します！
十分にグリルしつつ、バルサミコのソースで絡めた『蝦夷しか』の野趣溢れるお肉にベストマッチでありました。

たまにはこんな、休みもイイもんですね・・・