mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

パリ:続セーヌ河岸

2010年04月05日 | 旅行記

 今日はパリの世界遺産セーヌ河岸についてお伝えします。

 これまで3回?に渡ってお伝えしてきましたが、今日がセーヌ河岸の最終回になると思います。(話があちこちに飛んで長くなると、もう一回くらい伸びる?)

 前回は、ステンドグラスが美しいシテ島のサント・シャペルまでをお伝えしましたので、今日はセーヌの左岸にある施設を紹介します。

 案内役は、「世界遺産一度は行きたい100選」にお願いしています。

 「左岸にわたり、400年以上前に造られ現存するパリ最古の橋ボン・ヌフを眺めながら、駅舎を改造したオルセー美術館へ。モネ、ルノアール、ゴッホなど印象派の作品の収蔵では随一だ。」

 いやはや、オレセー美術館といいますと、懐かしさが蘇ってきます。どういう懐かしさかといいますと、詳しくは小生のHPの「パリから行く小さな旅」をご覧いただきたい、と言いたいところですが、かいつまんでお話ししましょう。

 この美術館には、かみさんが行きたいというものですから、小生は前の晩にホテルで地下鉄の乗り方を勉強したのです。ポイントは、二つでした。ホテルから乗る地下鉄の行き先を間違わないこと。そして、乗換駅(名前は覚えておりません。)で間違えないことでしたが、乗換駅で、どの番線の電車に乗ったらよいのか分からなくなってしまったのです。そこで、やむなく「大した距離はあるまい」とその駅から歩いてオルセー美術館を探したのです。

 そこで、二人の弥次喜多道中がはじまるのですが、その顛末は、HPに「懐かしい想い出」というコーナーを設けていますので、是非、ご覧ください。

 なんだ!オレセー美術館の作品群が素晴らしかったというような話ではないのか?と皆さんに叱られそうですが、自由時間でしたから印象派の絵をじっくり見てきました。

 そのため、OPでモネの家まで行ってしまいました。モネの家の素晴らしさ?それを言いますと長くなりますので、一言「庭の草花と睡蓮の日本庭園が素晴らしい!」でした。

 さて、案内役にセーヌ河岸の続きをお願いしましょう。

 「18世紀建造のブルボン宮を過ぎるとセーヌに架かる橋の中でも一際美しい、アルクサンドル3世橋の前に出る。

 左折すると、傷病兵の療養所で、ナポレオンの棺や遺品があるアンヴァリッドがそびえ立つ。その左にはクラシックなコリント様式列柱の陸軍士官学校が、裏手の、訓練生のナポレオンも軍事教練に励んだ元練習場で数々の万博会場になったシャン・ドゥ・マルス公園を横切ると、1889年に革命100周年の万博を記念して建てられた、高さ321mのエッヘル塔に着く。

 建設当初は街の美観を損ねると評判は散々だったが、今ではパリ市民の自慢の世界遺産である。セーヌ対岸のシャイヨー宮のテラスから、パリの街並みをバックにした塔の眺めが最も美しい。」

 今、地図を眺めていますと、オレセー美術館からブルボン宮は近いのに、まったく記憶がありません。もしかしたら、降りた駅のそばにブルボン宮がはずですから、アルクサンドル3世橋もアンヴァリッドも陸軍士官学校もシャン・ドゥ・マルス公園も手の届くそばにあったことになります。

 そして、あのエッヘル塔をセーヌ右岸のにあるシャイヨー宮からじっくり見たかったな!(1回目の訪問で見ていますよ!)

 そして何より残念なのは「凱旋門」をバスから降りて見たり、凱旋門に登ったりしていないことです。一回目のパリ訪問では、セーヌ河岸や凱旋門を撮影したカメラをフィルムごと盗まれ、二回目ではバスから見学しているうちにシャッターチャンスを逃がしてしまいました。したがって、凱旋門の写真は一枚も残っていないのですが、小生は、「凱旋」に縁がないということかも知れませんね。