goo blog サービス終了のお知らせ 

普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

頭を冷やせ麻生さんと自民党

2009-02-13 16:15:47 | 麻生内閣

[麻生さんの郵政発言]
責任を他人に押しつけるな、自民党政治の責任は全て自分にかぶれ
 麻生さんの発言で一番問題なのはこのことです。
・国民は4分社化など知らなかった?
  政治家にとって国民は最大のお客様です神様です。
  それを馬鹿にしたとも取られる発言は自分で自分の首を締めるのと同じです。
・郵政改革を進めたのは竹中さんだ
  麻生さんは最初反対したかも知れないが、最終的にはその法案に署名した責任があります。
  マスコミは郵政改革に反対なら何故閣僚を辞職しなかったかと、批判しますが留まって小泉さんを支えるのも一つの選択です。
 然し署名した責任は残るし、それを認めるべきです。
・責任を全て他人にオッかぶせる人を国民が信頼するでしょうか。
 国民が信頼するのは全ての責任を取りそれを何とかすると宣言するカッコ良い人です。
・それと戦前派で同県人の私から見れば、責任逃れをする麻生さんは男らしくないと思います。
 九州男児なら、ぐずぐず言い訳ばかりせずに、もっとさっぱりと人の責任まで被って見せるでしょう。 
 これは昔人間の意見ですが、麻生さんの支持率の低下の大きな原因になっているかも知れません。

[麻生さんへ]
国会など公開の場で発言に下のような態度で発言したらどうでしょう

・郵政改革に対する発言
  郵政改革は自民党政府の責任だし、それが問題があるとすればその改善を図るのも政府の責任だ。
  法にも三年に一度の見直しをすることになっているので法に従って進めている。
  麻生さん自身は4分社化については問題があると思うので、党内でも検討しているが野党も充分に討議して貰いたい。
 それ以外の横道にそれたことは言わない。
・麻生さんの責任追求への発言
  忠告には感謝するが、自分の責任の取り方は自分で決める。
  (後は幾ら攻撃されてもこれを繰り返し野党の挑発に乗らない。野党側も暖簾に腕押しでそれ以上追求できない。)
・発言は政策一本に絞る、個人的な攻撃には上記のようにはぐらかしてしまう。
  小泉さんのようの「人生色々、人も色々」発言を参考にする。

国民に自分の考えを訴えてはどうでしょう。
 読売新聞には米国のオバマさんの記者会見の演説の全文が夕刊と朝刊の二度に亙って掲載されました。
 然し考えてみると日本の首相の麻生さんの考えが日本の新聞に乗った事はありません
 今日の産経新聞では例の小泉さんの麻生さん批判の発言の全文が載っていました。
 少し変と思いませんか。
 麻生さんも今の自分の考え方を纏めて、NHKでも民放でもよいから、演説するか対談の形でも良いから、麻生さんの考え方を訴えたらどうでしょう。(勿論そのオバマさんのように内容は充分に練りあげて)
 麻生さんは良い意味でも悪い意味でも時の人ですから、きっと申し入れに乗ってくるテレビ局はあると思います。
 民主党から公平に報道しろと小沢さんの登場を言ってくるかも知れませんが、それこそ自民・民主の選択を迫れるている国民の望むところです。

[自民党員へ]
国民に信を問え??

・選挙で「国民に信を問え」と言う発言がありますがそれをマスコミが言うのは当然です。
 然し、自民党内の上げ潮・改革派と言われる人にも同じ発言をする人がいるのは何故でしょう。
 「国民に信を問え」と言っても、国民の選択枝は事実上「だめな自民党」と「頼り無い民主党」のいずれを選ぶしかありません。 
 発言した人達は現在圧倒的に優勢な民主党が選挙で政権を取っても良いと思っているのでしょうか。
 それとも僅差でも自民党が勝って、しかも上げ潮・改革派が党内の主導権を取れると思っているのでしょうか。
 小泉改革の影の部分が大きく国民の上に覆っているいま、改革のより推進を訴えて勝つと思っているのでしょうか。
 傍目八目でみれば、小泉チルドレンなど改革派の議席減少は明らかのようなきがするのですが。(話はそれますがそれと古い形の自民党有力者の一部も?)
 国民に訴えるのは改革の推進(官僚機構を除く)でなく、小泉改革の負の部分の修正(詰まり頼りないけど麻生さんの方針)しか国民の耳に入らないと思うのですが。

民主党を喜ばせている自民党
・麻生さんは消費税増税、郵政改革の見直し、農村改革の推進など訴えています。
 それに対しても党内に反対の意見が多いようです。
 また郵政改革でも同じように反対で揺れています。
 それを一番喜んでいるのは民主党です。
 新聞の解説記事では、民主党が心配しているのは、自民党が消費税増税一本で絞って選挙に打って出ることだそうです。
 また郵政改革については、民主党が困るのは、同党の主張と似た見直しを麻生さんがを打ち出しては攻撃のしようがないことだそうです。
 敗色濃厚な自民党の選ぶ道は民主党の喜ぶことを避け、嫌がることをすることだと思いますが。
 それを何故自民党は民主党の喜ぶことばかりしているのでしょう。
 消費税増税については読売、産経に加えて朝日まで賛成の社説を出しました。
 不具合な所を直す郵政改革の見直しも筋が通っています。
 農村改革も賛成・反対両派とも今の農村行政の行き詰まり状態にあることは認めているそうです、それなら何とかすべきの当然だと思うのですが。
 改革派にはもの足らないかも知れないが、地方分権など麻生さんが指示しています。
 麻生さんも頼り無いけどやるべきことはやっているようです。
 自民党のやるべきことは決まっていると思うのですが。
 民主党が一番警戒する、自民党が一丸となること、少しの痛みはあっても国民から受け入れられる政策のもとで纏まるしかないような気がするのですが。

 麻生さんも自民党員もかっかしないでもう一度頭を、やるべきことをやるしかないと思うのですが。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治ブログランキングへ

政治ブログへ


首相に相応しい人が居ない日本?

2009-02-09 16:46:43 | 麻生内閣

[将来の首相候補が居ない日本?]
 昨日のフジテレビで元首相の中曽根康弘さんが出演した「新報道2001」、同じ日の読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」でも、下記のような「首相に相応しい国会議員」の世論調査の資料が提示されていました。

首相に最もふさわしいと思う国会議員
 1.小泉純一郎 14・4%
 2.小沢一郎  13・7%
 3.舛添要一  7・5%
 4.麻生太郎   4・7%
 5.渡辺喜美   4・6%
 6.菅直人    3・1%
 7.石原伸晃  2・7%
 8.鳩山由紀夫 2・4%7
 9.前原誠司  1・9%の
10.岡田克也 1.7%

 この中で麻生さんの 4.7%の数字は彼の不人気を示すもの、小沢さんの13・7%は麻生さんとの比較と次期首相になる可能性の高いかいこと、小泉さん、舛添さん、渡辺さんが上位を占めているのは、同時に行われた、今の時代の首相に必要な資質として、国民は「指導力」59%、「決断力」51%を上げたように、首相の強いリーダーシップを望んでいることが判ります。
 然し、舛添さんや、渡辺さんが現在の時点で首相に相応しいとはとても思えません。
 小泉さんについては、彼がひたすら追随してきた米国式自由主義経済が今見直しを言われていること、米国発の経済危機に伴う非正規社員大量解雇と小泉さんの時代に緩和された労働者関係の諸法規の緩和、経済危機発生前から問題になっている、年金、介護や医療など社会福祉に関する予算削減に伴う崩壊など、小泉さんのやってきたことの後始末で大騒ぎしているのに何を今更、小泉さんの登場を期待せねばならぬのかと思います。

 それで小泉、舛添、渡辺さんをを除くと残るのは小沢さんだけです。
 然し、中曽根さんも
・小沢さんが首相としてどうするか予想が付かないこと
・小沢さんの健康不安
・小沢さんの持つ暗いイメージ
など問題のあることを指摘していました。
 結局、後は3%以下の人達が残るだけで、それで日本は上手く行くのかと言う気がします。

 日本にこれと言ったリーダーが出ないのは
・日本の政治家達は次のリーダーとなる人の育成を怠ってきたのか、
・今や一大権力となったマスコミが些細な失言など取り上げるなどして、粗相のない言動ばかりする官僚的、矮小な政治家ばかりにしてきたのかと思いたくなります。
・そして勿論将来国のリーダーを狙う政治家自身がどうあるべきかを考えるべきなのは当然です。

[国のリーダーとなるには]
 今日は中曽根元首相やオバマさんの例を取り上げて、国のリーダーとしてどうあるべきかと考えて見ました。
・人間として優れていること
自分のことより国優先、責任感、決断力、判断力、才能、健康など人間として優れていること

・しっかりとしたぶれない精神的支柱を持つ
 政治だけでなく、経済、宗教、文学など幅広い識見を持つ。

・ブレインを持つ
 中曽根さんは若い時からその道に優れた多くの知友をもち、その人達を集めて中曽根マシン」 
と言うグループを作ったそうです。

・自分のことを国民に考えを知って貰う→意見を纏めた本の出版
 その際はブレーンの人達にも見て貰って間違いや、余りにも偏った思い込みのないようにする。
 最近では安倍さんの「美しい国へ」が有名ですが、中曽根さんはWikipediaによると11冊の本を出しています。
 麻生さんも「とてつもない日本」を出して居ますが、彼の性格そのままに余りにも楽天的過ぎます。
 自分の考えを本に纏めねばならぬ理由は
  ・マスコミは特定政治家の人となりや考え方など報道しません、特に自社の主張に沿わない人の提灯持ちをしません。
 だから自分で自分のことを知って貰うには、自分で本を出すか、本ほどポピュラーでないがホームページやブログによるしかありません。
 ・米国では自分のことをPRしなくても、2年近くの予備選を含む大統領選挙のお祭騒ぎで充分に自分のことを国民に知って貰えます。
 オバマさんの場合演説の草稿は優れた若手のスピーチ・ライターがいたそうで、彼の就任                    
 ・米国では大統領に当選しても、就任までは2カ月近くありますから、その政策の立案にかなりの時間を使えますが、日本では首相就任後いきなり実務に付かねばなりません。
 そのときは党の公約を実行するだけで、自分の意見を入れて一部修正など出来ません。

・人を有効に使う→考え得る最強の内閣を作る
 中曽根さんは彼のことを嫌いだといってい剛直な後藤田正晴さんを官房長官に起用しました。
 オバマさんは最大の政敵で意見も違うヒラリー・クリントンさんを起用し、その他の閣僚もほぼベストと言われる閣僚を起用しました。
 若い安倍さんは官房長官に若い塩崎恭久を起用し、その他の閣僚も色々問題のある人達を起用し「お友達内閣」と揶揄されました。
 そしてその内の人が「政治の金」の問題を起こし、結局は安倍内閣の命取りになりました。
 麻生さんの場合は官房長官には今までは文教制度調査会会長の他は、各委員会の副会長程度の経歴しかない河村 建夫を起用し、閣僚には中川昭一さん、与謝野馨さん、二階俊博さんなどの他は初めて聞くような人達を揃えました。
 中曽根さん、安倍さんの場合は日本や自民党に取って危機状態では無かったので、党内事情もあったのでしょうが、麻生さん、オバマさんとも国の危機、麻生さんの場合はそれに加えて、自民党の危機でもありました。
 オバマさんは最強のメンバーを組んだのに、麻生さんの場合は---。
 麻生内閣発足時から支持率が伸びなかったのは当然です。
 リーダーが幾ら優れていても、自分一人では何も出来ません。
 小泉さんでも、もし竹中平蔵さんがいなかったら、金融危機の脱出も遅れに遅れたか知れないし、郵政民営化も中途半端で終わったかもしれません。
 やはりリーダーは本人自身が優れているのは勿論ですが、人の能力を100%引き出す能力も必要な気がします。

 私ごとですが、以上偉そうに書いてきて、今更のようにその殆ど全てに欠けていることに気づきました。
 技術屋で半世紀を過ごし、後は80歳までボランティアという凡人として終わるのも情けないような気もしますが、分相応でまあいいかと言う気もしております。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治ブログランキングへ

政治ブログへ


おかしい政治家、マスコミの批判

2009-02-07 16:16:49 | 麻生内閣

・マスコミ:麻生さんが国会で郵政4分社化の見直し発言をしたがその日の記者会見でまた発言を修正した
 事実は麻生さんは首相官邸で記者団に、「(民営化見直しを)検討すべき時期に来ている。(ただし、郵政民営化委員会に)『ああしろ、こうしろ』とは言わない」と語り、同委員会の議論を見守る考えを示した。(読売新聞
より)
だけです。
 テレビでは、前の発言を全て切り取り、「郵政民営化委員会の議論を見守る」とだけ放送していました。
 麻生さんが自分の意見はともかく、委員会に自由に討論して貰うと言う姿勢は良い事だと思います。

・野党とマスコミ:小泉さんの郵政改革の旗のもとで大勝したお蔭で今の麻生内閣がある、しかも小泉内閣のときに郵政改革のに一番関係する担当大臣だ、もし郵政改革に反対するのだったら職を辞するのが当然だし、今になって改革見直しを口にするのはおかしい。
・麻生さん:郵政改革担当大臣は竹中さんだ。
   私は民営化反対など一言も言っていない。
  郵政改革の法案では3年毎の見直しを決めているし、今年の3月がその期限だ。

  確かに野党やマスコミの批判より麻生さんの言う事の方が筋が通っています。
  郵政改革に反対でも小泉内閣を支えるか、あるいは平沼さんのように党を追い出されても飽くまで反対するかは、その人の政治的判断で、一概にどちらが良いとか悪いとかは言えないと思います。

 以下はテレビでみた政治家の発言です。
4分社見直しに関して
・武部元幹事長:麻生さんは不見識だ。             
 先の麻生さんの発言から見て、どこが不見識か判りません。
 党内が乱れるような発言に対してなのか、麻生さんの意見そのものた対してなのでしょうか。
・山本一太さん:こうなったら選挙で国民に信を問うしかない。
 山本さんは選挙で何を争点にし、誰を相手に戦うのでしょうか。
  山本さんは今の状態で、衆院選で自民党が勝ち、しかも改革派が党内で多数を占めると思っているのでしょうか。

かんぽの宿の問題に関して
・鳩山民主党幹事長:かんぽの宿の問題は麻生内閣を揺るがすような問題になる。
 かんぽの宿の問題を取り上げたのは鳩山さんの弟の鳩山総務大臣です。
 麻生内閣の総務大臣がこの問題を取り上げたのに、何と言って麻生内閣が悪いとして攻撃出来るのでしょうか。 
  鳩山民主党幹事長の言う事を聞くと、何がなんでも政局にしたがる民主党のやり方を連想させるのですが。

 今まで書いて来たのは、彼らのテレビの発言を聞いた範囲での感想です。
 前の麻生さんの記者会見と同じように、自社の主張の都合の良い所だけ切り取って報道したのかも知れませんので、3人の人達の真意は訊いてみるしかありませんが、一般の人達にはどうしようもありません。
 (もっとも
民主党の鳩山さんはどうも本気で言っているようですが。)
 私は政治家達は自分の発言が切り取られて報道され、その本旨の反するような受け取られる可能性のある時は、少なくてもホームページやブログなどて発言の詳細を書くべきだと思うのですが。

・前原民主党元代表:麻生さんは選挙をやるやると言ってやらないのはやるやる詐欺だ。
 前原さんの発言は私も国会中継で見ていたので、マスコミの報道操作の問題はありません。
 麻生さんも言っていましたが、私も報道を見る限りでは解散を何時するかなど麻生さんから聞いたことがありません。
 麻生さんが選挙を「やる」ようなことは一度は文藝春秋で書いたかも知れませんが、「やるやる」と言ったことも書いたこともないと思います。
 また国会解散については、首相がいくら嘘を言っても良いという不文律があるそうです。
 前原さんは民主党の中でも堅実な考えを持った人と思いますが、先のガセネタの質問で代表を辞任するなど、若いせいか少し軽いところもあるような気がします。
 麻生さんからも、詐欺などは犯罪なので発言を慎むようにやんわりと言われていましたが、いずれは首相になるかも知れぬ人なので、継続的な政権交代を望む私としては、彼がもっと慎重に発言をして貰いたいものです。

  以上思いついた発言を並べて見ると、厳しい金融・経済危機のなかで、大量の離職者が出ると言う日本とはどこか違う世界の発言のように聞こえてならないのですが。
 何とかならないのでしょうかね!!!!

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治ブログランキングへ

政治ブログへ


北九州市議選と自民党と民主党

2009-02-03 15:07:26 | 麻生内閣

[民主圧勝、自民敗戦におわった北九州市議戦]
 私の出身地である北九州市の市会議員戦が2月1日に行われ、即日開票になりました。
 その結果は自民党 15(前回16)、民主党 9(9)、公明党 11(11)、共産党 10(1)、社民党 4(4)、諸派 1(0)、無所属 11(14)でした。(計算が合いませんが議席数減によるものです)
 形としては、自民党が議席を1つ失い、諸派が1つ得ただけで、全体としてほぼ現状維持と言う格好になっていますが、開票の速報を見ていて、過去とそれと大きな違いがあるのに気づきました。
 それは民主、公明、共産の各党の候補者が早々に当確を決めているのに、自民党の当確がなかなか出なかったことです。
 それで翌日発表された各区毎の最終結果の上位半分に占める各党の席数を調べて見ました。
 (例えば定数14名のときは7番目までの人の、定数7名の時は4番目までの人の所属した党名ごとの集計です)
 その結果は自民党 6、民主党 9、公明党 11、共産党 6、社民党 0、諸派 0、無所属 4でした。

[私の感想]

 そして結果としては、自民党は僅か1名を減らしただけですが、衆院選のことを考えれば、大敗かどうかは別としても敗戦は間違いないし、民主党、公明党は圧勝と言えるでしょう。
 
これから各党に就いての感想を書きたいと思いますが、長くなりますので本文では自民党と民主党に絞り、それ以外の党については注記の方に回しました。
 ご興味のある方は是非注記をご覧ください。

自民党
・自民党の敗退
 自民党の幹部は、僅か1名の減少で済んだとほっとしているかも知れませんが、民主・公明の当選者全てが各区の当選者の上位を占めているのに、自民の当選者15名のうち僅か6名しかいない事実は重く受け止めるべきだと思います。
 北九州市の市会議員選挙は、今までの麻生内閣や自民党の支持率低下の影響を実証をして見せました。
 これは他の地方の選挙でも似た傾向を示していると思います。

・衆院選へのマスコミの参加
 地方の選挙ではマスコミも関心が薄いようですが、これが国会議員選挙になるとマスコミの合法的また違法すれいれの選挙中の介入があります。
 マスコミは小泉さんの刺客作戦に乗せられて、選挙中に実質的に自民党の宣伝をし、小泉さんの大勝を招きました。
 そして安倍さんの選挙のときは、選挙のまっ最中に有名な「絆創膏報道」をし、意識的かどうか知りませんが、国民に安倍さんのアキレス腱だった私は小泉さんを見習って、おかしな閣僚は切れと投書していたのですが)「政治と金」の問題を連想させて安倍さんにボディブローを与え今度は小沢さんの大勝に貢献しました。
 そして次の衆院戦で選挙中のマスコミ、特にテレビがどう言う報道をするかは容易に想像できます
 少なくとも政府や自民党の有利になる報道は絶対にしないでしょう。
 そして自民党敗戦が限りなく実現しそうな気配です。

・自民党の覚悟すべきこと
 自民党は今こそ衆院選敗戦覚悟で消費税増税による、恒久的の持続可能な社会福祉制度の確立、膨大な国債問題の解消、国会議員定数削減、公務員制度改革や農地改革の立案と実行などなど、今迄選挙のため躊躇してきた政策を掲げ実行すべきです。
 そうすれば、オバマさんのような(これもやってみなければ判りませんが首相のリーダーシップを渇望している国民へ訴えることになり、起死回生の逆転勝利をするかも知れません。
 そしてそのため仮に負けても、将来を見据えた政策を掲げて戦うことは、将来の日本のためと、自民党自身のためになると思います。

民主党
・誰でも知っている敵失による優勢

 北九州市議選は事実上の大勝に終わりましたが、民主党はそれで浮かてはいなと思いますが、少なくとも良かったと安心しているでしょう。
 然し、私の様な外野が言わなくても、今の民主党の優勢は全て敵失と、オバマさんのように千載一遇の米国発の金融・経済危機から来る日本経済の大打撃によることは党の皆が知っていると思います。

・民主党のやらねばならぬこと
 政権奪回の可能性が限りなく大きくなった今、民主党のやらねばならぬことは、政権奪取後、国民の期待に答え得る実行可能な政策の立案です。
 民主党のホームページの何処を覗いても、今の大不況に対する納得出来る具体的対策はありません。
 そして9月以降に政権を奪回しても、今の不況は続いているでしょうし、政権党としてその対策を直ぐにでも発表し実行しなければなりません。
 政権交代論者の私は民主党が政権を取るのは国のためにも良いと思いますが、その後について、全ての世論調査に見るように民主党政権に多くの国民が不安を抱いています
 今こそ、言い方はおかしいですが、前にも書いた民主党政権も持続可能な政権であって欲しいと思うし、国民に不安感を与えないように国民に具体的な政策を訴えるべきです。
 民主党が絶対に有利な今こそ、国会対策などは山岡さんや輿石さんに任せてその他の幹部の人達は政権奪取後の政策作りや、その見直しに全力を上げるべきだと思います。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治ブログランキングへ

政治ブログへ

注記:公明党、共産党、社民党について
公明党
:今回の勝利は創価学会の強力な応援が地もとに浸透した結果でしょうが、特定宗教から大きな影響を受けている党の圧勝は、日本にとって困ったものだと思うばかりです。

共産党:私は蟹工船ブームや、今回の派遣切り問題でもっと票が伸びるかと思っていましたが、思ったより伸びなかっのは、北九州市は東芝のリストラ位で、今回の金融・経済危機の影響を他の地域よりあまり受けて無いかも知れませんが、衆院選では思わぬ飛躍をするかも判りません。

社民党:北九州市はもともとが企業と労組の支援を受けていた旧民社党の強い地域の所為もあると思いますが、党の現実無視の政策や、強引な国会運営を続ける民主党との協力などが、票を減らす結果になったのかも知れません。
 私は社民党も共産党のようにカッコ良く、国会運営にも筋を通した方が良かったと思うのですが。
 それと理想も良いが、それと現実の調和を図らない限り衰退の一歩を辿る一方だと思うのですが。
 ここまで書いた所で新聞を見ましたが、各党の「得票率」が出ていました。
 自民、公明が僅か0.数%の減少なのに、社民党だけが飛び抜けて1.32%の減の4.69%です。
 逆算してみると前回より約23%も「得票数」が落ちています
 民主党の得票率が2%以上も伸びているのを見ると、或いは本来社民党の票が民主党へ流れているのかも知れません。
  それと社民党が前回の4議席を確保したと言っても各区の上位半分には全く出ていません
 
詰まりやっとのことで4議席を取ったことを意味しています。
 社民党は労働者の多い北九州市でこの異常な数字が出た原因を良く考えないと、私が何時もいう絶滅危惧種になってしまうと思うのですが。
 私がこれほど社民党に力を入れて書くのも、多分訪問者から冷笑されると思うのですが、第三党しての改善の可能性の殆どない、公明党や共産党でなく、社民党であって欲しいからです。
 社民党は国民から愛される国民政党として如何にあるべきか良く考えて欲しいと思うからです。


麻生さんの所信表明演説とマスコミの責任

2009-01-29 15:23:59 | 麻生内閣

{麻生さんの演説とマスコミの社説}
 昨日の麻生さんの施政方針の演説について各社から評価、批判の社説が出ています。
 読売: 「政府の役割」を着実に果たせ
 「小泉改革路線」の修正、消費税率引き上げ、「国際社会の責任ある一員」として積極的役割、海賊対策に自衛隊を派遣などについて評価しています。
 そして、首相が示した現状認識や国創(づく)りの理念に異論はない。だが、肝心なのは、具体的な政策の実行であり、それを可能にする政治の力である。と指摘しています。
 朝日:麻生演説―信なき人の言葉の弱さ
 
演説の内容には軽く触れただけで、首相の言葉がいま一つ胸に迫ってこないのは、信任の問題、つまり総選挙から逃げているからだ。まして小泉時代に得られた与党の議席数を使って押し通すというのでは、著しく説得力を欠く。と批判しています。
毎日: 「麻生シナリオ」がうつろに響く 
 
と毎日も演説の内容には軽く触れただけで、結局、国民にビジョンやそれに伴う痛みを説く力が今の政権には欠けているということだろう。「脱小泉」を掲げつつ、郵政解散で得た多数で政権を運営するというのでは、全く矛盾している。衆院選による首相自身への信任がやはり必要だ。民意の裏付けなきスピーチは、うつろに響くばかりである。と批判しています。
日経:無視
産経: 「国のかたち」を論じ合え
   
基本的には演説の内容は評価、農地改革に対する自民党内の慎重論、国と地方の基礎的財政収支を2011年度に黒字化する目標は不可能なことに触れなかったことを指摘し、国民負担を求めるにあたり、行政改革やムダの排除を強調するのは当たり前だ。同時に医療、年金、介護の将来像を明示することが必要だった。こうした国のかたちを民主党も論じ合うべきだ
と指摘しています。

[私の意見]
 各社の社説はほぼ予想された通りです。
・麻生さんの決断力と実行力
 読売の社説のように、肝心なのは具体的な政策の実行とすれば、麻生さんがその実行力を示すためには時間がかかります。
  と言う事は任期一杯の9月まで頑張って、地方分権や今後あるかもしれない天下りなどの具体的な例が発生したときその処理にその決断力と実行力を示すことです。
 産経が指摘した農地改革への自民党内部の慎重論に対しては、消費税値上げ論争の時のように、麻生さんの動かない決意を示すことです。

・選挙の洗礼を受けること
 朝日、毎日が指摘した麻生さんが選挙の洗礼を受けるべきだと言うのなら、選挙の時の国民のために自民・民主はその政策を明らかにすべきです。
 その意味でも麻生さんの所信表明演説は仮に選挙ための発言にしても、自民党の政策を示したのですから、その具体的な内容について批判を加え、それに対する民主党も対案を出すべきだと主張するのが公平且つ適切なことだと思います。
 今までの両紙の政府・与党批判ばかりの姿勢から、つい次の政権与党になるかも知れない民主党への要求を忘れていたもしくは意識的に書かなかったのでしょうが、彼らの社説のタイトルを借りれば、信なき社説でありその主張はうつろにしか響きません
 朝日・毎日の批判で喜ぶのは民主党です。
 彼らはその社説で勢いを得て、大切な政権獲得後の実行可能な政策立案より、政権奪回の方に一層加速するでしょう。
 そして民主党が政権を取った後の混乱は目に見えるようです。
 その責任は民主党にあるのは当然ですが、政府・与党ばかり批判して野党を甘やかしたマスコミにも責任があると思うのですが。
 その時になって政権与党である民主党をまた攻撃するのかまたは庇うのか見物ですが、日本にとっては悲しいことです。

 その点から言えば、医療、年金、介護の将来像を明示することが必要だった。こうした国のかたちを民主党も論じ合うべきだ。と言う産経の指摘は正論だと思います。
  ついでに言えば、麻生さんは所得税増税分をどの範囲に使うかも明示すべきだったと思います。
 私は産経が暗に示したように、その範囲は医療、年金、介護に絞るのが一番判りやすくて納得しやすいと思うのですが。

・麻生さんはもっと国民に訴えるべき
 各社の社説では触れて居ませんが、麻生さんの言う様に日本経済を世界で一番に回復させるとは不可能だと思います。
 このことについて昨日のテレビ東京の「ビジネス・サテライト」でも言っていましたが、日本は輸出立国で、少子高齢化社会では内需の拡大は望めないからです。
 つまり外国の景気が回復して次第に日本からの輸出が増えてそれから日本の景気が回復するからです。
 麻生さん生来の楽観的な性格からの発言と思いますが、麻生さんはオバマさんの様にこれからは(日本の責任ではない)米国発の金融・経済危機苦しいが国民にも何とか頑張ってくれ、消費税増税も将来の社会福祉の安定のためにも必要なので何とか辛抱してくれと訴えれば、彼の演説が「うつろ」には聞こえ無かったと思うのですが、支持率低下した今このようなことを言えば泣き言に聞こえるからと思ったのでしょうか。
 麻生さんは今後のテレビ中継のある国会での質疑では、是非国民にも語りかけて貰いたいと思うのですが。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治ブログランキングへ
政治ブログへ


麻生さんの構造改革

2009-01-23 15:16:55 | 麻生内閣

 税制改正関連法案に増税時期の明示で紛糾していた自民党も、付則案に「2011年度までに必要な法制上の措置を講じる」と明記する一方、増税時期は改めて法律で定める「2段階」方式と読み取れる文言を盛り込んだ、消費税上げ、法案付則案を自民部会・政調審が了承した読売新聞より)
ことでどうやら決着をしたようです。
 その前提として、反対派の中心の中川さんは公務員制度改革など行政改革に積極的に取り組むことなどを条件をつけたそうです。
 マスコミは早速いつもの玉虫色の決着とか、中川さん達が麻生さんの顔を立てたと言っていますが、いずれにしろ衆院選の時に消費税問題を旗印にすることは、日本の将来の財政収支の安定化に繋がるもので良い事だと思います。
 反政府色丸出しのテレ朝の「報道ステーション」でも一色清さんが消費税増税の明記を支持していましたし、古館さんもその前に官僚制度改革などやることがあるだろうと言いながらも一色さんの意見を認めていました。

[麻生さんの構造改革]
 それで今日は麻生内閣の構造改革の動きについての報道を纏めて見ました。
・地方分権
 
政府の地方分権改革推進委員会12月8日、国の出先機関の統廃合を柱とする第2次勧告を決定し、麻生首相に提出した。統廃合により、地方自治体への移譲も含めて出先機関の職員約3万5000人の削減を目指す。
 分権委が見直し対象としたのは、8府省15系統の出先機関だ。政府は勧告を受け、来年3月末までに政府の統廃合計画を策定する。
  これは麻生さんの地方分権改革推進委員会に対する指示の回答です。
 この最終報告には官僚による削減を実質的に骨抜きにするような条文が付け加えられていたのが問題になり削除されたそうです。
 麻生さんはその方向で関係閣僚にも協力を求めたそうですが、国土省は国直轄国道の整備・管理事務の18%、一級河川は総延長の7%の地方移譲案を提示しているにすぎず、農水省は、より消極的でほぼゼロ回答だと報じられいました
 麻生さんは9月の所信表明演説で、出先機関見直しについて「私が決断する」と明言しました。
 ここは麻生さんの官僚の反抗に対する強い決断に待ちたいものです。

・国会改革
 
麻生太郎首相は18日の自民党大会での演説で、「衆参両院で非常に似通っている選挙制度の見直しが必要になる。党内で議論を進めてほしい」と述べ、党内で衆参の選挙制度改革の検討に着手する意向を表明した。
 衆参両院が殆ど同じ選挙制度を持つことこそ現在の捩じれ国会による政治の停滞の最大原因となるもので、抵抗は多いと思いますが何とか実現して貰いたいものです。
 
 
麻生太郎首相は19日の自民党役員会で、衆参両院の定数や国会議員の歳費の削減、選挙制度の見直しなどを検討するよう細田博之幹事長に指示した。結果を次期衆院選の政権公約に盛り込む。
 衆参両院定数削減は国に取っては何の実害もなく、国民からも大歓迎されるもので、しかも政治家が自身で身を切って見せることこそ、公務員制度改革に対する本気度を示すもので是非実現させて貰いたいものです。

国家公務員の「渡り」、政令改正せず運用で排除…首相方針
 
麻生さんは発言の振れに対する批判で、政令の廃止を拒否したのかも知れませんが、厚かましくてもことを持ち出す省庁が出たときは麻生さんの断固とした決断で改革の意志の強いことを見せて貰いたいものです。

・内閣人事局問題
 人事院の谷公士総裁は21日、都内で記者団に、国家公務員の幹部人事を一元管理する「内閣人事局」への組織の移管に反対する考えを明らかにした。
 政府は、人事院など関係省庁から内閣人事局へ移管する組織の概要や制度改革全体の日程を示す「工程表」の月内決定を目指している

  
その政府、人事院の言い分のどちらが正しいか判りませんが、官僚が政府の指示に従う事は、政治主導の国の運営の基本となるもので、麻生さんの構造改革の前向きなリーダーシップを期待したいものです。

[麻生さんへ]
地方分権の指示に対してゼロ回答をする様な省庁の事務次官や、人事院総裁が明らかに不当な主張をしていると判った場合は断固として更迭するなどして、麻生さんの強い意志を示すべきです。
 国民は指導者の強いリーダーシップを待っています
 麻生さんの思い切った決断と実行力、彼を中心として自民党の団結があれば、衆院選の勝利もあるかも知れません。
 今のところ自民党の敗色が濃厚ですが、仮に負けても負け方があります。
 徹底的にやられて二度と立ち上がれない負け方と、支持者から惜しまれながらの負け方です。
 マスコミは「麻生さんが消費税増税を言うのは、どうせ衆院選で負けるなら、国の歴史に自分の名前を残したから」など言いますが、私の考えは同じ負けても日本のためになるような負け方をして貰いたいと思います
 もし仮に民主党が天下を取っても、麻生さんが投げた地方分権、消費税増税、国会議員の削減、選挙制度の改革の大きな提案は民主党内閣にも無視出来ないことになると思います。
 そしてそれが自民党の政権復帰への大きな足掛かりになると思います。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治ブログランキングへ
政治ブログへ


紛糾する消費税増税論議

2009-01-18 12:28:20 | 麻生内閣

 最近のニュース、社説から消費税増税に関するものを拾ってみました。

読売の社説:実に社会保障税の準備を、超党派で取り組む時だ
・経済の立て直しと景気回復とともに社会保障制度への取り組みも重要
 将来の安心がなければ、消費は拡大せず、景気も力強さを取り戻せない
・団塊世代が社会保障を頼りとする高齢期に入り、人口ピラミッドの上部は急速に膨らむ
・埋蔵金はすぐ尽きる
・基礎年金の国庫負担割合を2分の1まで引き上げる措置が09年度から実施されるというのに、いまだに恒久的な財源を欠いたままだ。
・年金改革、社会保障、医療・介護を検討してきた各界も皆2ケタの税率が必要になるとの認識でおおむね一致している
・これをどのように集約し、実行するかが今年、政治に問われることになろう

(私は読売の意見に大賛成です。)

朝日新聞社説:消費税の扱い―付則に明記し決意示せ
読売社説と同意見の部分
 基礎年金の国庫負担を引き上げ、社会保障、高齢化な伴う医療・介護の費用「埋蔵金」での埋蔵金では財源不足で消費税増税は必要
・「中期プログラム」には、消費税以外にも、高所得者を中心とした所得税の強化、相続税などの強化や、法人税の課税ベースを広げる代わりに税率を下げる、といった改革の方向が幅広く盛り込まれた(と肯定的な表現?)。
・今年は必ず総選挙がある。法制化により、増税は自動的に与党の選挙公約になる。選挙で増税を主張したら負けると懸念して、与党はこれまでずっと増税論から逃げてきた。そこへあえて踏み込むというのならば、政治の決断として高く評価したい。 ・他方、自民党内の反対論には「総選挙を戦えない」というのは論外
・歳出削減や行政改革の手をゆるめることがあってはならない。
・定額給付金はネックになる
・増税は福祉のために行うものだが、福祉をどのように整備し維持するのかの全体像が示されてはいない。
(朝日としては珍しく麻生さんの意見を支持しているようです、朝日の言う歳出削減や行政改革、定額給金問題に提案も賛成です。)

毎日新聞社説:財政健全化 国民と共有できる目標を 
 消費税増税の前に、歳出の全面的な洗い直し 財政がその機能を取り戻す方策を示す、定額給付金の廃止などやることがある
(他の4紙に比べて突っ込み不足のような気がします。)

産経の社説:税財政改革 選挙の具にする愚かさ 増税逃げては将来像結べぬ
読売社説の同意見の部分:少子化・高齢化社会対策、社会保障費、基礎年金の国庫負担割合引き上げで消費税増税は必要
・小泉首相以来の構造改革で歳出・歳入一体改革の歳入、つまり消費税論議を封じ込めるために恣意(しい)的ともいえる成長シナリオを描いた
・EUは20年近くも改革を持続し、GDP比財政赤字3%、債務残高60%という財政安定化基準を達成した今も、改革努力の手を緩めない。大連立で昨年、付加価値税を19%に上げたドイツの例を見ろ
・日本は国債残高だけでGDPを上回り、地方を含めた長期債務残高はその147%に達する
・来年度予算で赤字が拡大したうえ、一昨年の骨太が想定した成長の下方修正で税収が伸び悩む
・歳出(受益)を緩めて歳入(増税)を考えないなら、破綻は時間との競争になる。
 子供でも分かる理屈だが、与野党は動こうとしない。
・選挙は永遠に続く。いい加減に政治が消費税のトラウマから脱しないと、日本は将来像を結べない。
(私は産経の意見にも賛成です。特に日本は米国追随一本槍でやって来ましたが、EUにも目を向けて日本流のやり方を追うべきだったと言う意見に賛成します。)

読売新聞:
首相批判に「愛党精神ない」…自民の都道府県連幹事長が気炎
麻生首相に批判的な一部国会議員について、「理解に苦しむし、目に余る。愛党精神のかけらもみられない国会議員に、党本部が処分を含めて対応することを強く要望する」との決議を採択した。

[所謂反麻生グループと言われる人達へ]
 私は中川秀直さんを中心とする反麻生と思われるグループの動きについて、もっと地方の反応について留意すべきだと書いて来ましたが、正に私が思った通りのことが起こりました。
 消費税問題については、反麻生の急先鋒の朝日新聞すら賛成の意見を書いています。
 私は麻生さんの政策で一番思い切った日本として考えねばならない政策だと思います。
 政治家は選挙のことばかり考えてやらねばならぬこを先送りして来ました。
 ここでは次の衆院選で負けてもともとの考えで消費税増税論議をを前向きに進め、構造改革推進もその方針で組み込むことで決着をつけてはどうでしょうか。
 これくらいのことはやれないことなないと思いますが。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治ブログランキングへ
政治ブログへ

*注記:テレビ朝日の「スーパーモーニング」
 たしか金曜日だったと思いますが、テレビ朝日の「スーパーモーニング」で参議院議員の世耕弘成さんを呼んで、自民党内の消費税増税問題の紛糾を取り上げていました。
 例によってコメンテーターの人達の「自民党の方針に消費税アップ明記」を指示した麻生さんの攻撃と、それに異議を唱えている世耕さんを支持と言うかお煽るようなお決まりの発言の中で印象に残ったのは、
世耕さん:税制改正大綱の中でいつのまにか行革の必要性は雲散霧消していることに文句言っているので、選挙が怖いからではない、私は参議院議員だから、今度は選挙はない、そんなことを言えば何らかの形で選挙は毎年のようう行われている。
(外野から見れば自民党内のごたごたの最大の原因は今年中にある衆院選挙のとき消費税値上げの影響を恐れているとしか考えられません。私は不人気な消費税値上げを言うことが党の本気度を示すもので必ずしも大きな悪影響はないと思いますが。)
赤江珠緒さん(キャスター):私たちは今後の社会福祉の費用の増加を考えると消費税の問題は避けて通れないような気がする。
(明らかに偏向的な発言が目立つ番組ですが、赤江さんが時々筋の通った発言をするのが救いです。)

 


民主党が消費税増税明記攻撃に方針転換?

2009-01-16 10:23:46 | 麻生内閣

 昨日のテレ朝の「報道ステーション」で古館さんが小沢民主党が定額給付金反対から消費税増税反対の方針に切り換えたと報道していました。
 当日のブログで私も「自民党と消費税増税」のこといたこともあって、早速ネット上でその件の関する情報を探して見ました。
 毎日新聞

・民主党が08年度第2次補正予算案を巡り、「当面審議に応じない」としていた方針を転換し、19日からの審議入りに応じたのは、世論をにらみ「『審議拒否』ととられるマイナスイメージを避けたい」との思惑からだ。
・小沢一郎代表は自民党との採決日程合意を否定。合意は19日の審議入りのみとした。の認識で一致した。
・採決時期の合意を民主党幹部がすぐに否定に躍起になったのは、定額給付金を巡る自民党内の造反を期待し、関連法案成立に衆院での3分の2以上の賛成が必要となる再議決が可能となる3月が山場とにらんでいるためだ。
・2次補正の採決合意を巡っては、党内には「09年度予算で消費税を攻めた方が、自民党内の造反予備軍に踏み絵を踏ませられる」(参院予算委理事)との見方も出ている。
と半分は推測を交えた記事。

 朝日新聞は、
 民主党の菅直人代表代行は税制改正関連法案付則に消費増税を明記するという麻生政権の方針について「関連法案を審議・採決するときにどうなっていくのか、注目していきたい」と述べ、自民党内の造反に期待感を示した。菅氏は「与党内は混乱している。税金の無駄遣い改革をやらないで増税だけを先に予定することがおかしいという点で共通する部分もある」として、明記反対派と民主党の主張が重なるとの認識も示した。
とあるほかは読売、毎日、産経とも消費税増税明記に関する民主党の動きには触れていないようです。

  古館さんが言うのは
・民主党は第2次補正予算案は反対しても自然成立をするので、審議引き延ばして世論の反発を招くので早期に採決に応じる
・審議中に消費税問題で政府攻撃をして、自民党内の分裂を誘い、関連法案の再採決で自民党議員の造反で3分の2条項による成立を阻止し、麻生さんを解散に追い込む
と言う民主党の作戦だそうです。
 テレ朝がどれだけの情報源をもっているか知りませんが、どうも先走った推測を流している様な気がします。

[麻生さんの責任]
 然し、民主党が自民党の消費税明記反対の動きに大喜びしているのは間違いないようです。
  自民党の中から消費税増税論議で反対の動きが出ているのは、勿論麻生さんにも大きな責任があります。
 彼らが反対している最大の理由は構造改革が進んでないのに消費税増税など順序が違うというのに何も麻生さんがその答えを出していないのです。
 私は麻生さんへ自分が指示した地方分権や解体が決まっている雇用能力開発機構の実施の役割に渡辺喜美さんを当てて構造改革に積極姿勢を示すべきだと書きました。
 麻生さんはが、構造改革に反対だったら仕方がないと思いますが、そうでなかったら自分の積極姿勢やその政策を消費税増税明記に反対の人達に示すべきです。

[反麻生と言われる人達の責任]
 一方反対の人達にも責任があります。
 私は昨日の「ブログで自民党員のできること」を書きましたが、それに対する民主党の反応(括弧内)を考えて見ました。
・自分たちが選んだ麻生さんの元で結集して行くか(困る、何とか分裂させたい)
・または渡辺喜美さんのように自分の信念を通すために離党するか(喜ぶ、その人を抱き込むかその人と共闘する)
・自分たちの主張通りにしない麻生さんを引きずり降ろすか(大喜び、衆院選勝利間違いなし)
・内閣の支持率を更に下げさせてでも麻生さんの発言をまた変更させるのか(大喜び、衆院選勝利間違いなし)
・それぞれ自分たちの主張を繰り返して自民党分裂の道を選ぶか
(大喜び、衆院選大勝利間違いなし
 それと昨日書くのを忘れていましたが
・消費税増税の明記を飲む代わりに麻生さんに構造改革を約束させるか(困る、麻生内閣攻撃の種が一つ減る)
 麻生さんの政策に反対する人達はどの道を選ぶのでしょう?

[脇が甘過ぎる自民党] 
 古館さんたちの推測が当たるかどうか知りませんが、自民党内の内紛は民主党始め野党も国民も皆見ています。
 それにしては自民党が余りにも脇が甘すぎはしないでしょうか?
 消費税増税反対論者は、自分の信念を貫くか、麻生さんに構造改革を約束させるか、景気回復と言う増税実施の前提にを呑んである程度の妥協をするか、正に個々の政治的判断の別れ道に来ていると思います。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治ブログランキングへ
政治ブログへ


消費税増税と自民党

2009-01-15 12:05:34 | 麻生内閣

 産経新聞が「消費増税」政局の火種に 自民政調、批判噴出として次のように報じています。
 政府は14日、自民党の政調全体会議に対して、平成23年度以降、段階的に消費税税率を5%引き上げる財政試算を前提とした「経済財政の中長期方針」の原案を提示したが、出席議員から批判が噴出し、了承は見送られた。
 次期衆院選で増税批判を浴びるのを嫌う自民党議員が反発する構図が鮮明となった。

その主立った発言は
中川秀直元幹事長:「景気がちょっと上向いたところで増税すれば、景気が2番底、3番底になる」、「増税の前にやるべきこと(=行革)をやらないでいいのか。こんな経済状況で適切なのか!」
・塩崎恭久元官房長官:「行革や国会議員の歳費カットをせずに消費税増税をいって国民の理解が得られるのか」
町村派中堅:「衆院選で増税候補とレッテルを張られる」
など言っているそうです。

 一方それに対して津島自民税調会長中川秀直元幹事長らが消費増税に否定的な意見を述べていることについて「埋蔵金がたくさんあるから税制改正は必要ないという人がいるが、後世の批判に耐えられない」、「平成20年度第2次補正予算案や21年度予算で10兆円近い埋蔵金を無理しても使うが、安定財源にはほど遠い。思いつきで物事を言ってはいけない」と述べたそうです。

[消費税増税の議論]
 行政改革の必要性は正論です。
 私もこのことついて渡辺喜美さんをどういう形かで改革の実務参画させてはどうかと言って来ました。
 麻生さんは前にも書きましたが構造改革で何らかの実績少しでも残せば党内からのな批判も少しは減ると思ったのですが。

 然しこの構造改革問題は言うは安く行うのは困難なことで、戦後から以来の問題をここ数年で解決出来る問題ではないと思います。
 然し予算の問題も緊急、かつ津島さんの言う様に、ここ数年の支出増大で済む問題では無い様です。
 傍目八目で見れば、構造改革と消費税論議を平行してやるべきだと思います。

 消費税については、次のような点からももっと真剣に討議されるべきだと思います。
・麻生さんの景気回復のために膨大な財政支出を決定した。
・それは単年度では終わらない。
・その財源は今でも膨大な国債に頼るしかない。
・国債費が政府支出の4分の1を占めているので、今回のような緊急事態に際して外国のような対応ができないので国債に頼るしかないという悪循環になっている。
・その国債を減らすためには経済の成長による政府収入の増加を言われているが、今後の経済成長は微増か、または停滞か下降の可能性もある。
・消費税率はは誰が考えても生活必需物資の購入に対しては現状維持、増税部分はその他に限られるので、マスコミの言う様低所得者層への影響はあるとしてもそんなに大きくない。
・経済活動の総本山の経団連も消費税増税を提案しているのを見ると、彼らは経済への影響については余り心配していないのかも知れない?

[消費税増税と自民党]
・消費税増税が選挙にどの様に影響するかどうかは判らないと思います。
 心ある国民はこのことについて一定の理解をもっているので話せば判る筈です。
 心配なのは野党とマスコミの反対キャンペーンだけです。
・敢えて不人気の消費税増税の必要性を訴えることで、自民党の本気度や責任政党としての自覚を示すことになります。
・それより自民党にとってもっと怖いのは麻生さんの決断に対して、自民党が反対し麻生さんがその発言を翻すことに対する麻生さんの支持率のさらなる低下で、読売新聞では10%程度だろうと言っています。
 勿論麻生さんの決断が(自分たちの為でなくて)国のために全く間違えていることに対する反対なら話は別ですが、この予測される10%の数字は自民党にとっても党員に取っても致命的な数字になるでしょう。
・選挙で候補者が「いや私は消費税増税に反対だ」と言って話が通るでしょうか。
 何故なら国民は今どちらも頼り無い自民か民主のどちらを選ぶかの難しい選択に迫られているのですから。

私は自民党員のできることは、
・自分たちが選んだ麻生さんの元で結集して行くか、
・または渡辺喜美さんのように自分の信念を通すために離党するか
・自分たちの主張通りにしない麻生さんを引きずり降ろすか
・内閣の支持率を更に下げさせてでも麻生さんの発言をまた変更させるのか
・それぞれ自分たちの主張を繰り返して自民党分裂の道を選ぶか
のいずれしかと思うのですが。

 そう言う国会議員達の言動を地もとの多くの支持者たちは案外冷やかな眼で見ていることも忘れてはいけないと思うのですが。


このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。↓
政治ブログランキングへ
政治ブログへ


政権交代の可能性拡がる?

2009-01-14 15:48:31 | 麻生内閣

 最近のマスコミの報道の内、印象に残ったこととその感想を書いて見ました。

・マイナスイメージを残した麻生さんのテレビ出演
 12日のフジテレビの「スーパーニュース」で珍しく麻生さんが出演していました。
 全体的な印象としては麻生さんの私生活を写すなど、どちらかと言えば麻生さんに「よししょ」ではないが少なくても好意的な番組のようでした。
 然し実際は2次補正予算案提出の今年度へのずれ込みや、定額給付金の問題について、麻生さんはとうとう安藤優子さんや木村太郎さんを納得させきれないままでしたし、局外に集まった人達の質問や要望に対する麻生さんの回答は明らかにずれたままでした。
 為政者として大局的な立場で考えねばならぬのは判りますが、首相就任以前は庶民的な感覚で売ってきた麻生さんが折角テレビに出たのに、番組中に飛び込んだ渡辺喜美さんの離党のニュースと併せて、マイナスのイメージを残すだけになりました。
 その理由は番組の都合上麻生さんの回答の時間が限られていたのでしょうし、もう少し皆に判りやすい説明をすべきだったとも言えますが、基本的には2次補正予算案提出の今年へのずれ込みや、定額給付金など、自民が攻撃していた民主党の党利党略絡み国会運営を麻生自民党もやってきたことに大きな問題があると思います。

・2次補正予算案の強行採決
 昨日、同予算案が予定されていたように強行採決しました。
 野党は当然のように参議院で審議拒否を決めました。
 何れ野党は世論の批判を恐れて審議はするでしょうが否決されるか、審議未了になるのは間違いないようです。
 いずれ衆院での3分の2での再採決になるでしょうが、その間のマスコミ批判の矛先に、「スピードが大切」と言った麻生さんに向かうのは目に見えています。
 その予算案の最大の論点の定額給付金が実施されても、地方によっては5月にずれ込むから知れないと言われているそうですが、これも麻生さんや自民党の支持率に響くのは間違いないでしょう。

・NHKの世論調査
 昨日発表されたNHKの世論調査の結果 
は私の「どうする麻生さんで書いた読売新聞の調査と似た数字でしたが、そこで目立ったのは
 
定額給付金に「反対、どちらかと言えば反対」の数字が73%
 次期首相に相応しい人では「麻生さん」12%、「小沢さん」25%に対し「なし」と答えた人が54%

にも達したことです。
 これは2つの問題を示していると思います。
 ・自民党員の多くが本当は定額給付金には反対のことを皆知っている。
 ・麻生さんや自民党の定額給付金の固守は、同党の一部の人が言ったと言われる、「定額給付金は公明党の協力を得るための避けられるなコストだ」の発言で明らかなように、同案を提案した公明党の支持を失わないため、と言う国のためより自民党の生き残りのためであることもまた皆が知っていること。
 この両方が反対の数字を73%まで押し上げていることです。

 一方民主党が考えて貰わねばならぬことは「次期首相に相応しい人なし」の54%の数字です。
 この数字は、「小沢さん」支持の数字が上がらないことと併せて、小沢さんでは困ると言う人達が多い事、そしてそれが自民党も頼り無いが、民主党もどうもという国民の閉塞感に繋がっていると思います。
 私は民主党にな何度も政権を取ったときの政策の準備を怠らないことを書いてきましたが、そしれと同じように「小沢さんで大丈夫?」と書いてきました。(*注記)
 選挙直後の小沢さんの首相就任は仕方は党内事情から仕方がないかも知れませんが、民主党は今からでも次の候補を考えて置く事が大切だと思います。
 無責任な第三者の立場から言えば、選挙以前に小沢さん以外の人を首相候補にすると公表しておけば衆院選の民主党の必勝は間違いないと思うのですが。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治ブログランキングへ
政治ブログへ 

*注記:参照
          
麻生さんの決断の時は今だ
 
          
本当に小沢さんの党首で良いのか民主党
           カテゴリー→民主党


どうする麻生さん

2009-01-12 12:39:38 | 麻生内閣

 今日の読売新聞に世論調査の結果が出ました。
 (いずれも%、( )内は前回数字
・首相にふさわしいのは  麻生 27(29)、小沢 39(36)
・政党支持率 自民党 29.3(27.2)、民主党 26.2%(28.2)
・衆院比例選での投票先 自民党 24(24)、民主党 39(40)
 ・麻生内閣支持 20.9(20.4)
・麻生内閣不支持 66.7(72.3)
 この中で内閣の不支持率のアップが目立ちます。 
 そして今日の同紙の紙上では小沢さん主導の「話し合い解散」など民主党が圧倒的に有利な立場であるような報道が並んでいました。
 どちらかと言えば政府・与党寄りの報道や社説が目立つ読売の調査でさえこの数字ですから、自民党はその重みを良く考えるべきだと思います。
 まして、衆院選になれば今までのマスコミ、特にテレビの報道の傾向から考えると、圧倒的に民主支持と思われる報道になりそうです。
 そして浮動層と呼ばれる人達は、それに流されることも考える必要があると思います。

 私は麻生さんの決断の時は今だ今は政府・与党のアキレス腱に成ってといる定額給付金と、官僚制度の改革について麻生さんの思い切った決断とその実行を待つだけです。
と書き投書もしましたが、麻生さんは今度ばかりは野党の攻撃にもめげす゜その政策を変えませんでした。

 一昔は最大野党は自民党と価値観の違う社会党でした。
 だから自民党の人達は色々の方策を巡らしても(好例は社会党の村山さんを担ぐこと)、自民党が実質的な権力を握ることが日本のためになると考えても仕方がなかった時代でした。
(もっともこのこのやり方で、今までも禍根を残している村山談話や河野さんの慰安婦発言が出ましたが。)
 今の最大野党は民主党で、悪名高い日教組や、先日の派遣村デモで安保反対の旗を掲げてデモをやった官公労などの支持基盤を持つ危うさはありますが、小沢さん始め鳩山、菅、岡田、前原の各氏などの有力首相候補者は自民党の人達と余り変わらない価値観を持っているようです。
 小沢さんがいくら何でも内閣支持率急低下に繋がりかねない、日教組出身の輿石さんを文科大臣にするなど考えられません。
 それで政権交代論者の私から見ても、日本のために何が何でも自民党が政権を維持しなければならないと言う、少なくとも村山内閣時代とはとは違った時勢になっています。

 麻生さんは選挙が不利になるのを承知の上、3年後の消費税見直しを行うことを決断し発表しました。
 この難しい決断と同じように、日本の将来と自民党や麻生さんの将来のためには、自党の為より国のためにどのような政策がベストかを考え、それを実行推進することだと思います。
 選挙に負けるのを覚悟し、日本の利益なることを優先すれば、今抱えている定額給付金や渡辺喜美さんの主張する官僚制度などの見直しなど答えが直ぐにもでてくるはずです。
 そして仮に民主党が天下を取ってそれが上手く行かなかったときは、自民党が掲げた公約が正しかったこと国民に知らせることが出来、直ぐに政権与党に戻ることが出来ます。

 私は前にも書きましたが、同じ負けるでも良い負け方と悪い負け方があると思います。 麻生さんも自民党もしばらくは二度と立ち上がれないような負け方と、支持者から惜しまれる様な、そして民主党の政策が上手く行かないときに、国民に自民党の政策を思い出して呉れるような負け方です。

 私は民主党には勝ったときの慌てなくてようように、実行可能な政策を今の内に立てて置くべきと言いましたが、自民党には衆院選で仮に負けても直ぐに立ち上れるような周到な準備をして置く必要があると言いたいと思います。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治ブログランキングへ
政治ブログへ


麻生さんの決断の時は今だ

2009-01-07 06:20:04 | 麻生内閣

 一昨夜のテレ朝の「たけしのTVタックル」で政権交代の可能性について、多くの評論家達が100%以上の数字を出していました。
 どちらかと言えば自民党寄りの発言が目立つ、番組のレギュラーの三宅久之さんでさえ数週間前は確率50%と言っていたのが、95%の数字を出しました。
 番組ではもう民主党政権の成立を見越したように、同党の政権獲得後のために、民主党議員の言ったことを覚えて置こうと、彼らの発言の内容を並べていました。

 国会が始まりました。
 政府・与党にとって難しい国会運営が迫られています。
 金融・経済危機に加えて、マスコミは連日街に溢れる職や家を無くした人達の様子を伝えていますが、どれも自民党政権にとっては不利な要素です。
 マスコミはそれに加えて即時解散や不評の定額給付金の撤回か他の一括使用を主張する渡辺喜美さんの離党宣言や、中川秀直さんなどの党内の動きを伝えて、自民党内の動揺を伝えています、これも麻生内閣支持率の低下に繋がるのでしょう。

 外野席から見て、麻生さん、自民党とやるべき事ははっきりしていると思います。
 麻生さんの決断とその実行です。
 自民党員は一致団結して麻生さんを支えることです。

[麻生さんの決断と実行]
定額給付金

 いくら不評でも定額給付金を今更引っ込める訳には行きませんでしょうが、それを雇用問題など他の目的の為の一括使用に振り返ることしかないような気がします。
 それには公明党との協力関係にひびが入る可能性→選挙大敗の可能性を意味します。
 一方、定額給付金問題で国会が暗礁に乗り上げたとき、それが自民・民主のどちらに不利になるかは今の情勢から言えば遥かに自民党が不利になるのは間違いないでしょう。
 ここは腹を括って、自民党は公明党と相談すべきです。
 もしそれが上手く行かなかった時に麻生さんの決断によるしかありません。
 公明党は自党で物事を決められない党?のようですから、飽くまでま定額給付金を固持するのか判りません。
 その場合、自民党が公明党と心中して僅差またはことによると大差で衆院選で負けるのか、公明党の反対を押し切って定額給付金の使途変更をし、その支持を無くして大敗するのか?
 定額給付金を多目的に一括使用への変更はいくらでも理由が付けられます。
 そしてそのように変更したときに、民主党はそれでも第2次補正予算案に反対するのか、政権が目の前にぶら下がっている民主党が決断をする番になります。

官僚制度の改革
・麻生さんは構造改革の一つとしい国土交通省の地方整備局や農林水産省の地方農政局を廃止・統廃合の実施を指示しました。
 廃止が決まっている雇用・能力開発機構の具体的な実施の問題も控えています。
私の提案です。
渡辺喜美さんをどう言う形でも良いから、その二つの問題の直接折衝の任に当たらせることです。
 雇用・能力開発機構の廃止または解体に付いては、現在の雇用問題悪化で簡単に出来るとは思いませんし、ある程度の妥協か先送りも必要になるかも知れません。
 もし渡辺さんが関係していなかったら、彼が何を言うか、またそれをマスコミがおもしろおかしく報道するかは眼に見えています。
 勿論渡辺さんの起用はそんなみみっちいことではなくて、官僚制度改革へ彼に積極的に活動して貰うのが本旨です。
・それと地方分権の指示に対してゼロ回答をしたり、雇用・能力開発機構の廃止に関して厚労省が余りにも理不尽な抵抗をするようなら、断固として事務次官などを更迭するなどして、麻生さんの強い意志を示すことです。
 
国民は指導者の強いリーダーシップを待っています。

 麻生さんの思い切った決断と実行力、彼を中心として自民党の団結があれば、衆院選の勝利もあるかも知れません。
 仮に負けても負け方があります
 徹底的にやられて二度と立ち上がれない負け方と、支持者から惜しまれながらの負け方です。
 自民党も麻生さんも、最近の選挙は世論調査で予想された以上の大きな振れが生じることは小泉・安倍選挙の結果を見れば判ることです。
 それはマスコミが世論、特に浮動票と呼ばれている層の人達を煽りたてるからです。

 麻生さんは選挙に不利と言われる消費税増税を掲げる決断をしました。
 あとは今は政府・与党のアキレス腱に成ってといる定額給付金と、官僚制度の改革について麻生さんの思い切った決断とその実行を待つだけです。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。↓
政治ブログランキングへ
政治ブログへ


大荒れの予感?の自民党と麻生さん

2008-12-30 16:26:58 | 麻生内閣

 今日の読売新聞は加藤・山崎氏が新党視野、来月にも新たに勉強会 で自民党内で政界再編成の動きを報じています、。

[政界再編を目指すグループ]
 それと解説記事によると次のグループがあるそうですが、その各グループの動き(青字)に付いて私の感想(黒字)を纏めて見ました。
・行き過ぎた市場原理主義の是正(賛成、多分自民党員の多数も賛成)を目指す加藤さんと山崎さんのグループ
 山崎さんは定額給付金反対(山崎さんと同意見、多分自民党員の多数も同意見)、加藤さんは小泉改革の負の部分の修正(賛成、私は安倍さんの時代にこのことを書きましたが、加藤さんは自民全盛の時代に何故言わず、自民危機の今になって言うのでしょうか?)を主張
・官僚組織の構造改革の推進(賛成、族議員を除いて多分自民党員の多数も賛成?)を目指す中川秀直さんや渡辺喜美さんのグループで「大き過ぎる政府」に戻そうとすることに反対(これは今の経済・雇用危機の時は一時期は見送らざるを得ないこともあると思います)
・財政再建の堅持(賛成、麻生さんも与謝野さんの主張を入れて3年後の消費税増税を約束しました、自民党の多数は反対?)を主張する与謝野さん、園田さん、後藤田さんのグループ
・道路特定財源の一般財源化(賛成、族議員を除いて多分自民党員の多数も賛成)、速やかな政策実現を求める(賛成)中堅・若手グループ
 
の各グループがあり、それにの複数のグループに入っているひともあるようです。

[麻生さんと自民党へ]
 これらの各グルーフの動きを見てみると、消費税増税の他の件については、族議員などを除いては自民党の多数も賛成し、麻生さんそれに乗っても全く可笑しくない事ばかりです。
 それが何故自民党を離れて政界再編せねばならぬか、政治の素人には全く判りません
 彼らが党を離れて自分たちの主張が実現できると思っているのでしょうか?
 それとも民主党に入って自分の主張のために、その他の気に入らない民主の政策実現に協力するのでしょうか?
 マスコミの言うように上の述べた動きは、各個人の選挙目当ての行動かも知れませんが、彼らの動きが選挙区民から支持されていると思っているのでしょうか?
 事実は各県連からの党本部への抗議に現れていると思います。
 麻生さんも自民党の流れを見てそれに乗り、党内の基盤が弱いとは言え、リーダーシップを発揮できる情勢だと思います。
 そのためには中川秀直さんや渡辺喜美さんなどに取り込んで協力を頼むなど思い切ったとをやれば良いと思います。
 唯一答えは判っていても処理に難しい問題は、不人気の定額給付金と道路問題と構造改革への族議員の抵抗だと思いますが、そこに麻生さんの強い決意があれば、多数の党員だけでなく世論の支持もあり突破出来ない事ではないような気がします。
 麻生さんは自民党内の反対や支持率低下に繋がりかねない3年後の消費税増税を約束しました。
 その他の件についてもその勢いで進んで欲しいと思います。
 何度も言いますが、今の閉塞状態にある日本で国民が一番求めているのは、指導者の強いリーダーシップであり、自民党としては一致団結して麻生さんがリーダーシップを取れる様に支えてその支持率を上げることに専念すべきだと思うのですが。。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。↓
政治ブログランキングへ
政治ブログへ


また点数を稼いだ共産党と点数を落とした自民党

2008-12-28 16:32:12 | 麻生内閣

 今日のサンデープロジェクトで
・民主、社民、国民新党3党提出の雇用対策4法案を会期ぎりぎりで提出し、しかも僅か数時間で強引に採決したことに対して民主党の山岡堅次国対策委員長へ、
・第2次補正予算案を来年送りにしたことや定額給付金について自民党の石原伸晃幹事長代理、公明党の高木陽介選挙対策委員長にたいして
田原総一郎さんや反対党から批判が集まり、批判された側は苦しい答弁を強いられていました。

[点数を稼いだ共産党]
 その中で唯一ポイントを稼いだのは共産党の政策委員地の小池晃さんでした。
 国民新党の亀井亜紀子さんから、民主党が雇用対策4法案の強硬採決しようとする動きにたいして、小池さんがもう少し話し合いしようと言う動議に自民党席からも拍手が出たと話していました。
 そして報道によれば共産党はその採決にも棄権をしたそうです。

 新テロ特措法改正案のときも、民主党執行部が小沢さんの指示に従い、衆参両院で審議拒否する方針を固めたときも共産党は社民党とともに審議拒否に反対しました。
 共産党は秋葉原殺人事件当時から非正規社員の雇用不安と「蟹工船」ブームで入党者が増加したと報道されましたが、今回の金融危機に伴う非正規社員の大量解雇の影響でしょうが、同党の支持率が11月の1.4%から12月の2%と伸ばしていました。
 一方自民党は23.8→18.6、民主党は14.3→13.4といずれも支持率を落とし社民党は0.8→1.1と伸びています。
 選挙は水物ですから、次回の衆院選では共産党が若者の無党派層の票、ことによると社民党の票まで食って、予想以上に伸びることもあるかも知れません。

[国会のこれから]
 今回の雇用問題や2次補正予算案の自民党と民主党の対応のカッコ悪さ(つまりその党の支持率の低下)と、共産党のかっこ良さ(支持率の向上)の違いはどこにあるのでしょう。
 その違いは自民・民主とも政権が目の前にぶら下がっているから<つい政策より政局に眼が移るからであり、共産・社民はどう転んでも政権とは縁遠い存在だから、何でも言えるからと思います。

 この事から2つのことが考えられると思います。
1.国会が捩じれ状態が続くときと政権に遠く、正論を述べやすい、弱小政党が政局決定のキーマンとなること、今の共産・社民はそれには小さ過ぎるから、もう少し大きな政党が出来るのを待つか、政策に各党が共同歩調をとること。

2.自民・民主とも国民にとっては判り難い政権獲得や防衛→政局中心の国会運営から、、そのような事から離れて国民目線で政策を考えて、時には次の選挙のことより、判りやすい国会運営をすることも考えるべきだと思います。

自民党のこれから
 特に死に体同様と言われる麻生政権は、本当に死んだつもりでやれば却って国民の支持を得るかもしらない位の気持ちでやってはどうでしょう。
 その点で言えば選挙に不利になる消費税値上げ方針の堅持や、国民から不人気の定額給付金の資金の雇用対策などへの一括使用への使途変更で、またマスコミから政策の揺れと揶揄されても、それが案外に麻生さん支持の向上に繋がるかも知れません。
 そして麻生さんの強いリーダーシップには党内からの反対に逢っても、小泉さんの例のように国民の支持を得るかも知れません。
 何故なら国民は麻生さんに首相としての強いリーダーシップを望んでいるのですから。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。↓
政治ブログランキングへ
政治ブログへ


不毛の臨時国会と定額給付金

2008-12-25 14:44:44 | 麻生内閣

 昨日で臨時国会が終わりました。
 これに付いて毎日を除く全国紙は社説で論評を加えています。
 結論はいずれも不毛の政治で良いのかと言う似たような論調ですが、どちらかと言えば、読売
は各党の批判だが公明党と民主党の批判が中心、朝日は如何にも朝日らしく完全な政府・自民党批判、産経は麻生さんに同情的で民主党批判の傾向がある様です。
 そこで私の考えに近い読売の社説をベースに私の考えを書いて見たいと思います。

 麻生首相は衆院解散に踏み切れず、小沢民主党は解散に追い込めなかった。解散含みで議員は落ち着かず、政策論議は置き去りにされた。
 首相は冒頭解散を打つ腹づもりがあったからだろう。
 しかし、発足早々の麻生内閣の支持率は思いの外伸びず、米国発の金融危機が拡大した。これらが首相に解散を逡巡させた。
 発足早々の麻生内閣の低い支持率は、総裁選の裏を見透かしたようなマスコミの報道にも原因があると思いますが、与謝野さん、中川さん、舛添さん以外は取って付けたような閣僚を決めた麻生さん、マスコミからつけ込まれると判っているのに、総裁選中から閣僚の名前が出るような、脇の下の甘い自民党にも大きな責任があると思います。
 それでも、自民党執行部や公明党は「10月末解散」で動いた。首相はこれを見送った。「選挙の顔」として選ばれた首相に対する与党内の反発が広がった。
 首相が、「政局より政策」のスローガンの下、景気・雇用対策に邁進すれば活路も開けたろう。
 だが、首相は、追加景気対策を盛り込んだ第2次補正予算案を延長国会に提出しなかった。
 この理由は公明党提案の不人気な定額給付金について野党からの攻撃を恐れたためだと言われており、その結果が今回の麻生さん支持の急落に繋がったと言うのが定説の様です
 政局でも政策でも、一貫性を欠いた首相の姿勢に、強い批判が出たのは致し方ない。
 首相は不用意な発言で、2割台に落ち込んだ内閣支持率を今後盛り返していくのは、容易でないだろう。
 一貫性を欠いた首相の姿勢は党内基盤が弱い麻生さんの自信過剰が招いたもので、麻生さんと共に彼を支えなかった自民党にも責任があると思います。
 公明党が、解散日程や消費税率引き上げ問題などをめぐり、自説を主張するのは是としても、党利ばかりにこだわっては、政権与党の責任は果たせまい。
 読売では触れていませんが、福田さん時代に国民に不人気な定額減税→定額給付金に固執して、自民党の足を引っ張ってきた公明党の責任は大きいと思います。
 一方、野党・民主党の国会運営も右往左往した。
 衆院解散が見送られると、一転して協力姿勢を捨て去った。改正新テロ対策特別措置法も、衆院は短時日で通過させたのに、参院では、採決の与野党合意をほごにして引き延ばしを図った。
 会期末近くになって、参院に提出した雇用対策4法案では、わずか2時間半の委員会質疑の後、これみよがしに可決した。何のために採決を強行したのか、首をかしげざるをえない戦術だった。
 雇用法案は政府案との共通点も多かった。景気が後退する中での緊急課題に関し、与野党が政策協調できなかったことが、今国会の不毛ぶりを象徴している。
 民主党は、雇用法案廃案に抗議して衆院解散要求決議案を衆院に提出したが、否決された。自民党を揺さぶる狙いもあったろう。その政局至上主義は、国会閉幕まで変わらなかった。
 民主党に対する読売の批判については同じ意見で特に付け加えることはありません。

 朝日はその社説の中で
 (政策には)
スピードが大事なのではないのかという批判には、正月が明けたらすぐに通常国会を召集し、短期間で2次補正を成立させるから大丈夫と言う。
 だが、その2次補正には野党が反対する2兆円の定額給付金が入っている。民主党は定額給付金の切り離しを求めているが、首相は「その考えはない」と言う。衆院の3分の2の多数で再議決してでも実現させる構えだ。
 これでは民主党にけんかを売ったに等しい。野党が参院で抵抗すれば、再議決まで60日間もかかる。2次補正が執行できるのは3月半ば。来年度予算はさらに先の話になる。
 首相は本気で「大胆な実行」を急ぐつもりがあるのか、それとも総選挙での政治決戦に向けて民主党との対決をあおろうとしているのか。国民は戸惑うばかりではないか。

 朝日の指摘は正しいと思います。
 もし2次補正予算案が可決しなくて、雇用情勢が緊迫化しているなかで、再可決まで60日間も掛かる間の批判の矛先が自民、民主のどちらに向くかは明らかです
 こんな事で更に麻生さんの支持率が落ちればもう致命傷になるでしょう。
 私は定額給付金を民主党の言う様に棚上げするか、それともマスコミや識者が言う様にその資金を一括して他の目的に使うほうが良いと思います。
 麻生さんが民主党の求めている「定額給付金の切り離し」の拒否姿勢を貫くのなら、その資金を国民の理解を得られやすいを他に一括の目的に変換してはどうでしょうか。
 問題は衆院選で協力が不可欠な公明党との調整と思います。
 公明党が今でもどれだけ定額給付金にこだわっているのか、改めて腹を割って話しあったらどうでしょうか
 それ位の目的の変更は「百年の一度の危機」など何で理由をつけることが出来ると思いますし、それで麻生さんの支持率が落ちる事はないと思います。

 政界再編が良く言われていますが、一番可能性が大きいのは民主党が政権を取ったあと、公明党が同党にくっつく可能性が一番大きいと思いますし、そうなれば自民党は万年野党に陥るでしょう。
 多分、麻生さんや自民党がそれを判っているだけに、公明党に遠慮ばかりして、麻生内閣の支持率を急落の危機を冒してまでして、同党の提案の定額給付金の入っている2次補正予算を来年回しにして来ました。
 今こそ麻生さんと自民党の大きな岐路に立っていると思います。
 残るは麻生さんと自民党幹部の決断だけだと思います。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。↓
政治ブログランキングへ
政治ブログへ