・パク・キネ韓国大統領・韓国の中国依存ど拡大・中国との関係深化で対日、対米はどうなる?の番組のキャッチ・コピーに就いて全く触れないNHK
少し遅れましたが、土曜日のNHKの海外ネットワークの報道が引っ掛かりましたのでこれを取り上げることにしました。
その内容は、
韓国初の女性大統領となるパク・クネ氏が来週就任する。中国語が堪能で中国重視の政策。そのねらいはどこに?日本・北朝鮮政策は?▽来たれ!東京大学へインドの優秀な若者を留学生として呼び込め目指すはグローバル化(番組案内より)です。
後半のテーマは世界の大学ランキングで立ち遅れた東大から派遣された人の活躍を描いたもので考えさせられることが多くありました。
前半のものも考えさせられたことも多くありましたが、その主なものはNHKの報道姿勢でした。
概要:・国の経済の殆どが輸出に頼っている韓国で最大な輸出先は中国で日本の3倍以上の規模。
・尖閣問題に起因する反日運動で韓国への観光客では中国人が最大。一番人気は韓国製の高級化粧品。
日本企業が低迷する一方圧倒的な韓国企業の中国進出
・従来ま外交は米国に偏っていたため韓国と中国の関係が悪化。パクさんは中国と友好を深めていく。中国への依存を強める韓国。パク氏はその中国に最初の特使団を派遣。
・パク・クネさんは独学で中国語をまなび、大統領戦の前に中国を訪問、胡錦濤さんと会談している。
・中国に進出する韓国企業は日本を上回る2万社。輸出頼みの韓国経済の命運は、中国が握っている。
・中国との関係強化が、今の韓国の国益につながるという流れの中、パクさんは韓国の舵取りに臨もうとしている。
[私の意見]
私が一番気になったのは、竹島の日式典や安倍さんが米国と事実上TPP交渉参加を決定した時期にこの放送をしたことと、その韓国の動きと日本、米国との関連に就いてなにも放送しなかったことです。
その様なことは言わずに尖閣問題で低迷する日本に比べて中国に進出する2万社もの韓国企業、中国人観光客で湧く韓国などいかに韓国が頑張っているかばかりの放送。
売り上げの半分近くは日本の部品輸入に食われ、利益の半分は外国の投資家にもって行かれると言われている韓国企業、危うい韓国経済、社会格差の拡大などは全てスルー。
民主党政権初期のように日米中の関係を正三角形にしようとしたときさえ問題になっているのに、韓国は中国よりの姿勢転換で国としてやって行けるのか。
ひととき韓国は米軍の駐留削減を図り、臍を曲げた米国が軍の引き揚げを示唆したところ慌てて引き止めた失敗をしたのに。
NHKが公正な放送を目指すなら、素人でも判るような批判を交えての報道が公平、公正な報道と思うのですが。
実はここまで書いた所で手が止まってしまったのです。
放送を聞いた範囲では私の書いた部分の一部でも触れる筈だが歳の所為で忘れていいはしないかと思ったからです。
私は念のために「海外ネットワーク」のアーカイブの予告部分も調べました所「中国との関係深化で対日、対米はどうなる?」と書いてありました。
もしこれが事実ならいくら素人のブログと言ってもこの点に触れないことは無責任なので投稿できないと思ったからです。
月曜日にアーカイブに詳細が出ましたので、調べましたが、「中国との関係深化で対日、対米はどうなる?」と言う日本や韓国にとっては一番大切な記事は見当たりませんでした。
唯一日本に触れているのは尖閣問題で反日の動きが増していることに韓国企業が危機感を持っているということだけです。
これを見て私の老化に伴う物忘れもそれほどないと安心はしましたが、その一方では日本批判とも見える韓国への一方的な提灯報道には首を捻りました。
多分NHKの広報では当然韓国の動きに対して日米の反応があると思って先走って上記の文字を入れたのか、同番組の担当者が意識的にその部分をカットしたかのどちらかでしょう。
ネット上ではNHKが日本と韓国の観光客数の比較で、東北震災の年の日本の観光客数を持ち出したり、竹島の日の式典の放送は僅か1分そこそこ、韓国大統領の就任式を完全生中継を計画していると、NHKの韓国よりの姿勢の批判がネットを賑わしています。
誰でもがいうNHKは税金の代わりの聴取料で成り立っている公的機関です。
NHKはそれなりの責任とプライドは持っているはず、また良い番組も良いのですか、こと中国、韓国、台湾関係の番組だけが何故何時も揉めるのでしょう。
元NHKにいた池田信夫さんによれば、当時その種の番組担当部署にはサヨク系の人が占めていたそうですが、その入れ換えはまだ出来ないのでしょうか。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。
↓
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少し遅れましたが、土曜日のNHKの海外ネットワークの報道が引っ掛かりましたのでこれを取り上げることにしました。
その内容は、
韓国初の女性大統領となるパク・クネ氏が来週就任する。中国語が堪能で中国重視の政策。そのねらいはどこに?日本・北朝鮮政策は?▽来たれ!東京大学へインドの優秀な若者を留学生として呼び込め目指すはグローバル化(番組案内より)です。
後半のテーマは世界の大学ランキングで立ち遅れた東大から派遣された人の活躍を描いたもので考えさせられることが多くありました。
前半のものも考えさせられたことも多くありましたが、その主なものはNHKの報道姿勢でした。
概要:・国の経済の殆どが輸出に頼っている韓国で最大な輸出先は中国で日本の3倍以上の規模。
・尖閣問題に起因する反日運動で韓国への観光客では中国人が最大。一番人気は韓国製の高級化粧品。
日本企業が低迷する一方圧倒的な韓国企業の中国進出
・従来ま外交は米国に偏っていたため韓国と中国の関係が悪化。パクさんは中国と友好を深めていく。中国への依存を強める韓国。パク氏はその中国に最初の特使団を派遣。
・パク・クネさんは独学で中国語をまなび、大統領戦の前に中国を訪問、胡錦濤さんと会談している。
・中国に進出する韓国企業は日本を上回る2万社。輸出頼みの韓国経済の命運は、中国が握っている。
・中国との関係強化が、今の韓国の国益につながるという流れの中、パクさんは韓国の舵取りに臨もうとしている。
[私の意見]
私が一番気になったのは、竹島の日式典や安倍さんが米国と事実上TPP交渉参加を決定した時期にこの放送をしたことと、その韓国の動きと日本、米国との関連に就いてなにも放送しなかったことです。
その様なことは言わずに尖閣問題で低迷する日本に比べて中国に進出する2万社もの韓国企業、中国人観光客で湧く韓国などいかに韓国が頑張っているかばかりの放送。
売り上げの半分近くは日本の部品輸入に食われ、利益の半分は外国の投資家にもって行かれると言われている韓国企業、危うい韓国経済、社会格差の拡大などは全てスルー。
民主党政権初期のように日米中の関係を正三角形にしようとしたときさえ問題になっているのに、韓国は中国よりの姿勢転換で国としてやって行けるのか。
ひととき韓国は米軍の駐留削減を図り、臍を曲げた米国が軍の引き揚げを示唆したところ慌てて引き止めた失敗をしたのに。
NHKが公正な放送を目指すなら、素人でも判るような批判を交えての報道が公平、公正な報道と思うのですが。
実はここまで書いた所で手が止まってしまったのです。
放送を聞いた範囲では私の書いた部分の一部でも触れる筈だが歳の所為で忘れていいはしないかと思ったからです。
私は念のために「海外ネットワーク」のアーカイブの予告部分も調べました所「中国との関係深化で対日、対米はどうなる?」と書いてありました。
もしこれが事実ならいくら素人のブログと言ってもこの点に触れないことは無責任なので投稿できないと思ったからです。
月曜日にアーカイブに詳細が出ましたので、調べましたが、「中国との関係深化で対日、対米はどうなる?」と言う日本や韓国にとっては一番大切な記事は見当たりませんでした。
唯一日本に触れているのは尖閣問題で反日の動きが増していることに韓国企業が危機感を持っているということだけです。
これを見て私の老化に伴う物忘れもそれほどないと安心はしましたが、その一方では日本批判とも見える韓国への一方的な提灯報道には首を捻りました。
多分NHKの広報では当然韓国の動きに対して日米の反応があると思って先走って上記の文字を入れたのか、同番組の担当者が意識的にその部分をカットしたかのどちらかでしょう。
ネット上ではNHKが日本と韓国の観光客数の比較で、東北震災の年の日本の観光客数を持ち出したり、竹島の日の式典の放送は僅か1分そこそこ、韓国大統領の就任式を完全生中継を計画していると、NHKの韓国よりの姿勢の批判がネットを賑わしています。
誰でもがいうNHKは税金の代わりの聴取料で成り立っている公的機関です。
NHKはそれなりの責任とプライドは持っているはず、また良い番組も良いのですか、こと中国、韓国、台湾関係の番組だけが何故何時も揉めるのでしょう。
元NHKにいた池田信夫さんによれば、当時その種の番組担当部署にはサヨク系の人が占めていたそうですが、その入れ換えはまだ出来ないのでしょうか。
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25歳で市議に初当選の元お笑いタレント松木大輔は「お笑いではボケだったが、市政では厳しいつっこみを入れる」新人で、覆面のまま議会活動を目指すプロレスラー、スカルリーパー(44)は「分からないまま政治の世界に飛び込んだ。勉強して、地元のために…」良い国は知的な国民が作るんだけどね。
孫崎享『カナダの教訓』を呼んでいる。
ジョンソンの北爆を批判したカナダ首相ピアソンはジョンソンに首根っこを文字通り掴まれて恫喝された。
今の日米関係、アメリカを刺激しないことだけが目的になっているが核保有国でもないカナダが米国の外交政策を批判した前例がある。
日本では鳩山か。
明治大正期が貧しかったなあと思うのは、アジア全域に日本から売られた娘の働く女郎屋があったこと。シベリアの田舎町にまで日本人の女郎屋があって、現地の革命政権の貴重な税収源だったという笑えない話が残っている。
そもそもかつての日本が「生きていくには海外に逃げ出すしかない国」だったというのは、現代では想像し難いよな。しかも国民のほとんどが、口減らし先の確保に領土拡張が必要と思い込んでたというのは。
「今度ね、米韓FTAが発効するんだけど、凄いんだTVのコマーシャルが」
「どういう風にだ」
「自動車のCMばっかりで、それが全部トヨタのなんだよ」
「えーっ、トヨタは日本車じゃないか」
「でもさ、アメリカで作られたトヨタの車は米国車扱いなんだよ。今度のFTAを機にトヨタが大攻勢を掛けてきているからテレビを点ければトヨタ、街を歩けばトヨタという具合で、韓国のメーカーは戦々恐々としているらしいよ」
唖然とするような光景で仮にこれが我国にも当てはまるとしたなら近い将来、米国系企業が攻勢を掛けてくる分野のCMが日本のテレビ・新聞・雑誌に溢れかえるものと思われる。
座波師範は車椅子に乗ったら車椅子で、寝たきりになったら、その状態で、何とか使える技を常に精進工夫されていたそうだ。
私も今までずいぶん数多くの人に会ったが、遙かに年下の人間に対して、座波師範ほど丁重に、しかも相手が本当に敬意を払わざるを得ないほど真摯な挨拶をされた方は他に思い浮かばない。
その座波師範が「叩いて強くなるのは、鉄と餅だけだ」の名言を遺されている事も非常に印象深く、私の記憶に残っている。
放送センターの中に CCTV(中国中央電子台)
KBS(韓国公営放送)があります。
北京の合弁会社メディアセンターんは後に
中国に無償譲渡しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/fivevitalstar/7092112.html
寄ってたかって北朝鮮をいじめるな
我が心まさに折れなんとす。「筆を折る」という言葉は辞書にありますが、「心が折れる」という言葉はないようです。しかし、この表現は私の今の気持にぴったりです。以下の事柄を、私は、一つのはっきりした覚悟を持って書いて行きます。
私の父は中国吉林省の長春、昔の満州国新京で産婦人科を開業していました。中国人や白系ロシア人の間でも人気があり、父も母もその医療業務に忙しく、幼い私の相手は、もっぱら、往診用人力車の車夫兼暖房用ボイラー焚きの中国人男性でした。地下のボイラーの脇に彼の居室があり、そこで彼は、随分の時間、赤ん坊の私をあやし、あれこれの世話を見てくれました。仕事の性質上、彼には暇な時間が多かったのでしょう。そんなわけで、父母の話では、私が口にした最初の言語は彼から習った中国語でした。たしか私が三歳の頃、ある日、彼は私一人を家族の家に連れて行きました。すっかり彼になついた私を皆に見せびらかすつもりだったのかも知れません。沢山の顔と賑やかな声に取り囲まれて少し怖かったのを漠然と憶えています。私の最も古い記憶の一つです。残念なことに私は中国語を忘れてしまいました。
私が勤務していたアルバータ大学の化学教室で、私たちより一世代若い韓国人夫妻と知り合いになりました。温和で心の広い立派なご夫婦で、旦那さんは極めて優秀な研究者でした。ある時、彼が「韓国語は中国語より日本語に似ているから勉強してみませんか」と勧められたので、教えて貰うのを始めたのですが、彼の職場が変わって絶えてしまいました。もう一つ。やはり職場の同僚で、私にとって大切な友人であったスペイン人の御母堂からスペイン語を習う機会が与えられたのですが、怠惰心からその幸運を逸してしまいました。
今となっては、中国語も朝鮮語もスペイン語も、学ぶための良いチャンスを与えられながら、怠けてしまったことが大変悔やまれます。もしこれらの言語を読み、そして、聞くことが出来れば、中国のこと、朝鮮半島のこと、キューバやベネズエラのことを、もっと詳しく、もっと正確に、理解し判断することが出来たでしょう。
しかし、言語的な能力が欠けていても、一つの対象について、時間的に長く持続的な関心を持ち続けることで、第一資料ではなく二次的資料、さらには、プロパガンダの嵐に耳を澄ますことからでさえ、物の真相を窺い知ることは出来ます。1960年、三井三池争議たけなわの頃、たまたま九大教養部で物理学教師をしていた偶然から、新しく開校して間もない飯塚市の朝鮮学校を参観したことがありました。その時の印象が私の北朝鮮観の原点です。
核兵器は絶対悪であるという立場を私は取ります。したがって、北朝鮮の核兵器実験には絶対反対です。如何なる国の核実験にも核兵器保有にも絶対反対です。しかし、北鮮が核実験をしたことで、世界中が、寄ってたかって北朝鮮を非難攻撃するのを容認することは出来ません。これは、核兵器は絶対悪であるという立場を取る限り、全く必然的な結論であります。特に、アメリカ、ロシア、中国、イスラエル等の核兵器保有国には、それを許しません。
何の罪もない日本人を拉致して、当人とその家族にひどい苦しみと悲しみを与えたのだから、核実験のことがなくとも、日本が北朝鮮にきびしい制裁を加えるのは当然であるという立場もありえます。しかし、その場合には、日本の側にそれに類似する罪業があれば、等しく非難されるべきであります。前回のブログで、カナダ政府とキリスト教宗教団体が実施したインディアン寄宿学校制度の下で、先住民の幼児たちが家族からむしり取られて無理矢理に遠方に拉致され、心身ともに虐待を受け、死んで行った話をしました。個々の先住民児童とその家族が経験した悲しみと苦しみが日本人被拉致家族のそれより軽かったとは、決して言ってはなりません。こうした場合の個々の人間の悲嘆に上下があるという考えを私は断固として拒否します。
しばしばアフリカの北朝鮮と呼ばれる国があります。エチオピアとスーダンの隣りの小国エリトリアです。エリトリアは核兵器を持たず、持つつもりもありませんが、いじめぬかれて苦境にある点では北朝鮮と同じです。この国については、2012年の5月と6月に『エリトリアが滅ぼされないように』(1)〜(3)で取り上げました。最近の状況を少し。スーダンとエチオピアに接する国境地帯でエリトリアの若者たちが多数拉致されています。拉致を行なっている側は若者たちを教育して反エリトリア勢力を結成するのが目的です。この1月21日にはエリトリアの情報省の建物に少数の兵士が乱入してクーデターが企てられたとアルジャジーラが報じました。2月24日には、スウェーデン国内の3カ所のエリトリア人コミュニティ・センターが放火爆破の被害にあいました。「国境なき記者団」の『世界報道自由インデックス2013(WORLD PRESS FREEDOM INDEX 2013)』によると、エリトリアはドン底最低の179位、北朝鮮は一つ上の178位を占めています。それでも、国と国民と独立運動の成果を何とか守ろうとする独裁者イサイアス・アフェウェルキの苦衷は、私のところまで届いて来ます。
http://fr.rsf.org/IMG/pdf/classement_2013_gb-bd.pdf
「このまま放置すれば、東京は北鮮から核爆弾攻撃を受けて150万の死者が出ることになりかねない」という議論があるようですが、もしそうなったらどうするのですか?同盟国のアメリカに頼んで、北朝鮮の2400万人を、核爆弾で、ワイプアウトしてしまうのですか?アメリカがその気になれば、それは十分可能です。それとも、日本の優れた核エネルギー関係技術とロケット技術を急遽総動員して核抑止力を備えますか?
核兵器が絶対悪であるという私の立場については、2010年の4月と5月に、『核抑止と核廃絶』(1)〜(6)という長いシリーズに書きました。そこで述べた理由から、私は日本の核軍備に絶対反対です。私の個人的立場は『核抑止と核廃絶』(5)の終りに書いた、畏友ダグ・マクリーンの立場と同じです。
藤永 茂 (2013年2月27日)
http://quasimoto.exblog.jp/19875460/