普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

NHKの明と暗・「NHKのど自慢イン台湾」

2011-10-02 17:19:04 | 情報、マスコミ
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NHKへ
6年ぶりの海外開催「NHKのど自慢イン台湾」予選実施
・海外では6年ぶりの開催となる「NHKのど自慢イン台湾」の予選が台北市の国父紀念館で行われた。
 東日本大震災の義援金が約200億円に達するなど、親日感情が強く、日本の音楽文化も浸透している台湾だけに、海外では過去最高の1480組が応募。ブラジル・サンパウロの674組の記録を大きく更新した。
 この日は、客席には「がんばれ日本・台湾」など応援の横断幕も。
 本番は2日、同会場に歌手の小林幸子さんや吉幾三さんらを迎え、約25組が出場。29日夜に放送される。
 今年は台湾日本人会設立50周年、台北市日本工商会設立40周年でもあり、両事務局でも開催に協力した。

 このニュースを見てすぐ思い出したのは、同じ台湾問題を取り扱った、09年4月に放送の『JAPANNデビュー』第1回「アジアの“一等国”」です。
 放送後次のような批判の意見がNHKに集中しました
・「日本統治時代が悪と一方的に描かれており、内容が偏向している」
・「日本の台湾統治を批判するため、(台湾人の)証言をねじ曲げている」
・「番組にはやらせや、事実の歪曲・捏造があり、放送法に違反している」
・「台湾の人の心と日台関係を傷つけた」
・「台湾をよく知らない人に排日的だと誤解を与える」
・「NHKに「人間動物園」とおとしめられ、名誉を傷つけられた」
 これに対してNHKの福地茂雄会長は放送内容に問題はないとの考えを表明した。(以上 Wikipediaの [NHKスペシャル シリーズ 「JAPANデビュー」]より)
 「NHKのど自慢イン台湾」とNHKがシリーズ物で続けた「JAPANデビュー」とどちらか公共放送として国から多くの特典を与えられているNHKが、日本のためそして日本と台湾の友好のためどちらが役立っているかは誰でも判ることです。
 NHKは多くの教育番組や「クローズアップ現代」などで優れたそして公平な番組を多く持っています。
 それが「日本のこれから」シリーズのように政治絡みの解説、討論の特別番組になると、途端に少しおかしくなってきます。
 その最たるものが北朝鮮の工作員が2名が検事になった「慰安婦模擬裁判」の報道です。
 これは一般国民からの批判だけでなく、最後には同番組について当時の官房長官の元首相の安倍さん亡くなった中川さん、NHKと朝日新聞の泥試合となりました。
 NHKの放送の担当者が、NHKの子会社のプロデューサーりで、「戦争と女性への暴力」日本ネットワークの運営委員を勤める池田恵理子さんです。
 この様な企画そのものや担当プロデューサーが胡散臭い番組を何故NHKが取り上げたのでしょう。
 元NHKにいた池田信夫さんはNHKの政治担当部門には左翼系の人が支配しているそうですが、上記のような経緯から見ると事実のような気がします。
 NHKは国民から信頼され愛されそして受信料を喜んで払って貰うためには、政治担当部門には中立的な立場に立つ人達と入れ換える必要があると思いますが、何時までもこの種の政治関係の解説、討論番組で批判の絶えないのはどうしてでしょう。
 ネット上で良く言われる「朝日」、「捏造」で検索するとヒットするのが約78万件とと同じように、「NHK」・「反日」で74万件になり、一番先に出るのが、「NHKが反日番組を放送する理由を教えてください? - Yahoo!知恵袋で、一番多い回答: 昨年4月、NHKが放送したスペシャル番組の「日本と台湾の歴史」がその問題の放送でした。です。
 「NHKのど自慢」のように長い歴史のある国民から圧倒的な支持を得ている番組、そしてテレビでは必要な高い視聴率を続けるのは勿論ですが、不人気な政治関係の特別番組に関わって来たメンバーを総入れ換えし、「クローズアップ現代」のように国民から信頼される番組にする必要があると思うのですが。

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