うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

先月の競馬

2007-02-01 20:54:14 | 競馬日記
レイルウェイS以降、海外競馬情報の更新が滞っているのでまとめます。

アメリカで28日に行われたサンタモニカHはReal Quiet産駒Pussycat Dollが勝ちました。GI3勝目です。母もGI馬です。Mr. Prospector4×4、Raise a Native5・4×5、Nearctic5×5がありますが、父Real QuietはQuiet Americanのゼロ交配、母はCitidancerのゼロ交配、祖母はAllen's Prospectのゼロ交配で全く弊害なしです。

ニュージーランドで20日に行われたテレグラフHはDanehill産駒Darci Brahmaが勝ちました。母Grand Echezeauxはオーストラレイシアンオークスを勝っています。その母Richebourgは名繁殖牝馬でGrand Echezeauxの他にRomance ContiRomanee Contiの2頭の重賞勝ち馬を出しています。

27日に行われたソーンドンマイルはVolksraad産駒のセン馬Sir Slickが勝ちました。近親からは活躍馬は出ていないようです。Volksraad(Danzig系)×Paris Opera(Hyperion系Star Kingdom分枝)×Sir Godfrey(Riverman系)×Resurgent(Cyllene系The Phoenix分枝)。マニアックですね。

同日に行われたウェリントンカップもVolksraad産駒のセン馬が勝ちました。勝ったWilly Smithにとって初重賞です。母内はSound Reason(カナダ2歳チャンピオン)×Roi Lear(仏ダービー馬)×Le Filou。Le Filouは、競走成績はたいしたことはないですが、種牡馬としてNZで大成功しました。Sound Reason、Roi Learは名競走馬ですが、種牡馬としては影が薄いです。

香港で28日に行われた香港クラシックマイルはFusaichi Pegasus産駒Floral Pegasusが勝ちました。母はGlint of Goldダイヤモンドショールの全妹です。

同日に行われたスチュワーズカップはTowkay産駒のセン馬Armadaが勝ちました。母はRed Tempo(Hyperion系Tudor Minstrel分枝)×Balmerino(Blandford系Le Haar分枝)×Copsale(Fair Trial系)。NZには渋い父系が残っていますね。

南アフリカで活躍中のSun Classique(フジキセキ産駒)が2つ目のGIを勝ったようです。マジョルカSを1馬身差で優勝しました。

地方競馬について。
川崎記念はヴァーミリアンアジュディミツオーに6馬身差を付けて圧勝しました。前走の名古屋グランプリも圧勝で、好調を維持しています。アジュディミツオーは前走東京大賞典は逃げられずに5着。今回は逃げて自分の形を作っての2着。まだ良化途上といったところでしょうか。年齢的には6歳で、大きな上積みは見込めないかもしれません。うまく体調管理して、できれば中央の重賞を勝ってほしいです。