うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

実はアグネスゴールドが頑張っていた

2013-11-12 01:43:16 | 競馬日記
先日、初めて知ったことですが、アグネスゴールドが頑張っていました。

ブラジルに渡ったところまでは確認していましたが、繋養されているのはHaras Estrela Energiaというところだったようです。ここにはドバイWCのGloria De Campeaoもいるようです。

アグネスゴールドは最初、2004年から日本のレックススタッドで供用され、その後、2007年から米フロリダ州のLambholm Stud Farmに繋養されました。2009年生まれはアメリカ産と南米産がいるので、2008年の北半球シーズン後にブラジルに移ったものと思われます。racing postには2009年のLambholm Stud Farmでの種付料が載っているのですが、産駒は確認できないので、予定を変更して以降はアメリカに戻らなかったのかもしれません。

日本では中央重賞勝ち馬を出せず、アメリカでも重賞勝ち馬を出せず。しかし、ブラジルでの産駒は今年になって、2月にAntonella Babyがエンリケポッソーロ大賞典を勝利(2着もアグネスゴールド産駒Abidjan)、4月にそのAbidjanがゼリアゴンザガペイショトデカストロ大賞典を勝利(2着はAntonella Baby)、そして11月10日にEnergia Fribbyがディアーナ大賞典を勝利しました。3頭のGI馬を出して大ブレイクです。サンデーサイレンス産駒種牡馬は南米に活躍の余地があるのではないかと思っていました(ブログ)が、期待以上の活躍ぶりです。

配合は3頭ともなるほどと思うところはあるのですが、特にEnergia Fribbyはノーザンテースト持ちでNorthern Dancerクロスを行うときはこんな感じでお願いしますと思っているのが実現されていて、かなり好みです。
つまり、母父Nugget PointがNureyevとRibotを持つことから、Flares、Buchan、Tredennis、Stimulus、PapyrusとVictoria Park内が生かされています。こういうまともな配合で走るのであれば、非常に意味のある種牡馬だという気がします。これからも活躍馬を出して欲しいです。また、アグネスゴールドに続いて南米に活路を見出すサンデーサイレンス系種牡馬がもっと出てくることを期待します。