うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

テレビ故障中です

2009-11-17 19:01:14 | 競馬日記
早3週間ほど前にテレビ(もちろんブラウン管・地デジ非対応)が爆音をあげて壊れました。それでテレビを全く見ていません。競馬中継も見られないのですが、JRAのサイトで特別戦と新馬戦は見られますし、それほど不便はしていません。
テレビがない生活をしながらテレビ欄を見ても、この番組を見たいからテレビを買いたい、と思うようなものはほとんどないですね。と言ってもたまにはいい番組をすることもあるでしょうし、競馬も含めたスポーツ中継も見たいですし、そのうちテレビを買うつもりです。あとは家にある映像資産です。シンザンについて武田文吾師が語る映像やシンザンが亡くなったときの特別放送なんかは、今のところ動画共有サイトにもあがっていないですし、今後放送されるか分からないですから、ちゃんと保存して見られるようにしておこうと思っています(タケブンさんが語る映像はどこかで使われる可能性はありますが、特別放送はもうどこでも流れないでしょうねえ)。VHSビデオカセットに録画してあるものですから、テレビとVHSビデオデッキとHDD/DVDレコーダーをそろえる必要があり、ちょっと面倒です。ちなみに今まではテレビデオを使っていました。

で、先週末はエリザベス女王杯でした。私の注目はただ一点、シャラナヤが日本に適応できるかどうかでした。まずは血統についておさらいですが、私はNasrullah、Menowなど日本向きのスピードを生かしているが、Crepello、Arbarという日本で全く実績のない重厚なスタミナをクロスしている点を懸念しました。ちょっと面白かったのは、IKのサイトでは「CrepelloやArbarなど、重厚な欧州系の血が生きたことで、日本の硬い芝対応に不安は残るが、Nasrullah、Menow、Owen Tudorなどスピード系の血を前面でクロスさせているだけに、対応を果たしても不思議はないだろう。」と書かれていました。同じ内容を私とは反対側から書いていますね。馬体や走り方については私は見る目はないですし、そもそもテレビが故障中で見られなかったですが、小柄で瞬発力がありそうとの評が多かったように思います。調教師はスピードの出る馬場がいい、速い流れになったらこの馬の持つ能力が発揮される、ってようなことを言っていたように思います。
で、レースは前の2頭だけが普通のスローペースで走って、集団は超どスローの極端な展開。集団にいた馬の上がりは当然速く、35秒以上かかった馬はいませんでした。そしてブエナビスタは32秒台の究極の脚を使っても前2頭を捕まえられず。シャラナヤも33.4というなかなかな脚を使っています。これだけの脚を使えてこの展開での4着は十分に日本に適応できたと言っていいでしょう。これだけの脚を使えたと言っても上がりの脚ではブエナビスタにはかないませんから、惜しむらくはペースですね。もっと流れてこの馬の底力が発揮できる展開になっていたら、それでもブエナビスタには差されたかもしれませんが、堂々と勝ち負けしていたように思います。またフランスでしか走ったことのないフランス調教の3歳牝馬がこれだけ日本でも走れることを見抜いて連れてきた陣営はすばらしいと思います。次戦はJCとの予定でしたが、こちらは来年に備えて休養すると言うことでキャンセルされました。

シャラナヤはスタミナ十分の血統ですが、ブエナビスタもNijinskyやPrincequilloがクロスする形態で軽さ最優先血統ではないですし、サンデーサイレンス以降に血統が既に動いています。血統表を見るのが面白い時代になってきました。リルダヴァル(故障で戦線離脱)やローズキングダムが強い競馬で勝ち上がってきたのは理由があるかもしれませんね。注意深く観察していかなければなりません。

ボビー・フランケル死す

2009-11-17 08:15:53 | 競馬日記
朝から訃報です。
Juddmonte Farmのアメリカでの預託先で殿堂入りの調教師ロバート・フランケルが亡くなりました(記事1記事2)。

白血病だったそうですね。管理している馬は最近も走っていますし、そういった体調のニュースに全く気付いていませんでした。非常に残念です。

Juddmonte Farmの預託先はどこになるんでしょうね。