うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

有馬記念など

2010-12-27 20:31:12 | 競馬日記
有馬記念は大接戦でしたね。外から猛然と襲いかかるブエナビスタ、内で粘るヴィクトワールピサ。勢いは完全に外でしたが、内の馬がギリギリ残していました。

天皇賞秋を見てブエナビスタはずば抜けて強い、秋の3つを持って行かれると思ったのですが、JCでは致命的な不利を受けたローズキングダムとフランス帰りでローテーションに難があったヴィクトワールピサに1馬身3/4しか着差を付けられず、強いのは間違いないが抜けているわけじゃないんだと思い直しました(この3歳馬2頭に1馬身3/4しか着差を付けられなかったのに、ずば抜けて強いことを証明した、って風潮だったのが意外でした)。加えてブエナビスタは小回りが苦手という明確な弱点があり(昨年の札幌記念、秋華賞、有馬記念、今年の宝塚記念を負けている)、今年の有馬記念も死角十分と思いながらレースを観戦しました。
勝ったヴィクトワールピサは小回り中山向きの器用さがあり、スローペースを見越して早めに前に押し上げ、そのまま粘り込みました。馬の特性、枠の利、レースの展開を利用した見事な競馬でした。鞍上は父にも乗ったミルコ。朝日杯に続き2週連続GI制覇です。朝日杯では過怠金10万円を払わされるラフな競馬にはなってしまいましたが、どちらも勝負師と呼んでいい騎乗だったと思います。一方のブエナビスタは前の方に行った馬が残る展開の中、1頭だけすごい脚で追い込んできたがわずかに届かず。こうやって負けるんだろうなというパターンの一つでした。相当に強いところを見せましたが、これが競馬。結果を見れば、やっぱり小回りを克服できなかったか、ということになります。ツキがあれば2cmぐらいの差はひっくり返せたかもしれませんが、この馬にはツキはないですね。

ラジオNIKKEI杯はディープインパクト産駒ダノンバラードが勝ちました。先日、ディープインパクトについて書いたときにこの馬のことをすっかり忘れていました。ディープインパクト産駒の重賞初勝利であり、2歳戦のうちに一つ重賞を勝てたのは父にとって非常に大きいでしょう。ダノンシャンティとは祖父が同じ、祖母が全姉妹であり、近い血統構成になります。このレース、スミヨンはブエナビスタと全く同じノーザンファーム生産、サンデーレーシング所有、松田博厩舎所属のユニバーサルバンクの騎乗し、直線で右往左往したあげく前の馬に突っ込むという大失態を演じました。騎手がこれではブエナビスタにツキは回ってこないですね。

障害レースはよく分からないのですが、中山大障害を勝った馬の血統を見てびっくり。シルクジャスティス産駒とは。現在中央にいる恐らく唯一のシルクジャスティス産駒バシケーン。賞金額が世界最高のジャンプレースを仕留める金星を挙げました(記事)。

M-1

2010-12-27 19:39:27 | 日記
今年でM-1は終了なんですね。マンネリ感があったので仕方がないでしょう。

私の見た印象では笑い飯とパンクブーブーが抜けていました。笑い飯はさすがレギュラー。1本目はほぼ完璧。パンクブーブーは、昨年チャンピオンになったときは消去法で仕方がないと思いましたが、今年見て、力があったんだなと思いました。この2組のどっちが勝者でもいいです。2本目は最終決戦に残った3組ともだれてしまって、1本目だけで良かったように思いました。

スリムクラブの評価がすごく高かったですが、なぜあの場であんなにうけているのか、テレビからは全く伝わりませんでした。私の評価は相当に低いです。あと、カナリアと銀シャリも力不足でしたね。ジャルジャルの順位が低いのがよく分かりません。この期に及んで漫才としてはなんて言い出すのは論外ですし、ドカーンと来る感じは今回のメンバー中、最高クラスでした(こらえきれない笑いを作ってくれたのは笑い飯とパンクブーブーとジャルジャルだけで、私の中の最終決戦進出はこの3組)。ハライチは好きか嫌いなら好きな芸人です。彼らはどこまでノリ続けられるのでしょうね。ナイツは今年も弾けきらなかったですが実力者。ピースは可もなく不可もなく印象もないです。