うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

コスモサンビーム

2006-02-26 21:44:37 | 競馬日記
今日の阪急杯に出走したコスモサンビームは急性心不全のため死亡しました。
残念です。
根性を感じさせる走りで非常に好きな馬でした。
朝日杯、皐月賞では本命、NHK杯、ダービーでは対抗を打ちました。
当時の予想を読み返しているのですが、懐かしいです。

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朝日杯予想:
本命はコスモサンビーム。前走は強かったし、血統的にも距離が伸びて良いタイプ。小倉ではメイショウボーラーに負けているが今回は逆転が可能だと見る。対抗はダイワバンディット。久々だが、3戦負けなし、新潟でマイル重賞を勝っている。単穴はアポインテッドデイ。前走コスモサンビームに遅れをとったが、まだ連を外しておらず、自在性も魅力である。単穴はメイショウボーラー、グレイトジャーニー、メテオバースト。メイショウボーラーの前走は展開に恵まれた面もあり、過信できない。グレイトジャーニーは初戦すばらしい勝ち方で、前走もメイショウボーラーの2着。まだレースぶりが幼いので連穴にするが、潜在能力は高そうだ。メテオバーストはマイルを使われて2戦2勝。距離が合っているのが恐い。

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皐月賞予想:
コスモバルクが人気を集めているが、私の本命はコスモサンビーム。前走は不利があった割には大崩れしていないし、たたき良化型だけに今回は前走以上の状態だろう。脚質的にどこからでも仕掛けられるのも魅力である。皐月賞の後、NHK杯からダービーへ向かうそうだが、どこまでできるか楽しみである。対抗はブラックタイド。レースに対する真面目さに欠け、今回も非常に乗りにくそうだ。外を回る展開になったら届かない可能性も高く、乗り方、展開に左右されるが、能力は間違いなく高い。単穴はハーツクライ。若葉賞のレースレベルは弥生賞と遜色なかった。厳しいレースをしたことがないコスモバルクより狙いやすい。連穴にはコスモバルク、キョウワスプレンダ。コスモバルクは今までの勝ち振りは見事だが、楽なレースが非常に多く、今回は真価が問われる。キョウワスプレンダは前走で距離に対するめどが付いたし、休み明けであのレースなら上出来である。

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NHK杯予想:
本命はシーキングザダイヤ。母はこのレースの勝ち馬シーキングザパール、父は現在アメリカで種付け料最高額($500,000)のStorm Cat、配合的にもしっかりしている。一旦交わされながら差し返したり、控えて鋭い差し脚を見せたり、非常に奥が深い競馬を見せている。海外遠征へ向けてここは軽くクリアして欲しい。対抗はコスモサンビーム。京王杯で東京コースは経験済み。近2走は結果が出ないが、叩き良化型だけにもう一度期待したい。単穴は人気を集めているキングカメハメハ。力はありそうだが、距離はもうちょっとあった方がいいし、スピード勝負にも向きそうにないので、三番手の評価。連穴はタイキバカラ、メイショウボーラー、アポインテッドデイの先行馬たちとダイワバンディッド。

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東京優駿予想:
非常に難解な一戦。皐月賞で強い勝ち方をしたダイワメジャー、NHK杯からの連勝をねらうキングカメハメハ、北海道の期待を背負うコスモバルクなどメンバーが非常に多彩。

キングカメハメハはNHK杯の予想で距離が伸びた方がいいと書いたが、NHK杯の勝ち方が非常に鮮やかすぎて、逆に本当に距離が持つのか心配になってしまった。しかし、NHK杯以外の戦績を見ると、一貫して2000m以上に照準をしぼっている。東京のマイルで簡単に突き抜けた脚は2400mになっても止まることはないだろう。本命に推す。

対抗はコスモサンビーム。前走のNHK杯でも対抗印を打ったが、あのレースでいい所を見せなければ、今回は無印にしようと思っていた。春のGI3戦目だが、叩いて叩いて2歳チャンピオンになった馬。距離も不安視されるが、血統的には十分に持つ。前走ではキングカメハメハに決定的とも言える5馬身差を付けられたが、馬体を合わせる形になっていたら、もっとしぶといところを見せる馬である。むしろ混戦での精神力は当馬の方が上だろう。

単穴はダイワメジャー。皐月賞のレースがあまりに強すぎて、この馬の能力が分からなくなった。本当にあのレースがこの馬の実力なら、ここでも負けられないが、スプリングSではブラックタイドにねじ伏せられている。信頼性にかける分、単穴評価。

連穴にはアドマイヤビッグ、マイネルブルック、コスモバルク、ピサノクウカイ。アドマイヤビッグは東スポ杯でフォーカルポイント、マイネルデュプレ、キョウワスプレンダを相手にせず、骨折休養明けの前走、初めての2400mで掲示板まで来るのは能力の高さの証明である。あっさり負けることも考えられるが、あっさり勝っても不思議はない。マイネルブルックは、きさらぎ賞ではブラックタイドに競り勝っているし、前走の皐月賞でも自身は34.1の脚を使っている。藤田が思いきった乗り方をするだろうし、ハマれば突き抜ける。コスモバルクは実力上位だが、展開的に不利だろう。連を確保できるか。ピサノクウカイは距離実績もあり、成績も安定している。