普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

立ち上がれ日本・石原新党を応援しよう

2012-06-17 21:42:52 | 政策、社会情勢
・特定思想や宗教で支配された政党は避けよう・年齢とは関係なく頭の柔軟な政党を選ぼう
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 今朝のにNHKの政治討論会でいつものように各党の幹事長級の人達が、会期末の国会。野田総理が法案成立に政治生命をかける「社会保障と税の一体改革」など当面の政治課題に就いての討論会がありました。
 「社会保障と税の一体改革」に就いては3党協議から外された、小会派の人達が密室談合だとか、このような問題はオープンで討議すべきだと批判していました。
 大飯原発再稼働については民主党を除く与党の国民新党も含む殆どの党が野田さんの今回のやり方を批判する中で、「たちあがれ日本」の園田博之さんだけは、四囲の情勢を考えれは、世の批判恐れずに決断した野田さんを評価すると言って居ました。
 党利党略を抜きにして考えれば、計画停電、不時の大停電を防ぐために、安全面から言えば最善でないかも知れないが、事故の起こる確率を考えて、セカンド・ベストを選んだことは正しいと思います。
 憲法違反とされた1票の格差の問題に就いては、公明党以下の各党が自党が有利になるように好き勝手なことを言っていました。
 私のような外野から見れば、「社会保障と税の一体改革」に就いてオープンで討議すべきと言っていた人達が、勝手なことを言い合えば物事は決まるわけないと思ったのですが。
 そのとき園田さんはこの様な党の事情で決まらないことを言っても仕方がないので、少なくも今国会では憲法違反の一票の格差問題は決定すべきだけとの意見が纏めのような形で出て、次の議題に移りました。
このような光景は各党が出席するNHKの政治討論会でいつも見られることです。
 党利党略が目立つ政治討論会でいつも正論を持ち出す「立ち上がれ日本」。
 そして理路整然とした意見を出す、園田さんに片山虎之助さんの発言にいつも救われた気持ちになります。
・「立ち上がれ日本」と石原新党
 然し立ち上がれ日本は余りにも小さな政党です。
 郵政民営化に反対して小泉さんから追放、小泉さん引退後グループの全議員の自民党復帰の世話をしたが自分だけ筋を通して、復帰しなかった平沼 赳夫さん、藤井 孝男さん、当選8回の園田さん、自民党参院幹事長で大物ぶりを見せた片山さん、それと拉致問題で活躍している中山恭子さんなど党の少数ですが、その発言が的を得ていることと振れないのが特徴の人達です。
 報道に依ればその党と石原さんが組んで新党を立ち上げる計画があるそうです。
 ただ残念なのは、世論調査で橋下維新の会の国政進出へ期待が60%、期待しないが33%なのに、石原新党へ期待が46%、期待しない46%の数字しかないことです。
 もっとも、「立ち上がれ日本」発足時の調査に比べれば遥かに良い数字ですが。
・橋下維新の会
 橋下維新の会に比べて少ない支持率の理由は「立ち上がれ日本」発足時と同様にその若さに乏しい所です。
 私は政党に必要なのは柔軟な発想が出来るか否かと思っています。
 石原さんは都政に複式簿記制度を持ち込みました、そして橋下さんもそれ大阪府に藻 導入しました。
 新銀行設置など失敗もありますが、一般市民参加の大イベントの東京マラソン、最近では尖閣諸島購入、都独自の発電所建設計画などなど。
 それと「立ち上がれ日本」、石原さんとも政党に必須と言われている、しっかりした国家観を持っています。
 消費税増税賛成、原発の段階的縮小など現実的な考え方も持っています。
 私は橋下維新の会にも国会に出るのなら、特にしっかりした考えが決まっていないこと、例えば原発問題の様に国の経済に影響のあるような全国的なテーマから手を引くべきだと書いて来ましたし、飯田さんのような原発ゼロのようなカルト宗教的な考えを持つ人と手を切るるべきだと書いて来ました。
 そして現実は橋下さんの反原発のために民主党打倒発言から、関西の経済活動の影響をを考えた限定的な原発稼働に賛成と言う自称敗北宣言をしました。
 飯田さんは大阪のエネルギー政策決定に貢献したとして、山口県知事選挙に立候補するために引退しました。
 実際に彼のやったことは関西電力苛めだけ、そして大阪維新の会は彼の山口県知事候補転身へ支援をしないと決めたそうです。
 この動きに対して橋下さんの柔軟性を評価する意見もあり私も良いと思いますがこのような政党ばかりでは困ります。 (近畿地方の世論調査では、大飯原発の運転再開に反対していた橋下徹大阪市長が、最終的に容認に転じたことについては、「理解できる」67%が「理解できない」24%を大きく上回ったそうです。23.00追記)
・政党に必要なのは頭の柔軟性で年齢の若さではない
 政党の中にはしっかりとした中道の意見を持つ党も欲しいと思います。 (勿論共産・社民のように特定の思想を持つ党、特定の宗教の支配下にある党など、頭の固い党は願い下げですか。)
 勿論、石原新党が国政を左右する程の国会の議席数を獲得できるとは思いませんが、国会でもテレビの討論会で発言の時間をもっと取れるような議席数を獲得して欲しいものです。
 「立ち上がれ日本」や石原新党の考えかたに反対の方達は致し方ありませんが、彼らのような老人たちが何ができるかと決めつけずに、括弧内に書いたような党を除く党と同様に、日本の政治正常化のためにご支援して行こうではありませんか。

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1 コメント

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橋下徹に漂う「茶色の朝」 (船井幸雄HP)
2012-06-18 11:52:52
橋下徹に漂う「茶色の朝」

 ―先月号で、先生は「迫り来る金融恐慌とファシズムは表裏一体である」とおっしゃいました。今日はそのことを現在の日本の状況を鑑みて、ご説明いただきたいと思います。いま先生が危惧していらっしゃるのは……。
副 島 ずばり橋下徹の登場です。私は彼の出現と今後の「東京(国政)への攻め上がり」を大変、危惧しています。何故なら、「橋下徹に期待する」という国民が どんどん増えているからです。みんな、特に女性は橋下徹のあの甘いマスクにコロリとだまされている。彼の本性と正体はそんなに生易しいものではありませ ん。このままでは、これから日本国に大きな災いが降りかかってきます。たいへんな勢いで、彼はもてはやされています。「首相待望論」が保守言論雑誌に出始 めました。
私が橋下徹について、「この人は危ない」危険な政治家だと分かったのは、次の新聞記事がきっかけです。

…続きは本誌をご覧ください。
月刊フナイ6月号
http://www.funaimedia.com/the_funai/shosai.html#soejima

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「船井幸雄の今知らせたいこと、言いたいこと」2012年6月18日


私が力を入れた新著が6月下旬に書店に並びます

以下一部貼り付け

それは『ザ・フナイ』の2012年6月号の副島隆彦さんの『橋下徹に漂う「茶色の朝」』という文章と比べてもらうとよく分かります。ザ・フナイのこの文章は高岡編集長との対談の形式をとっていますが、「流石に副島先生」と言いたいほど、分かりやすい内容の文章となっています。私も「なるほど」と納得いたしました。
 とはいえ、やはりあの文は「船井メールクラブ向けではない」のです。『ザ・フナイ』向けなのです。
 その辺が説明しにくいところなのですが、ここは主宰者である本書での私の発信する文章と副島さんの『ザ・フナイ』の文章を充分に比べて、ご理解ください。できれば両方とも今後は毎回お読みください。
 そうしますと、私があえて私の発信文にしぼって、試みに本書の発刊にふみ切った理由がお分りいただけるように思います。

 竹村健一さんが言ったように、「特別のニュースがマスコミ他で喧伝(けんでん)される時」は注意が必要です。だれかが何かを意図していると言っていいでしょう。
 その一つが橋下徹ブームです。副島隆彦さんが『ザ・フナイ』の2012年6月号に詳述していますように、彼はアメリカの日本あやつり対策班(ジャパンハンドラーズ)によって世の中に出たようです。これは調べるとすぐに分かります。
 私は橋下徹さんに竹中平蔵さんと同じ臭いを感じて仕方がありません。しかもそのお2人は特に親しく、2人のバックに笹川財団がついているようですから、今後の日本のためにこのブームは注意が必要でしょう。

http://www.funaiyukio.com/funa_ima/
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