雨中のダービーは皐月賞馬オルフェーヴルが快勝し、2冠を達成しました。グランプリ春秋制覇のドリームジャーニーの全弟であり、距離は問題なかったでしょうし、父ステイゴールドも母父メジロマックイーンも産駒は道悪の方が成績がいいですから、この馬場をこなす可能性もありました。
皐月賞と同じ東京競馬場で行われましたが、馬場状態が全く異なるものになった所為もあって単なる焼き直しのレースにはならなかったですし、直線の激しい戦いも非常に見応えがありました。シェイク・モハメド殿下来場、デットーリ騎乗というのも盛り上げた一因です。そしてそれを制したオルフェーヴルの強さが際立ちました。
レースでは不良馬場にも関わらずオルフェーヴルは後方にポジションを取り、直線で外に出そうとしたところをナカヤマナイトに内に押されるという不利がありました。しかしながら内に切れ込みながら馬群を抜け出し、外から飛んできたウインバリアシオンを突き放しました。アンカツ騎乗のウインバリアシオンは乾坤一擲の末脚勝負で、相手には不利がありましたからあれで普通なら勝てそうですが、1馬身3/4差を付けられる完敗。相手が悪かったというところでしょう。
次は3冠を目指して菊花賞か、距離が長いなら天皇賞秋かということのようです。3000mはベストではないですが、十分にこなせるでしょう。こういう勝ち方をすれば凱旋門賞に行ったらと言い出す人が出てきますが、そもそもこの馬は登録がありません(記事)。クラブ馬が追加登録料(10万ユーロ≒1,155万円)を払って遠征というリスクを冒すことはよほどのことがない限りないでしょう。史上初の父、母父ともに内国産の3冠馬を期待します。
皐月賞と同じ東京競馬場で行われましたが、馬場状態が全く異なるものになった所為もあって単なる焼き直しのレースにはならなかったですし、直線の激しい戦いも非常に見応えがありました。シェイク・モハメド殿下来場、デットーリ騎乗というのも盛り上げた一因です。そしてそれを制したオルフェーヴルの強さが際立ちました。
レースでは不良馬場にも関わらずオルフェーヴルは後方にポジションを取り、直線で外に出そうとしたところをナカヤマナイトに内に押されるという不利がありました。しかしながら内に切れ込みながら馬群を抜け出し、外から飛んできたウインバリアシオンを突き放しました。アンカツ騎乗のウインバリアシオンは乾坤一擲の末脚勝負で、相手には不利がありましたからあれで普通なら勝てそうですが、1馬身3/4差を付けられる完敗。相手が悪かったというところでしょう。
次は3冠を目指して菊花賞か、距離が長いなら天皇賞秋かということのようです。3000mはベストではないですが、十分にこなせるでしょう。こういう勝ち方をすれば凱旋門賞に行ったらと言い出す人が出てきますが、そもそもこの馬は登録がありません(記事)。クラブ馬が追加登録料(10万ユーロ≒1,155万円)を払って遠征というリスクを冒すことはよほどのことがない限りないでしょう。史上初の父、母父ともに内国産の3冠馬を期待します。