うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

パリ大賞典

2013-07-14 23:16:07 | 競馬日記
パリ大賞典はJuddmonteのFlintshireが勝ちました。

父Dansili×母父Sadler's Wells×祖母父Shirley Heights×曾祖母父イルドブルボン。イルドブルボン 4 x 4があります。
Dansiliの母父は英愛ダービー馬Kahyasi。種牡馬としてそれほど成功したわけではないですが、ZaintaVerevaKhalkeviEnzeliChoc Iceの5頭のGI馬を出しています。このうちZainta、Vereva、Khalkevi、Enzeliは母方にMill Reefを持ち、残るChoc IceはRivermanを持ちます。DansiliはMill Reef、Rivermanを持たないので、母方にこれらがあればストレートに相性の良さを生かせるように思います。

Flintshireの母Dance Routineは父Sadler's Wells×母父Shirley Heightsの黄金配合ですね。父Daisil×母父Sadler's Wellsの組み合わせからはThe FuguePassage of Timeと2頭のGI馬が出ています。このうちThe Fugueは残る1/4にRivermanを持ちますね。今年のロイヤルアスコットのハードウィックSを勝った後、心臓マヒで亡くなったThomas Chippendaleは祖母父がDarshaanで、母All My Lovingは父Sadler's Wells×母父Darshaanの黄金配合です。Thomas Chippendaleのことは高く評価していたのですが、連敗を抜けたところで残念なことになってしまいました。
それはそうと、Dance RoutineやAll My Lovingのような大物配合の牝馬との組み合わせをもっと見たいように思います。