うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

仏1000/2000ギニー

2011-05-18 19:42:27 | 競馬日記
仏1000ギニーはGolden Lilacが勝ちました。父Galileo×母父Danehillで、2000ギニー馬Frankel、伊ダービー馬Cima De Triomphe、クリテリウムアンテルナシオナルのRoderic O'Connorらと同じ、今ホットなニックスです。Raise a NativeをクロスするFrankelより、残り1/4からDjebelやDonatelloを供給するGolden Lilacの方が距離の融通が利きそうです。
Golden Lilacは仏2冠馬Lope de Vega、カルティエ賞年度代表馬Hurricane Runと同じアメルラント牧場の自家生産馬で、調教師もこれらと同じファーブル師です。母Grey Lilasはムーランドロンシャン賞の勝ち馬で仏1000ギニーは2着、仏オークスは3着。Golden Lilacは仏オークスに向かう見込み(記事)。2冠達成の可能性はあると思います。

仏2000ギニーはTin Horseが勝ちました。重賞ではいいところまで止まりでしたが大一番で金星を仕留めました。父は凱旋門賞馬Sakhee。Rivermanの系統もつながっていますね。母はオマール賞(GIII)の勝ち馬。
仏ダービーは2005年に距離が仏オークスと同じ2100mに短縮され、ShamardalLope de Vega父仔が2冠を達成しています。Tin Horseも血統的には問題のない距離だと思います。が、Tin Horse陣営はマイル路線の方に興味があるようですね。セントジェイムズパレスSでFrankelやグランプリボスと激突する可能性があります(記事)。