うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

香港国際競走

2011-12-13 19:38:27 | 競馬日記
香港国際競走の結果です(記事)。

香港ヴァーズはDunadenが勝ちました。5歳馬で、今年、超長距離路線に転じて4月の3100mバルブヴィル賞(GIII)で重賞初勝利、昨年、カップウイナーAmericainが叩いた2400mジーロングC(GIII)を勝って本番メルボルンCに向かい、ここも勝ってビッグタイトルを手にしました。そこから返す刀で香港ヴァーズまで仕留め、一気に一流馬の仲間入りをしたと言っていいでしょう。配合のマニアックさがすごいですね。
トレイルブレイザーは6着。前走JCではすんなりと好位をとれたのですが、今回は流れに乗れませんでしたね。

香港スプリントを勝ったのはおなじみのLucky Nine。セントウルS2着、スプリンターズS5着からの勝利です。
スプリンターズSを勝ったカレンチャンはLucky Nineと順位が入れ替わり、5着。Rocket Manマークのポジションでしたが、Rocket Manが失速し行き場をなくして外に切り替えて追い込みました。香港スプリントで通用したと言っていい日本馬は初めてです。
パドトロワは先行しましたが殿負け。

香港マイルは懐かしい名前Able One。安田記念に参戦したのは4年前です。祖父Green Desertと母が相似でDanzig 3 x 3の大きなクロスを作る配合です。
アパパネは13着と大凡走。安定していた昨年と違い、かなり振れ幅が大きいですね。

日本馬の参戦がなかった香港カップはCalifornia Memoryが勝ちました。ヘクタープロテクターラムタラと同じ牝系です。

今年も勝てず。ステイゴールドエイシンプレストンアグネスデジタルで3つ勝ったのが懐かしいですね。ただし苦手のスプリントでカレンチャンの好走という収穫がありました。

さてさて、阪神2歳牝馬Sはジョワドヴィーヴルが強かったですね。このレースはダービー馬の仔が強く、新コースになってから4年連続でダービー馬の子が勝ち、昨年は一休みで、また今年はダービー馬ディープインパクトの仔。
ジョワドヴィーヴルはビワハイジの娘、ブエナビスタの妹です。このレースは母仔姉妹制覇です。