うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

Invasor完勝スタート

2007-02-05 21:11:36 | 競馬日記
3日に行われたInvasorの2007年初戦ドンHは2馬身差完勝でした。もちろん1番人気トップハンデでした。次はドバイWCのようです。

オーストラリアで3日に行われたグローバル・スプリント・チャレンジ第1戦、ライトニングSはIhtiram産駒の牝馬Miss Andrettiが勝ちました。父母両方に配された血を軽く眺めただけではスプリンターであるようにはみえないです。しかし、6代以内に出現するクロス馬が少ない異系交配で、Tudor Merody5×7のクロスを効かせている点からそのスピード能力は読み取ることができます。

香港で4日に行われたセンテナリースプリントCはDanehill産駒のセン馬Scintillationが勝ちました。母父がMachiavelianでNatalma-Almahmoudがクロスします。牝系はドイツで繁栄している頭文字Sを受け継ぐファミリー。曾祖母Sayonaraの産駒にはSlip Anchorがいます。


さて、共同通信杯はフサイチホウオーが勝ちました。ニュービギニングが全くいいところなしだったようにラジオ中継では聞こえたのですが、JRAのサイトで実際のレースを見ると、まあまあでした。後方から前との差を詰めていますし、上がり3Fも自身最速です。「ここを勝つようならクラシック複数勝利を目指せる」と書きました(ブログ)。ニュービギニングは配合だけを見るなら「アグネスレディーとウインドインハーヘアの呼応によりDonatello、Auroraなどをクロスした」(ブログ)晩成長距離向きです。この配合で、3歳のこの時期、距離短縮(距離未経験)、初コース、相手強化という不利な条件を跳ね返してしまうような馬はとんでもない超大物です。ここを負けたことにより今後は常識的なローテーションになるでしょうし、いい厄払いになったと考えればいいのではないでしょうか。私はダービーに間に合えば上出来くらいのつもりでいます。

土曜日のエルフィンSはたまげました。ウオッカは他の馬と力が違い過ぎました。牡馬と戦わせてみたいです。