mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

トレイン川柳

2008年12月20日 | アート・文化

 小生は、毎日、通勤で武蔵野線の東京方面の電車に乗っています。

 そして、小生が降りる駅の改札口が一番後ろにあることから、最後部の車両に乗っています。

 駅に着くたびに時計を見て、ホームのベルを鳴らして、ドアを閉め、次の駅名などを放送する、という車掌さんの動きを眺めています。

 この動きを見ての感想ですか?そんなに意識したことはないのですが、「毎日、同じことの繰り返しで飽きないのかな?」とか「今日は若い人で、緊張しているな!」などといったことが頭をよぎることがあります。

 また、電車の最後部から見える沿線の景色が新鮮で、「もう目的地か!」などと電車から降りることを残念に思う日もあります。

 そして、車内については、「今日は黒人さんが乗っていないな?」とか「いつもの学生さんが乗っていないな?」などと余計な心配をすることもあります。

 まぁ、早い話が小生は、いつも周りを「きょろきょろ」見ていることになるのですが、先日、めずらしく車内の広告が目に入ってきました。

 老眼鏡をかけないと見えないのですが、suicaの宣伝かな?と思いながら「何が書いてあるのか?」と目を細めて懸命に読んでしまいました。

 「なぜ、そんなに努力したか?」と言いますと、その内容が可笑しくてたまらなかったからであります。

 内容は、JR東日本が募集したのでしょうか?「トレイン川柳」と銘打った川柳の優秀作品の紹介でした。

 1 最優秀作品

   化粧する あなたの素顔 みな見てる

               <ペンネーム・・・ベンちゃん>

 2 優秀作品

 (1) 給料日 娘のsuicaに チャージする

                              <子煩悩さん>

 (2) 見渡せば 携帯電話の ショウルーム

               <ホレイショさん>

 (3) 明日定年 立ち食いそばも 食い納め

               <勤続疲労さん>

 (4) 譲られて 予定日聞かれ ダイエット

               <ジャイ子さん>

 いかがですか?小生の目に最初に入ってきた川柳は(4)の「譲られて・・・」でしたが、腹を抱えて笑ってしまいました。

 そして、真ん中に掲載されていた最優秀作品の「化粧する・・・」は、毎日のようにその現場を見ている人間として「素顔」を見るという意識はありませんが、同感しすぎて「うなって」しまいました。

 また、他の優秀作品も(3)のペンネーム「勤続疲労」などは、自分のことのようで「うまい!!!」と叫びたくなってしまいました。

 今日は、トレイン川柳についてでした。