普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

私のマイ・ブログ批評

2013-04-02 11:48:59 | 情報、マスコミ
・戦前、戦中派の若い方達への申し送り・色眼鏡、レッテル抜きで物事を長期的視野で直視しよう
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 先日も書きましたが、06年5月から始めたブログを休止するに当たり、私の反省を込めて、自分のキャッチコピーである前向きの提案とそこまで行かないが、心配性の先行きの心配がどれほど的中した(◎)のか、またはその確率が高い(○)のか、逆に外れた(×)のかその確率が高い(×)のか、間違っていないと思うが今後の方向を見なければ判らない(?)のか主な事柄に就いて考えてきました。 (△はマスコミ、ネットでも取り上げられた項目が的中したもの、括弧内は取り上げ始めた時期、「」はブログのタイトルです。)
?学校教育改革特に日教組問題(06年8月)
 現実は第一次安倍内閣教育基本法の成立→日教組を支持母体とする民主党政権で停滞→安倍政権の再出発 (話は逸れますが教育問題が私のブログの原点です。)
○少子化問題(06年6月)
 当事者の若い人達の意識改革と、(マスコミも指摘した)環境整備がなければ事態は悪化、→悪化の一途。マスコミの立場として売り上げに影響する読者の意識問題を避けているため
?情報機関の設置(06年6月)
 ブッシュさんのガセネタに引っかかって小泉さんが憲法解釈までして(事実上の)出兵したのを教訓に日本も情報機関を持つべき→第一安倍内閣で主張する外交のために情報機関の設置を上げたが、第二次にはその方針が出てない。中韓とのネット上の情報戦、サイバー攻撃対策など益々その必要が増しているのに。
△教育格差の対策(06年7月)
 今の学校制度で対応すべき。→定着しかかっている
○石油資源の涸渇(06年8月)
 →原発問題からこの問題が益々取り上げられるようになった
○丸呑みのアメリカ型市場経済で良いのか(06年8月)
 →自由主義経済の御本尊の米国やEU経済の停滞
△軽すぎるテレビ報道(06年8月)
 →定着化
○社会格差の問題点(06年8月)
 キリスト教に基づく金持ちの寄付が定着している、そして自己責任の考えが浸透している米国に比し、その習慣がない相互扶助の日本には馴染まない(この面を指摘したマスコミはない)→国の財政を脅かすほどの生活保護家庭の増加
○いじめ問題はいじめのなかった時代、地域、学校の実情を調べるべき(06年10月)
 マスコミはイジメ後の処置ばかり→定着化。但し最近文部省の調査ではいじめがない学校もあるはず。まるで福島第一のことばかり取り上げ、無事停止した第二、女川をとりあげないと同じ図式で根本的な解決策が出ないのも同じ理由。
○家庭生活の大切さ(06年10月)
 →高齢者の孤立化、家庭内暴力や殺人の増加なとなど
?企業の倫理観と責任(6年12月)
 →残業時間規制の廃止に乗る企業、金儲けが全てのサラリーマン経営者。ブラック企業の発生、旧来からの優良企業や最近のローソンなど従業員の健康に配慮した企業も出たが極く一部。安倍さんは反対したが、竹中さんなどまだ馘の自由化を主張。
○成果主義で日本は立って行けるか(6年12月)
 →極く一部の企業を除いて、日本独自のチームワークの減退、消滅
△農村問題(07年1月)
 農村の合理化、農協改革→今もなお必要性が言われながら旧態依然
○高齢者対策(07年1月)
「定年後も充実して生活を送る為に」高齢者も働け→65歳定年延長など、最近高齢者の有効活用の動きが出始めた。
△米国の世界政策を歪めるイスラエル問題(07年1月)
「米国がもし~したら、~しなかったら」→現状は少しも変わらず
◎日本の貧困化(07年2月)
 「日本の経済活動の長期戦略」中国の興隆→日本企業の競争力減退→非正規社員の採用拡大による給与の削減→残念ながら予想的中
○ホワイトカラーの合理化の促進(07年2月)
「続・日本の経済活動の長期戦略」→これが遅れたためにリーマンショック時の大量解雇、他国への技術の流出など
○日本株式会社の復活(07年5月)
「日本株式会社の観点から見た日本」この以前にも何度も書いたが具体的に書いた時期。狭い領土で広大な領土を持つ日本が米国が言うようなやり方をするのはハンディが大きすぎる。→事実上の中国・韓国株式会社の成功の一方、日本は米国流の規制緩和で手遅れ状態。
○社民党の消滅?(07年5月)
「朝日新聞と社民党」国民政党と見られているための絶滅危惧種の道→予測通り着々とその道を進む社民党
○安倍さんの復活(07年9月)
「安倍さんの研究」である程度の所で首相の地位を一旦退いて、経験を積んだあと再度出直すべきと書いた→期待通り復活
×鳩山さんの代表当選はない(09年4月)
「鳩山由紀夫さんの問題発言」→見事外れ、前代表の小沢さん支持の発言が党内で支持された
○麻生さんの行政改革の弱腰姿勢が衆院選敗戦の原因になるだろう(9年7月)
「都議選の結果を読む」→衆院選大敗→政権を取った民主党内閣の数々の失敗にもしばらくは同内閣の政治主導の行政改革をと世論調査で支持(但し余りにも酷い成果で次第に支持率低下)
[私の意見]
 以上小泉政権末期から麻生政権末期までの私のブログの意見を取り上げて見ました。
 自己採点ですから大甘になると思われても仕方がありませんし、誰が考えても当たり前過ぎるとして取り上げなかったと思われる所もあります。
 しかしそのような点を割り引いても、私の主張や心配性の私の予測が割合に当たっているのも事実です。
 その理由は、
1.完全にフリーの立場で何でも言えるし、最近のTPPやアベノミクスなど判らないことは判らないで済ませるし、(過去一回だけですが)間違っていれば自由に削除出来ること。
2.設備保全・管理技術者として半世紀に渡る設備の補修、改善、組織、システムの合理化などでで物事の本質を突く習慣が染みついている。
3.その為には物事を動かない前提として考えない。つまり私が取り上げている社会・政治・経済などことを考えるとき、物事を色眼鏡で見ない、レッテルを貼らないで物事を直視する。 (唯一の例外は排他的な宗教に支配されている公明党に就いて触れないこと)
4.私が何度も失敗した経験から設備、組織、システムの改善提案の時、必ず反対の立場になって考え、その意見が正しければ採用する。ブログで言えばコメントされた方の意見が正しければ率直に取り入れる。 (特に八目山人様には大変お世話になりました。)
 意見が間違っていると判れば飯の食い上げになる政治家、学者、経済などの専門家やセミプロを除く、純アマの私たちネット評論家はフリーの立場を利用して大いに正論を書いていただきたいし、彼らのできない長期的な視野に立った物事の本質を突く意見を展開し、それが拡がれば(希望的観測ですが)或いは国をも動かすことになるかもと思うのですが。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

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1 コメント

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尊敬します (一都民)
2013-05-29 23:16:04
私はそれなりのブログ通だと自認していますが、「無党派日本人の本音」は永久保存すべきブログです。
何十年経っても見られるようによろしくお願い致します。
本来は、日本政府や文化研究所等がこういうブログは収集して保管すべきなのです。日経新聞の私の履歴書なんかの100倍は面白く、参考になります。
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